JPH0342021Y2 - - Google Patents

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JPH0342021Y2
JPH0342021Y2 JP13506484U JP13506484U JPH0342021Y2 JP H0342021 Y2 JPH0342021 Y2 JP H0342021Y2 JP 13506484 U JP13506484 U JP 13506484U JP 13506484 U JP13506484 U JP 13506484U JP H0342021 Y2 JPH0342021 Y2 JP H0342021Y2
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JP
Japan
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heat storage
heat
heater
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sealed container
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JP13506484U
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JPS6150747U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、融解、凝固の相変化にともなう潜熱
を利用できる蓄熱材を使用する蓄熱体に関する。
(ロ) 従来技術 従来における蓄熱体は特開昭57−96078号公報
に示す如く、蓄熱材の片側にのみヒータを配設し
てこれらを袋状密封容器にて被覆したものである
ため、蓄熱材のヒータによる融解は、ヒータの片
面側しか使用できず、このヒータの発熱を有効に
利用できないといつた欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、蓄熱材を融解するヒータの効率利用
をすることを目的とする。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、蓄熱材を充填した一対の蓄熱充填体
にてヒータを挾持し、これらを袋状密封容器にて
被覆した構成を具備するものである。
(ホ) 作用 本考案は斯る構成であるため、ヒータにて蓄熱
充填体を効率良く加熱できるものである。
(ヘ) 実施例 2は単位重量当りの蓄熱量の大きい無機水和
塩、パラフイン、ナフタリン等を用いて成形され
る蓄熱材で、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナ
イロン、ポリエステル等を材料とする弧島状に分
離された板状密封容器3に、分割装填されて蓄熱
充填体1を形成している。つまり、蓄熱充填体1
は二つ以上のブロツクに分割し、所要量の蓄熱材
をそれぞれのブロツクに分離充填するか、密封容
器そのものを小分割し、独立した容器とし、それ
ぞれに蓄熱材を充填したものを発泡体などに弧島
状に配し、担持させたり、各容器を溶着あるいは
接着により一つの板状蓄熱体として使用される。
より具体的には、第1〜2図の如く分割して蓄熱
材を充填した小容器3′,3′…を屈曲自在の板状
片で一体に連結し、全体として板状としたり、大
き密封袋に蓄熱材を充填し、更に上下からの加熱
加圧によつて分割したり、一枚のシートに蓄熱材
を挿入しこの複数の凹所を設け各凹所を溶着によ
つて密封してもよい。
又、上記の蓄熱充填体1は、第3図のように用
いることもできる。つまり、その蓄熱充填体1と
同様の構成の蓄熱充填体1との間にヒータ4、温
度調節器5及び温度過昇防止器6をはさみ込んだ
ものを塩化ビニール、ポリエチレン等でできた袋
状密封容器7で電源用プラグ8のみが外部に出る
ように密封する。更に、この袋状密封容器7は、
その表面には、一個で二つ以上の特定温度に反応
する示温エレメント9(例えばサーモラベル…登
録商標、テイカ産業株式会社製)が設けられてい
る。この示温エレメント9は、特定温度に単独に
反応して変色するものを2種類以上組み合わせる
ことで形成されてもよい。
この蓄熱充填体1は、上記のように蓄熱材2が
複数の小容器3′,3′…に分割装填されているこ
とより、蓄熱材2が加熱蓄熱時に融解し液体とな
つても大きく片寄ることもなく取扱いが容易であ
り、更に潜熱を放出することで凝固し固体となつ
ても、採暖用携帯アンカやヒーテイングバツド等
に用いた場合に、異物感や身体に沿い効率良く蓄
熱に利用できる。
又、袋状密封容器7は、この蓄熱充填体1が蓄
熱材2を分割していることにより、蓄熱材2を装
填させた密封容器3と密封容器3と間に、ヒータ
4、温度調節器5及び温度過昇防止装置6からな
る加熱蓄熱装置を粗み込んでも、局部的に高温に
なることも少なく、蓄熱を効率良く行なうことが
可能となつている。従つて加熱蓄熱装置を内蔵し
た蓄熱充填体1は、加熱蓄熱操作が安全でかつエ
ネルギーの損失を防ぐことができる。更に蓄熱材
2がどの程度蓄熱されているかを表示する示温エ
レメント9を付設すれば、潜熱の量がわかり、加
熱蓄熱時に必要とする温度差や熱量がわかり、蓄
熱充填体1の適切な使用及び加熱蓄熱が行なえ、
エネルギーの無駄を省くことができる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したものであるから、
ヒータの溶解熱はロスがなく蓄熱充填体の蓄熱材
に与えられて、効率良く蓄熱材は融解され。しか
もヒータは蓄熱充填体にて挾持されているため蓄
熱体の落下時等の外部から衝撃に対して強度が大
幅に向上される効果を備えているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の蓄熱体の一実施例を説明す
る斜視図、第2図はこれの正面断面図、第3図は
この蓄熱体の間に加熱装置をはさみ込ませ、袋密
封容器に示温エレメントを設けた例を説明する一
部破断斜視図である。 2……蓄熱材、1……蓄熱充填体、4……ヒー
タ、7……袋状密封容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 融解、凝固の相変化にともなう潜熱を利用でき
    る蓄熱材を充填した一対の蓄熱充填体にてヒータ
    を挾持し、これらを袋状密封容器にて被覆したこ
    とを特徴とする蓄熱体。
JP13506484U 1984-09-05 1984-09-05 Expired JPH0342021Y2 (ja)

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JP13506484U JPH0342021Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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JP13506484U JPH0342021Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6150747U JPS6150747U (ja) 1986-04-05
JPH0342021Y2 true JPH0342021Y2 (ja) 1991-09-03

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JPS6150747U (ja) 1986-04-05

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