JPH0341453Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341453Y2 JPH0341453Y2 JP1985145356U JP14535685U JPH0341453Y2 JP H0341453 Y2 JPH0341453 Y2 JP H0341453Y2 JP 1985145356 U JP1985145356 U JP 1985145356U JP 14535685 U JP14535685 U JP 14535685U JP H0341453 Y2 JPH0341453 Y2 JP H0341453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- filament
- secondary coil
- piece
- filament coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 31
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 11
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は高圧トランスに係り、例えば電子レン
ジなどに用いられる高圧トランスの二次コイルと
フイラメントコイルとの間の絶縁構造に関する。
ジなどに用いられる高圧トランスの二次コイルと
フイラメントコイルとの間の絶縁構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に電子レンジのマグネトロンに電力を供給
する高圧トランスは、一次コイル、二次コイル、
フイラメントコイル、および鉄心から構成され、
主に電子レンジの用途により前記フイラメントコ
イルを二次コイル側に取付ける形式がある。
する高圧トランスは、一次コイル、二次コイル、
フイラメントコイル、および鉄心から構成され、
主に電子レンジの用途により前記フイラメントコ
イルを二次コイル側に取付ける形式がある。
そして従来のフイラメントコイルを二次コイル
側に取付ける形式の高圧トランスでは、二次コイ
ルとフイラメントコイルとの間の絶縁は第5図乃
至第7図に示すような絶縁紙が用いられている。
この絶縁紙1は二次コイル2の一方の端面3を覆
う一方端面覆い面4の両側から二次コイル2の両
外側面を覆う外側覆い片部5をそれぞれ折り曲げ
形成し、この両外側覆い片部5からそれぞれ二次
コイル2の他方側端面をそれぞれ覆う他方端面覆
い面6を形成し、この両他方端面覆い面6から二
次コイル2の内側面を覆う内側片部7がそれぞれ
形成され、前記一方の端面覆い面4からフイラメ
ントコイル覆い片8を切り起こし形成した構成が
採られていた。
側に取付ける形式の高圧トランスでは、二次コイ
ルとフイラメントコイルとの間の絶縁は第5図乃
至第7図に示すような絶縁紙が用いられている。
この絶縁紙1は二次コイル2の一方の端面3を覆
う一方端面覆い面4の両側から二次コイル2の両
外側面を覆う外側覆い片部5をそれぞれ折り曲げ
形成し、この両外側覆い片部5からそれぞれ二次
コイル2の他方側端面をそれぞれ覆う他方端面覆
い面6を形成し、この両他方端面覆い面6から二
次コイル2の内側面を覆う内側片部7がそれぞれ
形成され、前記一方の端面覆い面4からフイラメ
ントコイル覆い片8を切り起こし形成した構成が
採られていた。
上記従来の高圧トランスでは、絶縁紙1の二次
コイルの一方端面覆い面4から切り起こしたフイ
ラメントコイル覆い片8はフイラメントコイル9
の内側面を覆い鉄心12の中央脚部に対向する内
側片部10とこの内側片部10からフイラメント
コイル9の外側端面を覆う外面片部11を形成
し、フイラメントコイル9の外側面と鉄心12の
側脚部間は絶縁されず、取扱い時にフイラメント
コイル9を損傷し易く、フイラメントコイル9の
絶縁性低下で早期劣化、使用上の安全確保など品
質の確保に問題があつた。
コイルの一方端面覆い面4から切り起こしたフイ
ラメントコイル覆い片8はフイラメントコイル9
の内側面を覆い鉄心12の中央脚部に対向する内
側片部10とこの内側片部10からフイラメント
コイル9の外側端面を覆う外面片部11を形成
し、フイラメントコイル9の外側面と鉄心12の
側脚部間は絶縁されず、取扱い時にフイラメント
コイル9を損傷し易く、フイラメントコイル9の
絶縁性低下で早期劣化、使用上の安全確保など品
質の確保に問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、二
次コイルと鉄心間、二次コイルとフイラメントコ
イル間、およびフイラメントコイルと鉄心間を一
枚の絶縁紙で絶縁する高圧トランスにおいて、絶
縁紙から切り起したフイラメントコイル覆い片に
てフイラメントコイルと鉄心の側脚部間、フイラ
メントコイルの外側端面、フイラメントコイルと
鉄心の中央脚部間およびフイラメントコイルと二
次コイル間の絶縁ができ、フイラメントコイルが
位置ずれを生じることがなく、取扱い時、フイラ
メントコイルを損傷、変形させるおそれがなく、
組立て性を向上し、安全性の高い電子レンジなど
に適した高圧トランスを提供するものである。
次コイルと鉄心間、二次コイルとフイラメントコ
イル間、およびフイラメントコイルと鉄心間を一
枚の絶縁紙で絶縁する高圧トランスにおいて、絶
縁紙から切り起したフイラメントコイル覆い片に
てフイラメントコイルと鉄心の側脚部間、フイラ
メントコイルの外側端面、フイラメントコイルと
鉄心の中央脚部間およびフイラメントコイルと二
次コイル間の絶縁ができ、フイラメントコイルが
位置ずれを生じることがなく、取扱い時、フイラ
メントコイルを損傷、変形させるおそれがなく、
組立て性を向上し、安全性の高い電子レンジなど
に適した高圧トランスを提供するものである。
本考案の高圧トランスは、少くとも二次コイ
ル、この二次コイルの一方の端面に添着される偏
平状に形成したフイラメントコイルおよび前記二
次コイルを装着する鉄心とを有し、前記二次コイ
ルを折曲げ包囲しこの二次コイルと前記鉄心間、
前記二次コイルと前記フイラメントコイル間およ
びこのフイラメントコイルと前記鉄心間とを絶縁
する一枚の二次コイル絶縁紙を備え、この絶縁紙
は、前記フイラメントコイルの鉄心の側脚部に対
向する面を覆う外側片部、このフイラメントの外
面を覆う外面片部、フイラメントコイルの鉄心の
中央脚部に対向する面を覆う内側片部およびこの
フイラメントコイルの前記二次コイルと対向する
面を覆う内面片部とを折り曲げ形成したフイラメ
ントコイル覆い片を有し、このフイラメントコイ
ル覆い片は、前記二次コイルの外側面を覆う外側
覆い片部に外側片部を連接して二次コイルの一方
の端面を覆う端面覆い面から切り起したとを特徴
としたものである。
ル、この二次コイルの一方の端面に添着される偏
平状に形成したフイラメントコイルおよび前記二
次コイルを装着する鉄心とを有し、前記二次コイ
ルを折曲げ包囲しこの二次コイルと前記鉄心間、
前記二次コイルと前記フイラメントコイル間およ
びこのフイラメントコイルと前記鉄心間とを絶縁
する一枚の二次コイル絶縁紙を備え、この絶縁紙
は、前記フイラメントコイルの鉄心の側脚部に対
向する面を覆う外側片部、このフイラメントの外
面を覆う外面片部、フイラメントコイルの鉄心の
中央脚部に対向する面を覆う内側片部およびこの
フイラメントコイルの前記二次コイルと対向する
面を覆う内面片部とを折り曲げ形成したフイラメ
ントコイル覆い片を有し、このフイラメントコイ
ル覆い片は、前記二次コイルの外側面を覆う外側
覆い片部に外側片部を連接して二次コイルの一方
の端面を覆う端面覆い面から切り起したとを特徴
としたものである。
本考案の高圧トランスは、二次コイルを包囲す
る絶縁紙の二次コイルの一方の端面を覆う端面覆
い面にフイラメントコイルを添着し、この絶縁紙
の端面覆い面から切り起こしたフイラメントコイ
ル覆い片を折り曲げてフイラメントコイルの外側
面、フイラメントコイルの外端面、内側面および
内端面を覆い、フイラメントコイルと二次コイ
ル、フイラメントコイルと鉄心との間の絶縁を行
ない、フイラメントコイルを位置決め保持するも
のである。
る絶縁紙の二次コイルの一方の端面を覆う端面覆
い面にフイラメントコイルを添着し、この絶縁紙
の端面覆い面から切り起こしたフイラメントコイ
ル覆い片を折り曲げてフイラメントコイルの外側
面、フイラメントコイルの外端面、内側面および
内端面を覆い、フイラメントコイルと二次コイ
ル、フイラメントコイルと鉄心との間の絶縁を行
ない、フイラメントコイルを位置決め保持するも
のである。
本考案の一実施例の構成を図面第1図乃至第4
図について説明する。
図について説明する。
21は二次コイル、22はフイラメントコイル
で、このフイラメントコイル22は二次コイル2
1を包囲した絶縁紙23にて絶縁されてこの二次
コイル21に添着されている。
で、このフイラメントコイル22は二次コイル2
1を包囲した絶縁紙23にて絶縁されてこの二次
コイル21に添着されている。
そして前記フイラメントコイル22は前記二次
コイル21の形状に合せて中央部に中空部24を
有する偏平渦巻き状に形成されている。
コイル21の形状に合せて中央部に中空部24を
有する偏平渦巻き状に形成されている。
前記絶縁紙23は、図面第3図に示すように略
矩形状の二次コイル21の一方の端面を覆う一方
の端面覆い面25の両側にそれぞれ二次コイル2
1の外側面を覆う外側覆い片部26,26が折り
曲げ形成され、この両外側覆い片部26,26の
外側にそれぞれ二次コイル21の他方の端面を覆
う他方端面覆い面27,27が折り曲げ形成さ
れ、この両他方端面覆い面27,27からそれぞ
れ二次コイル21の内側面を覆う内側片部28,
28が折り曲げ形成されている。この両内側片部
28,28の上下部は切り溝40にて外側覆い片
部26から分離され二次コイル21の内周に沿つ
て折り曲げられるようになつている。そしてこの
内側片部28,28の幅l1は二次コイル21の幅
より略長く前記一方端面覆い面25の二次コイル
21の内周に合致した鉄心の中央脚部を挿入する
鉄心挿入穴29から内側片部28,28の先端が
突出されるようになつている。
矩形状の二次コイル21の一方の端面を覆う一方
の端面覆い面25の両側にそれぞれ二次コイル2
1の外側面を覆う外側覆い片部26,26が折り
曲げ形成され、この両外側覆い片部26,26の
外側にそれぞれ二次コイル21の他方の端面を覆
う他方端面覆い面27,27が折り曲げ形成さ
れ、この両他方端面覆い面27,27からそれぞ
れ二次コイル21の内側面を覆う内側片部28,
28が折り曲げ形成されている。この両内側片部
28,28の上下部は切り溝40にて外側覆い片
部26から分離され二次コイル21の内周に沿つ
て折り曲げられるようになつている。そしてこの
内側片部28,28の幅l1は二次コイル21の幅
より略長く前記一方端面覆い面25の二次コイル
21の内周に合致した鉄心の中央脚部を挿入する
鉄心挿入穴29から内側片部28,28の先端が
突出されるようになつている。
この絶縁紙23の一方の端面覆い面25に形成
した鉄心挿入穴29はフイラメントコイル覆い片
30の打ち抜き穴にて形成される。このフイラメ
ントコイル覆い片30は前記一方端面覆い面25
の上下部を残して上下縁と平行な切溝31,31
とこの切溝31,31の中央部を結ぶ切溝32で
左右に形成され、この両側のフイラメントコイル
覆い片30,30は前記外側覆い片部26,26
から連接される外側片部33と、この外側片部3
3から折り曲げ線34にて連結した外面片部35
と、この外面片部35から折り曲げ線36にて連
結した内側片部37およびこの内面片部37から
折り曲げ線36にて連結した内面片部39とにて
形成されている。
した鉄心挿入穴29はフイラメントコイル覆い片
30の打ち抜き穴にて形成される。このフイラメ
ントコイル覆い片30は前記一方端面覆い面25
の上下部を残して上下縁と平行な切溝31,31
とこの切溝31,31の中央部を結ぶ切溝32で
左右に形成され、この両側のフイラメントコイル
覆い片30,30は前記外側覆い片部26,26
から連接される外側片部33と、この外側片部3
3から折り曲げ線34にて連結した外面片部35
と、この外面片部35から折り曲げ線36にて連
結した内側片部37およびこの内面片部37から
折り曲げ線36にて連結した内面片部39とにて
形成されている。
さらに鉄心41は例えばE形鉄心とI形鉄心か
らなり、このE形鉄心の中央脚部を二次コイル2
1とフイラメントコイル22および一次コイルに
挿入するようになつている。
らなり、このE形鉄心の中央脚部を二次コイル2
1とフイラメントコイル22および一次コイルに
挿入するようになつている。
次にこの実施例の作用について説明する。
絶縁紙23の一方端面覆い面25を二次コイル
21の一方の端面に添着し、外側覆い片部26,
26にて二次コイル21の外側面を覆い、さらに
他方端面覆い面27,27にて二次コイル21の
他方端面を覆い、内側片部28,28を上下部を
折り曲げて二次コイル21の内周部に沿つて挿入
し、この内側片部28の先端を鉄心挿入穴29か
ら突出させる。
21の一方の端面に添着し、外側覆い片部26,
26にて二次コイル21の外側面を覆い、さらに
他方端面覆い面27,27にて二次コイル21の
他方端面を覆い、内側片部28,28を上下部を
折り曲げて二次コイル21の内周部に沿つて挿入
し、この内側片部28の先端を鉄心挿入穴29か
ら突出させる。
次いで絶縁紙21の一方の端面覆い面25の外
側にフイラメントコイル22を添着し、折り曲げ
線34,34から折り曲げた外面片部35,35
にてフイラメントコイル22の外端面を覆い、さ
らに折り曲げ線36,36から折り曲げた内側片
部37,37にてフイラメントコイル22の内周
面を覆い、さらに折り曲げ線38,38から折り
曲げた内面片部39,39をフイラメントコイル
22の他方端面と一方の端面覆い面25との間に
挿入してフイラメントコイル22の他方端面を覆
う。
側にフイラメントコイル22を添着し、折り曲げ
線34,34から折り曲げた外面片部35,35
にてフイラメントコイル22の外端面を覆い、さ
らに折り曲げ線36,36から折り曲げた内側片
部37,37にてフイラメントコイル22の内周
面を覆い、さらに折り曲げ線38,38から折り
曲げた内面片部39,39をフイラメントコイル
22の他方端面と一方の端面覆い面25との間に
挿入してフイラメントコイル22の他方端面を覆
う。
そして二次コイル21の内周部に鉄心41の中
央脚部に挿入すると、フイラメントコイル覆い片
30,30の内側片部37,37が鉄心41の中
央脚部41aとフイラメントコイル22との間を
絶縁し、外側片部33,33とにて鉄心41の側
脚部41bとフイラメントコイル22との間を絶
縁し、フイラメントコイル22は鉄心41と絶縁
され、フイラメントコイル22はフイラメントコ
イル覆い片30,30の外側片部33,33と、
外面片部35,35と、内側片部37,37およ
び内面片部39,39にて包囲され、二次コイル
21を包囲した絶縁紙23にてフイラメントコイ
ル22は二次コイル21に位置決めされて添着さ
れる。
央脚部に挿入すると、フイラメントコイル覆い片
30,30の内側片部37,37が鉄心41の中
央脚部41aとフイラメントコイル22との間を
絶縁し、外側片部33,33とにて鉄心41の側
脚部41bとフイラメントコイル22との間を絶
縁し、フイラメントコイル22は鉄心41と絶縁
され、フイラメントコイル22はフイラメントコ
イル覆い片30,30の外側片部33,33と、
外面片部35,35と、内側片部37,37およ
び内面片部39,39にて包囲され、二次コイル
21を包囲した絶縁紙23にてフイラメントコイ
ル22は二次コイル21に位置決めされて添着さ
れる。
前記実施例では、絶縁紙23に一対のフイラメ
ントコイル覆い片30,30を形成したが、一方
のフイラメントコイル覆い片30のみ前記構成と
し、他方は第5図に示す構成とすることもでき
る。
ントコイル覆い片30,30を形成したが、一方
のフイラメントコイル覆い片30のみ前記構成と
し、他方は第5図に示す構成とすることもでき
る。
本考案によれば、少くとも二次コイル、フイラ
メントコイル、および鉄心とを有し、前記二次コ
イルを包囲する絶縁紙にて二次コイルに添着した
フイラメントを絶縁する高圧トランスにおいて、
前記絶縁紙は一枚にて成型し、この絶縁紙は、前
記フイラメントコイルの鉄心の側脚部に対向する
面を覆う内側片部、このフイラメントの外面を覆
う外面片部、およびフイラメントコイルの鉄心の
中央脚部に対向する面を覆う内側片部およびこの
フイラメントコイルの前記二次コイルと対向する
面を覆う内面片部とを折り曲げ形成したフイラメ
ントコイル覆い片を前記二次コイルの外側面を覆
う外側覆い片部に前記外側片部を連接して二次コ
イルの一方の端面を覆う端面覆い面から切り起し
たので、一枚の絶縁紙で二次コイルと鉄心、二次
コイルとフイラメントコイル、フイラメントコイ
ルと鉄心間の絶縁ができ、絶縁材料が低減でき、
かつ二次コイルおよびフイラメントコイルを一体
化することにより絶縁構造を簡単にでき、取扱い
時にフイラメントコイルが位置ずれを生じること
がなく、組立て性を向上し、フイラメントコイル
が損傷、変形することがなく、品質を向上でき、
安全性の高い電子レンジなどに適した高圧トラン
スが安価にえられるものである。
メントコイル、および鉄心とを有し、前記二次コ
イルを包囲する絶縁紙にて二次コイルに添着した
フイラメントを絶縁する高圧トランスにおいて、
前記絶縁紙は一枚にて成型し、この絶縁紙は、前
記フイラメントコイルの鉄心の側脚部に対向する
面を覆う内側片部、このフイラメントの外面を覆
う外面片部、およびフイラメントコイルの鉄心の
中央脚部に対向する面を覆う内側片部およびこの
フイラメントコイルの前記二次コイルと対向する
面を覆う内面片部とを折り曲げ形成したフイラメ
ントコイル覆い片を前記二次コイルの外側面を覆
う外側覆い片部に前記外側片部を連接して二次コ
イルの一方の端面を覆う端面覆い面から切り起し
たので、一枚の絶縁紙で二次コイルと鉄心、二次
コイルとフイラメントコイル、フイラメントコイ
ルと鉄心間の絶縁ができ、絶縁材料が低減でき、
かつ二次コイルおよびフイラメントコイルを一体
化することにより絶縁構造を簡単にでき、取扱い
時にフイラメントコイルが位置ずれを生じること
がなく、組立て性を向上し、フイラメントコイル
が損傷、変形することがなく、品質を向上でき、
安全性の高い電子レンジなどに適した高圧トラン
スが安価にえられるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す高圧トランス
の二次コイルとフイラメントコイルとの斜視図、
第2図は同上絶縁紙の斜視図、第3図は同上絶縁
紙の展開図、第4図は同上トランスの組立て状態
を示す一部の断面図、第5図は従来の高圧トラン
スの二次コイルとフイラメントコイルとの分解斜
視図、第6図は同上絶縁紙の展開図、第7図は同
上トランスの一部の断面図である。 21……二次コイル、22……フイラメントコ
イル、23……絶縁紙、25……一方の端面覆い
面、26……外側覆い片部、30……フイラメン
トコイル覆い片、35……外側片部、35……外
面片部、37……内側片部、39……内面片部。
の二次コイルとフイラメントコイルとの斜視図、
第2図は同上絶縁紙の斜視図、第3図は同上絶縁
紙の展開図、第4図は同上トランスの組立て状態
を示す一部の断面図、第5図は従来の高圧トラン
スの二次コイルとフイラメントコイルとの分解斜
視図、第6図は同上絶縁紙の展開図、第7図は同
上トランスの一部の断面図である。 21……二次コイル、22……フイラメントコ
イル、23……絶縁紙、25……一方の端面覆い
面、26……外側覆い片部、30……フイラメン
トコイル覆い片、35……外側片部、35……外
面片部、37……内側片部、39……内面片部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 少くとも二次コイル、この二次コイルの一方の
端面に添着される偏平状に形成したフイラメント
コイルおよび前記二次コイルを装着する鉄心とを
有し、 前記二次コイルを包囲しこの二次コイルと前記
鉄心間、前記二次コイルと前記フイラメントコイ
ル間およびこのフイラメントコイルと前記鉄心間
とを絶縁する一枚の二次コイル絶縁紙を備え、 この絶縁紙は、前記フイラメントコイルの鉄心
の側脚部に対向する面を覆う外側片部、このフイ
ラメントの外面を覆う外面片部、フイラメントコ
イルの鉄心の中央脚部に対向する面を覆う内側片
部およびこのフイラメントコイルの前記二次コイ
ルと対向する面を覆う内面片部とを折り曲げ形成
したフイラメントコイル覆い片を有し、このフイ
ラメントコイル覆い片は、前記二次コイルの外側
面を覆う外側覆い片部に前記外側片部を連接して
二次コイルの一方の端面を覆う端面覆い面から切
り起したことを特徴とした高圧トランス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985145356U JPH0341453Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | |
KR1019860006271A KR870003523A (ko) | 1985-09-24 | 1986-07-30 | 고압 트랜스 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985145356U JPH0341453Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6252919U JPS6252919U (ja) | 1987-04-02 |
JPH0341453Y2 true JPH0341453Y2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=31056819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985145356U Expired JPH0341453Y2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341453Y2 (ja) |
KR (1) | KR870003523A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5153691B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-02-27 | 株式会社日立産機システム | アモルファス鉄心変圧器 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP1985145356U patent/JPH0341453Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-07-30 KR KR1019860006271A patent/KR870003523A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR870003523A (ko) | 1987-04-18 |
JPS6252919U (ja) | 1987-04-02 |
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