JPH034183A - 漏電探査装置 - Google Patents

漏電探査装置

Info

Publication number
JPH034183A
JPH034183A JP1139423A JP13942389A JPH034183A JP H034183 A JPH034183 A JP H034183A JP 1139423 A JP1139423 A JP 1139423A JP 13942389 A JP13942389 A JP 13942389A JP H034183 A JPH034183 A JP H034183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
value
leakage
display
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1139423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2821904B2 (ja
Inventor
Yoshinari Furukawa
古川 吉成
Masuo Yamada
山田 満寿夫
Mamoru Nonaka
野中 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Aichi Electric Co Ltd filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP1139423A priority Critical patent/JP2821904B2/ja
Publication of JPH034183A publication Critical patent/JPH034183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2821904B2 publication Critical patent/JP2821904B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Locating Faults (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低圧電線路の漏電個所を探査する漏電探査装
置に関する。
〔従来の技術〕
漏電は、電気wA縫物の劣化等により、充電部と大地と
が導通状態となることであり、その11れ電流が大きい
場合は感電や火災を発生する恐れがある。低圧電Ml(
以下、配線という)の漏電には、漏れ電流が継続して流
れている場合の他、天候等の外的条件あるいは電気機器
の使用・使用終了などにより、漏れ電流が間欠的に流れ
る、いわゆる間欠漏電がある。この間欠漏電は、漏電探
査着手時にはすでに消滅していることが多く、しかも消
滅後は健全状態と変わらないことがほとんどなので、こ
のような漏電個所を発見するには漏電の発生を記憶でき
る探査装置が必要となる。
このような装置としては、例えば、特開昭61−209
363公報に示されているものがある。
これは、引込線等の漏れ電流を貫通形に形成した零相変
流器で検出し、これを増幅してコンデンサに充電させ、
この充電電圧が所定値を越えたとき、リレー回路を作動
させて漏電発生を表示させると共にこれを保持するよう
にしたものである。この装置を漏電探査範囲の引込線等
に取付けておき、後日の巡視の際、上記表示要素が動作
していれば、その引込線等の負荷側の配線に漏電が発生
したことが分かるので、その配線についてさらに漏電探
査を行って漏電箇所を発見するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このように構成したものにあっては次の
ような問題点があった。
(1)  装置の取付後、最初に発生した漏電を検出し
て表示し、保持するようになっているので、漏電発生の
有無は判明するが、漏電発生の原因を究明するために有
効な漏電発生日時や漏れ電流値を知ることはできず、漏
電探査にも手間を要した。
(2)漏れ電流検出信号を増幅してコンデンサに充電し
、この充電電圧が所定値を越えたとき表示動作するよう
になっているので、a電遮断器の負荷側のmit探査時
にあっては、上記コンデンサの充電電圧が所定値に達す
る前に、漏電遮断器がその反限時特性によって高速(例
えば半サイクル後)遮断した場合は、漏れ電流を検出・
表示することができなかった。
(3)装置毎に検出・表示機能を備えているため比較的
大形となり、分電盤等における分岐箇所のように取付ス
ペースの狭いところでは、装置をすべての分岐線に同時
に取付けることができない場合が多く、−括して漏電探
査を行うことが困難となって効率的に行うことができな
かった。
本発明の目的は、上記i1題を解決し、漏電発生の有無
は勿論、間欠漏電が発生しても、その発生日時および漏
れ電流値を表示して、漏電原因究明の効率化を図ると共
に、漏電遮断器が高速遮断しても誤検出動作することな
く、狭いスペースであっても複数の漏電個所の探査を同
時に行うことができるようにしたものを提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するため、通電状態で漏れ電
流を検出する零相変′tIL器からなる複数の電流検出
器と、この複数の電流検出器の出力を演算処理してそれ
ぞれ記憶・表示するようにした記憶表示器とを備え、上
記記憶表示器は、複数の電流検出器の出力をそれぞれ保
持する複数の保持回路と、この保持回路の出力を演算処
理して所定時間毎の漏れ電流最大値とその発生日時を漏
電データとして記憶すると共に出力するようにした演算
処理部と、この演算処理部の表示信号によって上記デー
タを表示する表示部とを設けたことを特徴としたもので
ある。
〔作  用〕
複数の配線にそれぞれ取付けられた複数の電流検出器の
出力は、この電流検出器に対応した複数の保持回路にそ
れぞれ送出され、瞬時に保持される。演算処理部は保持
回路の出力を演算処理して、所定時間毎の漏れ電流の最
大値とその発生日時を記憶すると共に、表示部で表示さ
せる。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1図は構
成を示すブロック図である。同図において、lは漏電探
査装置で、漏れ電流を検出する零相変流器で形成された
複数(例えば8個)の電流検出器2,2.・・・と、こ
れの各出力を演算処理して記憶・表示する記憶表示器4
0とからなり、上記記憶表示器40は、上記複数の電流
検出2S2.2、・・・と対応して、例えばi〜8チャ
ネルを形成し、これの各出力のピーク便を瞬時にそれぞ
れ保持して出力する複数(例えば8個)の保持回路3,
3.・・・と、この複数の保持回路3,3、・の出力を
演算処理して、その結果を漏電データとして記、憶する
と共に漏電データの表示信号を出力する演算処理部4と
、演算処理部4の表示信号によって上記漏電データを表
示する表示部5と、演算処理部4内に設けた時計15の
日時および演算・記憶する漏れ電流値(以下、検出電流
設定値という)を設定する設定スイッチ6と、表示部5
の表示モードの切換および演算処理部4に記憶された漏
電データをクリアする操作スイッチ7とを備えて構成さ
れている。
そして、上記電流検出器2,2.・・・からケーブルを
介してそれぞれ接続された保持回路3゜3、・・・は、
第2図に示すように構成されている。同図において、l
Oは増幅回路で、上記電流検出器2の出力端子間に接続
して出力電流を電圧に変換する抵抗R6と、抵抗R,の
一端を抵抗Rを介して演算増幅器OPlの反転入力端子
に接続すると共に、抵抗R1の他端を非反転入力端子に
接続し、また抵抗R1を負帰還回路に挿入して、人力を
反転増幅して出力するようになっている。
11は全波整流回路で、半波整流回路11aと加算回1
11bとからなっている。そして、上記半波整流回路1
1aは、増幅回路10の出力端を抵抗R4を介して、非
反転入力端子を回路接地した演算増幅器OP z の反
転入力端子に接続し、この反転入力端子と演算増幅器O
P!の出力端子間には、上記抵抗R4と同じ値の抵抗R
3とダイオードD1を直列に接続すると共に、ダイオー
ドD!を逆方向に接続し、上記抵抗R2とダイオードD
の接続点を出力端として、上記増幅回路10からの交流
入力電圧のうちの正の半波のみを反転して、絶対値が等
しい負の半波で出力するようになっている。加算回路1
1bは、上記半波整流回路11aの出力端を抵抗R1を
介して、また上記増幅回路lOの出力端を抵抗R1を介
して、非反転入力端子を回路接地した演算増幅器OP、
の反転入力端子に接続すると共に、負帰還回路に抵抗R
を挿入し、上記抵抗Rq、Raを半波整流回N11!a
の抵抗Ra、Rs と同じ値としくR,=R5=Rt−
Rs)、抵抗R6をR−−R? /2=Ra/2に設定
して、上記半波整流回路11aから送出された負の半波
を2倍(=Rm/R1)に反転増幅した信号と、上記増
幅回路10の交流出力を反転した信号とを加算すること
により、増幅回路10の交流出力を、絶対値が等しくな
るように余波整流して演算増幅器OP 2の出力端から
出力するようになっている。12はピークホールド回路
で、演算増幅器OP4の非反転入力端子に上記全波整流
回路11の出力端を接続し、演算増幅n0P4の出力端
子をダイオードD、を介して反転入力端子に接続すると
共に、出力端子と回路接地間にコンデンサCIを接続し
、また、コンデンサCの両端にサイリスタ等からなるス
イッチング素子S1を挿入し、スイッチング素子S1の
ゲート端子には演算処理部4の信号線20を接続し、上
記ダイオードD1とコンデンサC1の接続点を、出力端
子を反転入力端子に接続した演算増幅器OP、の非反転
入力端子にP#続し、コンデンサC1の充電電圧を、演
算増幅器OP、の出力端から該回路12の出力として演
算処理部4に送出するようになっている。
演算処理部4は、第1図に示すように、上記複数の保持
回路3,3.・・・から並列的に入力する漏れ電流ピー
ク値(アナログ信号)を直列的な信号形態に変換するマ
ルチプレクサ13と、マルチプレクサ13から出力され
るアナログ信号を演算処理用のディジタル信号に変換す
るAD変換器14と、上記漏れ電流ピーク値の発生日時
を記録するための時計15と、制御・演算処理をする中
央処理装置(以下、CPUという)16と、このCPU
16により、上記ADgll器14の出力信号を上記電
流検出器2の一次側電流値(実効値)に換箕して比較・
演算処理した漏れ電流と、上記時計15から読み出した
発生日時とを漏電データとして一時的に記憶させる領域
(以下、バッファメモリいう)と、所定時間(以下、サ
ンプリング時間という、例えば30分)毎に、上記バッ
ファメモリに収納したS電データを記憶データとして記
憶させる領域(以下単に、メモリいう)とを有するラン
ダム・アクセス・メモリ(以下、RA Mという)17
と、演算処理部4が行う仕事の手順を示すプログラムを
収納するリード・オンリ・メモリ(以下、ROMという
)1Bとから構成され、また、上記の各構成要素は相互
に、データ・信号を転送するためのバス19で接続され
、さらに、上記保持回路3,3.・・・のピークホール
ド回路12のスイッチング素子Slのゲートにクリア信
号を送るための信号線20を有している。
表示部5は、例えば、キャラクタ表示用の液晶パネルと
、上記演算処理部4から図示しないインタフェースを介
して送出される表示信号を液晶パネル表示用の信号に変
換するコントロール用LSIとを一体にしてなる表示モ
ジュールから形成されている。そして上記液晶パネルは
、例えば、縦7個、横5個のドツトブロックで一文字を
表わし、これを横20文字並べて一行とし、これを縦に
4行としてパネル面に規則正しく配置して、英数字。
記号等により上記記憶データ等を第8図の表示例に示す
ように表示するようになっている。また上記コントロー
ル用LSIは、液晶パネルの駆動表示に必要なすべての
機能を備え、演算処理部4からの表示信号により、内蔵
したキャラクタジェネレータメモリに収納された文字を
上記ドツトブロックで表示するため各ドツトに信号を送
出するようになっている。
設定スイッチ6は、0〜9のいずれかの設定数字に対応
したコードの接点を導通させるようにしたディジタルス
イッチを8個(即ち8桁)並設して、月日時分をそれぞ
れ2桁で設定し、後述の操作スイッチ7の操作により、
上記設定日時を現在の日時として時計15にセットする
と同時にセットした月日時分00秒からスタートするよ
うにした日時設定スイッチと、検出電流設定値を例えば
1.3.10 (mA)のいずれかに切換設定した数字
に対応するコードの接点を導通させるようにしたロータ
リスイッチを設けて、上記検出電流設定値をCPU16
により、図示しないインタフェースを介して読出すよう
にした検出電流設定スイッチとから構成される。
操作スイッチ7は、上記日時設定スイッチの設定日時を
現在の日時として時計15にセットするようにした押ボ
タンスイッチ等からなる日時入力スイッチと、RAM1
7に収納されているデータをすべてクリアするようにし
た押ボタンスイッチ等からなるクリアスイッチと、上記
表示部5の表示モードを、例えば第8図の表示例に示す
ように(1)→(2)→(3)→(4)→(1)・・・
と順次切換えるようにした押ボタンスイッチ等からなる
表示切換スイッチと、上記第8図(3)時系列記憶デー
タまたは第8図(4)チャネル系列記憶データの表示モ
ードのとき、その表示内容より以前もしくは以後の記憶
データを表示させるようにした押ボタンスイッチ等から
なるスクロールアップスイッチ、スクロールダウンスイ
ッチとから構成され、上記の各スイッチは、図示しない
インタフェースを介してCPU16に割込み信号を送出
して上記のような所定の割込み処理を行わせるようにな
っている。
次にその動作を、第3図に示すように、低圧引込線に接
続された過電流遮断装置付漏電遮断器31に、その負荷
側を分岐し、過電流遮断器3233.34を介して負荷
35,36.37をそれぞれ接続するようにした分電盤
30の各分岐線の漏電探査に適用した例によっ°ζ第4
図〜第8図とともに説明する。
A、初期動作 漏電探査装置lに図示しない直流電源が供給されると、
演算処理部4のCPU16がROM1Bに収納されたプ
ログラムを実行する。第5図はそのメインフローを示し
たもので、ステップ100〜600で構成され、さらに
、このステップ群のうち、ステップ300は、第6図に
示すように、ステップ301〜306で構成され、ステ
ップ500は、第7図に示すように、ステップ501〜
510で構成されている。
先ずステップ100の実行により、演算処理部4の初期
設定が行われて、CPU16が初期化され、RAM l
 7がクリアされ、時計15内の値がすべて零になる0
次いでステップ200(i#れ電流入力)、ステップ3
00(漏電データ収納)が実行されるが、電流検出器2
.2.2はまだ取付けられていないので、漏れ電流入力
は零、RAM17の漏れ電流偵も零である。
次に、ステップ400.ステップ500において、第7
図に示すステップ501,502を実行させる。即ち、
設定スイッチ6の日時設定スイッチを現在の月日時分に
設定してから、操作スインチアの日時入力スイッチを操
作して、時計15に上記日時設定スイッチの設定内容(
月日時分o。
秒)をセットすると同時にスタートさせる0次いでステ
ップ600の実行により、上記ステップ5・02でセッ
トした日時が第8図(1)に示すように表示部5の液晶
パネルに表示されると共に刻時してい く 。
次に、設定スイッチ6の検出電流設定スイッチで検出電
流設定値を例えば1mAに設定する。そして、チャネル
l、2.3の電流検出器2(零相変流器)を、上記過電
流遮断器32.33.34の各負荷側の2 tsに一括
クランプしてそれぞれ取付け、その出力をケーブルを介
して保持回路3゜3.3の入力端にそれぞれ送出するよ
うにする。
B、漏電探査時の動作 上記過電流遮断器33の負荷側で漏電が発生した場合、
その配線に取付けたチャネル2の電流検出器2(零相変
流器)は漏れ電流を検出して、2次巻線に誘起された電
流を対応する保持回路3へ送出する。保持回路3に入力
した電流は、第2図に示す増幅回路10において、抵抗
R2で電圧に変換され、演算増幅器OP4.抵抗ft、
、R,からなる反転増幅器で第4図(1)に示すように
増幅されて全波整流回路11へ送出される。全波整流回
路11に人力した交流波形は、正の半波は半波整流回路
11aにより絶対値が等しい負の半波となり、これが加
算回路itbにより2倍(=R,/R,)に反転増幅さ
れた正の半波となり、また、上記増幅回路lOが出力す
る交流波形の正の半波は直接加算回路11bに入力し、
極性が反転(即ち、1倍(=Rm/Rt)に反転増幅)
して負の半波となるが上記2倍に増幅された正の半波と
加算されて出力されるので、上記交流波形の正の半波が
そのまま出力されたことと同じとなる。他方、増幅回路
10が出力する交流波形の負の半波は、半波整流回路1
1aを動作させず、加算回路llbにて極性が反転(即
ち、1倍(=RI / R,)に反転増幅)し、正の半
波として出力される。従って、増幅回路10から全波整
流回路11に入力した交流波形(第4図(1))は、第
4図(2)に示すように、絶対値が等しい全波整流波形
となって、ピークホールド回路12へ送出される。この
ため、全波整流回路11は、例えば漏電遮断器31が半
サイクル後に遮断することがあっても、極性にかかわら
ず、少なくとも半波の漏れ電流を出力することになる。
ピークホールド回路12へ入力した全波整流波形は、そ
のピーク値電圧が、演算増幅器OP、の出力端からダイ
オードD、を介してコンデンサC1に充電・保持され(
第4図(3))、このコンデンサC1の充電電圧は、演
算増幅器OPを介して演算処理部4へ送出される。複数
(本例ではチャネルl−チャネル3の3個)の保持回路
3の出力は並列的に演算処理部4のマルチプレクサ13
に入力される。
マルチプレクサ13は、複数の入力をcput6から送
出される選択信号に従って順次スキャンして、アナログ
信号をAD変換器14へ直列的に出力する。AD変喚器
14が信号を受取ると、CPUI 6は信号線20を介
して上記ピークホールド回路12のスイッチング素子S
、の))’ −1−4,m クリア信号を送出し、スイ
ッチング素子S1を導通して上記コンデンサC4を瞬時
に放電(即ちクリア)させ、再び次のピーク値を保持さ
せるようにする(第4図(3))、AD変換器14は、
アナログ信号を例えば8ビツトのバイナリ信号に変換し
てCPU16へ送出する0以上のように、ステップ20
0で、上記保持回路3から、マルチプレクサ13とAD
変換H14を介して漏れ電流ピーク値をCPU16に入
力し、CPU16において、このピーク値を上記電流検
出器2の一次側電流値(実効値)に換算する。
ステップ300は、第6図に示すように、ステップ30
1で、上記ステップ200で電流検出器2の一次側電流
値に換算された現在の漏れ電流値C以下、Ioという)
と、あらかじめ設定した検出ill投設定値以下、l、
という)とを読込んで大小比較を行い、■。〉1.なら
ば、ステップ302で、この■。と、前回の比較・演算
処理でRAM17のバッファメモリに収納されている漏
れ1t2Ita大値(以下、■。、という)とを比較し
、!〉Io、ならばステップ303で■。、=10とし
、ステップ304で、このIOFが前回の1゜、に替わ
ってRAM l 7のバッファメモリに、時計15から
読み出した現在の日時(即ち漏電発生日時)と共に収納
される。そして、ステップ305でサンプリング時間(
例えば30分)に達していなければ、ステップ400で
、操作スイッチ7による割込み処理の有無が判断され、
割込み処理がなければ、表示部5の表示モードを換えず
にデータ表示を行う(ステップ600)、上述したステ
ップ200〜600の実行は一定時間(例えば1秒)毎
に繰り返し行われる。
そして、上記ステップ305でサンプリング時間に達す
ると、ステップ306でバッファメモリに収納された上
記1゜、とその発生日時が記憶データとしてRAM17
のメモリに収納される。この動作は、探査期間中、繰り
返し行うことになる。
この際、上記動作において、上記ステップ301でI。
≦IA またはステップ302でI0≦topならば、
RAM l 7のバッファメモリに前回収納された1゜
、がそのまま保持される。
また、ステップ400,500で、操作スイッチ7の操
作があると、第7図に示すステップ501〜51Oから
なる割込み処理プログラムを実行して、ステップ600
で表示する。ステップ501502については上述した
が、漏電探査中においても日時修正等の必要が生じたら
再設定を行う、ステップ503,504において、表示
切換スイッチを操作すると、表示部5の表示モードは第
8図(1)、 (2)、 (3)または(4)の表示例
に示すような画面に切換わる。即ち、例えば、はじめに
第8図0)に示すようなr現在の月日時分秒Jを表示し
ていれば、次の操作で第8図(2)に示すような「現在
の漏れ電流値」を表示させて全チャネルの現在の漏れ電
流値を知り、次の操作で第8図(3)に示すような「時
系列記憶データ」を表示させて、該装置l設置期間中の
記憶データを時系列で表示し、次の操作で第8図(4)
に示すような[チ・・ヤネル系列記憶データ]を表示さ
せて設置期間中の記憶データをチャネル毎に表示する。
(第8図に示す実線枠は上記表示モジュールの液晶パネ
ルの表示部外枠を示している。)上記「時系列記憶デー
タ」または[チャネル系列記憶データ」を表示している
ときに、ステップ505,506において、スクロール
アンプスイッチを操作すると、現在表示の記憶データよ
り以前のデータ、例えば第8図(3) (41の上部破
線枠内のデータを順次さかのぼって(スクロールアップ
して)表示し、また、ステップ507.508において
スクロールダウンスインチを操作すると、上記スクロー
ルアップスイッチ操作の場合と逆にスクロールして、例
えば第8図(3) (4)の下部破線枠内のデータを表
示する。これにより、上記液晶パネルの限られた表示枠
内にすべての記i、!データが表示される。そして、ス
テップ509510において、例えば漏電データをとり
直す場合、クリアスインチの操作によりRAM17のデ
ータをすべてクリアする。
以上のステップ200,600をくり返ず動作により、
複数のチャネルを同時に記憶して表示するので、何月何
日何時何分何秒にどのチャネルで何mAの漏れ電流が流
れたかを知り、そのときの天候等の外的条件、負荷の使
用状況等を調べることによって漏電原因の究明を行う、
また、現在の漏れt流値も表示するので、継続して漏れ
電流が流れている場合についても通用する。
なお、上記実施例において、1台の記憶表示器40に対
し、例えば8個の電流検出器2を有するように説明した
が、これに限定されるものではなく、保持回路3および
マルチプレクサ13の入力端子を増して(または、減ら
して)、8個より多くの(または、少ない)電流検出器
2を接続するようにしてもよい、また、実施例において
1、漏電データの表示部5を、液晶パネルを備えた表示
モジュールとして説明したが、これとは別にインタフェ
ースを付加してプリンタを接続し、すべての記憶データ
を印字して出力するようにしてもよい。
さらに、上記サンプリング時間の間隔は、上記記憶デー
タにもとづいて、漏電探査を、後口、容易に行うことが
できる時間であればよく、例えば60分としてもよい。
本実施例によれば、第2図に示すように、保持回路3の
全波整流回路11において、人力と出力の絶対値が等し
い半波整流回路11aを形成し、加算回路11bと共に
全波整流出力を得るようにしているので、漏電遮断器が
その反限時特性によヮて例えば半サイクル後に高速遮断
しても、その漏れ電流を極性にかかわらず的確に検出す
ることができ、しかも、電流検出器2が増幅回路IOを
介して出力する交流信号を電圧降下なしで全波整流して
、入力に正比例したピーク値が得られるため、正&賽な
漏れ電流値を表示させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、 (1)  複数回の漏電について、その発生日時と漏れ
電流値を記憶して表示することができるので、間欠4t
が発生しても、漏電発生の原因の究明を効果的に行うこ
とができる。
(2)  電流検出器の出力を瞬時に保持するようにし
ているので、漏電遮断器が高速遮断しても、その負荷側
の漏電を的確に検出して表示することができる。
(3)a電を検出する複数の電流検出器は、零相変流器
のみで形成しているので、小形化を図ることができ、漏
電探査のための取付場所が狭いところであっても、複数
個の電流検出器を同時に取付けることができ、漏電箇所
の探査を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は保持
回路の回路図、第3図はB電探査装置の取付例説明図、
第4図は保持回路各部の波形図、第5図はプログラムの
メインフロー図、第6図は漏電データ収納のフロー図、
第7図は操作スイッチコントロールのフロー図、第8図
は表示部の表示例である。 1;漏電探査器   2;電流検査器 3;保持回路    4;演算処理部 5;表示部    40;記憶表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低圧電線を貫通させて漏れ電流を検出する複数の電流検
    出器と、この複数の電流検出器の出力を演算処理して記
    憶・表示するようにした記憶表示器とを備え、上記記憶
    表示器は、複数の電流検出器の出力をそれぞれ保持して
    出力する複数の保持回路と、この保持回路の出力を演算
    処理して所定時間毎の漏れ電流最大値とその発生日時の
    データを記憶して出力するようにした演算処理部と、こ
    の演算処理部の表示信号によって上記データを表示する
    表示部とを設けたことを特徴とする漏電探査装置。
JP1139423A 1989-05-31 1989-05-31 漏電探査装置 Expired - Lifetime JP2821904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1139423A JP2821904B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 漏電探査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1139423A JP2821904B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 漏電探査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH034183A true JPH034183A (ja) 1991-01-10
JP2821904B2 JP2821904B2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=15244862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1139423A Expired - Lifetime JP2821904B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 漏電探査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2821904B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343170A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Marusei Co Ltd 漏れ電流の測定方法、漏電機器の探査方法及び漏電要因判別方法
JP2012242365A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Tempearl Ind Co Ltd 直流電路の地絡検出装置
JP2017163812A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 異常判定方法、異常判定システム、プログラム、遮断システム、及び分電盤
CN113884943A (zh) * 2021-10-28 2022-01-04 广东电网有限责任公司 漏电故障分析方法、装置、设备及介质

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343170A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Marusei Co Ltd 漏れ電流の測定方法、漏電機器の探査方法及び漏電要因判別方法
JP2012242365A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Tempearl Ind Co Ltd 直流電路の地絡検出装置
JP2017163812A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 異常判定方法、異常判定システム、プログラム、遮断システム、及び分電盤
CN113884943A (zh) * 2021-10-28 2022-01-04 广东电网有限责任公司 漏电故障分析方法、装置、设备及介质
CN113884943B (zh) * 2021-10-28 2023-08-01 广东电网有限责任公司 漏电故障分析方法、装置、设备及介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2821904B2 (ja) 1998-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2633284B2 (ja) 交流電源装置を保護する多極遮断器の固体引外し装置
JP2608058B2 (ja) 回路遮断器用半導体トリツプ装置
ATE141030T1 (de) Anordnung zur erkennung von fehlern
CN111095372B (zh) 火灾报警设备
JPH034183A (ja) 漏電探査装置
US3982181A (en) Apparatus and method for tracing energized AC circuits
CN105914723B (zh) 剩余电流断路器的切换装置
KR890005602A (ko) 정보 취급 및 제어 시스템과, 이 시스템내 전기 부하들의 상태를 테스트하는 방법
JPS5827708B2 (ja) 切分試験回路
KR19990085704A (ko) 디지털 계전 계측장치
CA1117616A (en) Protective circuit for compass repeater amplifier systems
JPH10232254A (ja) 三相交流電圧不平衡率測定装置
KR910005700B1 (ko) 특고압 지중 배전 선로용 상판별기
JP2001298878A (ja) 自動漏電検索器
SU868651A1 (ru) Устройство дл определени места замыкани на землю в силовой цепи посто нного тока
KR0157865B1 (ko) 과부하 시험장치
SU1453504A1 (ru) Устройство дл контрол исправности блока релейной защиты
JPS6241538Y2 (ja)
JPH11118862A (ja) 保護継電器
KR200243727Y1 (ko) 지능형 누전차단기
KR20210141298A (ko) 전계효과 트랜지스터 병렬 mux선택스위치로 dc고전압 개폐가 가능한 태양광발전장치
JPH08298720A (ja) 受配電設備用装置
SU1345332A1 (ru) Релейный коммутатор
JP2682274B2 (ja) 保護リレーの電流検出回路
JPH08138753A (ja) 高温二次電池の走査装置