JPH0341958B2 - - Google Patents

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JPH0341958B2
JPH0341958B2 JP60087063A JP8706385A JPH0341958B2 JP H0341958 B2 JPH0341958 B2 JP H0341958B2 JP 60087063 A JP60087063 A JP 60087063A JP 8706385 A JP8706385 A JP 8706385A JP H0341958 B2 JPH0341958 B2 JP H0341958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は、舞台などの照明負荷の調光制御を行
なうための調光装置に関する。 背景技術 たとえば演劇などの舞台照明や展示照明などの
ように照明負荷の調光レベルをクロス的に切換え
て各シーンの転換を行なう調光装置では、各シー
ン毎の照明負荷の調光レベルを予め設定するプリ
セツトフエーダと、そのプリセツトフエーダによ
る信号を制御するためのクロスフエーダとが備え
られる。このクロスフエーダは、プリセツトフエ
ーダで予め設定された照明負荷の各調光レベルを
クロス的に切換えるものであり、そのクロスフエ
ーダからの信号によつて予め設定されたシーン
と、現在演出中のシーンとをクロス的に転換させ
ることができる。 このような先行技術では、各シーンの転換を行
うためにクロスフエーダを手動で操作するので、
各シーンの転換速度を自由に変えることができ
る。しかし手動によると、一定の操作速度となる
ように操作することは困難である。各シーン転換
速度が一定でないと、シーンの転換を所望する時
間で行えるように制御することができず、演出性
能の向上を図ることができない。 上述の問題点を解決するため、シーン間の転換
を予め定める一定の転換速度で行う、自動クロス
フエード制御装置も用いられている。 第9図は、自動クロスフエード制御が可能な調
光装置について操作面20の簡略化した正面図を
示す。操作面20にはクロスフエーダCAF,CB
Fの操作つまみ21a,21bがそれぞれ設けら
れ、操作つまみ21a,21bを案内溝22a,
22bに沿つて上下に操作することによつて、ク
ロスフエーダCAF,CBFが操作される。スター
ト押釦50は自動クロスフエード制御の開始を指
示する手段として用いられる。第9図1は、スタ
ート押釦50の押圧によつて自動クロスフエード
制御を開始しても、操作つまみ21a,21bは
静止したままであり、電気的に自動クロスフエー
ドされ、自動クロスフエード制御中であることの
表示手段としてスタート押釦50に設けられてい
る表示灯が点灯する構成を示す。第9図2は手動
による操作の代わりに機械的に操作される機構を
有し、スタート押釦50の押圧によつて自動クロ
スフエード制御を開始すると、機械的手段によつ
て、操作つまみ21a,21bが矢符100a,
100bの方向に操作される構成を示す。 これらの自動クロスフエード制御によれば、制
御開始信号を導出した後、シーン間の転換速度は
一定となり、シーン間の転換を所望する時間で行
えないという問題点は解決される。 しかし、クロスフエード制御を自動で行うよう
にすると、電源の変動やノイズによつて制御を開
始する信号が導出され、誤動作するという問題が
生じる。また、制御開始の信号を発生させる手段
を、他の調光操作中に少し動かしたような場合
も、制御開始信号が発生し、誤動作するという問
題が生じる。 また、手動でクロスフエード制御を行う調光装
置においても、クロスフエーダからの出力信号に
ノイズが混入し、調光レベルが変動するという問
題が生じる。 目 的 本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、
予めシーンの転換速度を設定することができ、こ
れによつて自動的にクロスフエードが実現でき、
しかも誤動作が防止できるようにした調光装置を
提供することである。 実施例 第1図は、本発明の一実施例の電気回路図であ
る。この調光制御装置1は、基本的には、シーン
切換手段としてのクロスフエーダCAF,CBFと、
クロスフエーダCAF,CBFからの各クロスフエ
ード信号が入力される一対の調光制御ユニツト2
a,2bと、調光制御ユニツト2a,2bからの
電気信号に応じて照明負荷L1,L2,…,Ln
の明るさを変化するプリセツトフエーダPAF,
PBFとを含む。クロスフエーダCAFからのクロ
スフエード信号が入力される調光制御ユニツト2
aは、プリセツトフエーダPAFに与える電気信
号を時間経過にともなつて変化する信号変化回路
3aと、信号変化回路3aの時間変化率を設定す
る時間変化率設定器4aとを含む。また信号変化
回路3aは、比較回路5a,6aと、加算回路7
aと、積分回路8aを含む。クロスフエーダCA
Fの摺動片S1からのクロスフエード信号は、バ
ツフア9aから抵抗R1,R2によつて構成され
る回路10aを経て差動増幅回路11aの非反転
入力端子に与えられる。差動増幅回路11aの反
転端子には、積分回路8aからの積分出力がライ
ン12aを介してフイードバツクされる。差動増
幅回路11aの非反転入力端子における入力の差
に比例した出力レベルは、比較回路6aおよび加
算回路7aにそれぞれ与えられる。比較回路6a
は、比較器14a,15aを含み、また加算回路
7aは演算増幅回路16aと、抵抗R3〜R7と
を含む。差動増幅回路11aの出力は、抵抗R4
を介して演算増幅回路16aの非反転入力端子に
与えられるとともに、比較器14aの非反転端子
および比較器15aの反転端子にそれぞれ与えら
れる。比較器14aの反転入力端子には、基準電
圧+E1が与えられ、また比較器15aの非反転
入力端子には基準電圧−E1が与えられる。比較
器14a,15aの出力は、抵抗R5,R6を介
して差動増幅回路11aの出力と加算されて、演
算増幅回路16aの非反転入力端子に入力され
る。演算増幅回路16aの反転入力端子には、抵
抗R3,R7が関連して接続され、この演算増幅
回路16aの出力は、時間変化率設定器4aを構
成する可変抵抗器VR1に与えられる。可変抵抗
器VR1の出力は、積分回路8aを構成する演算
増幅回路17aの非反転入力端子に与えられる。
積分回路8aの時間変化率は、可変抵抗器VR1
の抵抗値を調整することによつて設定することが
できる。以上のような調光制御ユニツト2aの回
路構成は、クロスフエーダCBFの摺動片S2に
接続されるもう一つの調光制御ユニツト2bの回
路構成に関しても同様である。調光制御ユニツト
2aに対応する調光制御ユニツト2bの部分には
同一の参照符に添字bを付しておく。 調光制御ユニツト2a,2bからの電気信号
は、プリセツトフエーダPAF,PBFに個別的に
与えられる。プリセツトフエーダPAF,PBFに
は、シーンAおよびシーンBの各照明負荷L1〜
Lnの調光レベルが可変抵抗Vr1a〜Vrna,
Vrna,Vr1b〜Vrnb毎に予め設定される。対
をなす可変抵抗Vr1a,Vr1b,Vr2a,Vr
2b;…;Vrna,Vrnbの各出力は、加算回路1
8においてそれぞれ加算され、位相制御駆動回路
19に与えられる。位相制御回路19からの位相
制御信号に基づいて、照明負荷L1〜Lnのシー
ン変更が実行される。 第2図を参照して、クロスフエーダCAF,CB
Fの操作面20にはクロスフエーダCAF,CB
の各摺動片S1,S2に連動する操作つまみ21
a,21bが設けられる。操作つまみ21a,2
1bがともに案内溝22a,22bの最上方の位
置にあるときは、クロスフエーダCAFは最小電
圧レベルとなり、クロスフエーダCBFは最大電
圧レベルとなる。これに対して操作つまみ21
a,21bがともに案内溝22a,22bの最下
方の位置にあるときは、クロスフエーダCAFは
最大電圧レベルとなり、クロスフエーダCBFは
最小電圧レベルとなる。したがつて操作つまみ2
1a,21bを案内溝22a,22bに沿つて上
下に変位させることによつてプリセツトフエーダ
PAF,PBFで設定された各シーン毎の照明負荷
L1〜Lnの調光レベルをクロス的に切換えるこ
とができる。なお操作面20には、操作つまみ2
1a,21bに個別的に対応してフエーダ動作表
示灯23a,23bが設けられている。シーン変
更実行中において照明負荷L1〜Lnは、時間変
化率設定器4aの時間変化率に応じた速度でシー
ン変更されるため、照明負荷L1〜Lnの明るさ
は操作つまみ21a,21bの設定位置とは異な
る。そこでフエーダ動作表示灯23a,23bに
よつて、照明負荷L1〜Lnの明るさの増加、減
少動作を一目で認識することができる。 第3図は差動増幅回路11aおよび比較回路1
4a,15aからの出力特性を示すグラフであ
り、第4図は演算増幅回路16からの出力特性を
示すグラフである。クロスフエーダCAFの操作
つまみ21aを、案内溝22aに沿つて上下変化
させた場合を想定する。このとき差動増幅回路1
1aの出力電圧は、第3図1の参照符l1で示さ
れるように変化する。また比較器14aの出力
は、第3図2のラインl2で示すように小さい基
準レベルE1でレベル弁別され、また比較器15
aの出力は第3図3のラインl3で示されるよう
に小さい基準レベル−E1でレベル弁別される。
これらの出力はそれぞれ加算され、演算増幅回路
16aの非反転入力端子に共通に与えられる。し
たがつて演算増幅回路16aの出力は、第4図の
ラインl4で示すように基準レベル±E1間でヒ
ステリシス特性を有する。この演算増幅回路16
aの出力は、時間変化率設定器4aによつて積分
時間を調整することができる積分回路8aに入力
される。これによつてクロスフエーダCAFの信
号レベルと、フイードバツクされた積分回路8a
の出力レベルが基準レベル±E1以内であれば、
時間変化率設定器4aに与えられる出力はあまり
大きく変化せず、したがつて積分回路8aの時間
変化率が小さくなり、照明負荷L1〜Lnの明る
さの変化が抑制されることとなる。これに対して
クロスフエーダCAFと、フイードバツクされる
積分回路8aの各出力レベルの差が基準レベル±
E1以上になると、時間変化率設定器4aに与え
られる出力電圧は、第4図のラインl4で示すよ
うに大きな値をとり、したがつて時間変化率設定
器4aにおいて予め設定された時間変化率に依存
した積分回路8aの積分時間によつて照明負荷L
1〜Lnの明るさの変化が行なわれる。 第5図を参照して、プリセツトフエーダPA
に設定されたシーンAから、プリセツトフエーダ
PBFに設定されたシーンBに転換させる場合を
想定する。時刻t1以前においては、操作つまみ2
1a,21bは、共に案内溝22a,22bの最
下方に位置しており、調光制御ユニツト2aが動
作して照明負荷L1〜LnはシーンAの調光レベ
ルで制御されている。このとき調光制御ユニツト
2bにおける積分回路8aの積分出力は0であ
る。次に時刻t1において、操作つまみ21a,2
1bをともに案内溝22a,22bに沿つて最上
方の位置に変位させると、クロスフエーダCB
の信号レベルは、第5図1のラインl10aで示
すように0からV1に変化する。このときクロス
フエーダCAFの信号レベルは、V1から0に変
化する。したがつて調光制御ユニツト2bにおけ
る演算増幅回路16bにおける出力レベルは、第
5図2のラインl11aで示すように変化し、積
分回路8aの出力レベルは、第5図3のラインl
12aで示すように時間変化率設定器4bによつ
て設定された時間変化率に依存して変化する。時
刻t2において積分回路8bの出力が、クロスフエ
ーダCBFの出力レベルV1に達すると、シーン
転換動作が終了する。以後照明負荷L1〜Lnは、
プリセツトフエーダPBFで設定されたシーンB
の調光レベルで位相制御される。次に時刻t3にお
いて、電源の影響などにより、クロスフエーダ
CBFの電圧レベルが第5図1のラインl10b
で示すように、V1からV2の間で変動したとし
ても、このV1とV2との差が前述のように基準
レベル±E1以内であるときには、演算増幅回路
16bの出力は第5図2のラインl11bで示す
ようにほとんど変化せず、したがつて積分回路8
bの出力レベルは第5図3のラインl12bで示
すようにほぼ一定であり、したがつて照明負荷L
1〜Lnは明るさに変化をきたすことがない。次
に時刻t4において、クロスフエーダCBFの出力レ
ベルを第5図1のラインl10Cで示すように
V2から0に変化させたとき、このV2の値が前述
の基準レベル±E1以上であるときには、演算増
幅回路16bの出力レベルは第5図2のラインl
11Cで示すように変化し、積分回路8bの出力
レベルは時間変化率設定器4bで設定された時間
変化率に依存して、第5図3のラインl12Cで
示すように変化する。これによつて照明負荷L1
〜LnのシーンBからシーンAへの転換を行なう
ことができる。このように操作つまみ21a,2
1bによつて設定されるクロスフエーダCAF,
CBFの各出力に応じた照明負荷L1〜Lnの明る
さの変化は、比較器14a,15aによつて設定
された基準レベル+E1,−E1を基準として弁
別することができるので、クロスフエーダ出力に
変動が生じた場合でも照明負荷L1〜Lnの明る
さに変化が起らず、したがつて演出性能が向上す
る。 さらに第10図および第11図を参照して、ク
ロスフエーダCAF,CBFの操作とクロスフエー
ド制御の関係を説明する。クロスフエーダCAF,
CBFを第10図1に示す。操作つまみ21a,
21bが案内溝22a,22bの最下段の位置に
ある状態から、第10図2の矢符100a,10
0bに示すように、操作つまみ21a,21bを
上方に操作すると、クロスフエーダCBFの信号
レベルは、第11図の実線で示すラインl50の
ように変化し、プリセツトフエーダPBFに与え
る制御信号は、第11図の破線で示すラインl5
1のように変化する。このラインl51の変化に
おいて、基準電圧±E1の影響は小さいので省略
する。 第6図は、本発明の他の実施例の電気回路図で
ある。第6図は第1図の構成に類似し、対応する
部分には同一の参照符を付す。本実施例では比較
回路6aを比較器14a,15a,25aと、
ANDゲート26a,27aと、反転回路28a
と、R−Sフリツプフロツプ29a,30aとか
ら構成するものである。比較器14aの出力は、
ANDゲート26aの一方の入力端子に与えられ
る。ANDゲート26aの他方の入力端子には比
較器25aからの出力が与えられる。ANDゲー
ト26aの出力は、R−Sフリツプフロツプ29
aのS入力端子に与えられる。比較器25aの出
力はまた反転回路28aを介してR−Sフリツプ
フロツプ29aのR入力端子に与えられるととも
に、ANDゲート27aの一方の入力端子に与え
られる。また比較器25aの出力は、R−Sフリ
ツプフロツプ29bのR入力端子に与えられ、比
較器15aの出力はANDゲート27aの他方の
入力端子に与えられる。ANDゲート27aの出
力は、R−Sフリツプフロツプ30aのS入力端
子に与えられる。R−Sフリツプフロツプ29a
のQ出力端子は、抵抗R10を介して演算増幅回
路16aの非反転入力端子に接続される。またR
−Sフリツプフロツプ30aのQ出力端子は、抵
抗R11を介して演算増幅回路16aの反転入力
端子に接続される。 以下に示す第1表から明らかなように、入力電
圧が基準レベル±E1よりも大きいときには、比
較器14aの出力がハイレベルとなり、このとき
R−Sフリツプフロツプ29aのQ出力はハイレ
ベルとなる。また入力レベルが弁別レベル0以下
であるときには、比較器25aの出力はローレベ
ルとなり、R−Sフリツプフロツプ29aのQ出
力はローレベルとなる。
【表】 また以下に示す第2表から明らかなように、入
力レベルが弁別レベル0よりも大きいときには、
R−Sフリツプフロツプ30aのQ出力はローレ
ベルとなる。またその入力レベルVが基準レベル
−E1よりも小さいときには、比較器15aの出
力はハイレベルとなり、R−Sフリツプフロツプ
30aのQ出力はハイレベルとなる。
【表】 このようなR−Sフリツプフロツプ29a,3
0aのQ出力と、差動増幅回路11aの出力とを
加減算することによつて第7図および第8図に示
す特性をもつた出力が得られる。すなわち第7図
1は、クロスフエーダCAFからの出力レベルと
その摺動片S1の変位量との関係を示すラインl
21で示される波形図であり、第7図2のライン
l22は差動増幅回路11aの出力ライン31の
入力と比較器14aの出力との関係を示したもの
であり、第7図3のラインl23は、ライン31
と比較器25aの出力との関係を示したものであ
り、また第7図4のラインl24は、ライン31
と比較器15aの出力との関係を示したものであ
る。また第7図5,6はR−Sフリツプフロツプ
29a,30aのQ出力をそれぞれラインl25
〜l28で示したものである。したがつて演算増
幅回路16aからは、差動増幅回路11aの出力
とR−Sフリツプフロツプ29aのQ出力を加算
し、その値からR−Sフリツプフロツプ30aの
Q出力を減算した出力、すなわち第8図のライン
l29,l30で示す出力の変化が得られる。こ
のような特性をもつた出力は、時間変化率設定器
4aの可変抵抗器VR1に与えられ、積分回路8
aの時間変化率が設定され、これによつて照明負
荷L1〜Lnの明るさの変化が得られることとな
る。この場合において前記実施例と同様にクロス
フエーダCAFの出力の変化が基準レベル±E1
以内であるときは、照明負荷L1〜Lnの明るさ
の変化が抑制され、またその範囲を越えると時間
変化率設定器4aによつて設定された時間変化率
に依存して積分回路8aの積分速度によつて照明
負荷L1〜Lnの明るさの変化を得ることができ
る。 効 果 以上のように本発明によれば、クロスフエーダ
からの出力に応答して駆動回路に制御信号を与
え、クロスフエーダによつて設定される制御レベ
ルに自動クロスフエード制御することができ、演
出効果が極めて向上する。また自動クロスフエー
ドさせるための時間変化率の設定値を大きくすれ
ば、クロスフエーダの操作に自動クロスフエード
制御が時間遅れなく追従し、実質的には手動操作
を行うこともできるので、自由なクロスフエード
操作も可能である。演劇などの舞台照明において
は、予定された時間スケジユールに従う自動クロ
スフエード制御と、予定外の事象に即座に対応で
きる手動クロスフエード制御との両機能が要求さ
れる。本発明による調光装置は、時間変化率の設
定の変更によつて、自動と手動のクロスフエード
制御を切換えることができる。しかも、自動クロ
スフエード制御における制御終了レベルは、手動
クロスフエード制御と同様に、クロスフエーダの
操作つまみの位置で決定されるので、手動と自動
とを同様な感覚で操作することができる。 またクロスフエーダからの出力にノイズが含ま
れている場合や、誤つてクロスフエーダを少し動
かした場合などであつても照明負荷の明るさの安
定性が確保され、演出性能の向上を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気回路図、第2
図はクロスフエーダCAFの操作面20の正面図、
第3図は差動増幅回路11aと比較器14a,1
5aの各出力特性を示すグラフ、第4図は演算増
幅回路16aの出力特性を示すグラフ、第5図は
積分回路8aの積分出力に関連するタイミングチ
ヤート、第6図は本発明の他の実施例の電気回路
図、第7図は加算回路7aに関連する出力特性を
示すグラフ、第8図は演算増幅回路16aからの
出力特性を示すグラフ、第9図は従来の自動クロ
スフエード制御調光装置における操作に関連する
操作面20の簡略化した正面図、第10図は本発
明の一実施例の操作に関連する操作面20の簡略
化した正面図、第11図は本発明の一実施例の操
作に関連するタイミングチヤートである。 1…調光装置、2a,2b…調光制御ユニツ
ト、3a,3b…信号変化回路、4a,4b…時
間変化率設定器、5a,5b,6a,6b…比較
回路、7a,7b…加算回路、8a,8b…積分
回路、CAF,CBF…クロスフエーダ、PAF,PB
F…プリセツトフエーダ、L1〜Ln…照明負荷。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対をなす各シーン毎に設けられ、一対の調光
    レベルを表す信号を導出する一対の可変抵抗器を
    有し、この一対の信号のうち、一方の信号の調光
    レベルの上昇時に他方の信号の調光レベルを下降
    するように構成されるクロスフエーダCAF,CB
    Fと、 前記クロスフエーダCAF,CBFからの信号に
    応答し、クロスフエーダCAF,CBFからの信号
    の表す調光レベルが予め定める範囲を越えて変化
    するとき、予め定める時間変化率で、クロスフエ
    ーダCAF,CBFからの信号の表す調光レベルに
    追随する制御信号を導出し、クロスフエーダCA
    F,CBFからの信号の表す調光レベルが予め定
    める範囲内で変化するとき、前記予め定める時間
    変化率と比較して小さい時間変化率で、クロスフ
    エーダCAF,CBFからの信号の表す調光レベル
    に追随する制御信号を導出する制御回路2a,2
    bと、 前記制御回路2a,2bからの制御信号に応答
    し、前記制御信号の表す調光レベルに対応した明
    るさとなるように照明負荷を駆動する駆動回路
    PAF,PBF;18,19とを含むことを特徴と
    する調光装置。
JP60087063A 1985-04-22 1985-04-22 調光装置 Granted JPS61245493A (ja)

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