JPH0340811Y2 - - Google Patents

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JPH0340811Y2
JPH0340811Y2 JP1986130205U JP13020586U JPH0340811Y2 JP H0340811 Y2 JPH0340811 Y2 JP H0340811Y2 JP 1986130205 U JP1986130205 U JP 1986130205U JP 13020586 U JP13020586 U JP 13020586U JP H0340811 Y2 JPH0340811 Y2 JP H0340811Y2
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JP
Japan
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rotor
stator
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miso
fixed
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JP1986130205U
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JPS6337614U (ja
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係る破砕機構を有する移送ポンプ
は、熟成した味噌を、大豆の粒を潰しつつ充填用
ホツパに移し換える場合、或は魚を投入してその
ままミンチとして送り出す場合等に利用出来る。
(従来の技術) 例えば味噌を造る場合、第2図に示す様に、熟
成室1内に設けた熟成槽2内に大豆、麹、食塩、
種水等を混合したものを仕込む。熟成槽2内で大
豆が熟成する事で造られた素味噌は、熟成槽2の
底部に設けた排出口からポンプ3の投入口に送り
込まれ、このポンプ3の運転に伴なつて導管4を
通じて味噌濾し器5に送られる。味噌濾し器5に
送られた素味噌は、この味噌濾し器5内で大豆の
粒を潰されて濾し味噌となる。
味噌濾し器5内で造られた濾し味噌は、この味
噌濾し器5の排出口からポンプ6の投入口に送り
込まれ、このポンプの運転に伴ない導管7を通じ
て充填器8に送られる。
充填器8に送られた濾し味噌は、この充填器8
によつて定量ずつ計量されて袋等に詰められ、製
品9とされる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の様にして味噌を造る場合、熟
成槽2から味噌濾し器5に素味噌を移し替える場
合と、味噌濾し器5から充填器8に濾し味噌を移
し替える場合との2回、ポンプにより移し替え作
業を行なわなければならず、素味噌や濾し味噌に
塵芥や雑菌が混入する機会が増すだけでなく、互
いに独立したポンプ3,6や味噌濾し器5を用意
する為、機械設備費が嵩んでしまう不都合があつ
た。
本考案に係る破砕機構を有する移送ポンプは、
投入口から投入された素味噌等の半流動体中に含
まれる塊を細かく砕き、そのまま吐出口から吐出
する様に構成する事で、上述の様な不都合を何れ
も解消するものである。
b 考案の構成 (問題を解決するための手段) 本考案の破砕機構を有する移送ポンプは、内周
面にピツチの粒い2条螺子を形成しした筒状のス
テータの内側に、ピツチが粒い1条螺子を形成し
た捻れ棒状のロータを挿入している。
このロータの一端は、第一の自在継手を介して
外周面に螺旋状の送り板を固定した揺動シヤフト
の一端に接続している。又、上記ステータの一端
に一端を接続し、内側に上記揺動シヤフトを挿通
した送り筒の上面には投入口を設けている。
上記揺動シヤフトの他端部は、送り筒の他端部
を液密に貫通してこの送り筒内に挿入された回転
駆動軸の端部に、第二の自在継手を介して接続す
る事により、上記ロータを回転駆動自在としてい
る。
更に、上記ステータの他端開口部には、多数の
小通孔を有するカツタ板を固定し、上記ロータの
他端部にカツタ板の側面に近接して回転する放射
状のカツタを固定している。
(作用) 上述の様に構成される本考案の破砕機構を有す
る移送ポンプを使用して、塊を含む半流動体を潰
しつつ移送する場合、移送すべき半流動体を送り
筒の上面に設けた投入口を通じて上記送り筒内に
投入し、モータにより送り筒に挿通した揺動シヤ
フト、及びこの揺動シヤフトに連結されたロータ
を回転駆動する。
送り筒の内周面と、この送り筒に挿通された揺
動シヤフトの外周面に螺旋形に固定した送り板と
は、ウオームフイーダを構成している為、送り筒
内に投入された半流動体は、上記送り板に押され
つつステータに向けて送られる。
送り板に押されてステータの内側に押し込まれ
た半流動体は、ステータとロータとの間の空間内
に入り込むが、このステータとロータとは一軸螺
子ポンプを構成している為、ステータ内のロータ
が自在継手を中心として揺動しつつ回転するのに
伴い、ステータ内周面とロータ外周面との間に存
在する空間がロータの長さ方向に移動し、この空
間内に取り込まれた半流動体が、ステータの端部
開口に向けて移動する。
この様にしてステータ内を端部開口に向けて移
動した半流動体は、このステータの開口端部に存
在するカツタ板の小通孔を通じてステータ外に流
出する。ポンプにより送られる半流動体がカツタ
板の小通孔を通過する際、この半流動体中に含ま
れる塊は、この小通孔を通過出来る程度の大きさ
となり、且つカツタ板に近接した部分で回転する
カツタによつて細断される。この為、カツタ板を
通過してポンプ外に吐出した半流動体中には、塊
が存在しない状態となる。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第1図は本考案の移送ポンプの縦断面図であ
る。
補強用の金属製の外筒10の内側には、硬質ゴ
ム等の弾性材で造られ、内周面にピツチの粗い2
条螺子を形成した筒状のステータ11を固定して
いる。このステータ11の内側には、ステンレス
鋼、或はセラミツク等で造られ、ピツチが粗い1
条螺子を形成した捻れ棒状のロータ12を挿入し
ている。
このロータ12の一端は、第一の自在継手13
を介して揺動シヤフト14の一端に接続してい
る。この揺動シヤフト14の外周面には、送り板
15を螺旋状に巻回し固定して全体をウオーム状
に形成している。又、上記ステータ11を内嵌し
た外筒10の一端に接続し、内側に上記揺動シヤ
フト14を挿通した横円筒状の送り筒16の上面
には投入口17を設けて、この送り筒16と上記
揺動シヤフト14とでウオームフイーダを構成し
ている。
送り筒16の他端部には、円筒状の軸受筐18
が液密に連結固定されており、この軸受筐18を
液密に貫通して上記送り筒16内に挿入された回
転駆動軸19の端部に、前記揺動シヤフト14
を、第二の自在継手20を介して接続している。
上記回転駆動軸19は、図示しないモータにより
回転自在としており、モータに通電する事によ
り、揺動シヤフト14及び前記ロータ12を回転
駆動自在としている。
更に、内周面にステータ11を嵌着固定した外
筒10の他端開口部には、短円筒状の支持筒21
を固定している。この支持筒21の内側には多数
の小通孔を有するカツタ板22を、支持筒21の
内側を塞ぐ状態で固定している。ステータ11の
内側に回転自在に挿入されたロータ12の他端部
には、上記カツタ板22の側面に近接して回転す
る放射状のカツタ23を固定している。
上述の様に構成される本考案の破砕機構を有す
る移送ポンプを使用して、熟成槽から取り出した
直後の素味噌の様に、塊を含む半流動体を、塊を
潰しつつ移送する場合、移送すべき半流動体を送
り筒16の上面に設けた投入口17を通じて上記
送り筒16内に投入すると共に、図示しないモー
タにより軸受筐18を液密に挿通した回転駆動軸
19を回転駆動し、この回転駆動軸19に第二の
自在継手20を介して連結され、送り筒16内を
挿通した揺動シヤフト14、及びこの揺動シヤフ
ト14に第一の自在継手13を介して連結された
ロータ12を回転駆動する。
送り筒16に挿通された揺動シヤフト14が回
転する事で、この揺動シヤフト14の外周面に螺
旋状に固定した送り板15と送り筒16とが構成
するウオームフイーダにより、送り筒16内に投
入された素味噌等の半流動体は、上記送り板15
に押されつつステータ11に向けて送られ、更に
このステータ11内に押し込まれる。
送り板15に押されてステータ11の内側に押
し込まれた半流動体は、ステータ11の内周面と
ロータ12の外周面との間の空間24内に取り込
まれる。上記ステータ11とロータ12とは一軸
螺子ポンプを構成している為、ステータ11内に
挿入されたロータ12が第一の自在継手13を中
心として揺動しつつ回転すると、ステータ11の
内周面とロータ12の外周面との間に存在する上
記空間24が、ロータ12の長さ方向に移動し、
この空間24内に取り込まれた半流動体が、ステ
ータ11の端部開口に向けて移動する。
この様にしてステータ11内を端部開口に向け
て移動した半流動体は、このステータ11の開口
端部に連結固定した支持筒21の内側に存在する
カツタ板22の小通孔を通じてステータ11外に
流出する。
この様に、本考案のポンプにより送られる半流
動体がカツタ板22に小通孔を通過する際、この
半流動体中に含まれる塊は、この小通孔を通過出
来る程度の大きさとなる。更に、このカツタ板2
2に近接した部分では、上記ロータ12と共に放
射状のカツタ23が回転している為、上記小通孔
を通過する半流動体は、このカツタ23によつて
細断される。この為、カツタ板22を通過して支
持筒21からポンプ外に吐出した半流動体中に
は、塊が存在しない状態となる。
c 考案の効果 本考案の破砕機構を有する移送ポンプは、以上
に述べた通り構成され作用する為、単一のポンプ
を使用するのみで、塊を含む半流動体を、塊を潰
しつつ移送する事が容易に行なえる様になり、半
流動体中に塵芥や雑菌が混入する事を防止出来る
だけでなく、設備の簡略化を伴なう設備費の低減
に果たす役割は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の破砕機構を有する移送ポンプ
の実施例を示す縦断面図、第2図は従来の方法に
より味噌を製造する状態を示す略側面図である。 1:熟成室、2:熟成槽、3:ポンプ、4:導
管、5:味噌濾し器、6:ポンプ、7:導管、
8:充填器、9:製品、10:外筒、11:ステ
ータ、12:ロータ、13:第一の自在継手、1
4:揺動シヤフト、15:送り板、16:送り
筒、17:投入口、18:軸受筐、19:回転駆
動軸、20:第二の自在継手、21:支持筒、2
2:カツタ板、23:カツタ、24:空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周面にピツチの粗い2条螺子を形成した筒状
    のステータの内側に、ピツチが粗い1条螺子を形
    成した捻れ棒状のロータを挿入し、このロータの
    一端を第一の自在継手を介して外周面に螺旋状の
    送り板を固定した揺動シヤフトの一端に接続し、
    上記ステータの一端に一端を接続し、内側に上記
    揺動シヤフトを挿通した送り筒の上面に投入口を
    設けると共に上記揺動シヤフトの他端部を、送り
    筒の他端部を液密に貫通して、この送り筒内に挿
    入された回転駆動軸の端部に第二の自在継手を介
    して接続する事により、上記ロータを回転駆動自
    在とし、上記ステータの他端開口部に多数の小通
    孔を有するカツタ板を固定し、上記ロータの他端
    部にカツタ板の側面に近接して回転する放射状の
    カツタを固定して成る破砕機構を有する移送ポン
    プ。
JP1986130205U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0340811Y2 (ja)

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JP1986130205U JPH0340811Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP1986130205U JPH0340811Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6337614U JPS6337614U (ja) 1988-03-10
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JP1986130205U Expired JPH0340811Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744782Y2 (ja) * 1988-10-14 1995-10-11 兵神装備株式会社 粉体移送用一軸偏心ねじポンプ
JP2541241Y2 (ja) * 1990-05-30 1997-07-16 株式会社フジワラテクノアート 味噌漉機

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JPS6337614U (ja) 1988-03-10

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