JPH0341730Y2 - - Google Patents

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JPH0341730Y2
JPH0341730Y2 JP17026685U JP17026685U JPH0341730Y2 JP H0341730 Y2 JPH0341730 Y2 JP H0341730Y2 JP 17026685 U JP17026685 U JP 17026685U JP 17026685 U JP17026685 U JP 17026685U JP H0341730 Y2 JPH0341730 Y2 JP H0341730Y2
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net
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は着脱式バツクネツトに関する。
〔従来技術とその問題点〕
河川敷や、冬季にスケート場として使用する平
担地に設けられる野球場においては、設立された
バツクネツトが台風等により被害を受けたり、ス
ケート場とするとき障害となるなどの問題があ
る。
そこでスケート場の場合には冬季に撤去するこ
とにより障害となることを避けているが、高さが
あつて重量が大きいためその撤去作業は容易でな
い。また河川敷に設立されるバツクネツトでは、
河川の増水により流木等が支柱やネツトに引掛
り、河川の流れを阻害したり、バツクネツトを損
傷させるなどの不具合がある。
〔考案の目的〕
本考案はこれに鑑み、支柱間に張装されるネツ
ト弛緩自在に構成するとともに支柱を基礎に対し
倒伏自在に構成し、かつ倒伏後には地表から突出
する高さを可及的小として、河川敷の場合は流木
等の引掛りを防ぎ、スケート場にあつては一層障
害となることのない着脱式バツクネツトを提供す
ることを目的としてなされたものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため、本考案は、一対の支
柱間にネツトを張装してなるものにおいて、地中
に埋設される基礎上にベースプレートを固着して
設け、このベースプレートの一端両側部に立設し
た軸受部と支柱下端のプレートの一端両側部に立
設した軸受部とを軸により回動可能に結合し、前
記プレートの他端とベースプレートとを締着ボル
トにより固定自在に形成し、前記支柱の一方には
ネツトのトツプロープを巻取り巻ほどきするリー
ルをハンドルにより回転操作自在に設けた構成を
特微とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
第1図は3本の支柱1A,1B,1Cを有し、
これら支柱間にネツト2,2が張装される場合の
バツクネツトを示している。
支柱1A,1B,1Cが立設される位置の地中
にコンクリート製ブロツク状の基礎3が埋設さ
れ、この基礎3の上面には第3図乃至第5図に詳
細を示すようにベースプレート4がその四隅部で
アンカーボルト5,5…により基礎3内にアンカ
ーされて固着されている。
支柱1A〜1Cの下端面には、ベースプレート
4より小面積のプレート6が支柱1A〜1Cの四
側面に突設されたリブ7,7…を介して溶接によ
り固着されており、このプレート6の一端両側部
に立設された軸受8,8と、前記ベースプレート
4の一端両側部に立設された軸受9,9とに軸1
0が貫通されて回動可能に取付けられている。こ
の軸10は1つのリブ7をも貫通されている。
前記プレート6の他端側には切孔11,11が
形成されており、この切孔11,11にはベース
プレート4に螺着される締着ボルト12,12が
挿通されてナツト13を螺合締結することにより
ベースプレート4にプレート6の他端が固定自在
とされている。
両側に位置する支柱1A,1Cの上端には第6
図、第7図に示すように滑車14,14がブラケ
ツト15,15を介して軸着され、上記支柱1
A,1Cの外側面下方部には第8図、第9図に示
すようにリール16,16がブラケツト17,1
7を介して軸着されていて、このリール16,1
6の軸にはハンドル18,18が回動操作自在に
取付けられている。上記リール16,16には、
各ネツト2,2のトツプロープ19,19が滑車
14,14を通じて巻回止着されており、このリ
ール16,16を巻きほどくことによりネツト
2,2を緊張または弛緩自在とされている。
ネツト2,2は、例えばポリエチレン等で編組
されたもので、トツプロープ19,19の一端が
中央に位置する支柱1Bの上端に固定され、下方
部両端は両側に位置する支柱1A,1Cの側部に
適宜止着されている。
図中20,20は控えであり、支柱1A〜1C
および基礎21にピン22,23で止着され、随
時着脱し得るようになつている。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
河川敷に設立された場合の台風時、増水時、あ
るいはスケート場に設立された場合の積雪期等に
先立つてバツクネツトを倒伏させるときは、ハン
ドル18,18を回動ししてトツプロープ19,
19をゆるめ、トツプロープ19,19がたるむ
ことで第1図に鎖線で示すようにたれ下り、ネツ
ト2,2もたるむ。
ついで控え20を外し、締着ボルト12,12
のナツト13,13を外すことにより支柱1A,
1B,1Cは軸10を中心に倒伏させることがで
きる。
倒伏後は基礎3の上にプレート6のみが突出し
ている状態となり、地表への突出高さは著しく低
い形態となる。
再び設立させるには、支柱1A,1B,1Cを
起し、プレート6をベースプレート4上に密着さ
せると、締着ボルト12,12がプレート6の切
孔11,11内に嵌入し、この締着ボルト12,
12にナツト13,13を螺合して締結すること
によりプレート6がベースプレート4上に固定さ
れる。ついで控え20を取付けたのちハンドル1
8,18を回動してトツプロープ19,19を巻
きとることにより支柱1A,1B,1C間にネツ
ト2,2が緊張状態に張装される。
第10図は2本の支柱1A,1B間にネツト2
を張装する構造のバツクネツトを示すもので、こ
の場合にはネツト2のトツプロープ19の一端を
一方の支柱1Bの上端に固定とし、他側の支柱1
Aのみに滑車14およびリール16を設ければよ
い。他の構成は第1図示の実施例と同様である。
また本考案の構成は、河川敷に設置されるネツト
フエンスにも適用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、一対の支柱間に
ネツトを張装してなるものにおいて、地中に埋設
される基礎上にベースプレートを固着して設け、
このベースプレートの一端両側部に立設した軸受
部と支柱下端のプレートの一端両側部に立設した
軸受部とを軸により回動可能に結合し、前記プレ
ートの他端とベースプレートとを締着ボルトによ
り固定自在に形成したので、支柱を倒伏させたと
き地上に突出する部分が低くなり、河川敷の場合
には流木等の引掛りがなく、スケート場の場合に
はスケートの障害となることがない。また、前記
支柱の一方にはネツトのトツプロープを巻取り巻
ほどきするリールをハンドルにより回転操作自在
に設け、支柱を倒伏させるに先立つてネツトをゆ
るめることができるようにしたので、倒伏時にネ
ツトを損傷させることがなく、倒伏作業も容易に
なる。さらに倒伏後軸10を抜き外すことにより
他の場所へ移動させることもできるなどの効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は同側面図、第3図は支柱の下部分を示す正面
図、第4図は同側面図、第5図は同平面図、第6
図は支柱上端の滑車部分を示す正面図、第7図は
同平面図、第8図は支柱に設けられるリール部の
側面図、第9図は同平面図、第10図は本考案の
他の例を示す正面図である。 1A〜1C……支柱、2……ネツト、3……基
礎、4……ベースプレート、5……アンカーボル
ト、6……プレート、7……リブ、8,9……軸
受、10……軸、11……切孔、12……締着ボ
ルト、13……ナツト、14……滑車、16……
リール、18……ハンドル、19……トツプロー
プ、20……控え。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の支柱間にネツトを張装してなるものにお
    いて、地中に埋設される基礎上にベースプレート
    を固着して設け、このベースプレートの一端両側
    部に立設した軸受部と支柱下端のプレートの一端
    両側部に立設した軸受部とを軸により回動可能に
    結合し、前記プレートの他端とベースプレートと
    を締着ボルトにより固定自在に形成し、前記支柱
    の一方にはネツトのトツプロープを巻取り巻ほど
    きするリールをハンドルにより回転操作自在に設
    けてなる着脱式バツクネツト。
JP17026685U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH0341730Y2 (ja)

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JP17026685U JPH0341730Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17026685U JPH0341730Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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JPS6278966U JPS6278966U (ja) 1987-05-20
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