JPH0340978B2 - - Google Patents
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- JPH0340978B2 JPH0340978B2 JP57015197A JP1519782A JPH0340978B2 JP H0340978 B2 JPH0340978 B2 JP H0340978B2 JP 57015197 A JP57015197 A JP 57015197A JP 1519782 A JP1519782 A JP 1519782A JP H0340978 B2 JPH0340978 B2 JP H0340978B2
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- JP
- Japan
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- resistor
- transistors
- signal
- transistor
- output
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/30—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
- H03F1/305—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in case of switching on or off of a power supply
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/181—Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers
- H03F3/183—Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、受信機のシグナルメータ駆動回路に
関する。
関する。
受信機のIFアンプは、差動アンプを数段縦続
接続して設け、最終段の差動アンプの差動出力を
次段の検波回路へ送出する構成となつていること
が多い。かかるIFアンプ内のIFレベルに応じて
駆動電圧を発生しシグナルメータを駆動するシグ
ナルメータ駆動回路としてIFアンプ内のIF信号
をカツプリングコンデンサを介して取り出したの
ちに半波整流して得た電圧を出力する構成のもの
が特にICを使用して形成するときにおいて多く
なつている。ところが、かかる従来のシグナルメ
ータ駆動回路においては半波整流回路に使用され
るトランジスタやカツプリングコンデンサ等のバ
ラツキによつて、例えば出力駆動電圧がアンテナ
入力レベルに応じて第1図の実線aで示す如く変
化するように出力駆動電圧の設計中心値を定めた
場合に同図の実線bからcの間で出力駆動電圧に
バラツキが生じることとなる。バラツキによつ
て、出力電圧特性が同図の実線bで示す如くなつ
た場合はアンテナ入力レベルがメータが振れなけ
ればならない程度に大きくなつてもメータが振れ
ないという不都合が生じ、また出力電圧特性が同
図の実線cに示す如くなつた場合はアンテナ入力
レベルが零でもメータが振れてメータのオフセツ
トが生じるという不都合が生じる。
接続して設け、最終段の差動アンプの差動出力を
次段の検波回路へ送出する構成となつていること
が多い。かかるIFアンプ内のIFレベルに応じて
駆動電圧を発生しシグナルメータを駆動するシグ
ナルメータ駆動回路としてIFアンプ内のIF信号
をカツプリングコンデンサを介して取り出したの
ちに半波整流して得た電圧を出力する構成のもの
が特にICを使用して形成するときにおいて多く
なつている。ところが、かかる従来のシグナルメ
ータ駆動回路においては半波整流回路に使用され
るトランジスタやカツプリングコンデンサ等のバ
ラツキによつて、例えば出力駆動電圧がアンテナ
入力レベルに応じて第1図の実線aで示す如く変
化するように出力駆動電圧の設計中心値を定めた
場合に同図の実線bからcの間で出力駆動電圧に
バラツキが生じることとなる。バラツキによつ
て、出力電圧特性が同図の実線bで示す如くなつ
た場合はアンテナ入力レベルがメータが振れなけ
ればならない程度に大きくなつてもメータが振れ
ないという不都合が生じ、また出力電圧特性が同
図の実線cに示す如くなつた場合はアンテナ入力
レベルが零でもメータが振れてメータのオフセツ
トが生じるという不都合が生じる。
そこで、本発明の目的は構成素子のバラツキに
よる出力レベルのバラツキを抑制してアンテナ入
力レベルが大きくなつてもメータが振れないとい
う不都合の発生やメータのオフセツトが生じると
いう不都合の発生を防止できる受信機のシグナル
メータ駆動回路を提供することである。
よる出力レベルのバラツキを抑制してアンテナ入
力レベルが大きくなつてもメータが振れないとい
う不都合の発生やメータのオフセツトが生じると
いう不都合の発生を防止できる受信機のシグナル
メータ駆動回路を提供することである。
本発明による受信機のシグナルメータ駆動回路
は、対応する被制御電極同士が互いに共通接続さ
れかつ各制御電極へIF信号が入力された差動ア
ンプの1対の差動出力がそれぞれ印加された1対
の能動素子を設け、この1対の能動素子に前記差
動アンプにおける定電流源の出力電流にほぼ比例
する電流に応じたバイアス電圧を印加して1対の
能動素子の共通接続電極からメータを駆動する駆
動信号を導出する構成となつている。
は、対応する被制御電極同士が互いに共通接続さ
れかつ各制御電極へIF信号が入力された差動ア
ンプの1対の差動出力がそれぞれ印加された1対
の能動素子を設け、この1対の能動素子に前記差
動アンプにおける定電流源の出力電流にほぼ比例
する電流に応じたバイアス電圧を印加して1対の
能動素子の共通接続電極からメータを駆動する駆
動信号を導出する構成となつている。
以下、本発明を第2図及び第3図を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図は、本発明によるシグナルメータ駆動回
路を含む受信機の一部を示すものであり、アンテ
ナ1からのRF(高周波)受信信号がRFアンプ2
によつて増幅されたのち混合器3において局発信
号と混合されてIF信号に変換されている。局発
信号は局部発振器4より出力される。そして、得
られたIF信号はIFフイルタ5を経てIFアンプ6
に供給される。IFアンプ6は、差動アンプ7〜
9が3段縦続接続されて構成されたものであり、
各段の差動アンプ7〜9に平衡差動出力を次段及
び本発明によるシグナルメータ駆動回路10へ導
出する出力導出回路11〜13が設けられてい
る。そして、最終段の出力導出回路13による平
衡出力が検波回路14の入力となつている。検波
回路14は、AMバンドの場合にはAM検波回路
であり、FMバンドの場合にはFM検波回路であ
る。差動アンプ7、出力導出回路11、差動アン
プ8、出力導出回路12及び差動アンプ9、出力
導出回路13の各回路にはトランジスタQ1,Q2
及びQ3の各エミツタより電源が供給されている。
トランジスタQ1,Q2,Q3の各コレクタには電源
+Bが供給されておりかつこれらトランジスタ
Q1,Q2,Q3のベースには抵抗R1及び定電圧ダイ
オードD1よりなる定電圧発生回路15より出力
された一定の電圧が印加されている。
路を含む受信機の一部を示すものであり、アンテ
ナ1からのRF(高周波)受信信号がRFアンプ2
によつて増幅されたのち混合器3において局発信
号と混合されてIF信号に変換されている。局発
信号は局部発振器4より出力される。そして、得
られたIF信号はIFフイルタ5を経てIFアンプ6
に供給される。IFアンプ6は、差動アンプ7〜
9が3段縦続接続されて構成されたものであり、
各段の差動アンプ7〜9に平衡差動出力を次段及
び本発明によるシグナルメータ駆動回路10へ導
出する出力導出回路11〜13が設けられてい
る。そして、最終段の出力導出回路13による平
衡出力が検波回路14の入力となつている。検波
回路14は、AMバンドの場合にはAM検波回路
であり、FMバンドの場合にはFM検波回路であ
る。差動アンプ7、出力導出回路11、差動アン
プ8、出力導出回路12及び差動アンプ9、出力
導出回路13の各回路にはトランジスタQ1,Q2
及びQ3の各エミツタより電源が供給されている。
トランジスタQ1,Q2,Q3の各コレクタには電源
+Bが供給されておりかつこれらトランジスタ
Q1,Q2,Q3のベースには抵抗R1及び定電圧ダイ
オードD1よりなる定電圧発生回路15より出力
された一定の電圧が印加されている。
また、各差動アンプ7〜9は、差動トランジス
タQ4,Q5,Q6,Q7及びQ8,Q9を有し、これら差
動トランジスタのための定電流源が、トランジス
タQ10〜Q12及び抵抗R2〜R4からなつている。そ
して、トランジスタQ10〜Q12の各ベースにはバ
イアス電圧発生回路16より出力された所定のバ
イアス電圧VB2が付与されている。バイアス電圧
発生回路16は、トランジスタQ13,Q14及び抵
抗R5,R6,R7よりなる定電流回路17を有して
おり、この定電流回路17にはコレクタに電源+
Bを供給されたトランジスタQ15のエミツタより
電源が供給されている。トランジスタQ15のベー
スには定電圧発生回路15より出力された一定の
電圧が供給されている。そして、抵抗R5の両端
間の電圧がバイアス電圧VB2として出力される。
タQ4,Q5,Q6,Q7及びQ8,Q9を有し、これら差
動トランジスタのための定電流源が、トランジス
タQ10〜Q12及び抵抗R2〜R4からなつている。そ
して、トランジスタQ10〜Q12の各ベースにはバ
イアス電圧発生回路16より出力された所定のバ
イアス電圧VB2が付与されている。バイアス電圧
発生回路16は、トランジスタQ13,Q14及び抵
抗R5,R6,R7よりなる定電流回路17を有して
おり、この定電流回路17にはコレクタに電源+
Bを供給されたトランジスタQ15のエミツタより
電源が供給されている。トランジスタQ15のベー
スには定電圧発生回路15より出力された一定の
電圧が供給されている。そして、抵抗R5の両端
間の電圧がバイアス電圧VB2として出力される。
各差動トランジスタQ4〜Q9のコレクタには負
荷抵抗R8〜R13がそれぞれ接続されており、これ
ら各負荷抵抗による両端電圧が出力導出回路11
〜13の各平衡入力となつている。
荷抵抗R8〜R13がそれぞれ接続されており、これ
ら各負荷抵抗による両端電圧が出力導出回路11
〜13の各平衡入力となつている。
各出力導出回路11〜13は、各差動アンプ7
〜9の平衡差動出力をベース入力とするエミツタ
フオロワトランジスタQ16,Q17,Q18,Q19及び
Q20,Q21を有しており、これら各エミツタフオ
ロワトランジスタQ16〜Q21の負荷はトランジス
タQ22〜Q27及び抵抗R14〜R19より成る定電流負
荷となつている。そしてトランジスタQ22〜Q27
の各ベースには共通の所定バイアス電圧が付与さ
れている。
〜9の平衡差動出力をベース入力とするエミツタ
フオロワトランジスタQ16,Q17,Q18,Q19及び
Q20,Q21を有しており、これら各エミツタフオ
ロワトランジスタQ16〜Q21の負荷はトランジス
タQ22〜Q27及び抵抗R14〜R19より成る定電流負
荷となつている。そしてトランジスタQ22〜Q27
の各ベースには共通の所定バイアス電圧が付与さ
れている。
各エミツタフオロワ出力は、シグナルメータ駆
動回路10におけるトランジスタQ28,Q29,
Q30,Q31及びQ32,Q33の各ベースにそれぞれ印
加されている。これらトランジスタQ28とQ29,
トランジスタQ30とQ31及びトランジスタQ32と
Q33の対応する被制御電極同士すなわちコレクタ
同士及びエミツタ同士が互いに共通接続されてお
り、共通エミツタにはバイアス手段としてのバイ
アス電圧供給回路18より抵抗R20,R21及びR22
を介して所定のバイアス電圧VB1が供給されてい
る。バイアス電圧供給回路18は、ベースにバイ
アス電圧VB2が供給されたトランジスタQ34及び
抵抗R23からなる定電流回路を有しており、トラ
ンジスタQ34のコレクタ抵抗R24による両端電圧
がエミツタフオロワトランジスタQ35のベースに
供給されている。そして、トランジスタQ35より
出力されたエミツタフオロワ出力がドイオード
D2によつてレベルシフトされてバイアス電圧VB2
となる。尚、ダイオードD2のカソードと接地間
にはトランジスタQ35の負荷抵抗R25が接続され
ている。一方、トランジスタQ28〜Q33の各共通
コレクタはすべて共通となつて出力回路19の入
力端に接続されている。
動回路10におけるトランジスタQ28,Q29,
Q30,Q31及びQ32,Q33の各ベースにそれぞれ印
加されている。これらトランジスタQ28とQ29,
トランジスタQ30とQ31及びトランジスタQ32と
Q33の対応する被制御電極同士すなわちコレクタ
同士及びエミツタ同士が互いに共通接続されてお
り、共通エミツタにはバイアス手段としてのバイ
アス電圧供給回路18より抵抗R20,R21及びR22
を介して所定のバイアス電圧VB1が供給されてい
る。バイアス電圧供給回路18は、ベースにバイ
アス電圧VB2が供給されたトランジスタQ34及び
抵抗R23からなる定電流回路を有しており、トラ
ンジスタQ34のコレクタ抵抗R24による両端電圧
がエミツタフオロワトランジスタQ35のベースに
供給されている。そして、トランジスタQ35より
出力されたエミツタフオロワ出力がドイオード
D2によつてレベルシフトされてバイアス電圧VB2
となる。尚、ダイオードD2のカソードと接地間
にはトランジスタQ35の負荷抵抗R25が接続され
ている。一方、トランジスタQ28〜Q33の各共通
コレクタはすべて共通となつて出力回路19の入
力端に接続されている。
出力回路19は、トランジスタQ36,Q37,Q38
よりなるカレントミラー回路を有しており、この
ミラー回路の入力端にトランジスタQ28〜Q33の
各コレクタ共通出力が供給されている。このミラ
ー回路に出力抵抗R26の両端電圧がトランジスタ
Q39及び抵抗R27によるエミツタフオロワ回路へ
印加される。そして、トランジスタQ39のエミツ
タフオロワ出力がシグナルメータ(図示せず)に
供給される。
よりなるカレントミラー回路を有しており、この
ミラー回路の入力端にトランジスタQ28〜Q33の
各コレクタ共通出力が供給されている。このミラ
ー回路に出力抵抗R26の両端電圧がトランジスタ
Q39及び抵抗R27によるエミツタフオロワ回路へ
印加される。そして、トランジスタQ39のエミツ
タフオロワ出力がシグナルメータ(図示せず)に
供給される。
以上の構成において、抵抗R2,R3,R4,R14,
R15,R16,R17,R18,R19及びR23が全て相等し
くかつ抵抗R8,R9,R10,R11,R12及びR13が抵
抗R24の2倍の大きさとなるように各抵抗値を設
定すればトランジスタQ28〜Q33がB級作動して
AM検波器として動作する。すなわち、無信号時
にはトランジスタQ28〜Q33のベースにバイアス
電圧VB1よりダイオードD2の順方向電圧にほぼ等
しい電圧だけ高い電圧が印加されることとなつて
トランジスタQ28〜Q33が全てオフとなり、信号
入力時には入力信号のレベルが大きくなつて差動
アンプ7,8,9の各々がリミツタとして作用す
るようになるまでトランジスタQ28,Q29,Q30,
Q31及びQ32,Q33の各トランジスタの共通コレク
タより入力信号レベルにほぼ比例した両波整流電
流が出力される。このため、出力回路19におけ
る抵抗R26の両端電圧及び出力回路19より出力
される駆動電圧の各々はそれぞれ第3図及び第4
図に示す如くアンテナ入力レベルに応じて変化し
て図示せぬシグナルメータがアンテナ入力レベル
に応じて駆動されることとなる。
R15,R16,R17,R18,R19及びR23が全て相等し
くかつ抵抗R8,R9,R10,R11,R12及びR13が抵
抗R24の2倍の大きさとなるように各抵抗値を設
定すればトランジスタQ28〜Q33がB級作動して
AM検波器として動作する。すなわち、無信号時
にはトランジスタQ28〜Q33のベースにバイアス
電圧VB1よりダイオードD2の順方向電圧にほぼ等
しい電圧だけ高い電圧が印加されることとなつて
トランジスタQ28〜Q33が全てオフとなり、信号
入力時には入力信号のレベルが大きくなつて差動
アンプ7,8,9の各々がリミツタとして作用す
るようになるまでトランジスタQ28,Q29,Q30,
Q31及びQ32,Q33の各トランジスタの共通コレク
タより入力信号レベルにほぼ比例した両波整流電
流が出力される。このため、出力回路19におけ
る抵抗R26の両端電圧及び出力回路19より出力
される駆動電圧の各々はそれぞれ第3図及び第4
図に示す如くアンテナ入力レベルに応じて変化し
て図示せぬシグナルメータがアンテナ入力レベル
に応じて駆動されることとなる。
以上の構成における各抵抗の抵抗値及び各トラ
ンジスタの特性にバラツキが生じても各抵抗相互
間の比が設計中心値にほぼ等しくかつ各トランジ
スタ相互間の特性の差が小さい場合には、無信号
時においてトランジスタQ28〜Q33が全てオフと
なり信号入力時においてトランジスタQ28〜Q33
の各共通コレクタより入力信号のレベルにほぼ比
例した両波整流電流が出力されて出力電圧特性は
第4図に示す特性とほぼ同一となり駆動電圧のバ
ラツキが小さいものとなる。このため、抵抗の絶
対値の精度を上げることは困難であるが相対比の
精度は比較的容易に高精度とすることができかつ
特性の揃つたトランジスタが得られるという特徴
を有する半導体集積回路によつて構成された受信
機に本発明によるシグナルメータ駆動回路を用い
ればアンテナ入力レベルが大きくなつてもメータ
が振れないという不都合やメータのオフセツトが
生じるという不都合の発生を防止することができ
ることとなる。また、トランジスタQ28,Q29,
Q30,Q31及びQ32,Q33の各々は互いに対を形成
するトランジスタと共に互いに逆相の信号により
駆動されているために単一のAM検波トランジス
タを用いる場合に比し2倍の検波出力が得られて
それぞれ検波効率が向上する。また、出力導出回
路11〜13の各出力はカツプリングコンデンサ
等を用いず直接結合によつてトランジスタQ28,
Q29,Q30,Q31,及びQ32,Q33の各々に供給され
るので使用周波数が制限されることがないことに
なる。従つて、本発明による受信機のシグナルメ
ータ駆動回路はAM/FMチユーナ用シグナルメ
ータ回路に使用して好適である。
ンジスタの特性にバラツキが生じても各抵抗相互
間の比が設計中心値にほぼ等しくかつ各トランジ
スタ相互間の特性の差が小さい場合には、無信号
時においてトランジスタQ28〜Q33が全てオフと
なり信号入力時においてトランジスタQ28〜Q33
の各共通コレクタより入力信号のレベルにほぼ比
例した両波整流電流が出力されて出力電圧特性は
第4図に示す特性とほぼ同一となり駆動電圧のバ
ラツキが小さいものとなる。このため、抵抗の絶
対値の精度を上げることは困難であるが相対比の
精度は比較的容易に高精度とすることができかつ
特性の揃つたトランジスタが得られるという特徴
を有する半導体集積回路によつて構成された受信
機に本発明によるシグナルメータ駆動回路を用い
ればアンテナ入力レベルが大きくなつてもメータ
が振れないという不都合やメータのオフセツトが
生じるという不都合の発生を防止することができ
ることとなる。また、トランジスタQ28,Q29,
Q30,Q31及びQ32,Q33の各々は互いに対を形成
するトランジスタと共に互いに逆相の信号により
駆動されているために単一のAM検波トランジス
タを用いる場合に比し2倍の検波出力が得られて
それぞれ検波効率が向上する。また、出力導出回
路11〜13の各出力はカツプリングコンデンサ
等を用いず直接結合によつてトランジスタQ28,
Q29,Q30,Q31,及びQ32,Q33の各々に供給され
るので使用周波数が制限されることがないことに
なる。従つて、本発明による受信機のシグナルメ
ータ駆動回路はAM/FMチユーナ用シグナルメ
ータ回路に使用して好適である。
第1図は、従来の受信機のシグナルメータ駆動
回路の特性を示すグラフ、第2図は、本発明の実
施例回路を用いた受信機の1部を示す回路ブロツ
ク図、第3図及び第4図は本発明の実施例回路の
特性を示すグラフである。 主要部分の符号の説明、18……バイアス電圧
供給回路、19……出力回路、Q28〜Q33……AM
検波用トランジスタ。
回路の特性を示すグラフ、第2図は、本発明の実
施例回路を用いた受信機の1部を示す回路ブロツ
ク図、第3図及び第4図は本発明の実施例回路の
特性を示すグラフである。 主要部分の符号の説明、18……バイアス電圧
供給回路、19……出力回路、Q28〜Q33……AM
検波用トランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中間周波信号が入力された差動アンプの出力
を次段の検波回路へ送出するようにした中間周波
増幅回路を含む受信機のシグナルメータ駆動回路
であつて、対応する被制御電極同士が互いに共通
接続されかつ各制御電極へ前記差動アンプの1対
の差動出力がそれぞれ印加された1対の能動素子
と、前記中間周波信号が無信号となつたとき前記
差動アンプより出力される直流電圧と所定差を有
する第1所定バイアス電圧を発生して前記1対の
能動素子に印加するバイアス手段とを含み、前記
1対の能動素子の被制御電極からシグナルメータ
を駆動する駆動信号を導出することを特徴とする
受信機のシグナルメータ駆動回路。 2 前記差動アンプは、互いのエミツタが接続さ
れ差動対を形成する第1及び第2トランジスタ
と、前記第1及び第2トランジスタのコレクタ抵
抗として接続されかつ抵抗値が相等しい第1及び
第2抵抗と、前記第1及び第2トランジスタのエ
ミツタ共通接続点にコレクタを接続されかつベー
スに第2所定バイアス電圧が印加された第3トラ
ンジスタと、前記第3トランジスタのエミツタ抵
抗として接続された第3抵抗とからなり、かつ前
記バイアス手段は、前記第2所定バイアス電圧が
ベースに印加された第4トランジスタと、前記第
1抵抗の抵抗値と第1所定比をなす抵抗値を有し
前記第4トランジスタのエミツタ抵抗として接続
された第4抵抗と、前記第1抵抗の抵抗値と第2
所定比をなす抵抗値を有し前記第4トランジスタ
のコレクタ抵抗として接続された第5抵抗とを含
み、前記第5抵抗の両端間に発生した電圧に応じ
た電圧を前記第1所定バイアス電圧として出力す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
受信機のシグナルメータ駆動回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57015197A JPS58133048A (ja) | 1982-02-02 | 1982-02-02 | 受信機のシグナルメ−タ駆動回路 |
US06/462,865 US4555671A (en) | 1982-02-02 | 1983-02-01 | Circuit for driving a signal meter for a receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57015197A JPS58133048A (ja) | 1982-02-02 | 1982-02-02 | 受信機のシグナルメ−タ駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58133048A JPS58133048A (ja) | 1983-08-08 |
JPH0340978B2 true JPH0340978B2 (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=11882132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57015197A Granted JPS58133048A (ja) | 1982-02-02 | 1982-02-02 | 受信機のシグナルメ−タ駆動回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4555671A (ja) |
JP (1) | JPS58133048A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1983
- 1983-02-01 US US06/462,865 patent/US4555671A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS58133048A (ja) | 1983-08-08 |
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