JPH0341010A - 害虫忌避剤 - Google Patents

害虫忌避剤

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JPH0341010A
JPH0341010A JP1174283A JP17428389A JPH0341010A JP H0341010 A JPH0341010 A JP H0341010A JP 1174283 A JP1174283 A JP 1174283A JP 17428389 A JP17428389 A JP 17428389A JP H0341010 A JPH0341010 A JP H0341010A
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JP
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oil
repellent
cinnamon
harmful insect
insect repellent
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JP1174283A
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Toshiyuki Sasaki
敏幸 佐々木
Takamasa Muramoto
孝允 村本
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Fumakilla Ltd
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Fumakilla Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、害虫忌避剤に関し、さらに詳しくは、ノミや
蚊などの吸血性害虫に対して長間間に亘り優れた忌避効
果を有し、しかも安全性の高い害虫忌避剤に関する。
〔従来の技術〕
蚊やノミなどの吸血性害虫は、熱帯地域から温暖地域に
多く棲息し、人の露出し−た皮膚表面や犬、猫等の動物
を攻撃、吸血し、はなはだ不快であると同時に時として
伝染病、風土病を媒介することもある。
このような吸血性害虫用の害虫忌避剤としては従来から
多くの研究がなされており、例えばN5N−ジエチルト
ルアミド、ジメチルフタレート、ジブチルフタレート、
ジ−n−プロピルイソシンコメロネートなどが、吸血性
害虫の忌避剤として知られている(特開昭59−199
802号参照)。
また、近年、犬、猫等のペットを飼う人が多くなってき
ているが、最近の住宅事情により室外でペットを飼うこ
とが困難になり、室内でペットを飼うことが多くなって
いる。しかし、室内でペットを飼うと、ペットに寄生す
るノミ等の害虫が生活の快適さを脅かすことになる。そ
こで、従来からペットに寄生する害虫の駆除剤について
種々の研究がなされているが、一般にペット用首輪とし
て開発されている。
例えば、特開昭55−104835号には、ピレスロイ
ド系化合物を殺虫有効成分として首輪の内側に塗布又は
含浸してなるペット用殺虫首輪が記載されている。また
、特開昭55−49号及び特公昭83−39214号に
は、起毛状基材にピレスロイド系、有機リン系又はカー
バメート系殺虫剤を含浸させてなるベット用首輪が開示
されている。
一方、特開昭63−307801号には、エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂に安息香酸ベンジル、サリチル酸
ベンジル等の拡散剤とペニーロイヤルオイル等の昆虫忌
避剤と着色剤とを含有せしめてなるペット用害虫忌避首
輪が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のように、ノミや蚊等の駆除剤としては、殺虫剤を
使用した製剤と、忌避剤を使用した製剤の2種類に大別
される。
殺虫剤を使用した製剤は、比較的に毒性が強く、その安
全性が問題となっている。しかしながら、3ケ月程度の
長期間有効であるので、殺虫剤を使用したベット用首輪
が現在のところ市場に多く出回っており、主成として使
用されている。しかし、人間やペット、特に猫、子犬に
対する毒性や副作用の問題から普及上の障害となってい
る。
一方、忌避剤を使用した製剤は、安全性が高く、小型犬
や猫に対しても、また、人間に対しても問題なく使用で
きるが、効力が弱く、また効力持続時間が短いため、商
品として問題がある。特開昭83−307801号に開
示されているように、ベルトの材質等を研究し、長時間
有効とした例もあるが、効力的にはまだ充分ではない。
さらに、忌避剤を用いた製剤では、その特有の匂いが人
間に対して不快感を与えるため、使用上の欠点となって
いる。
従って、本発明の目的は、上記のような問題がなく、ノ
ミや蚊等に対して長期間に亘り優れた忌避効果を有し、
しかも安全性の高い害虫忌避剤を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的を達成するため、シナモン・
オイル、ビメンタ・オイル、アニス・オイル及びシナモ
ンリーフ・オイ゛ルの少なくとも1種を有効成分として
含有することを特徴とする害虫忌避剤が提供される。
さらに本発明によれば、遅効性成分であるシナモン・オ
イル及びビメンタ・オイルの少なくとも1種と、速効性
成分であるアニス・オイル及びシナモンリーフ・オイル
の少なくとも1種を有効成分として含有することを特徴
とする害虫忌避剤が提供される。
〔発明の作用及び態様〕
本発明者らは、害虫忌避剤について種々の検討、研究を
重ねた結果、古来、天然香料物質として利用されてきた
天然植物精油であるシナモン・オイル、ピメンタ・オイ
ル、アニス・オイル及びシナモンリーフ・オイルがノミ
や蚊に対して非常に強い忌避効果を有することを見い出
し、本発明を完成するに至ったものである。上記植物精
油中の忌避活性を示す成分に関しては必ずしも明らかで
はないが、これらの精油がノミや蚊に対して非常に強い
忌避効果を有することは、本発明者らによって初めて見
い出されたものであり、従来、これらが用いられている
香料としての用途からは全く予測し得ないことであった
。これらの天然植物精面は、ノミや蚊等に有効な忌避効
果を有すると共に、非常に安全性の高いものであり、ま
たその匂いもマイルドであり、室内で使用しても何ら問
題がなく、前記したような従来品の種々の問題が解消さ
れる。
上記各植物精油は、その効力について各々特長を有する
。シナモン・オイル及びピメンタ・オイルは、揮散が遅
く、初期の効力は弱いが、時間の経過に伴ない強い忌避
効力が得られ、長期間効力が持続する。一方、アニス・
オイル及びシナモンリーフ・オイルは、揮散が早く、初
期の効力が強いが、効力の持続期間が短い。従って、上
記遅効性成分(シナモン・オイル、ビメンタ・オイル)
と速効性成分(アニス・オイル、シナモンリーフ・オイ
ル)を適当に組み合わせることにより、使用当初より充
分な忌避効果を発揮せしめると共に、長期間に亘り安定
した忌避効果を得ることができるようになり、また有効
期間を調節することも可能となる。
本発明の害虫忌避剤には、上記の有効成分の他、必要に
応じて殺虫剤、他の忌避剤、殺菌剤、昇華性協力剤、揮
散調節剤、消臭剤、染料、顔料、香料、などを配合する
こともできる。
本発明の害虫忌避剤をペット用害虫忌避首輪に応用する
場合には、通常、前記有効成分及び必要に応じて他の添
加剤を、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル系樹脂、ニトリルゴ
ム系樹脂などの合成樹脂に混練した後、使用樹脂にもよ
るが例えば140℃程度に加熱成形してベルト状に成形
し、使用する。しかし、これらの最終商品としての形態
は、上記合成樹脂製ベルトに限定されるものではなく、
例えば紙、プラスチック、粒状含浸体(粒剤)、布等の
含浸体に塗布・含浸させてリング状にしたり、あるいは
首輪状のものに保持もしくは貼着したりして使用しても
よい。このように、本発明に係る害虫忌避剤を含有、保
持する首輪を犬や猫に装着すると、ノミや蚊は、犬や猫
から逃げ出したり、また寄りつかなくなり、一定期間有
効な忌避効果を得ることができる。
また、本発明の害虫忌避剤は、上記のようなペット用害
虫忌避首輪としての用途だけでなく、その安全性が極め
て高いことにより、人間に対しても用いることができ、
キャンプ、魚釣り、野外作業などの際の蚊等の刺咬防止
剤としても用いることができる。例えば、本発明の害虫
忌避剤を灯油、アルコール類、グリコール類、エーテル
類、フロン系溶剤などの有機溶剤及びジメチルエーテル
、LPGなどの噴射剤と共にエアゾール缶に充填してエ
アゾール剤としたり、またクリーム、乳液などの剤型に
製剤して、露出している腕や足などにスプレーしたり塗
布したりして用い、蚊等からの被害を一定期間有効に防
止することができる。
〔実 施 例〕
以下、実施例を示して本発明の効果について具体的に説
明するが、本発明が下記実施例により限定されるもので
ないことはもとよりである。
実施例1 本実施例は、ノミに対する忌避作用を示すものである。
第1表に示す各精油(シナモン・オイル、ビメンタ・オ
イル、アニス・オイル、シナモンリーフ・オイル)0.
6gを粒状珪酸カルシウム1.5gに添加含浸させた後
、長さ50 cmの筒状ガーゼに詰め込み、供試体を作
成した。また、比較として特開昭83−307801号
に昆虫忌避剤として示されているペニーロイヤル・オイ
ルを用いた供試体も同様にして作成した。
これらの各供試体を用い、また野外で飼育している犬及
び猫についてノミの発生を観察して、ノミが30匹程度
いる犬及び猫を実験動物として用い、テストを実施した
。テストは、ノミを30匹程度持つ犬及び猫に上記供試
体を許に巻いて、1週間毎にノミの数を観察する方法で
実施した。結果を第1表及び第2表に示す。
第1表(犬−ノミ) 記号の意味: 柑・・・30匹以上存在 廿・・・20〜29匹 十・・・10〜19匹 ±・・・ 1〜9匹 −・・・   0匹 第2表(め−ノミ) 注)記号の意味は第1表と同じ 忌避剤単体を上記の方法で基礎テストを実施した結果は
、上記第1表及び第2表に示すとおりである。上記結果
から明らかなように、本発明に係る忌避剤は、犬及び猫
に寄生するノミに対して有効な忌避効力を有する。コン
トロールは常に30匹以上おり、ペニーロイヤル・オイ
ルは忌避効果は認められるが弱く、完全には忌避しない
(ノミが0匹にならない)。これに対し、本発明に係る
忌避剤は実用上充分な忌避効果を有しているが、その種
類に応じて忌避効果の発現に遅速が認められる。すなわ
ち、シナモン・オイル及びビメンタ・オイルは速効性に
欠けるがその持続性は長く、また後期において大きな忌
避効果を発揮し、一方、アニス・オイル及びシナモンリ
ーフ・オイルは速効性に優れているがその持続効果は短
い。従って、これら遅効性忌避剤及び速効性忌避剤を使
い分け、あるいは組み合わせることによって所望の忌避
効果を奏することができる。
実施例2 本実施例は蚊に対する忌避作用を示すものである。
各精油(シナモン・オイル、ピメンタ・オイル、アニス
・オイル及びシナモンリーフ・オイル)0.6gを粒状
珪酸カルシウム1.5gに添加含浸させた後、長さ50
cmの筒状ガーゼに詰め込み、供試体を作成した。また
、比較としてペニーロイヤル・オイルを用いた供試体も
同様にして作成した。
これらの各供試体を用い、蚊が多数発生している野外で
飼育している犬を対象としてテストを実施した。結果を
第3表に示す。
第3表(犬−蚊) 記号の意味: 柑・・・多数の蚊が群がっている 升・・・少数の蚊が近よって来る 十・・・殆ど近よって来ない −・・・全然近よって来ない 上記結果から明らかなように、本発明に係る忌避剤は、
犬に寄生する蚊に対して有効な忌避効力を有する。従っ
て、動物はもとより人間に使用する蚊忌避剤としても有
効であることがわかる。
コントロールは、常に多数の蚊が群がって吸血活動を行
なっており、またペニーロイヤル・オイルは蚊に対して
殆ど忌避効果がないことがわかる。これに対し、本発明
に係る忌避剤は実用上充分な忌避効果を有し、またその
種類に応じて前記実施例1と同様の傾向を有することが
わかる。すなわち、シナモン・オイル及びビメンタ・オ
イルは速効性に欠けるがその持続効果は長い。一方、ア
ニス・オイル、シナモンリーフ・オイルは速効性に優れ
ているがその持続効果は短い。
実施例3 本実施例は、ベルト状成形体のノミに対する忌避作用を
示す。
加熱成形後の各精油含量が1.Ogとなるように各精油
(シナモン・オイル、ビメンタ・オイル、アニス・オイ
ル及びシナモンリーフ◆オイル)を塩化ビニル樹脂26
gに混練し、140℃位で加熱成形して幅13mm、長
さ58cmのベルトを作成して大側の供試体とし、また
別に、加熱成形後の各精油含量が0.5gとなるように
各精油を塩化ビニル樹脂13gに混練し、140℃位で
加熱成形して幅9m+*、長さ35(7)のベルトを作
成して猫用の供試体とした。
比較として、ペニーロイヤル・オイルを用いた供試体も
同様にして作成した。
これらの各ベルトを用い、また野外で飼育している犬及
び猫についてノミの発生を観察して、ノミが30匹程度
いる犬及び猫を実験動物として用い、テストを実施した
。結果を第4表及び第5表に示す。
第4表 (犬−ノ ミ) 注) 記号の意味は第1表と同じ 第5表 (猫−ノミ ) 注) 記号の意味は第1表と同じ 忌避剤単体についてベット用首輪としての実用上の効力
を確認するために、ベルトを作成して試験を行なったが
、上記結果から明らかなように、本発明に係る忌避剤を
ベルトに含浸加工した場合、1〜3ケ月間の長期に亘っ
て有効な忌避効果を有していた。
実施例4 本実施例は、本発明に係る忌避剤を数種混合して含有す
るベルト状成形体のノミ及び蚊に対する忌避作用を示す
加熱成形後において各々の精油含量が、シナモン・オイ
ル0.4g、アニス◆オイル0.3g1シナモンリーフ
・オイル0.3gとなるように、3種類の精油を混合し
て塩化ビニル樹脂26gに混練し、140℃位で加熱成
形して幅13關、長さ58 cmのベルトを作成し、大
川の供試体とした。また別に、加熱成形後において各々
の精油含量がシナモン・オイル0.2g、アニス・オイ
ル0.15g、シナモンリーフ・オイル0.15gとな
るように、3種類の精油を混合して塩化ビニル樹脂13
gに混練し、140℃位で加熱成形して幅9w1長さ3
5cmのベルトを作成し、猫用の供試体とした。比較と
して、ペニーロイヤル・オイルを用いた供試体も同様に
して作成した。
これらの供試体を用いた忌避効果のテストを、ノミに対
しては実施例1に準じて、蚊に対しては実施例2に準じ
て実施した。結果を第6表(犬−ノミ)、第7表(猫−
ノミ)及び第8表(犬−蚊)に示す。尚、6表における
記号の意味は第1表(ノミについて)及び第3表(蚊に
ついて)と同じである。
第7表 (猫−ノミ) 第8表 (犬−炊) 上記結果から明らかなように、シナモン・オイル(遅効
性忌避剤)とアニス・オイル、シナモンリーフ・オイル
(速効性忌避剤)を混合したものを用いると、開始直後
から3ケ月後まで有効な忌避効果を得ることができる。
実施例5 本実施例も、本発明に係る忌避剤を数種混合して含有す
るベルト状成形体のノミ及び蚊に対する忌避作用を示す
加熱成形後において各々の精油含量が、ピメンタ・オイ
ル0.4g、アニス・オイル0.3g1シナモンリーフ
・オイル0.3gとなるように、3種類の精油を混合し
て塩化ビニル樹脂26gに混練し、140℃位で加熱成
形して幅131II111長さ58(1)のベルトを作
成し、大円の供試体とした。また別に、加熱成形後にお
いて各々の精油含量がビメンタ・オイル0.2g、アニ
ス・オイル0.15g、シナモンリーフ・オイル0.1
5gとなるように、3種類の精面を混合して塩化ビニル
樹脂13gに混練し、140℃位で加熱成形して幅9m
m、長さ35cmのベルトを作成し、猫用の供試体とし
た。比較として、ペニーロイヤル・オイルを用いた供試
体も同様にして作成した。
これらの供試体を用いた忌避効果のテストを、ノミに対
しては実施例1に準じて、蚊に対しては実施例2に準じ
て実施した。結果を第9表(犬−ノミ)、第10表(猫
−ノミ)及び第11表 (犬 蚊) に示す。
尚、 6表における記号の 意味は第1表 (ノミ について) 及び第3表 (蚊 について) と同じである。
第9表(犬−ノ ミ) 第10表 (5A−ノミ ) 第 1表 (犬−蚊) 上記結果から明らかなように、ビメンタ・オイル(遅効
性忌避剤)とアニス・オイル、シナモンリーフ・オイル
(速効性忌避剤)を混合したものを用いると、開始直後
から3ケ月後まで有効な忌避効果を得ることができる。
以下、各種剤型についての処方例を示す。
エアゾール剤二 例No、1 ビメンターオイルIg、アニス・オイル1g及びシナモ
ンリーフ・オイル1gをエチルアルコールに溶解して1
00 mlとし、原波とする。
100 ml用容器中へ上記原液100 mlを充填し
、ドライアイス(固形炭酸>4.2gを添加し、密封し
てエアゾール製品とする。
例No、 2 シナモン−オイル3g1アニス・オイル3g及びシナモ
ンリーフ◆オイル1.5gをエチルアルコールに溶解し
て100 mlとし、原波とする。
100m1用容器中へ上記原液40m1.LPG60m
1を充填し、密封してエアゾール製品とする。
ベルト: 例No、3(大川) シナモン・オイル0.8g、アニス・オイル0.6g及
びシナモンリーフ・オイル0.6gが含まれるように塩
化ビニル樹脂25gに混練し、140℃位で加熱成型し
て幅13m1、厚さ3 +nm、長さ58cmのベルト
とする。
例No、4 (大川) ピメンタ・オイル20g1アニス・オイル0.9g及び
シナモンリーフ・オイル0,9gが含まれるように塩化
ビ1.−ル樹脂24gに混練し、140℃位で加熱成型
して幅13m1、厚さ3 mm、長さ58(7)のベル
トとする。
例No、5(滑川) ビメンタ・オイル0.6g、アニス・オイル0.45g
及びシナモンリーフ・オイル0.45gが含まれるよう
に塩化ビニル樹脂12gに混練し、140℃位で加熱成
型して幅9mm、厚さ3關、長さ35cmのベルトとす
る。
忌避マット: 例N006 幅5cm、長さ10cm、厚さ0.1cmのマット(S
Pバルブ:リンターパルプ−1:1)−枚に、シナモン
・オイル0.5g5アニス・オイル0.5g及びシナモ
ンリーフ・オイル0.5gを均一に含有せしめた物を忌
避マットとする。
この使用方法としては、犬小屋の床面四隅等に毛布の下
に敷いたり、壁面や天井等に鋲等で固定したりして用い
ることができる。
忌避シート: 例No、7 1−当り50gのレーヨン製不織布(裏側ポリエチレン
フィルム30μラミネート済)にピメンタ・オイル20
g1アニス・オイル5g及びシナモンリーフ・オイル5
gを均一に塗布・含有せしめて忌避シートにする。
上記シートは、幅5 cm s長さ50cmの布切片と
なるように予めミシン目を入れておき、一端側は連結せ
しめてルン状として犬小屋の入口に垂れ下げる。
又は、幅2.5印、長さ1mの布切片となるように予め
ミシン目を入れておき、一端側は連結せしめてルン状と
し、キャンプ用テントの人口に垂れ下げる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る害虫忌避剤は、古来、天然
香料物質として利用されてきた極めて安全性の高いシナ
モン・オイル、ピメンタ・オイル、アニス◆オイル及び
シナモンリーフ◆オイルの少なくとも1種を有効成分と
するノミ、蚊等に対して極めて顕著な忌避作用を示す害
虫忌避剤である。
従って、本発明に係る害虫忌避剤を含浸体に含浸させた
り、合成樹脂と共にベルト状に混練・成形したり、エア
ゾール剤に製剤したりして、ペット用害虫忌避4輪や人
間用の害虫忌避スプレー剤などとして用いることにより
、人畜に対する有害性の不安も全くなく、犬、猫等のペ
ット用動物からさらに人に至るまでノミ、蚊等の害虫に
よる加害から有効に防護できる非常に安全性の高い害虫
忌避剤を提供することができる。
さらに、シナモン・オイル及びピメンタ・オイルは遅効
性を有し、一方、アニス・オイル及びシナモンリーフ・
オイルは速効性を有するので、用途に応じてこれらの有
効成分を使い分けることができると共に、上記遅効性成
分及び速効性成分のそれぞれ1種以上を有効成分として
適当に組合せ、含有せしめることにより、使用当初より
充分な害虫忌避効果を発揮せしめると共に、長期間に亘
り安定した害虫忌避効果を得ることができ、また有効期
間を任意に調節することもできる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シナモン・オイル、ピメンタ・オイル、アニス・
    オイル及びシナモンリーフ・オイルの少なくとも1種を
    有効成分として含有することを特徴とする害虫忌避剤。
  2. (2)遅効性成分であるシナモン・オイル及びピメンタ
    ・オイルの少なくとも1種と、速効性成分であるアニス
    ・オイル及びシナモンリーフ・オイルの少なくとも1種
    を有効成分として含有することを特徴とする害虫忌避剤
  3. (3)有効成分を含浸体に含浸させてなることを特徴と
    する請求項1又は2記載の害虫忌避剤。
  4. (4)有効成分を合成樹脂と共にベルト状に混練・成形
    してなることを特徴とする請求項1又は2記載の害虫忌
    避剤。
  5. (5)有効成分を溶剤及び噴射剤と共に混合・充填して
    なるエアゾール剤であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の害虫忌避剤。
JP1174283A 1989-07-07 1989-07-07 害虫忌避剤 Pending JPH0341010A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345613A (ja) * 1993-06-15 1994-12-20 Hotsukou Sangyo Kk 有害動物忌避剤
KR100484887B1 (ko) * 2002-05-10 2005-04-28 재단법인서울대학교산학협력재단 천연 모기 기피제 조성물

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