JPH0342232B2 - - Google Patents
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- JPH0342232B2 JPH0342232B2 JP58181334A JP18133483A JPH0342232B2 JP H0342232 B2 JPH0342232 B2 JP H0342232B2 JP 58181334 A JP58181334 A JP 58181334A JP 18133483 A JP18133483 A JP 18133483A JP H0342232 B2 JPH0342232 B2 JP H0342232B2
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- JP
- Japan
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- vehicle
- section
- control
- data transmission
- insulated
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 37
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車上の車両駆動用電動機を地上から
制御する地上式車両運転装置に関する。
制御する地上式車両運転装置に関する。
一般に、車両の駆動装置は、電車線から供給さ
れている電力を集電する集電装置と、車両を駆動
する電動機と、この電動機を制御する電動機制御
装置とを車上に塔載して構成されているそして、
近年の電子技術のめざましい発達により、上記電
動機制御装置においては、制御性に優れ、かつ効
率の良いチヨツパ制御装置、サイリスタ位相制御
装置あるいはVVVF(可変電圧可変周波数制御装
置)等が開発されてきている。
れている電力を集電する集電装置と、車両を駆動
する電動機と、この電動機を制御する電動機制御
装置とを車上に塔載して構成されているそして、
近年の電子技術のめざましい発達により、上記電
動機制御装置においては、制御性に優れ、かつ効
率の良いチヨツパ制御装置、サイリスタ位相制御
装置あるいはVVVF(可変電圧可変周波数制御装
置)等が開発されてきている。
ところで、これらの電動機制御装置は、従来の
抵抗器によるノツチ制御装置に比べて小型軽量化
されているが、それでも車両の床下に塔載するた
めに相当な床下艤装空間が必要であり、装置重量
もかなり重いので、車両を小型化できず、かつ車
両重量もあまり軽減できない。従つて、電力消費
を低減できないという欠点がある。
抵抗器によるノツチ制御装置に比べて小型軽量化
されているが、それでも車両の床下に塔載するた
めに相当な床下艤装空間が必要であり、装置重量
もかなり重いので、車両を小型化できず、かつ車
両重量もあまり軽減できない。従つて、電力消費
を低減できないという欠点がある。
本発明は、絶縁セクシヨンにより絶縁されて長
さ方向に連ねられた複数本の電車線と、データ伝
送路とを車両の軌道に沿つて設け、絶縁セクシヨ
ンにより絶縁された1本以上の電車線を含む各制
御区間に、担当制御区間上の車両上に設置された
車上データ伝送装置から上記データ伝送路を介し
て伝送される車両駆動用電動機の情報を受け取る
地上データ伝送装置と、担当制御区間上の車両の
位置を検出する車両位置検出装置と、上記地上デ
ータ伝送装置及び車両位置検出装置の信号によ
り、担当制御区間上の車両の制御指令を出力する
制御論理装置と、この制御論理装置の指令信号に
より、担当制御区間上の車両の車両駆動用電動機
に対して上記電車線を介して制御電圧を印加する
とともに担当制御区間から出た車両に対する給電
を停止する電動機制御装置とを設け、上記各絶縁
セクシヨンに、車両が通過した絶縁セクシヨンの
前と後の二つの電車線の電気的接続を切り離し、
また該通過絶縁セクシヨンの次の未通過絶縁セク
シヨンの前と後の電車線を電気的に接続するよう
に車両の位置に応じて開閉制御される遮断器を設
けた構成とすることによつて、上記従来の欠点を
解消したもので、車両を大幅に小型軽量化するこ
とができ、消費電力を極めて低く抑制することが
できる地上式車両運転装置を提供することを目的
とする。
さ方向に連ねられた複数本の電車線と、データ伝
送路とを車両の軌道に沿つて設け、絶縁セクシヨ
ンにより絶縁された1本以上の電車線を含む各制
御区間に、担当制御区間上の車両上に設置された
車上データ伝送装置から上記データ伝送路を介し
て伝送される車両駆動用電動機の情報を受け取る
地上データ伝送装置と、担当制御区間上の車両の
位置を検出する車両位置検出装置と、上記地上デ
ータ伝送装置及び車両位置検出装置の信号によ
り、担当制御区間上の車両の制御指令を出力する
制御論理装置と、この制御論理装置の指令信号に
より、担当制御区間上の車両の車両駆動用電動機
に対して上記電車線を介して制御電圧を印加する
とともに担当制御区間から出た車両に対する給電
を停止する電動機制御装置とを設け、上記各絶縁
セクシヨンに、車両が通過した絶縁セクシヨンの
前と後の二つの電車線の電気的接続を切り離し、
また該通過絶縁セクシヨンの次の未通過絶縁セク
シヨンの前と後の電車線を電気的に接続するよう
に車両の位置に応じて開閉制御される遮断器を設
けた構成とすることによつて、上記従来の欠点を
解消したもので、車両を大幅に小型軽量化するこ
とができ、消費電力を極めて低く抑制することが
できる地上式車両運転装置を提供することを目的
とする。
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示すもので、図
中符号1は給電区間の軌道A上を走行している車
両であり、この車両1上には、車両駆動用電動機
2が設置されている。この車両駆動用電動機2に
は、車体1から突出して設けられた集電シユー3
が接続されている。また、車体1上には、地上側
と情報のやりとりを行なう車上データ伝送装置4
が設置されており、この車上データ伝送装置4に
は車両を停止させるための制御装置5が接続され
ていると共に、軌道A上に敷設されたデータ伝送
路6との間で情報のやりとりを行なう車上子7が
接続されている。そして、上記データ伝送路6は
変電所Bに設置された地上データ伝送装置8に接
続されており、この地上データ伝送装置8はデー
タ伝送路6及び車上子7を介して車両駆動用電動
機2の電圧、電流あるいはすべり周波数等を車上
データ伝送装置4に伝送し、また、車両速度の情
報を車上データ伝送装置4から受け取り、かつ車
上データ伝送装置4に制動装置5を制御する信号
を送るように構成されている。さらに、地上デー
タ伝送装置8と車両の位置を検出する車両位置検
出装置9とは、制御論理装置10に接続されてお
り、この制御論理装置10はVVVF(可変電圧可
変周波数制御装置)、チヨツパ制御装置、サイリ
スタ位相制御装置等の電動機制御装置11に接続
されている。そして、上記制御論理装置10は中
央Cに設置され、軌道A上を走行する複数の車両
の群制御を行なう中央制御装置12に接続されて
おり、この中央制御装置12の運行指令によつ
て、制御論理装置10は、地上データ伝送装置8
及び車両位置検出装置9から送られてくる車両駆
動用電動機2の情報、車両速度、車両位置等に基
いて、速度曲線に応じて電動機制御装置11に車
両制御指令を出力すると共に、必要に応じて車両
の制動装置5を作動させる指令を地上データ伝送
装置8に対して出力するように構成されている。
さらにまた、上記電動機制御装置11には変圧器
13を介して給電されると共に、電動機制御装置
11の出力(制御電圧)は軌道Aに沿つて敷設さ
れている電車線14及び上記車両1に設けられた
集電シユー3を介して車両駆動用電動機2に供給
されるように構成されている。
る。第1図は本発明の一実施例を示すもので、図
中符号1は給電区間の軌道A上を走行している車
両であり、この車両1上には、車両駆動用電動機
2が設置されている。この車両駆動用電動機2に
は、車体1から突出して設けられた集電シユー3
が接続されている。また、車体1上には、地上側
と情報のやりとりを行なう車上データ伝送装置4
が設置されており、この車上データ伝送装置4に
は車両を停止させるための制御装置5が接続され
ていると共に、軌道A上に敷設されたデータ伝送
路6との間で情報のやりとりを行なう車上子7が
接続されている。そして、上記データ伝送路6は
変電所Bに設置された地上データ伝送装置8に接
続されており、この地上データ伝送装置8はデー
タ伝送路6及び車上子7を介して車両駆動用電動
機2の電圧、電流あるいはすべり周波数等を車上
データ伝送装置4に伝送し、また、車両速度の情
報を車上データ伝送装置4から受け取り、かつ車
上データ伝送装置4に制動装置5を制御する信号
を送るように構成されている。さらに、地上デー
タ伝送装置8と車両の位置を検出する車両位置検
出装置9とは、制御論理装置10に接続されてお
り、この制御論理装置10はVVVF(可変電圧可
変周波数制御装置)、チヨツパ制御装置、サイリ
スタ位相制御装置等の電動機制御装置11に接続
されている。そして、上記制御論理装置10は中
央Cに設置され、軌道A上を走行する複数の車両
の群制御を行なう中央制御装置12に接続されて
おり、この中央制御装置12の運行指令によつ
て、制御論理装置10は、地上データ伝送装置8
及び車両位置検出装置9から送られてくる車両駆
動用電動機2の情報、車両速度、車両位置等に基
いて、速度曲線に応じて電動機制御装置11に車
両制御指令を出力すると共に、必要に応じて車両
の制動装置5を作動させる指令を地上データ伝送
装置8に対して出力するように構成されている。
さらにまた、上記電動機制御装置11には変圧器
13を介して給電されると共に、電動機制御装置
11の出力(制御電圧)は軌道Aに沿つて敷設さ
れている電車線14及び上記車両1に設けられた
集電シユー3を介して車両駆動用電動機2に供給
されるように構成されている。
また、上記電車線14は車両1が停車する駅構
内区間である給電区間,と、これらの間を結
ぶ給電区間,とからなり、上記給電区間,
には、上記地上データ伝送装置8、車両位置検
出装置9、制御論理装置10及び電動機機制御装
置11がそれぞれ設けられており、各給電区間
〜毎に絶縁セクシヨン18により絶縁された電
車線14は相互に遮断器19によつて接続可能な
ように構成されている。
内区間である給電区間,と、これらの間を結
ぶ給電区間,とからなり、上記給電区間,
には、上記地上データ伝送装置8、車両位置検
出装置9、制御論理装置10及び電動機機制御装
置11がそれぞれ設けられており、各給電区間
〜毎に絶縁セクシヨン18により絶縁された電
車線14は相互に遮断器19によつて接続可能な
ように構成されている。
次に、上記のように構成された地上式車両運転
装置の作用について第2図と第3図を参照して説
明する。
装置の作用について第2図と第3図を参照して説
明する。
まず、一つの車両15が駅構内区間内の駅1
6に停車している場合に、あらかじめ中央制御装
置12の車両運行指令によつて決められた発車時
刻がくると、車両位置検出装置9により別の車両
17が給電区間にいないことを確認して、給電
区間と駅構内区間を遮断器19の制御により
電気的に接続すると共に、制御論理装置10によ
り一つの車両15の発進指令を電動機制御装置1
1に出力する。すると、電動機制御装置11から
供給される制御電圧によつて車両駆動用電動機2
が回転し、車両15は給電区間内で発進加速さ
れる。そして、車両15が駅構内区間を出て給
電区間に入ると、別の車両が駅構内区間内に
いないことを車両位置検出装置9によつて確認し
て、給電区間と駅構内区間を同様に遮断器1
9のON制御により電気的に接続すると共に、給
電区間と駅構内区間との接続を当該部の遮断
器19のOFF制御により切り離す。この間、車
両15が中央制御装置12の車両運行指令に基い
て決められた速度曲線に従つて走行するように、
地上データ伝送装置8、車両位置検出装置9から
の車両駆動用電動機2の状態あるいは車両速度、
車両位置等の情報により、制御論理装置10は電
動機制御装置11に対して車両15の制御指令を
出力するので、電動機制御装置11は制御電圧を
電車線14、集電シユー3を介して車両駆動用電
動機2に印加する。そして、駅構内区間の駅1
6に車両15が接近すると、制御論理装置10の
車両減速指令によつて、電動機制御装置11は車
両駆動用電動機2の回転を遅くする制御電圧を出
力すると共に車両15の制動装置5を作動させる
指令を地上データ伝送装置8を介して車両15に
伝送する。従つて車両15は駅構内区間の駅1
6の定められた位置に停止する。車両15が停止
すると、駅構内区間と給電区間との接続を切
り離す。上記の実施例においては、駅構内区間
の駅16における車両の停止位置から、駅構内区
間の駅16における車両の停止位置までが一つ
の制御区間を構成しており、この制御区間におい
ては、給電区間に設けた、地上データ伝送装置
8、車両位置検出装置9、制御論理装置10、電
動機制御装置11が働く。そして、車両15が駅
構内区間の駅16から発進する場合には、給電
区間内に別の車両17がいないことを給電区間
に設けられた車両位置検出装置9によつて確認
して、駅構内区間と給電区間とを接続し、給
電区間の電動機制御装置11で上記と同様に車
両を動かす。
6に停車している場合に、あらかじめ中央制御装
置12の車両運行指令によつて決められた発車時
刻がくると、車両位置検出装置9により別の車両
17が給電区間にいないことを確認して、給電
区間と駅構内区間を遮断器19の制御により
電気的に接続すると共に、制御論理装置10によ
り一つの車両15の発進指令を電動機制御装置1
1に出力する。すると、電動機制御装置11から
供給される制御電圧によつて車両駆動用電動機2
が回転し、車両15は給電区間内で発進加速さ
れる。そして、車両15が駅構内区間を出て給
電区間に入ると、別の車両が駅構内区間内に
いないことを車両位置検出装置9によつて確認し
て、給電区間と駅構内区間を同様に遮断器1
9のON制御により電気的に接続すると共に、給
電区間と駅構内区間との接続を当該部の遮断
器19のOFF制御により切り離す。この間、車
両15が中央制御装置12の車両運行指令に基い
て決められた速度曲線に従つて走行するように、
地上データ伝送装置8、車両位置検出装置9から
の車両駆動用電動機2の状態あるいは車両速度、
車両位置等の情報により、制御論理装置10は電
動機制御装置11に対して車両15の制御指令を
出力するので、電動機制御装置11は制御電圧を
電車線14、集電シユー3を介して車両駆動用電
動機2に印加する。そして、駅構内区間の駅1
6に車両15が接近すると、制御論理装置10の
車両減速指令によつて、電動機制御装置11は車
両駆動用電動機2の回転を遅くする制御電圧を出
力すると共に車両15の制動装置5を作動させる
指令を地上データ伝送装置8を介して車両15に
伝送する。従つて車両15は駅構内区間の駅1
6の定められた位置に停止する。車両15が停止
すると、駅構内区間と給電区間との接続を切
り離す。上記の実施例においては、駅構内区間
の駅16における車両の停止位置から、駅構内区
間の駅16における車両の停止位置までが一つ
の制御区間を構成しており、この制御区間におい
ては、給電区間に設けた、地上データ伝送装置
8、車両位置検出装置9、制御論理装置10、電
動機制御装置11が働く。そして、車両15が駅
構内区間の駅16から発進する場合には、給電
区間内に別の車両17がいないことを給電区間
に設けられた車両位置検出装置9によつて確認
して、駅構内区間と給電区間とを接続し、給
電区間の電動機制御装置11で上記と同様に車
両を動かす。
以上のごとくして、車両は絶縁セクシヨンを何
ら意識することなく走行することができる。
ら意識することなく走行することができる。
このようにして、地上に電動機制御装置11を
設けて車両15,17を中央制御装置12の車両
運行指令に従つて走行させるので、車両15,1
7上に電動機制御装置11を設置する必要がな
い。
設けて車両15,17を中央制御装置12の車両
運行指令に従つて走行させるので、車両15,1
7上に電動機制御装置11を設置する必要がな
い。
また、車両15の進行方向後方の区間から前方
の区間へ車両15を進行させる場合、電車線14
が遮断器19によつて接続状態に保持されている
ことから、両区間のつなぎ目においても制御電圧
の変化がなく、あたかも連続した区間として車両
の運行制御が行われる。これによつて、区間をま
たいだ連続運転時においても、車両15の円滑な
走行制御が行われ、乗心地が良好である。
の区間へ車両15を進行させる場合、電車線14
が遮断器19によつて接続状態に保持されている
ことから、両区間のつなぎ目においても制御電圧
の変化がなく、あたかも連続した区間として車両
の運行制御が行われる。これによつて、区間をま
たいだ連続運転時においても、車両15の円滑な
走行制御が行われ、乗心地が良好である。
なお、本実施例では、車両速度は車両1上から
地上へ伝送するように構成したが、地上に車両速
度を検出する検出装置を設けてもよい。また、各
区間〜に、地上データ伝送装置8、車両位置
検出装置9、制御論理装置10及び電動機制御装
置11をそれぞれ設けてもよい。
地上へ伝送するように構成したが、地上に車両速
度を検出する検出装置を設けてもよい。また、各
区間〜に、地上データ伝送装置8、車両位置
検出装置9、制御論理装置10及び電動機制御装
置11をそれぞれ設けてもよい。
以上説明したように、本発明は、絶縁セクシヨ
ンにより絶縁されて長さ方向に連ねられた複数本
の電車線と、データ伝送路とを車両の軌道に沿つ
て設け、絶縁セクシヨンにより絶縁された1本以
上の電車線を含む各制御区間に、担当制御区間上
の車両上に設置された車上データ伝送装置から上
記データ伝送路を介して伝送される車両駆動用電
動機の情報を受け取る地上データ伝送装置と、担
当制御区間上の車両の位置を検出する車両位置検
出装置と、上記地上データ伝送装置及び車両位置
検出装置の信号により、担当制御区間上の車両の
制御指令を出力する制御論理装置と、この制御論
理装置の指令信号により、担当制御区間上の車両
の車両駆動用電動機に対して上記電車線を介して
制御電圧を印加するとともに担当制御区間から出
た車両に対する給電を停止する電動機制御装置と
を設け、上記各絶縁セクシヨンに、車両が通過し
た絶縁セクシヨンの前と後の二つの電車線の電気
的接続を切り離し、また該通過絶縁セクシヨンの
次の未通過絶縁セクシヨンの前と後の電車線を電
気的に接続するように車両の位置に応じて開閉制
御される遮断器を設けた構成とされているので、
車両側に電動機制御装置を設ける必要がなく、該
車両の床下艤装空間を大幅に減少させることがで
き、車両を小型化することができると共に、車両
の軽量化を実施することができる。
ンにより絶縁されて長さ方向に連ねられた複数本
の電車線と、データ伝送路とを車両の軌道に沿つ
て設け、絶縁セクシヨンにより絶縁された1本以
上の電車線を含む各制御区間に、担当制御区間上
の車両上に設置された車上データ伝送装置から上
記データ伝送路を介して伝送される車両駆動用電
動機の情報を受け取る地上データ伝送装置と、担
当制御区間上の車両の位置を検出する車両位置検
出装置と、上記地上データ伝送装置及び車両位置
検出装置の信号により、担当制御区間上の車両の
制御指令を出力する制御論理装置と、この制御論
理装置の指令信号により、担当制御区間上の車両
の車両駆動用電動機に対して上記電車線を介して
制御電圧を印加するとともに担当制御区間から出
た車両に対する給電を停止する電動機制御装置と
を設け、上記各絶縁セクシヨンに、車両が通過し
た絶縁セクシヨンの前と後の二つの電車線の電気
的接続を切り離し、また該通過絶縁セクシヨンの
次の未通過絶縁セクシヨンの前と後の電車線を電
気的に接続するように車両の位置に応じて開閉制
御される遮断器を設けた構成とされているので、
車両側に電動機制御装置を設ける必要がなく、該
車両の床下艤装空間を大幅に減少させることがで
き、車両を小型化することができると共に、車両
の軽量化を実施することができる。
従つて、車両の走行に要する電力を大幅に軽減
できる上に、従来に比べて軌道構造物にかかる負
担を減少させ、軌道構造物の強度を低くできるの
で、設備費を低減することができる。また、車両
の部品点数を低減させることができるので、車両
の保守が容易になり、車両の信頼性を向上させる
ことができる。さらに、地上に設けられた1つの
制御論理装置が1つの車両を制御することによ
り、1つの制御区間が1つの車両に対応し、車両
の発進、停止、加減速、定速制御を地上で行なう
ことができるので、従来のように駅間に複数の自
動列車制御装置(ATC)と接続された閉そく区
間を設ける必要がなく、保安装置の構成が簡素化
できる。さらにまた、車両とのデータ伝送装置を
用いて地上より車両を制御できるので、地上式自
動列車運転(ATO)制御を行なうことができ、
車両の特性、バラツキ等に左右されない制御が可
能となる上に、車両群制御を行なう中央制御装置
との間の協調(マツチング)をとり易い。
できる上に、従来に比べて軌道構造物にかかる負
担を減少させ、軌道構造物の強度を低くできるの
で、設備費を低減することができる。また、車両
の部品点数を低減させることができるので、車両
の保守が容易になり、車両の信頼性を向上させる
ことができる。さらに、地上に設けられた1つの
制御論理装置が1つの車両を制御することによ
り、1つの制御区間が1つの車両に対応し、車両
の発進、停止、加減速、定速制御を地上で行なう
ことができるので、従来のように駅間に複数の自
動列車制御装置(ATC)と接続された閉そく区
間を設ける必要がなく、保安装置の構成が簡素化
できる。さらにまた、車両とのデータ伝送装置を
用いて地上より車両を制御できるので、地上式自
動列車運転(ATO)制御を行なうことができ、
車両の特性、バラツキ等に左右されない制御が可
能となる上に、車両群制御を行なう中央制御装置
との間の協調(マツチング)をとり易い。
一方、電車線は、絶縁セクシヨンにより絶縁さ
れているとともに、遮断器によつて、接続可能と
なされていることから、車両をある区間をまたい
で連続走行させる場合、両区間の電車線を遮断器
によつて電気的に導通状態とすることにより、上
記つなぎ目における制御電圧の変化を抑制し、あ
たかも連続した区間として車両の運行制御を行う
ことができる。
れているとともに、遮断器によつて、接続可能と
なされていることから、車両をある区間をまたい
で連続走行させる場合、両区間の電車線を遮断器
によつて電気的に導通状態とすることにより、上
記つなぎ目における制御電圧の変化を抑制し、あ
たかも連続した区間として車両の運行制御を行う
ことができる。
これによつて区間をまたいだ連続運転時おいて
も、車両の円滑な走行制御を行うことができ、乗
心地を良好なものとすることができる等の優れた
効果を奏する。
も、車両の円滑な走行制御を行うことができ、乗
心地を良好なものとすることができる等の優れた
効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、
第2図と第3図は給電区間を走行する車両の状態
を示す説明図である。 2……列車駆動用電動機、4……車両データ伝
送装置、6……データ伝送路、8……地上データ
伝送装置、9……列車位置検出装置、10……制
御論理装置、11……電動機制御装置、14……
電車線、15……列車、17……列車、A……軌
道、,,,……給電区間。
第2図と第3図は給電区間を走行する車両の状態
を示す説明図である。 2……列車駆動用電動機、4……車両データ伝
送装置、6……データ伝送路、8……地上データ
伝送装置、9……列車位置検出装置、10……制
御論理装置、11……電動機制御装置、14……
電車線、15……列車、17……列車、A……軌
道、,,,……給電区間。
Claims (1)
- 1 絶縁セクシヨンにより絶縁されて長さ方向に
連ねられた複数本の電車線と、データ伝送路とを
車両の軌道に沿つて設け、絶縁セクシヨンにより
絶縁された1本以上の電車線を含む各制御区間
に、担当制御区間上の車両上に設置された車上デ
ータ伝送装置から上記データ伝送路を介して伝送
される車両駆動用電動機の情報を受け取る地上デ
ータ伝送装置と、担当制御区間上の車両の位置を
検出する車両位置検出装置と、上記地上データ伝
送装置及び車両位置検出装置の信号により、担当
制御区間上の車両の制御指令を出力する制御論理
装置と、この制御論理装置の指令信号により、担
当制御区間上の車両の車両駆動用電動機に対して
上記電車線を介して制御電圧を印加するとともに
担当制御区間から出た車両に対する給電を停止す
る電動機制御装置とを設け、上記各絶縁セクシヨ
ンに、車両が通過した絶縁セクシヨンの前と後の
二つの電車線の電気的接続を切り離し、また該通
過絶縁セクシヨンの次の未通過絶縁セクシヨンの
前と後の電車線を電気的に接続するように車両の
位置に応じて開閉制御される遮断器を設けたこと
を特徴とする地上式列車運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18133483A JPS6071368A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 地上式列車運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18133483A JPS6071368A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 地上式列車運転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071368A JPS6071368A (ja) | 1985-04-23 |
JPH0342232B2 true JPH0342232B2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=16098875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18133483A Granted JPS6071368A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 地上式列車運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071368A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62131707A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リニアモ−タカ−のき電方式 |
DE3781418T2 (de) * | 1986-01-28 | 1993-02-25 | Kotsu Syst Kikaku Kk | Elektrische energiezufuehrungsvorrichtung fuer eisenbahnzug. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS49116708A (ja) * | 1973-03-13 | 1974-11-07 | ||
JPS5619462B2 (ja) * | 1976-05-06 | 1981-05-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619462U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-20 |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP18133483A patent/JPS6071368A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49116708A (ja) * | 1973-03-13 | 1974-11-07 | ||
JPS5619462B2 (ja) * | 1976-05-06 | 1981-05-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6071368A (ja) | 1985-04-23 |
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