JPH0340459Y2 - - Google Patents

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JPH0340459Y2
JPH0340459Y2 JP5854487U JP5854487U JPH0340459Y2 JP H0340459 Y2 JPH0340459 Y2 JP H0340459Y2 JP 5854487 U JP5854487 U JP 5854487U JP 5854487 U JP5854487 U JP 5854487U JP H0340459 Y2 JPH0340459 Y2 JP H0340459Y2
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JP
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cylinder
spring seat
gun
core
coil
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JP5854487U
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JPS63170083U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主としてスタツドアーク溶接に使用す
る小型溶接銃に関するものである。
(従来の技術) 従来の於ける溶接銃は第5図に示す如くピスト
ンロツド1が長く且つ同軸延長上にメインスプリ
ング2及び引上げコイル3を配置してあるため銃
本体4の全長Lが長くなり全体として大嵩になる
という欠点があつた。これを解消するためにピス
トンロツド1を短かくしたり、メインスプリング
2又は引上げコイル3等を単純に小さくすると精
度良い溶接が行い難くなる欠点もあつた。
(技術的課題) 而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、銃本体の全長を極力短かく小型にして
取扱い易くすると共に、溶接精度の良い小型溶接
銃を提供することを技術的課題とするものであ
る。
(技術的手段) 本考案では上記の技術的課題を解決するために
従来シリンダーと同一直線上に在つたバネ座及び
引上げコイルとを該シリンダーの直下に連繋配置
せしめると共に、該シリンダーとバネ座とを連結
プレートを介して連結ボルトで連結する一方、前
記シリンダーと一体のシリンダーヘツドと前記バ
ネ座とを連結ボルトで連結する他方、該バネ座を
前記引上げコイル内に遊嵌せしめて、前記シリン
ダーと一体並列に摺動すべく成したものであり、
具体的には図示の実施例(第1図乃至第4図)に
基き下記の構成となる。10は絶縁性の強化のた
めに合成樹脂を採用した溶接銃本体で、ピストン
11Aと共にピストンロツド11が出入するシリ
ンダー12をスライド軸受13を介して該溶接銃
本体10内に軸方向に摺動可能に設けてある。即
ち、ピストンロツド11はシリンダー12の室1
2A内を左右方向に移動し、又シリンダー12も
スライド軸受13を介して左右方向にスムースに
移動するものである。
14はジヨイントプレート15上に取付けたコ
アケースであり該コアケース14内には同芯円筒
状の引上げ用のガンコイル16を内蔵せしめてあ
り、更にコアケース14の後側開口部14Aには
貫通孔17Aを有する芯スクリユー17と該芯ス
クリユー17と一体のコアスクリユー18によつ
て閉蓋嵌着せしめてある。19はバネ座であり、
その軸杆部19Aは前記引上げ用のガンコイル1
6を有するコアケース14内をナイロンブツシユ
20を介してスタツド軸方向に摺動可能に遊嵌せ
しめてあり、その移動域に於いて前記芯スクリユ
ー17の前面に当接すべく成してある。21は前
記シリンダー12と一体形成したシリンダーヘツ
ドであり、前記バネ座19の頭部19Bに連結ボ
ルト22によつて連結せしめてある。23は前記
シリンダー12の後端部側に取付けた処のストツ
パーナツト24及びアダプター25を介して一体
的に取付けた連結プレートであり、該連結プレー
ト23の一部下側と前記バネ座19の軸杆部19
Aとを連結ボルト26によつて連結せしめると共
に、該連結ボルト26の軸杆部26Aを前記芯ス
クリユー17の貫通孔17A内に摺動可能に遊嵌
せしめてある。
而して、前記シリンダー12とバネ座19とは
シリンダーヘツド21及び連結プレート23を介
してスタツド軸方向である矢標A又はB方向へ共
に同軸一体的に摺動することとなる。
27は主スプリングであり、該主スプリング2
7の前端部27Aは前記バネ座19の受け座19
Cに当接し、後端部27Bは前記コアケース14
の外側を覆つて、該コアケース14の後部に於い
て外周方向に突出せしめたフランジ14Bに当接
支受せしめることによりその拡圧弾力によつてバ
ネ座19及びシリンダー12と共に矢標B方向へ
常時附勢せしめてある。又、この附勢状態に於い
て前記シリンダー12に一体形成したストツパー
ナツト24の前面は前記溶接銃本体10の後側壁
面10Aに当接し停止せしめられている。
而して、前記ガンコイル16の通電により芯ス
クリユー17を励磁してその磁気吸引力によりバ
ネ座19はシリンダー12と一体となつて同軸方
向に前記主スプリング27の附勢力に抗して矢標
A方向に移動後退し、前記ストツパーナツト24
は溶接銃本体10の壁面10Aから矢標A方向へ
離反すると共にバネ座19の軸杆部19Aは前記
芯スクリユー17の前面に当接して停止すること
となる。
28はスタツド挟持用のチヤツクであり、前記
ピストンロツド11の先端に取付けてあり、チヤ
ツクアダプター29内を摺動可能に挿入してあ
る。
30は袋ナツト31を介して前記チヤツクアダ
プター29先端に取付けたスタツド挟持用のチヤ
ツクであり、その外周縁部にはスパークシールド
32を施してある。33はスタツドを溶接銃本体
10内に供給穴33Aを介して供給するためのエ
クステーシヨンパイプである。
距離Δは電磁作用の引上げ用のガンコイル1
6の励磁に基く前記シリンダー12の引上げ距離
を示す。34は案内ロツドであり、前記スパーク
シールド32を装着してある。
(作用) 上記の技術的手段は下記の如く作用する。
溶接起動操作を行う際に、電磁作用の引上げ用
ガンコイル16が励磁されると、シリンダー12
はバネ座19と同体同軸方向に矢標A方向に該バ
ネ座19の吸引移動に基いて移動せしめられ、距
離Δが零即ちバネ座19の軸杆部19Aが芯ス
クリユー17に当接するまで移動する。然る時、
スタツドSが母材面(図示せず)より引上げられ
ることとなり該スタツドSと母材面との間にアー
クが発生し、一定時間アークが出た後、ガンコイ
ル16への励磁が消えて、主スプリング27の復
元力でスタツドSが母材面へ押付けられて溶接が
完了する。
この時、シリンダー12はストツパーナツト2
4と銃本体の後側端面10Aとが当接し停止す
る。
本考案ではこのシリンダー12とバネ座19と
を並列平行に同軸方向へ摺動出来るように適宜連
繋せしめ、該シリンダー12の直下にガンコイル
16を設置せしめることにより銃全体の長さを短
かくすることが出来るという一つの枢要点があ
る。
(効果) 而して、本考案は下記の如き特有の効果があ
る。
従来、シリンダーと同軸直線上にあつたバネ座
とガンコイルとを該シリンダーの直下に配置せし
めたので、溶接銃本体の全長を従来品に比し極端
に短かくすることが出来、製品のコンパクト化を
図ることが出来ると共に、重量性のあるガンコイ
ルに対して直上のシリンダーの移動が安定且つス
ムースに行い得、高精度のスタツド溶接を行うこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は溶接銃本体の要部の縦断側面図、第2図は
同じく平面図、第3図は同じく正面図、第4図は
同じく背面図である。第5図は従来品の縦断側面
図である。 10……溶接銃本体、10A……後側壁面、1
2……シリンダー、14……コアケース、19…
…バネ座、16……ガンコイル、17……芯スク
リユー、17A……貫通孔、21……シリンダー
ヘツド、23……連結プレート、24……ストツ
パーナツト、27……主スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストン11A及びピストンロツド11を摺動
    せしめるシリンダー12をスライド軸受13によ
    り摺動可能にすると共に、該シリンダー12の直
    下にガンコイル16を有するコアケース14を位
    置付けして、前記シリンダー12に並列一体的に
    連繋せしめたバネ座19及びその軸杆部19Aを
    該コアケース14内に遊嵌せしめて芯スクリユー
    17と対向せしめる一方、該コアケース14の外
    側に配設した主スプリング27の一部を前記バネ
    座19の受け座19Cに圧接せしめて芯スクリユ
    ー17とバネ座19との間に距離Δを附与せし
    めた小型溶接銃。
JP5854487U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0340459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5854487U JPH0340459Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP5854487U JPH0340459Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS63170083U JPS63170083U (ja) 1988-11-04
JPH0340459Y2 true JPH0340459Y2 (ja) 1991-08-26

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