JPH0341195Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0341195Y2 JPH0341195Y2 JP3192287U JP3192287U JPH0341195Y2 JP H0341195 Y2 JPH0341195 Y2 JP H0341195Y2 JP 3192287 U JP3192287 U JP 3192287U JP 3192287 U JP3192287 U JP 3192287U JP H0341195 Y2 JPH0341195 Y2 JP H0341195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- recessed step
- seal ring
- opening
- shutter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 7
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、都市ガスの埋設管の孔あけ作業等に
使用されるシヤツター装置に関する。
使用されるシヤツター装置に関する。
都市ガスの埋設管に分岐管を接続する場合、そ
の作業をガスの供給を止めないで行うために、シ
ヤツター装置が使用される。
の作業をガスの供給を止めないで行うために、シ
ヤツター装置が使用される。
従来のこの種のシヤツター装置の取付構造は、
通常、第10図に示すようになつている。
通常、第10図に示すようになつている。
継手aは、上下に分割可能な1対のサドルb,
b′からなり、ガス管cの作業個所を気密に覆い、
かつ上下1組の締め板d,d′及び締付ボルトeを
もつて、ガス管cに締付け固定されている。
b′からなり、ガス管cの作業個所を気密に覆い、
かつ上下1組の締め板d,d′及び締付ボルトeを
もつて、ガス管cに締付け固定されている。
上方のサドルbには、上面が開口する分岐部f
が形成され、その内周面には、分岐管を接続する
ためのめねじgが切設されている。
が形成され、その内周面には、分岐管を接続する
ためのめねじgが切設されている。
分岐部fの開口部外周面には、ほぼ矩形断面の
パツキングhが嵌挿され、このパツキングhを押
圧するように、シヤツター装置iのケースjが載
置されるとともに、ケースjは、ボルトkをもつ
て上方の締め板dに締着されている。
パツキングhが嵌挿され、このパツキングhを押
圧するように、シヤツター装置iのケースjが載
置されるとともに、ケースjは、ボルトkをもつ
て上方の締め板dに締着されている。
ケースjに設けられた作業孔mは、シヤツター
nをもつて開閉されるとともに、この作業孔mの
開口部には、例えば穿孔装置pが取付けられ、そ
のホールソーgをもつて、前記ガス管cの管壁に
円孔を穿設するようになつている。
nをもつて開閉されるとともに、この作業孔mの
開口部には、例えば穿孔装置pが取付けられ、そ
のホールソーgをもつて、前記ガス管cの管壁に
円孔を穿設するようになつている。
上述したようなシヤツター装置の取付け構造で
は、鋳物からなるサドルの外周面とパツキングが
完全に密着することが難しく、パツキングの押圧
力を強めるには限界があつた。
は、鋳物からなるサドルの外周面とパツキングが
完全に密着することが難しく、パツキングの押圧
力を強めるには限界があつた。
また、パツキングは、ケースとは、別体である
ため、紛失し易く、取付け作業時に汚したりする
ことが原因で、機密性が損なわれるという問題点
もあつた。
ため、紛失し易く、取付け作業時に汚したりする
ことが原因で、機密性が損なわれるという問題点
もあつた。
以下、本考案の一実施例を、第1図ないし第9
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
1は、平面形が楕円皿状をなすケース本体で、
第3図に示すように、その長軸方向の左方の厚肉
部1aに設けた浅い凹部1bの中心には、作業孔
2が穿設され、右方の深に凹部1cには、ケース
本体1の長軸に沿う溝3が切設されている。
第3図に示すように、その長軸方向の左方の厚肉
部1aに設けた浅い凹部1bの中心には、作業孔
2が穿設され、右方の深に凹部1cには、ケース
本体1の長軸に沿う溝3が切設されている。
4は、蓋で、前記ケース本体1の上面にボルト
(図示略)をもつて取付けられ、かつ前記作業孔
2と同心状をなす円孔5が切設されている。
(図示略)をもつて取付けられ、かつ前記作業孔
2と同心状をなす円孔5が切設されている。
6は、水平の薄肉円板からなるシヤツターで、
ケース本体1内収納され、かつ下面右端部が、長
軸線方向のスライド杆7の先端部上面に固着され
ている。
ケース本体1内収納され、かつ下面右端部が、長
軸線方向のスライド杆7の先端部上面に固着され
ている。
スライド杆7の基端部は、ケース本体1の右端
面1dを摺動自在に貫通しており、かつケース本
体1外の右端部には、ハンドル8が取付けられ、
このハンドル8をもつて、スライド杆7を往復動
させることにより、作業孔2は、シヤツター6を
もつて、開閉させられる。
面1dを摺動自在に貫通しており、かつケース本
体1外の右端部には、ハンドル8が取付けられ、
このハンドル8をもつて、スライド杆7を往復動
させることにより、作業孔2は、シヤツター6を
もつて、開閉させられる。
第8図に示すように、ケース本体1の厚肉部1
aにおける前記作業孔2の開口縁には、作業孔2
より若干大径で、水平な取付面9を有する凹入段
部10、及び凹入段部10と同心をなす、さらに
大径の凹入段部11が、それぞれ連設され、かつ
この凹入段部11の隅部は、円弧面11aが形成
されて、シールリング収納部12となつている。
aにおける前記作業孔2の開口縁には、作業孔2
より若干大径で、水平な取付面9を有する凹入段
部10、及び凹入段部10と同心をなす、さらに
大径の凹入段部11が、それぞれ連設され、かつ
この凹入段部11の隅部は、円弧面11aが形成
されて、シールリング収納部12となつている。
厚肉部1aの環状をなす下面1eには、作業孔
2の中心と同心の円周sに沿つて、60度の開角を
なして、6箇所のねじ孔13が穿設され、この円
周sより外方の底面は、外方に向かつて上向き傾
斜する斜面1fとなつており、かつこの斜面1f
の外縁には、下面が開口する環状溝14が切設さ
れている。
2の中心と同心の円周sに沿つて、60度の開角を
なして、6箇所のねじ孔13が穿設され、この円
周sより外方の底面は、外方に向かつて上向き傾
斜する斜面1fとなつており、かつこの斜面1f
の外縁には、下面が開口する環状溝14が切設さ
れている。
15は揺動部材で、第4図に示すように、低寸
扇形をなし、かつ中心部に取付孔16がそれぞれ
穿設された6枚の揺動片17を円周上に配設して
構成されている。
扇形をなし、かつ中心部に取付孔16がそれぞれ
穿設された6枚の揺動片17を円周上に配設して
構成されている。
各揺動片17は、ボルト18を厚肉部1a下面
の前記ねじ孔13に螺合することによつて、水平
軸回りに揺動自在に、厚肉部1aの下面1eに、
取付けられている。
の前記ねじ孔13に螺合することによつて、水平
軸回りに揺動自在に、厚肉部1aの下面1eに、
取付けられている。
これら揺動片7の内縁17aの上面に、第5図
に示すリング19が載置され、このリング19上
に、弾性材料、例えばゴムからなる円断面のシー
ルリング20が載置され、かつシールリング20
は、前記シールリング収納部12に収納されてい
る。
に示すリング19が載置され、このリング19上
に、弾性材料、例えばゴムからなる円断面のシー
ルリング20が載置され、かつシールリング20
は、前記シールリング収納部12に収納されてい
る。
21は締め環で、第6図及び第7図に示すよう
に、内方を向く係合溝22が形成されたリング2
1aの左右端面に、1対の水平面21bを、それ
ぞれ連設し、この水平板21bには、ボルトを挿
入するための切欠部21cが切設してある。
に、内方を向く係合溝22が形成されたリング2
1aの左右端面に、1対の水平面21bを、それ
ぞれ連設し、この水平板21bには、ボルトを挿
入するための切欠部21cが切設してある。
この締め環21は、シール本体1の環状溝14
に嵌挿され、その係合溝22に、前記揺動板17
の外縁部17bが係合している。
に嵌挿され、その係合溝22に、前記揺動板17
の外縁部17bが係合している。
このような構造のシヤツター装置23を、ガス
管の穿孔作業に使用する要領について説明する。
管の穿孔作業に使用する要領について説明する。
第2図に示す24はガス管で、このガス管24
の外周面に、上下に分割可能な1組のサドル25
a,25bからなる継手25が取付けられてい
る。
の外周面に、上下に分割可能な1組のサドル25
a,25bからなる継手25が取付けられてい
る。
上方のサドル25aの上面には、分岐管(図示
略)を接続するために、開口26aの内周面に、
めねじ26bが切設され、かつ平面形が円形をな
す外周面26cを備えた分岐部26が設けられて
いる。
略)を接続するために、開口26aの内周面に、
めねじ26bが切設され、かつ平面形が円形をな
す外周面26cを備えた分岐部26が設けられて
いる。
前記シヤツター装置23を、その取付面9を前
記分岐部26の上面に当接させ、かつ作業孔2と
開口26aが同心となるように載置する。
記分岐部26の上面に当接させ、かつ作業孔2と
開口26aが同心となるように載置する。
次いで、下方のサドル25bの下面に、これを
支える水平な締め板27を当接し、かつこの締め
板20の両端部に、左右1組の締付けボルト2
8,28を下方より貫通させ、その上端部を前記
締め環21の切欠部21cに挿通した後、ナツト
29,29をもつて、それぞれ締め付ける。
支える水平な締め板27を当接し、かつこの締め
板20の両端部に、左右1組の締付けボルト2
8,28を下方より貫通させ、その上端部を前記
締め環21の切欠部21cに挿通した後、ナツト
29,29をもつて、それぞれ締め付ける。
第8図に示すように、締め環21の締付けによ
つて、摺動片17は、ボルト18の固定定を中心
に第8図の時計方向に回動し、その内縁部17a
は、リング19を介してシールリング20を押圧
する。
つて、摺動片17は、ボルト18の固定定を中心
に第8図の時計方向に回動し、その内縁部17a
は、リング19を介してシールリング20を押圧
する。
第9図に示すように、シヤツター装置23が締
付固定された状態においては、シールリング20
は、所定の長さだけ下方より押圧されて弾性変形
し、その内周面は、分岐部26の外周面に気密に
圧接され、外周面は、ケース本体1の凹入段部1
1内周面に気密に圧接される。
付固定された状態においては、シールリング20
は、所定の長さだけ下方より押圧されて弾性変形
し、その内周面は、分岐部26の外周面に気密に
圧接され、外周面は、ケース本体1の凹入段部1
1内周面に気密に圧接される。
第2図の想像線で示すように、ホールソー30
を備える穿孔装置31を、シヤツター装置23の
円孔5に取付け、ガス管24の穿作業を行う。
を備える穿孔装置31を、シヤツター装置23の
円孔5に取付け、ガス管24の穿作業を行う。
孔あけ終了と同時に、シヤツター6を閉じてお
けば、継手25内に充満する都市ガスは、外に洩
れることはない。
けば、継手25内に充満する都市ガスは、外に洩
れることはない。
上述した実施例では、揺動部材を6枚の扇形の
揺動片から構成したが、この枚数及び形状に限定
されるものではない。
揺動片から構成したが、この枚数及び形状に限定
されるものではない。
また、揺動部材の外縁部を締め環で押圧した
が、個々に揺動片をボルト等で押圧してもよく、
さらに締め環と継手の締着は、それぞれ別個に行
つてもよい。
が、個々に揺動片をボルト等で押圧してもよく、
さらに締め環と継手の締着は、それぞれ別個に行
つてもよい。
本考案によるシヤツター装置によれば、ケース
本体に揺動部材を設け、シールリングを押圧する
ようにしたため、常に一定の力でシールリングを
押圧でき、シールリングを傷めることがない。
本体に揺動部材を設け、シールリングを押圧する
ようにしたため、常に一定の力でシールリングを
押圧でき、シールリングを傷めることがない。
また、シールリングがケース本体の凹入段部内
に保持されているため、シヤツター装置の取付け
あるいは取外しの際に、シールリングが外れて汚
れたり、なくなつたりすることもない。
に保持されているため、シヤツター装置の取付け
あるいは取外しの際に、シールリングが外れて汚
れたり、なくなつたりすることもない。
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図は、第1図の−線における縦断面図、
第3図は、第1図のケース本体のみの平面図、第
4図は、揺動部材の平面図、第5図は、リングの
平面図、第6図は、締め環の平面図、第7図は、
同じく縦断面図、第8図は、シールリング収納部
の取付前の状態を示す拡大縦断面図、第9図は、
シールリング収納部の取付後の状態を示す拡大縦
断面図、第10図は、従来のシヤツター装置の取
付構造を示す縦断面図である。 1……ケース本体,1e……下面、1f……斜
面、2……作業孔、4……蓋、6……シヤツタ
ー、7……スライド杆、10,11……凹入段
部、13……ねじ孔、14……環状溝、15……
揺動部材、17……揺動片、18……ボルト、1
9……リング、20……シールリング、21……
締め環、22……係合溝、23……シヤツター装
置、24……ガス管、25……継手、26……分
岐部、26b……外周面、27……締め板、28
……ボルト、29……ナツト、30……ホールソ
ー、31……穿孔装置。
第2図は、第1図の−線における縦断面図、
第3図は、第1図のケース本体のみの平面図、第
4図は、揺動部材の平面図、第5図は、リングの
平面図、第6図は、締め環の平面図、第7図は、
同じく縦断面図、第8図は、シールリング収納部
の取付前の状態を示す拡大縦断面図、第9図は、
シールリング収納部の取付後の状態を示す拡大縦
断面図、第10図は、従来のシヤツター装置の取
付構造を示す縦断面図である。 1……ケース本体,1e……下面、1f……斜
面、2……作業孔、4……蓋、6……シヤツタ
ー、7……スライド杆、10,11……凹入段
部、13……ねじ孔、14……環状溝、15……
揺動部材、17……揺動片、18……ボルト、1
9……リング、20……シールリング、21……
締め環、22……係合溝、23……シヤツター装
置、24……ガス管、25……継手、26……分
岐部、26b……外周面、27……締め板、28
……ボルト、29……ナツト、30……ホールソ
ー、31……穿孔装置。
Claims (1)
- ケース本体に、シヤツターにより開閉させられ
る作業孔を設けるとともに、この作業孔の開口縁
に凹入段部を設け、この凹入段部を、継手分岐部
の開口に整合させ、かつ該凹入段部の内周面と前
記分岐部外周面との間に弾性材料からなるシール
リングを嵌挿して、両者を気密的に締着するよう
にしたシヤツター装置において、ケース本体の前
記凹入段部の開口縁に、中央部が前記ケース本体
に支承されて固定点となり、かつ外端縁を回動す
ることにより、その内端縁が前記シールリングを
押圧して前記継手及び凹入段部の内周面に圧接す
るようにした揺動部材を設けたことを特徴とする
シヤツター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192287U JPH0341195Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192287U JPH0341195Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141395U JPS63141395U (ja) | 1988-09-19 |
JPH0341195Y2 true JPH0341195Y2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=30838105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3192287U Expired JPH0341195Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341195Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP3192287U patent/JPH0341195Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63141395U (ja) | 1988-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0341195Y2 (ja) | ||
JPH0410471Y2 (ja) | ||
JPS6066747U (ja) | マンホ−ル蓋の角度調整リング | |
JPH01102237U (ja) | ||
JPH0319609Y2 (ja) | ||
JPS5838089Y2 (ja) | コンクリ−ト製品締付装置 | |
JPS6311321Y2 (ja) | ||
JPH029179Y2 (ja) | ||
JPH028144Y2 (ja) | ||
JPH0338278Y2 (ja) | ||
JPS5936381Y2 (ja) | 継手管の管体への連結用治具 | |
JPH0333287U (ja) | ||
JPS6213221U (ja) | ||
JPS6032238Y2 (ja) | グラウトホ−ル密閉構造 | |
KR880000490Y1 (ko) | 관 이음쇠 | |
JPH01152196U (ja) | ||
JPS6152040U (ja) | ||
JPS5962382U (ja) | 容器壁に対する管の貫通固着装置 | |
JPH0326318B2 (ja) | ||
JPS6116493U (ja) | 離脱防止式防食管継手 | |
JPS61142910U (ja) | ||
JPH01164197U (ja) | ||
JPS61102649U (ja) | ||
JPS6381231U (ja) | ||
JPS6360797U (ja) |