JPH0342423Y2 - - Google Patents

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JPH0342423Y2
JPH0342423Y2 JP1982179414U JP17941482U JPH0342423Y2 JP H0342423 Y2 JPH0342423 Y2 JP H0342423Y2 JP 1982179414 U JP1982179414 U JP 1982179414U JP 17941482 U JP17941482 U JP 17941482U JP H0342423 Y2 JPH0342423 Y2 JP H0342423Y2
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JP
Japan
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shaft
hole
shutter blade
shutter
shaft portion
Prior art date
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JP1982179414U
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JPS5982226U (ja
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  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカメラ用シヤツタにおけるめ構造、
詳細には、シヤツタ羽根にめによる悪影響が及
ばないようにしため構造の改良に係る。
カメラ用シヤツタの一搬的な構造は、例えば第
1図に概略を示す様に、基板上に軸2,3により
軸支されているアーム4,5と、アーム4,5に
軸体11,12…等を介して回転可能に枢着され
ているシヤツタ羽根6,7,8,9,10とから
成り、アーム4,5が旋回することによつてシヤ
ツタ羽根6,7,8,9,10が周知の様に高速
で走行する。従つて、シヤツタ羽根に余分な応力
が作用しているとシヤツタ羽根の耐久性が劣化す
るし、又シヤツタ羽根に歪みが存在すると光洩れ
が発生するので、め作業は慎重に行なうことが
要求される。
ここで、上述の軸体11,12…等の構造は、
第2図Aに示す様に、つば部11a、第1の軸部
11b、第1の軸部11bより小径の第2の軸部
11cから成るものであつて、第2の軸部11c
の先端部には円錐状の錐モミ11dが形成されて
いる。そして、第1の軸部11bはアーム4の孔
に嵌合され、第2の軸部11cはシヤツタ羽根6
のバーリング部6aに形成されているめ孔に嵌
合される。
従つて、第2図Aに示す状態において、ポンチ
15によつて第1の軸部11bの先端部に圧力を
加えると、先端部は第2図Bに示す様につぶされ
て広げられるので、シヤツタ羽根6は軸体11に
められる。その結果、シヤツタ羽根6は軸体1
1を介してアーム4に回転可能に枢着される。
しかるに、第2図Bからすでに明らかな様に、
上述従来の軸体構造であると、先端部がつぶれて
広げられる時に第2の軸部11bも脹らんでしま
つてシヤツタ羽根6のめ孔に押圧力(矢印Aで
示す)が作用する恐れがあつた。このため、シヤ
ツタ羽根6には応力が発生して高速走行に耐えら
れなくなつたり、歪が生じるという欠点があつ
た。
本考案は上述の従来例の欠点に鑑みてなされた
もので、軸部の脹らみによつて被め部材のめ
孔に押圧力が作用しない様なめ用の軸体構造を
提供することを目的とする。
本考案の目的は、第2の軸部におけるめ孔に
対向する部分に逃げのための溝を形成した軸体構
造とすることによつて達成される。この構造によ
つて、たとえ軸体の軸部をめ時に脹らんだとし
てもこの脹らみは溝によつて吸収され、め孔を
押圧することはない。
以下、第3図A,Bに基づいて本考案を説明す
る。
図において、21は軸体で、本考案の特徴によ
れば、第2の軸部21cの基部には溝21eが形
成されている。詳細には、該溝21eの深さは該
第2の軸部21cのめ時の脹らみ量よりも大き
くなる様に決定され、巾はシヤツタ羽根6の板厚
と略等しくなる様に構成されている。尚、図では
該溝21eが楔状に形成されているがこれはシヤ
ツタ羽根6のバーリング部6aのテーパに合わせ
たものであつて、バーリング部6aの底部が平坦
であれば溝21eは矩形でもよい。
そのほか、つば部21a、第1の軸部21b、
錐モミ21dの構成及びシヤツタ羽根6、アーム
4との関係は第2図Aの場合と同一であるので、
説明は省略する。
従つて、第3図Aに示す状態において、ポンチ
15によつて第1の軸部21cの先端部に圧力を
加えて第3図Bに示す様にシヤツタ羽根6をめ
ることは従来例と同じであるが、第2の軸部21
がポンチ15の圧力によつて脹らんでも第2の軸
部21cとシヤツタ羽根6のめ孔との間には隙
間が生じることになり、め孔には押圧力が作用
しない。尚、溝21eの深さの程度によつては隙
間を零にすることもできる。
以上が本考案に係る軸体構造の実施例の説明で
あるが、本考案はこの実施例に限定されないこと
は勿論である。
例えば、第4図に示す様に、第2の軸部21′
cの外周にテーパー部21′eを形成しても良い。
この場合、巨テーパー部21′eの基部が前述の
溝21eに相当する。つまり、該第2の軸部2
1′cに嵌合されるシヤツタ羽根6のめ孔は該
テーパー部21′eの基部よりも径が大きいため
である。
そのほか、つば部21′a、第1の軸部21′
b、錐モミ21′dは第3図Aと同一である。
更に、第5図に示すように、第2の軸部31c
の先端部に孔31dを形成して先端部を薄肉状の
中空円筒状にした軸体31において、溝31eを
形成しても良い。この場合、めは薄肉部が折り
曲げられることによつて行なわれるので第2の軸
部31cの脹らみは生じないが、もしも脹らみが
生じても溝31eで吸収される。
そのほか、つば部31a、第1の軸部31bは
第3図Aと同一であるので、説明は省略する。
更にまた、第6図に示す様に、貫通孔31′d
が形成されている軸体31′の第2の軸部31′c
の基部に同様に溝31′eを形成しても良い。
更に、第3図〜第6図の構成の特徴部分を組み
合わせた構成でも良い。
本考案は上述の通りの構成であるので、軸体の
軸部の脹らみによつてめ孔が押されるという事
態は起らない。従つて、例えばシヤツタ羽根の様
な被め部材が歪まないという効果及び耐久性が
向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はカメラ用シヤツタの概略を示した平面
図、第2図A,Bは従来例の軸体によるめの前
後の状態を示した断面図、第3図A,Bは本考案
に係る軸体によるめの前後の状態を示した断面
図、第4図〜第6図は各々が他の実施例のめ前
の状態を示した断面図である。 4……アーム、6……シヤツタ羽根、6a……
バーリング、21,21′,31,31′……軸
体、21b,21′b,31b,31′b……第1
の軸部、21c,21′c,31c,31′c……
第2の軸部、21d,21′d……錐モミ、31
d……孔、31′d……貫通孔、21e……溝、
21′e……テーパー部、31e,31′e……
溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 つば部と、該つば部と連なつた第1の軸部と、
    該第1の軸部と連なり該第1の軸部よりも小径の
    第2の軸部とを有するめ用の軸体、及び、アー
    ム、シヤツタ羽根を具備し、少なくとも前記第2
    の軸体の先端側にはめ用の中空部が形成され、
    前記第1の軸部に前記アームの孔を嵌合すると共
    に、前記第2の軸部に前記シヤツタ羽根のめ孔
    を挿通し、前記第2の軸部の先端側を潰し広げて
    シヤツタ羽根を前記軸体にめ付けるようにした
    カメラ用シヤツタにおいて、 前記第2の軸部における前記シヤツタ羽根の
    め孔との対向部分に逃げ溝を形成し、めによる
    前記第2の軸部の脹らみが前記め孔の端面に応
    力を与えないようにしたことを特徴とするカメラ
    用シヤツタにおけるめ構造。
JP17941482U 1982-11-27 1982-11-27 カメラ用シヤツタにおけるこうめ用のダボ構造 Granted JPS5982226U (ja)

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JPS5982226U JPS5982226U (ja) 1984-06-02
JPH0342423Y2 true JPH0342423Y2 (ja) 1991-09-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018151587A (ja) 2017-03-15 2018-09-27 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ並びにこれを備える撮像装置及び電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021973A (ja) * 1973-06-28 1975-03-08

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JPS56110422U (ja) * 1980-01-23 1981-08-26

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JPS5021973A (ja) * 1973-06-28 1975-03-08

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