JPH0342438B2 - - Google Patents

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JPH0342438B2
JPH0342438B2 JP57122478A JP12247882A JPH0342438B2 JP H0342438 B2 JPH0342438 B2 JP H0342438B2 JP 57122478 A JP57122478 A JP 57122478A JP 12247882 A JP12247882 A JP 12247882A JP H0342438 B2 JPH0342438 B2 JP H0342438B2
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fuel
rods
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rod
fuel rods
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JP57122478A
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は沸騰水形原子炉用の燃料集合体に関す
る。
〔発明の技術的背景〕
沸騰水形原子炉の従来の燃料集合体を第1図か
ら第3図を参照して説明する。第1図中1は下部
タイプレートであつて、燃料集合体はこの下部タ
イプレート1と、複数個のスペーサ2と、上部タ
イプレート3によつて支持される多数本の細長い
燃料棒4と、2本のウオータ・ロツド5およびこ
れらを包囲するチヤンネル・ボツクス4aからな
つている。
燃料棒4は被覆管8内に複数個の円柱状UO2
料ペレツト9を装てんされたものであり、被覆管
8の上下両端は端栓6,7で密封されている。上
部端栓6は上部タイプレート3中の支持空所に挿
入される延長部を備えている。下部端栓7は下部
タイプレート1中に支持空所に嵌合するテーパ部
を備えている。このようにして燃料集合体は上下
タイプレート1,3と燃料棒4を上下タイプレー
ト1,3で保持して、一つの集合体となつてい
る。
燃料棒4は第2図に示すように燃料集合体の長
手方向に垂直な面内で相互に等間隔を存してたと
えば8行8列に正方配列されている。また最外周
の燃料棒4とチヤンネル・ボツクス4aとの間隙
を水ギヤツプと呼んでいるが、この水ギヤツプも
前記燃料棒4相互の間隔とほぼ等しく設定されて
いる。このような燃料集合体はさらに4体のもの
を正方配列してその中央に制御棒10を配置し一
つの単位格子を形成している。そして、燃料集合
体には燃料集合体の横断面内の出力の平均化のた
めに2本のウオータ・ロツド5,8本のガドリニ
ア入り燃料棒12が組み込まれている。前記ウオ
ータ・ロツド5は横断面内のほぼ中央部に配置さ
れている。またガドリニア入り燃料棒12は燃料
ペレツトに熱中性子を吸収する可燃性毒物として
のガドリニア(Gd2O3)を数%混入したものであ
る。そして、ガドリニア入り燃料棒12は正方配
列された燃料棒の最外周から2周目に配置されて
いる。
前記ウオータ・ロツド5は第3図に示すように
スペーサ2に横断面内のほぼ中央部に挿入され、
その構造はジルカロイ製中空管20の両端に同じ
くジルカロイ製の上部端栓21と下部端栓22と
を溶接したものとなつている。又、この中空管2
0にはスペーサ2の間隔を保証するためのタブ2
3が合計14個溶接されている。中空管20の下端
付近には複数個の冷却水入口孔24が、そして上
端付近には複数個の冷却水出口孔25が設けられ
ており、原子炉の運転中には中空管20の内部を
冷却水が下方から上方へ流通するように構成され
ている。
前記燃料棒4は下表に示すようにU235含有率を
5段階に変化させた5種類のものが製作されてい
る。
■■■ 亀の甲 [0017] ■■■ これら5種類の燃料棒4は燃料集合体の横断面
内の熱中性子束分布にしたがつて第2図に示した
如く各燃料棒4の出力分布を均一化するように配
置されている。すなわち、熱中性子束レベルが最
も正方配列の四隅の燃料棒(以下、コーナーロツ
ドと称する。)を最もU235含有率が低いVの燃料
棒とし、熱中性子束レベルが低下するに従つて
U235含有率を高い燃料棒を配置している。
〔背景技術の問題点〕
前記従来の燃料集合体では次のような不具合が
あつた。
まず、U235の含有率を変化させた5種類の燃料
棒4を製造しなければならず燃料棒4の製造が困
難であつた。また、5種類の燃料棒を第2図に示
すように配置して燃料集合体を組立てる必要があ
り組立て作業の管理が非常に複雑になる欠点もあ
つた。
そして、熱中性子束レベルの高い燃料集合体外
周部に配置された燃料棒のU235含有率が低いため
に燃料集合体全体の反応度が低くなるという欠点
もあつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、正方配列された各燃料棒の
U235含有率を均一にして燃料棒の製造および燃料
集合体の組立てを容易にすることができ、しかも
各燃料棒の反応度を均一化して燃料経済性を向上
させることができる燃料集合体を提供することに
ある。
〔発明の概要〕
本発明による燃料集合体は、細長円筒形の燃料
棒を正方配列し前記燃料棒の周囲に炉水を通流さ
せるようにした沸騰水形原子炉用の燃料集合体に
おいて、前記正方配列の中央部に4本以上のウオ
ータ・ロツドを配置し、前記正方配列の外周部に
複数本の可燃性毒物入りの燃料棒を配置し、各燃
料棒を核分裂性核種の含有率を均一としたもので
ある。
〔発明の実施例〕
第4図および第5図を参照して本発明の第1実
施例を説明する。なお、図中従来と同様のものに
は同一符号を付して説明する。
図中102は燃料棒であつて、これら各燃料棒
102には8行8列の正方配列における配置場所
にかかわらず核分裂性核種としてのU235を均一に
2.8%含有したUO2ペレツトが収容されている。
そして、前記正方配列の中央部には4本のウオー
タ・ロツド5……が配置されている。また、前記
正方配列の最外周には前記コーナーロツドを囲む
ように8本のガドリニア入り燃料棒104……が
配置されている。このガドリニア入り燃料棒10
4のU235含有率も2.8%である。
以上のように構成された本発明の第1実施例は
次のような作用効果を奏する。
まず、正方配列の中央部に4本のウオータ・ロ
ツド5が配置されているので、正方配列の中央部
における中性子減速効果が大きくなり中央部の熱
中性子束が増加する。したがつて、ウオータ・ロ
ツド5周辺の燃料棒102の反応度が向上し、特
にウオータ・ロツド5に隣接する燃料棒では出力
が約10%向上する。よつて、燃料棒102のU235
含有率が均一であつても正方配列の中央部に配置
された燃料棒の反応度を上昇させて出力を向上さ
せることができる。
次に、ガドリニア入り燃料棒104を正方配列
の最外周、特にコーナーロツドを囲む位置に配置
したもので正方配列の外周部における熱中性子束
を減少させることができる。したがつて、正方配
列の外周部に配置された燃料棒の反応度が低下し
U235の含有率が均一であつても、外周部に配置さ
れた燃料棒の出力の異常に上昇することが防止さ
れる。
よつて、以上2つの作用により核燃料棒のU235
含有率を均一にした場合でも燃料集合体の横断面
内における出力を平均化することができる。前記
第1実施例について、全燃料棒の平均出力に対す
る各燃料棒の出力の相対値を示す局所ピーキング
係数を算出すると1.22となり、従来のものと同様
の結果を得ている。
また、熱中性子束レベルの高い正方配列の外周
部に配置された燃料棒のU235含有率が従来より増
加しているので外周部に配置された燃料棒の反応
度が上昇する。したがつて、燃料集合体全体につ
いて出力運転時におけるある核分裂反応系の連鎖
反応の起こり易すさを示す無限増倍率K∞と核燃
料の消費割合を示す燃焼度GWD/Tとの関係を
示すと第5図のようになる。第5図において実線
は第4図に示す第1実施例の特性曲線で、破線は
従来のものであり、前記燃焼度10GWD/T以上
では実線のK∞の値が0.5%程度向上しているこ
とが解る。よつて、第1実施例の方が従来と比較
して核燃料を有効に消費することができ、燃料経
済性を向上させることができる。
さらに、燃料棒102の核分裂性核種である
U235を含有率を均一にすることができるので、燃
料棒102の製造および燃料集合体の組立て作業
及びその管理を容易にすることができる。
次に第6図を参照して本発明の第2実施例を説
明する。図中106は大径でかつ単一の円筒形ウ
オータ・ロツドである。このウオータ・ロツド1
06は前記第1実施例における4本のウオータ・
ロツド104に相当する径に設定されている。
この第2実施例では前記第1実施例で得られる
利点に加えて、ウオータ・ロツド106が単一の
ものであるためさらに燃料集合体の組立てを容易
にすることができる。
なお、本発明は以上の二実施例に限定されるも
のではない。たとえば第1実施例におけるウオー
タ・ロツド104の本数は4本に限らず第7図に
示すように12本のものでもよい。また、ガドリニ
ア入り燃料棒104の配置・本数も第4図に示す
ものに限らず第8図に示すように熱中性子束の分
布に応じて調整することができる。
また第2実施例におけるウオータ・ロツド10
6は円筒形のものに限らず角形断面を有するもの
でもよい。
さらに、第9図に示すように最も熱中性子束レ
ベルが高いコーナーロツドに円筒形の軸方向に中
空部が形成されたUO2ペレツト108を装荷する
か、あるいは細径のものとするか、もしくはUO2
粉末にZrO2等の中性子を殆んだ吸収しないセラ
ミツクを混合して増量した低密度ペレツトを装荷
して、さらに一層出力分布の均一化を企ることも
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、8行8列に正方配列された各
燃料棒のU235含有率を均一とすることができ燃料
棒の製造および燃料集合体の組立て作業を容易に
することができる。また、各燃料棒の出力分布を
均一化して装荷された核燃料を有効に消費し燃料
経済性を向上させることができる等その効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の燃料集合体を示す
図で、第1図は縦断面図、第2図は横断面図、第
3図はウオータ・ロツド5の斜視図、第4図ない
し第5図は本発明の第1実施例を示す図で第4図
は横断面図、第5図は第1実施例における無限増
倍率K∞の燃焼度GWD/Tに対する特性を示す
特性図、第6図は本発明の第2実施例を示す横断
面図、第7図ないし第9図はそれぞれ別の実施例
を示す横断面図である。 102……燃料棒、104……ガドリニア入り
燃料棒、5,106……ウオータ・ロツド、4a
……チヤンネル・ボツクス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の細長円筒形の燃料棒を8行8列に正方
    配列し、前記燃料棒の周囲に炉水を通流させるよ
    うにした沸騰水形原子炉用の燃料集合体におい
    て、中空管内に炉水を通流させるようにしたウオ
    ータ・ロツドを前記正方配列の中央部に4本以上
    配置し、前記正方配列の外周部に複数本の可燃性
    毒物入りの燃料棒を配置し、各燃料棒における核
    分裂性核種の含有率を均一としたことを特徴とす
    る燃料集合体。 2 前記ウオータ・ロツドはその本数分に相当す
    る単一のものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の燃料集合体。
JP57122478A 1982-07-14 1982-07-14 燃料集合体 Granted JPS5913981A (ja)

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JP57122478A JPS5913981A (ja) 1982-07-14 1982-07-14 燃料集合体

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JP57122478A JPS5913981A (ja) 1982-07-14 1982-07-14 燃料集合体

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JPS60127489A (ja) * 1983-12-14 1985-07-08 株式会社東芝 燃料集合体
FR2559943B1 (fr) * 1984-02-22 1986-07-04 Fragema Framatome & Cogema Assemblage de combustible nucleaire et procede d'exploitation de reacteur nucleaire en comportant application
JPS60219585A (ja) * 1984-04-16 1985-11-02 株式会社東芝 燃料集合体
JPS61278788A (ja) * 1985-06-05 1986-12-09 株式会社日立製作所 燃料集合体

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