JPH0340809Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0340809Y2 JPH0340809Y2 JP1986082909U JP8290986U JPH0340809Y2 JP H0340809 Y2 JPH0340809 Y2 JP H0340809Y2 JP 1986082909 U JP1986082909 U JP 1986082909U JP 8290986 U JP8290986 U JP 8290986U JP H0340809 Y2 JPH0340809 Y2 JP H0340809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- roller conveyor
- roller
- product
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 16
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 10
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920006302 stretch film Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はローラコンベア装置、詳しくは搬送コ
ンベアの下流側に、複数の遊転自在なローラで搬
送路が形成される傾斜状のローラコンベアを連設
し、該ローラコンベアの下流端にストツパを設け
たローラコンベア装置の改良に関する。
ンベアの下流側に、複数の遊転自在なローラで搬
送路が形成される傾斜状のローラコンベアを連設
し、該ローラコンベアの下流端にストツパを設け
たローラコンベア装置の改良に関する。
(従来技術とその課題)
上記装置を、例えば計量値付け包装機の計量部
分に組込み設置した場合、搬送コンベアを介して
包装済のパツク商品がローラコンベア上へ搬入さ
れるが、該商品を下流端のストツパに当接せしめ
て停止させるとともに商品の先端縁をストツパに
接触させた状態の停止姿勢をとることが要求され
る。
分に組込み設置した場合、搬送コンベアを介して
包装済のパツク商品がローラコンベア上へ搬入さ
れるが、該商品を下流端のストツパに当接せしめ
て停止させるとともに商品の先端縁をストツパに
接触させた状態の停止姿勢をとることが要求され
る。
しかるに本出願人はローラコンベアに搬入され
る商品の重量が重い場合でもストツパに強く衝突
することをさけるために、ローラコンベアの下流
部分に摩擦床面を形成する制御板を設けた装置
(実開昭60−93626号公報)およびローラコンベア
の上流端部に低トルクモータで駆動される搬入ロ
ーラを設けた装置(実開昭60−93610号公報)を
出願した。
る商品の重量が重い場合でもストツパに強く衝突
することをさけるために、ローラコンベアの下流
部分に摩擦床面を形成する制御板を設けた装置
(実開昭60−93626号公報)およびローラコンベア
の上流端部に低トルクモータで駆動される搬入ロ
ーラを設けた装置(実開昭60−93610号公報)を
出願した。
しかしながら上記従来装置はある重量範囲の商
品を移送する場合には有効であつたが、その重量
範囲から外れた軽量の商品においは必ずしも全部
の商品に有効に作用せず、軽量の商品は制御板の
途中で停止してしまい所望の停止姿勢が得られ
ず、重量の重い商品はストツパに強く衝突するた
め所定時間内に計量が完了しないため計量しない
まま該コンベア上から排出されてしまう現象がと
きおり発生した。
品を移送する場合には有効であつたが、その重量
範囲から外れた軽量の商品においは必ずしも全部
の商品に有効に作用せず、軽量の商品は制御板の
途中で停止してしまい所望の停止姿勢が得られ
ず、重量の重い商品はストツパに強く衝突するた
め所定時間内に計量が完了しないため計量しない
まま該コンベア上から排出されてしまう現象がと
きおり発生した。
すなわち、従来装置においては、ある重量範囲
から外れた商品には有効に作用せず所望の効果が
得られなかつた。
から外れた商品には有効に作用せず所望の効果が
得られなかつた。
又、一般的ローラコンベア装置として特開昭57
−93804号公報には、傾斜状ローラコンベアであ
つて、そのローラ下面に接触するようにばね性を
有する制動板を配置させた構造が開示されてい
る。
−93804号公報には、傾斜状ローラコンベアであ
つて、そのローラ下面に接触するようにばね性を
有する制動板を配置させた構造が開示されてい
る。
しかしながら、上記従来構造は、ローラコンベ
アのローラ下面に制動板が常時接触するために、
重量の大きなコンテナケースなどの搬送物が移送
される場合には、該搬送物がローラコンベア上で
搬送速度が遅くなるか、もしくは停止するので損
傷防止に有効であるが、軽量な搬送物の場合も所
定位置まで達することなく途中で停止してしま
い、前述した従来不具合を解消し得ない。
アのローラ下面に制動板が常時接触するために、
重量の大きなコンテナケースなどの搬送物が移送
される場合には、該搬送物がローラコンベア上で
搬送速度が遅くなるか、もしくは停止するので損
傷防止に有効であるが、軽量な搬送物の場合も所
定位置まで達することなく途中で停止してしま
い、前述した従来不具合を解消し得ない。
さらに実公昭40−30741号公報には、複数のロ
ーラを横架した起倒体の中間を枢軸で揺動可能に
支持し、かつ所要のローラの下方に該ローラが降
下したときに接触するブレーキ部材を設け、この
起倒体の一端に搬送物(パレツト)が進入する
と、該搬送物の自重により起倒体が水平状態に近
くなり、ローラがブレーキ部材に接触してローラ
を制動し、搬送物を自動減速させる装置が開示さ
れている。
ーラを横架した起倒体の中間を枢軸で揺動可能に
支持し、かつ所要のローラの下方に該ローラが降
下したときに接触するブレーキ部材を設け、この
起倒体の一端に搬送物(パレツト)が進入する
と、該搬送物の自重により起倒体が水平状態に近
くなり、ローラがブレーキ部材に接触してローラ
を制動し、搬送物を自動減速させる装置が開示さ
れている。
しかしながら、上記従来装置は起倒体が水平方
向へ揺動することによりローラがブレーキ部材に
接触し制動するので、搬送物が軽量な場合にはロ
ーラ上を移動することなく停止してしまい、この
従来装置においても前述した従来不具合を解消し
得ない。
向へ揺動することによりローラがブレーキ部材に
接触し制動するので、搬送物が軽量な場合にはロ
ーラ上を移動することなく停止してしまい、この
従来装置においても前述した従来不具合を解消し
得ない。
本考案は斯る従来事情に鑑み、ストツパへ正し
い移送姿勢で且つ軽力で接触させ得る商品の重量
範囲を従来より広範にし、作業上の信頼性を高め
たローラコンベア装置を提供せんとすることを目
的とする。
い移送姿勢で且つ軽力で接触させ得る商品の重量
範囲を従来より広範にし、作業上の信頼性を高め
たローラコンベア装置を提供せんとすることを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
斯る本考案のローラコンベア装置は、搬送コン
ベアの下流側に設置され、計量器の皿板上に複数
の遊転自在なローラで搬送路を形成する傾斜状の
ローラコンベアと、該ローラコンベアの支持フレ
ームを軸承支持する弾性部材と、上記ローラコン
ベアのローラ下面より所定量離間した下位に配置
したブレーキ部材と、上記ローラコンベアの搬送
方向下流側に設けたストツパとを備えると共に、
前記計量器の側方において、上記ローラコンベア
上の商品を搬送方向と直交する方向へ搬出する搬
出装置を備えたことを特徴とする。
ベアの下流側に設置され、計量器の皿板上に複数
の遊転自在なローラで搬送路を形成する傾斜状の
ローラコンベアと、該ローラコンベアの支持フレ
ームを軸承支持する弾性部材と、上記ローラコン
ベアのローラ下面より所定量離間した下位に配置
したブレーキ部材と、上記ローラコンベアの搬送
方向下流側に設けたストツパとを備えると共に、
前記計量器の側方において、上記ローラコンベア
上の商品を搬送方向と直交する方向へ搬出する搬
出装置を備えたことを特徴とする。
(作用)
上記構成によれば、搬入される商品が軽量な場
合は、ローラコンベアのローラがその下位に配置
されるブレーキ部材から離間しており、ローラの
回転力を減ずることなく商品をストツパ位置まで
到達させ、商品の重量が所定以上に増大すると、
ローラコンベアが商品の重量によつて弾性部材の
弾性力に抗して下降し、前記ローラ下面がブレー
キ部材に接触してローラに制動力がかかり、商品
の移送速度を減速させつつストツパ位置に到達さ
せる。ストツパ位置に停止した商品は所定時間内
で計量され、一定時間後に起動する搬出装置によ
つてローラコンベアの搬送方向と直交する方向へ
直ちに搬出される。
合は、ローラコンベアのローラがその下位に配置
されるブレーキ部材から離間しており、ローラの
回転力を減ずることなく商品をストツパ位置まで
到達させ、商品の重量が所定以上に増大すると、
ローラコンベアが商品の重量によつて弾性部材の
弾性力に抗して下降し、前記ローラ下面がブレー
キ部材に接触してローラに制動力がかかり、商品
の移送速度を減速させつつストツパ位置に到達さ
せる。ストツパ位置に停止した商品は所定時間内
で計量され、一定時間後に起動する搬出装置によ
つてローラコンベアの搬送方向と直交する方向へ
直ちに搬出される。
(実施例)
本考案の実施例を計量値付け包装機の計量部と
して組込まれた場合について図面により説明すれ
ば、第1図および第2図において、aは包装機の
搬出端を構成するベルトコンベア、bは中継ぎ用
の搬送コンベア、Aは搬送コンベアbの下流端に
連接した本考案のローラコンベア装置、cはロー
ラコンベア装置Aに並設したローラコンベアによ
り形成される幅寄せコンベア、bは戻し用のベル
トコンベア、eは戻し用の転動ローラ、fは商品
mをローラコンベア装置A上より幅寄せコンベア
cへ移送せしめるプツシヤー(搬出装置)であ
る。
して組込まれた場合について図面により説明すれ
ば、第1図および第2図において、aは包装機の
搬出端を構成するベルトコンベア、bは中継ぎ用
の搬送コンベア、Aは搬送コンベアbの下流端に
連接した本考案のローラコンベア装置、cはロー
ラコンベア装置Aに並設したローラコンベアによ
り形成される幅寄せコンベア、bは戻し用のベル
トコンベア、eは戻し用の転動ローラ、fは商品
mをローラコンベア装置A上より幅寄せコンベア
cへ移送せしめるプツシヤー(搬出装置)であ
る。
包装機は商品mをストレツチフイルムによつて
自動包装するもので、包装済の商品mがベルトコ
ンベアa上に搬出され、該コンベアaによつて商
品aを中継ぎ用の搬送コンベアb方向へ移送す
る。
自動包装するもので、包装済の商品mがベルトコ
ンベアa上に搬出され、該コンベアaによつて商
品aを中継ぎ用の搬送コンベアb方向へ移送す
る。
ベルトコンベアaの下流端には該コンベアの駆
動源により駆動される受渡しローラa′を設け、こ
の受渡しローラa′を介し商品mが搬送コンベアb
上へ移行する。
動源により駆動される受渡しローラa′を設け、こ
の受渡しローラa′を介し商品mが搬送コンベアb
上へ移行する。
搬送コンベアbは複数のローラ(実施例図面に
おいては6本)b1,b2…b6を前下りの傾斜状に並
設して構成されるローラコンベアであり、そのロ
ーラb3をモータMにより駆動回転させるとともに
相隣れるローラb1,b2、b2,b3、…b5,b6を夫々
ベルト伝動により回転するよう連動させ、それら
ローラの回転によつて商品mをローラコンベア装
置Aへ移送せしめる(第6図)。
おいては6本)b1,b2…b6を前下りの傾斜状に並
設して構成されるローラコンベアであり、そのロ
ーラb3をモータMにより駆動回転させるとともに
相隣れるローラb1,b2、b2,b3、…b5,b6を夫々
ベルト伝動により回転するよう連動させ、それら
ローラの回転によつて商品mをローラコンベア装
置Aへ移送せしめる(第6図)。
上記搬送コンベアbはベルト伝動される隣側の
ローラの回転比を異にし、詳しくは下流側ローラ
(例えばb2)を上流側ローラ(例えばb)より大
きな回転比(例えば26:22)に設定し、それによ
つて搬入端側のローラb1より搬出端側のローラb6
の回転速度を速くしてある。
ローラの回転比を異にし、詳しくは下流側ローラ
(例えばb2)を上流側ローラ(例えばb)より大
きな回転比(例えば26:22)に設定し、それによ
つて搬入端側のローラb1より搬出端側のローラb6
の回転速度を速くしてある。
又、搬送コンベアb両側フレームの下流位置に
は透過型の商品検出器Sを設置し、該検出器Sを
通過する商品mを検出器が検出すると、それより
一定時間後(例えば1,2秒後)に前記プツシヤ
ーfを起動させ、前記検出した商品をローラコン
ベア2の搬送方向と直交する方向へ移送させる。
は透過型の商品検出器Sを設置し、該検出器Sを
通過する商品mを検出器が検出すると、それより
一定時間後(例えば1,2秒後)に前記プツシヤ
ーfを起動させ、前記検出した商品をローラコン
ベア2の搬送方向と直交する方向へ移送させる。
ローラコンベア装置Aは搬送コンベアbの下流
に設置した計量器1上にローラコンベア2を配設
し、該コンベア2上へ移送された商品mの重量を
計量する計量部として機能する。
に設置した計量器1上にローラコンベア2を配設
し、該コンベア2上へ移送された商品mの重量を
計量する計量部として機能する。
計量器1は機枠3に固定状に設置され、その本
体部であるロードセル(起歪体)1aの重点側に
重点板4をボルト5により固着し、その重点板4
にはロードセル1aの両側外方へ突出するフラン
ジ4′,4′を一体に設け、その各フランジ4′,
4′上に脚杆6,6を介して皿板1bを載置固着
してなる(第3図、第4図)。
体部であるロードセル(起歪体)1aの重点側に
重点板4をボルト5により固着し、その重点板4
にはロードセル1aの両側外方へ突出するフラン
ジ4′,4′を一体に設け、その各フランジ4′,
4′上に脚杆6,6を介して皿板1bを載置固着
してなる(第3図、第4図)。
脚杆6,6はの上面を前下り状(下流方向へ下
る)傾斜面に形成して、その上面に取付けた皿板
1bを同一傾斜状となし、この皿板1b上にロー
ラコンベア2を載設するとともに皿板1bの前端
に直角に立上るストツパ7を形成し、該ストツパ
7をローラコンベア2の下流端前面に突出状とす
る。
る)傾斜面に形成して、その上面に取付けた皿板
1bを同一傾斜状となし、この皿板1b上にロー
ラコンベア2を載設するとともに皿板1bの前端
に直角に立上るストツパ7を形成し、該ストツパ
7をローラコンベア2の下流端前面に突出状とす
る。
皿板1b上には左右両側端部に夫々前後方向へ
延びる板バネ8,8′を設置するとともにその内
側にブレーキシユー9,9′を取付け、その板バ
ネ8およびブレーキシユー9と板バネ8′および
ブレーキシユー9′は皿板1bの中心線に対し左
右対称位置に配設する(第3図)。
延びる板バネ8,8′を設置するとともにその内
側にブレーキシユー9,9′を取付け、その板バ
ネ8およびブレーキシユー9と板バネ8′および
ブレーキシユー9′は皿板1bの中心線に対し左
右対称位置に配設する(第3図)。
板バネ8,8′はその前後両端に長孔状の取付
孔10,10を穿設し、この取付孔10,10を
皿板1bに起設した段付ピン11,11に挿着し
て皿板1b上に間隔をおいて張架し、長手方向の
中央部には前後間隔をおいて2本の取付ネジ1
2,12を植設して上方に突出させる。
孔10,10を穿設し、この取付孔10,10を
皿板1bに起設した段付ピン11,11に挿着し
て皿板1b上に間隔をおいて張架し、長手方向の
中央部には前後間隔をおいて2本の取付ネジ1
2,12を植設して上方に突出させる。
ブレーキシユー9,9′は前記板バネ8,8′の
内側で該板バネと平行に配設し、ボルト15,1
5により夫々皿板1b上面に固着して取付けら
れ、ゴム板あるいはプラスチツク板からなる。
内側で該板バネと平行に配設し、ボルト15,1
5により夫々皿板1b上面に固着して取付けら
れ、ゴム板あるいはプラスチツク板からなる。
ローラコンベア2は左右両側の支持フレーム2
0,21と両フレーム20,21に渡り夫々遊転
自在に横架された複数のローラ22,22…とに
より構成する。
0,21と両フレーム20,21に渡り夫々遊転
自在に横架された複数のローラ22,22…とに
より構成する。
支持フレーム20は端部底板23a,23b及
び中央底板23cを介し連結された側板23,2
3′により構成され、また支持フレーム21も同
様に底板24a,24b,24c及び側板24,
24′により構成され、その両フレーム20,2
1の側板23,23′,24′,24にローラ2
2,22…の各芯軸22′,22′…を貫挿着する
ことにより、それら芯軸を介して両支持フレーム
20,21が連結される。
び中央底板23cを介し連結された側板23,2
3′により構成され、また支持フレーム21も同
様に底板24a,24b,24c及び側板24,
24′により構成され、その両フレーム20,2
1の側板23,23′,24′,24にローラ2
2,22…の各芯軸22′,22′…を貫挿着する
ことにより、それら芯軸を介して両支持フレーム
20,21が連結される。
ローラ22,22…は各芯軸22′に夫々3本
の割ローラを遊転自在に挿着した分割形、すなわ
ち側板23,23′間に配設する割ローラ22a、
側板23′,24′間に配設する割ローラ22b、
側板24′,24間に配設する割ローラ22cよ
りなり、その中間割ローラ22bは扱う商品の最
小幅より若干長いローラを用いる。
の割ローラを遊転自在に挿着した分割形、すなわ
ち側板23,23′間に配設する割ローラ22a、
側板23′,24′間に配設する割ローラ22b、
側板24′,24間に配設する割ローラ22cよ
りなり、その中間割ローラ22bは扱う商品の最
小幅より若干長いローラを用いる。
上記ローラコンベア2は支持フレーム20,2
1の中央底板23c,24cを板バネ8,8′の
各取付ネジ12,12に貫通させて板バネ8,
8′上に軸承設置するとともにナツト13,13
…を取付ネジ12,12に螺着して締付け固定
し、このナツト13,13を計量器1の皿板に設
けた通孔30,30に貫挿してローラコンベア2
を皿板1b上に設置する。
1の中央底板23c,24cを板バネ8,8′の
各取付ネジ12,12に貫通させて板バネ8,
8′上に軸承設置するとともにナツト13,13
…を取付ネジ12,12に螺着して締付け固定
し、このナツト13,13を計量器1の皿板に設
けた通孔30,30に貫挿してローラコンベア2
を皿板1b上に設置する。
尚、支持フレーム20,21の中央底板23
c,24cと板バネ8,8′との間には座板14,
14…を介在させ、この座板14の枚数或いは板
厚を変えることによつて板バネ8,8′の弾性を
調整するようにする。
c,24cと板バネ8,8′との間には座板14,
14…を介在させ、この座板14の枚数或いは板
厚を変えることによつて板バネ8,8′の弾性を
調整するようにする。
上記ローラコンベア2は皿板1bの前述した傾
斜状により、ローラ22,22…が下流へ至るに
従つて順次に下る傾斜状に配設されるが、下流側
の数個のローラ22,22…は略水平状となるよ
うに該ローラを支持フレーム20,21に配設す
る。
斜状により、ローラ22,22…が下流へ至るに
従つて順次に下る傾斜状に配設されるが、下流側
の数個のローラ22,22…は略水平状となるよ
うに該ローラを支持フレーム20,21に配設す
る。
すなわちローラコンベア2のローラ配列形態は
前下り状の傾斜面とそれに連続する水平面とから
なるようにし、その上流端ローラを前記中継ぎ用
の搬送コンベアb下流端に近接させ、下流端ロー
ラを前記ストツパ7に近接させた位置に設置す
る。
前下り状の傾斜面とそれに連続する水平面とから
なるようにし、その上流端ローラを前記中継ぎ用
の搬送コンベアb下流端に近接させ、下流端ロー
ラを前記ストツパ7に近接させた位置に設置す
る。
そして上記ブレーキシユー9,9′はローラコ
ンベア2の中間割ローラ22b,22b…下方に
所定間隔をおいて配置させるとともにブレーキシ
ユー9,9′の各上面と中間割ローラ22b,2
2b…との間隔が均一となるようにブレーキシユ
ー9,9′の上面形状もまたローラ配列形態を同
様に傾斜面とそれに連続する水平面とからなるよ
うにする。
ンベア2の中間割ローラ22b,22b…下方に
所定間隔をおいて配置させるとともにブレーキシ
ユー9,9′の各上面と中間割ローラ22b,2
2b…との間隔が均一となるようにブレーキシユ
ー9,9′の上面形状もまたローラ配列形態を同
様に傾斜面とそれに連続する水平面とからなるよ
うにする。
幅寄せコンベアcは上面(移送面)を前記ロー
ラコンベア2と同一傾斜状にしたローラコンベア
により構成し、該コンベアcの下流端に前記スト
ツパ7を延長するガイド板25を設けるとともに
コンベアcの上方にラベルプリンタ(図示せず)
を設置してなる。
ラコンベア2と同一傾斜状にしたローラコンベア
により構成し、該コンベアcの下流端に前記スト
ツパ7を延長するガイド板25を設けるとともに
コンベアcの上方にラベルプリンタ(図示せず)
を設置してなる。
而して、搬送コンベアbよりローラコンベア装
置Aへ搬入移行される商品mはローラコンベア2
上をその傾斜に沿つて自重により自然流下し、該
商品mが軽量(例えば300〜500gまでの重量)な
ときにはローラ22,22…がブレーキシユー
9,9′から離間した状態のまま商品mがローラ
コンベア2上を流下してストツパ7に当接して停
止する。
置Aへ搬入移行される商品mはローラコンベア2
上をその傾斜に沿つて自重により自然流下し、該
商品mが軽量(例えば300〜500gまでの重量)な
ときにはローラ22,22…がブレーキシユー
9,9′から離間した状態のまま商品mがローラ
コンベア2上を流下してストツパ7に当接して停
止する。
そして、搬入された商品の重量が所定重量(例
えば前記の300〜500g)を越えるときその重さに
より板バネ8,8′がたわみ支持フレーム20,
21が下降してローラ22,22…がブレーキシ
ユー9,9′に接触し(第5図)、それによりロー
ラ22,22…に制動力が作用して該ローラの回
転力を減じる結果、商品mの移送速度を減速して
軽力でもつて商品をストツパ7に当接させ停止さ
せる。
えば前記の300〜500g)を越えるときその重さに
より板バネ8,8′がたわみ支持フレーム20,
21が下降してローラ22,22…がブレーキシ
ユー9,9′に接触し(第5図)、それによりロー
ラ22,22…に制動力が作用して該ローラの回
転力を減じる結果、商品mの移送速度を減速して
軽力でもつて商品をストツパ7に当接させ停止さ
せる。
上記ローラ22,22…とブレーキシユー9,
9′との接触圧は商品mの重量の増大に応じて大
きくなつて制動力を強めるので、商品mはストツ
パ7に激突することなく該ストツパに当接する。
9′との接触圧は商品mの重量の増大に応じて大
きくなつて制動力を強めるので、商品mはストツ
パ7に激突することなく該ストツパに当接する。
従つて、商品mの軽重に関係なく商品mがスト
ツパー7に激突することを防止する。
ツパー7に激突することを防止する。
上記ローラコンベア2上で停止した商品mは所
定の時間内で計量機1により計量が完了して搬送
コンベアb上の商品検出器Sにより一定時間後に
起動するプツシヤーfにより商品mはローラコン
ベア2上より幅寄せコンベアc上へ排出され、該
コンベアc上において商品mの端面がガイド板2
5に接する状態で商品m上面にラベルが貼付され
る。
定の時間内で計量機1により計量が完了して搬送
コンベアb上の商品検出器Sにより一定時間後に
起動するプツシヤーfにより商品mはローラコン
ベア2上より幅寄せコンベアc上へ排出され、該
コンベアc上において商品mの端面がガイド板2
5に接する状態で商品m上面にラベルが貼付され
る。
次いで商品mは幅寄せコンベアc上よりベルト
コンベアdへ移送され、さらに転動ローラeによ
つて所定位置へ搬送される。
コンベアdへ移送され、さらに転動ローラeによ
つて所定位置へ搬送される。
尚、実施例において中継ぎ用の搬送コンベアb
をモータにより駆動回転されるローラコンベアと
し、且つ搬入端から搬出端へ至るにしたがつて順
次にローラの回転速度を速くしたので、ベルトコ
ンベアaから搬送コンベアbへの商品の乗り移り
を軽量何れの商品であつても円滑にするとともに
包装機の包装サイクルに対応できる移送速度で商
品をローラコンベア装置Aへ搬入させることがで
きる。
をモータにより駆動回転されるローラコンベアと
し、且つ搬入端から搬出端へ至るにしたがつて順
次にローラの回転速度を速くしたので、ベルトコ
ンベアaから搬送コンベアbへの商品の乗り移り
を軽量何れの商品であつても円滑にするとともに
包装機の包装サイクルに対応できる移送速度で商
品をローラコンベア装置Aへ搬入させることがで
きる。
すなわち、ローラコンベア装置Aにおいては商
品mの計量に要する時間およびプツシヤーfが往
復動する時間が余分にかかるため、商品を所定の
サイクルで搬送してくるベルトコンベアaの移送
速度より搬送コンベアbの移送速度を速くする必
要があるが、搬送コンベアb全体を高速にする
と、ベルトコンベアaから搬送コンベアbへ商品
が乗り移る際に、軽量商品の場合に転倒する不具
合があつた。
品mの計量に要する時間およびプツシヤーfが往
復動する時間が余分にかかるため、商品を所定の
サイクルで搬送してくるベルトコンベアaの移送
速度より搬送コンベアbの移送速度を速くする必
要があるが、搬送コンベアb全体を高速にする
と、ベルトコンベアaから搬送コンベアbへ商品
が乗り移る際に、軽量商品の場合に転倒する不具
合があつた。
しかし前述実施例によれば、搬送コンベアbの
搬入端ローラとベルトコンベアaとの速度差を少
なく設定してもローラコンベア装置A上における
所要時間を確保できるので、上記商品転倒の如き
不具合を解消し得る。
搬入端ローラとベルトコンベアaとの速度差を少
なく設定してもローラコンベア装置A上における
所要時間を確保できるので、上記商品転倒の如き
不具合を解消し得る。
又、実施例において板バネ8,8′の弾性を調
整する手段として座板14の枚数あるいは板厚を
変える場合を説明したが、板バネ自体を弾性の異
なるものと交換することもよく、また弾性部材と
しては板バネに限定されるものではない。
整する手段として座板14の枚数あるいは板厚を
変える場合を説明したが、板バネ自体を弾性の異
なるものと交換することもよく、また弾性部材と
しては板バネに限定されるものではない。
又、ブレーキシユー9,9′をローラ22bだ
けでなく両側ローラ22a,22cにも接し得る
ようにすれば、さらに減速効果を高める。
けでなく両側ローラ22a,22cにも接し得る
ようにすれば、さらに減速効果を高める。
又、ローラコンベア2のローラ22,22…は
その下流側を水平に配列したが、それに限定され
るものではない。
その下流側を水平に配列したが、それに限定され
るものではない。
(効果)
本考案によれば、商品が所定重量に達しない軽
量な場合にはローラコンベアのローラがブレーキ
部材から離間しているために遊転して商品をスト
ツパ位置まで円滑に流下させるとともに所定重量
を越えた商品の場合には前記ローラがブレーキ部
材に接触し、商品の重量に応じてローラの回転力
を制動し、ローラコンベア上を流下する商品の移
送速度を減速して商品をストツパに激突させるこ
となくストツパ位置へ到達せしめる。
量な場合にはローラコンベアのローラがブレーキ
部材から離間しているために遊転して商品をスト
ツパ位置まで円滑に流下させるとともに所定重量
を越えた商品の場合には前記ローラがブレーキ部
材に接触し、商品の重量に応じてローラの回転力
を制動し、ローラコンベア上を流下する商品の移
送速度を減速して商品をストツパに激突させるこ
となくストツパ位置へ到達せしめる。
従つて、ストツパと商品との激突による商品の
損傷や激突後のはね返りによる停止姿勢の乱れを
防止するとともに計量安定状態までの時間を短縮
し、且つ所定時間内(商品の搬入から搬出装置が
搬出動作をするまでの時間)に確実に計量安定状
態に至らしめて商品をローラコンベアから搬出す
ることができ、未計量の商品を搬出させる如き事
故を防止し正しい計量が行なえるとともにローラ
コンベア装置を備えたシステムの基本処理能力を
低下させることがなく、作業性及びその信頼性を
高めることができる。
損傷や激突後のはね返りによる停止姿勢の乱れを
防止するとともに計量安定状態までの時間を短縮
し、且つ所定時間内(商品の搬入から搬出装置が
搬出動作をするまでの時間)に確実に計量安定状
態に至らしめて商品をローラコンベアから搬出す
ることができ、未計量の商品を搬出させる如き事
故を防止し正しい計量が行なえるとともにローラ
コンベア装置を備えたシステムの基本処理能力を
低下させることがなく、作業性及びその信頼性を
高めることができる。
しかも、商品の重量に応じてローラに対する制
動力が自動調整されるので、適性に作動させる商
品の重量範囲を従来に較べ広範ならしめることが
できるとともに、極めて簡単な構造にて安価に製
造することができる。また、重量の異なる商品で
も商品の一皿をストツパに接した状態で停止させ
るので、例えば商品の搬出方向下流側にラベル貼
付器を設置する場合に、商品の重量にかかわらず
商品上面の所定位置に正しい姿勢でラベルを貼付
することができる。
動力が自動調整されるので、適性に作動させる商
品の重量範囲を従来に較べ広範ならしめることが
できるとともに、極めて簡単な構造にて安価に製
造することができる。また、重量の異なる商品で
も商品の一皿をストツパに接した状態で停止させ
るので、例えば商品の搬出方向下流側にラベル貼
付器を設置する場合に、商品の重量にかかわらず
商品上面の所定位置に正しい姿勢でラベルを貼付
することができる。
第1図は本考案装置を組込んだ計量値付け包装
機の搬出部分を示す平面図、第2図はその−
線断面図、第3図は本考案装置部分の一部切欠せ
る拡大平面図、第4図はその−線断面図、第
5図は同−線に沿える部分断面図であつてロ
ーラコンベアのローラがブレーキシユーに接触し
た状態を示し、第6図は第1図の−矢視の拡
大図である。 図中1は計量器、1bは皿板、2はローラコン
ベア、20,21は支持フレーム、22はロー
ラ、8,8′は板バネ、9,9′はブレーキシユ
ー、fはプツシヤーである。
機の搬出部分を示す平面図、第2図はその−
線断面図、第3図は本考案装置部分の一部切欠せ
る拡大平面図、第4図はその−線断面図、第
5図は同−線に沿える部分断面図であつてロ
ーラコンベアのローラがブレーキシユーに接触し
た状態を示し、第6図は第1図の−矢視の拡
大図である。 図中1は計量器、1bは皿板、2はローラコン
ベア、20,21は支持フレーム、22はロー
ラ、8,8′は板バネ、9,9′はブレーキシユ
ー、fはプツシヤーである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 搬送コンベアの下流側に設置され、計量器の
皿板上に複数の遊転自在なローラで搬送路を形
成する傾斜状のローラコンベアと、該ローラコ
ンベアの支持フレームを載承支持する弾性部材
と、上記ローラコンベアのローラ下面より所定
量離間した下位に配置したブレーキ部材と、上
記ローラコンベアの搬送方向下流端に設けたス
トツパとを備えると共に、前記計量器の側方に
おいて、上記ローラコンベア上の商品を搬送方
向と直交する方向へ搬出する搬出装置を備えた
ローラコンベア装置。 2 上記搬送コンベアが搬出用コンベアと前記ロ
ーラコンベアとの間に設置され、モータにより
駆動回転されるローラコンベアである実用新案
登録請求の範囲第1項記載のローラコンベア装
置。 3 実用新案登録請求の範囲第2項記載におい
て、ローラコンベアを構成するローラの回転比
を上流から下流に至るに従い漸増するよう設定
したローラコンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986082909U JPH0340809Y2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986082909U JPH0340809Y2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62194610U JPS62194610U (ja) | 1987-12-10 |
JPH0340809Y2 true JPH0340809Y2 (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=30935995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986082909U Expired JPH0340809Y2 (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340809Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2759801B2 (ja) * | 1988-07-07 | 1998-05-28 | ニチバン株式会社 | テープ貼付け用回転テーブル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5793804A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Roller conveyer |
-
1986
- 1986-05-31 JP JP1986082909U patent/JPH0340809Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5793804A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Roller conveyer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62194610U (ja) | 1987-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1042198B1 (en) | A conveyer system and a method for operating same | |
JP3735036B2 (ja) | 物品の流れを制御する装置 | |
US4031998A (en) | Automatic sorting conveyor systems | |
US8490775B2 (en) | Multiplex grouping device | |
US5375689A (en) | Controlled flow gravity conveyor system and method | |
US4566584A (en) | Weighing conveyor | |
JPH0340809Y2 (ja) | ||
WO2020215510A1 (zh) | 一种丝车自动进给系统及应用该系统的自动进给方法 | |
NL8005261A (nl) | Inrichting voor het verwerken van afzonderlijke voorwerpen, in het bijzonder eieren. | |
JP4129095B2 (ja) | 搬送計量装置 | |
JPH11512823A (ja) | バラ物用自動計量供給装置を備えたホッパ排出および装填プレートコンベヤ | |
JPH0526128B2 (ja) | ||
CN112537519B (zh) | 一种果蔬自动贩卖预包装生产用自动称重装置 | |
CN109607245A (zh) | 自动装车机水泥袋连包处理装置 | |
US3596750A (en) | Belt conveyors | |
JPH10291616A (ja) | ローラコンベヤにおける制動装置 | |
JPH04226213A (ja) | 物品の選別装置 | |
JP3589541B2 (ja) | 搬送コンベアにおける搬送物の停止装置及び該搬送物の方向転換装置 | |
JPH018973Y2 (ja) | ||
JPH0344651Y2 (ja) | ||
JP7453014B2 (ja) | 仕分け用補助装置 | |
JPH0730580Y2 (ja) | 搬送装置 | |
CN209853194U (zh) | 一种自动称重用传送带 | |
JP2002131117A (ja) | 計量装置 | |
JPH0211363Y2 (ja) |