JPH0340206Y2 - - Google Patents

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JPH0340206Y2
JPH0340206Y2 JP11854286U JP11854286U JPH0340206Y2 JP H0340206 Y2 JPH0340206 Y2 JP H0340206Y2 JP 11854286 U JP11854286 U JP 11854286U JP 11854286 U JP11854286 U JP 11854286U JP H0340206 Y2 JPH0340206 Y2 JP H0340206Y2
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JP
Japan
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movable panel
main body
grooves
bottom plate
movable
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JP11854286U
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JPS6325053U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、システムキツチン等のシステム家具
の各種の扉、引き出しの前板及びその他の化粧板
を一堂に集積して展示できるようにした展示装置
に関する。
〔従来の技術〕
システムキツチン等のシステム家具等をシヨウ
ルーム等で展示する場合、現物がかなり大きいの
で、展示できるものは製品の中で代表的なものに
限られる。したがつて、その他の仕様製品につい
ては、ミニユチユアモデルやカタログ等で紹介し
たり、扉、引き出し、前板等の化粧板の比較的に
小さいカラーサンプルをシヨウルームの壁面に取
付けたりする等のデイスプレイを利用している。
また、このような方法の他に、展示している現
物家具の収納キヤビネツト等内に、他の設計仕様
の小さい部材を用意しておき、客の要求に応じて
これを取り出し、現物展示のものと比較して注文
品を決定することも通常行われている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、特にシステム家具等は家具全体の総
合的なインテリアが重要視されるが、現物展示の
製品でない限り全体のイメージを把握することは
容易ではない。したがつて、設計仕様の異なる単
品を手にとつて観ても、現物展示のものからその
単品の製品がどのような様相となるかの判断が極
めて難しく、客の満足度を得られないばかりか、
セールスにおいても弱点の一つとなつている。
また、このようなシステムの場合のほか、たと
えば扉単体のみを他の製品仕様と対比することも
客の要望に応えるものとして有効となるが、従来
の展示装置類ではこれを充分に果たすことができ
なかつた。
本考案は以上のような問題に鑑みて案出された
もので、家具類の扉、引き出しの前板及びその他
の化粧板を実物のレイアウトのように集積した状
態で展示でき、しかも各種の製品と比較しながら
注文製品を容易に決定できる展示装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、正面
が開放する本体の底板の上面及び天板の下面に、
前記本体の前後方向へ向かう複数の溝及び該溝の
前端部にそれぞれ連絡して間口方向に走る方向転
換用溝を設け、前記溝及び方向転換用溝に移動可
能に支持される複数のピンを間隔をおいて上、下
面に突設し且つ下面に前記底板の上面を滑走可能
なキヤスタを備えた可動パネルを設け、該可動パ
ネルの面にシステム家具やその他の機器の各種化
粧板等の部材を取り付け、且つ前記可動パネル
は、前記溝及び方向転換用溝に案内される前記ピ
ンにより前記化粧板の取付け面が前記本体の正面
側を向くように姿勢を可変としたことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案に係る化粧板展示装置の一部切
欠正面図、第2図は同平面図、第3図は同縦断面
図である。
展示装置の本体1は前面側が開口し、底板2、
左右の側板3,4及び天板5と背板6を持つ矩形
箱体状に形成され、底板2及び天板5は側板3,
4よりも奥行き寸法が大きい。底板2の下部には
高さ調整のためのアジヤスタ7を備えている。
底板2の上面及び天板5の下面には、奥行き方
向に複数の溝8,9を切開すると共に、それぞれ
の前側部分にはこれらの溝8,9を結ぶように方
向転換用溝10,11を間口方向に設けている。
そして、本体1内には、溝8,9に上下を支持さ
れて該本体1の前面側に移動可能な可動パネル1
2を化粧板等の展示用基板として配列している。
可動パネル12の前縁には把手13を備え、下
部には底板2の上面を滑走するキヤスタ14を2
個設けている。また、上下端には、底板2及び天
板5のそれぞれの溝8,9内に没するピン15,
16を突設し、このピン15,16によつて可動
パネル12の姿勢を保持している。なお、ピン1
5,16の位置は、可動パネル12の最も奥側部
分と略中央部の2個所であり、中央部の配置位置
から方向転換用溝10,11までの距離に相当し
て可動パネル12を本体1の前面側へ移動させる
ことができる。
キヤスタ14は、第6図の断面図で示すよう
に、可動パネル12に固定するフイツテイング1
7にアンギユラ玉軸受18を介して基体19を回
転自在に取り付け、更にこの基体19の下面に複
数の単式スラスト玉軸受20を配置した構造を持
つ。この単式スラスト玉軸受20のボール21が
底板2の上面を滑走することにより可動パネル1
2を溝8,9にガイドされながら本体1の奥行き
方向に移動可能とする。また、基体19はアンギ
ユラ玉軸受18によつて可動パネル12に対して
旋回可能であり、可動パネル12を方向転換用溝
10,11を利用してその姿勢を変えるときに有
効に機能する。
可動パネル12は、展示するシステム家具又は
各種厨房機器の各種化粧板を片面に取付けたもの
であり、第5図に化粧板を取り付けた側の正面図
を示す。
この可動パネル12に取付けた各部材は、家具
の主要素であつて前面に露出する部材を選んでレ
イアウトしたものであり、上下方向には実際の製
品と同様な順序となるようにそれぞれを配置して
いる。この例に示したものでは下から順に、蹴込
板50、フロアキヤビネツト用扉51、引き出し
の前板52、キヤビネツトの上面に載置するカウ
ンターの前部53、トールキヤビネツト用扉5
4、吊り戸棚のガラス扉55、吊り戸棚の扉56
及び家具と天井との隙間に配置する天井フイラー
57をレイアウトしている。
なお、これら各部材の可動パネル12への取付
け構造は、たとえば木ネジ等の任意の手段を採用
できるし、特に各部材を可動パネル12に容易に
着脱できるようにすることが望ましい。また、1
枚の可動パネル12の両面に化粧板を取り付ける
と、展示装置の本体1に収納可能な可動パネル1
2の数の倍の製品を展示可能に収納することがで
きる。
以上の製品全体を把握するためのレイアウトに
代えて、素材、デザイン及び色が異なる製品を対
比しながら選べるように、可動パネル12に仕様
の異なる製品を展示することもできる。たとえ
ば、第3図のように、異なつたデザインの4枚の
扉58〜61を配置すれば、システムキツチンの
全体の仕様が同一であつてもデザインの異なる製
品を見比べることができる。
したがつて、製品全体の感覚を第5図のレイア
ウトで把握でき、第3図の単品物を対比すること
によつて、素材の選択も客に勧めることが可能と
なる。
以上のように、片面又は両面に製品を取り付け
た可動パネル12は、これを本体1の前面側に引
き出すと共に、取付け面が前を向くようにその姿
勢を変えて客に提示する。すなわち、把手13に
よつて可動パネル12を前側に移動させると、可
動パネル12の中央に位置するピン15,16が
底板2及び天板5の方向転換用溝10,11に達
して停止する。この後、製品を取り付けた面が前
側を向くように可動パネル12を左又は右へ旋回
させれば、第4図に示すように、ピン15,16
が方向転換用溝10,11内に入り込む。このと
き、可動パネル12はキヤスタ14によつて底板
2の上面を滑るように移動してその姿勢を変え、
奥側のピン15,16が方向転換用溝10,11
内に達した時点で90゜回転し、製品の取付け面を
真正面に位置させることができる。
このように、可動パネル12を本体1の前側に
引き出して、可動パネル12のいずれかの面に配
置した製品を正面に向けて表示できる。したがつ
て、展示場の照明等を特殊なものとすることな
く、製品を明瞭に提示できる。また、特に展示発
表会等のように人が通路を歩きながら製品を観る
場合であつても、製品を人の方向に向けることが
できるので、デイスプレイとしての機能を有効に
果たすこともできる。
また、可動パネル12の幅に対して底板2の問
口寸法を充分に長くしておけば、複数の可動パネ
ル12を同時に正面側に向いた姿勢とすることも
できる。つまり、可動パネル12の上下両端に設
けたピン15,16が全て方向転換用溝10,1
1内に位置するようになると、前方向への移動及
び旋回動作に続いて間口方向へも移動可能とな
り、他の可動パネル12も同様な配置とすること
により複数の可動パネル12を真正面に向けると
ができる。したがつて、デザインや色等が異なる
製品を同時に対比して見比べることができ、ま
た、第5図に示す各部材のレイアウトに対して第
3図に示した扉58〜61の中でどれが最適かど
うかの判別も容易に行うことができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の化粧板展示装
置においては、製品をレイアウトした可動パネル
を前側に引き出し可能とすると共に、製品が真正
面を向くように可動パネルの姿勢を変えることが
できるようにしている。したがつて、製品を明瞭
に表示できると共に、複数の可動パネルを同時に
前側に向けることにより、多数の異なる製品を対
比しながら観ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る化粧板展示装置の一部切
欠正面図、第2図は同平面図、第3図は同縦断面
図、第4図aは底板に対する可動プレートの移動
及び姿勢の変化を説明するための平面図、第4図
bは可動パネルと底板部分の要部を示す縦断面
図、第5図は可動プレートに展示製品の各種化粧
板をレイアウトした状態の正面図、第6図はキヤ
スタの縦断面図である。 1:本体、2:底板、3,4:側板、5:天
板、6:背板、7:アジヤスタ、8,9:溝、1
0,11:方向転換用溝、12:可動パネル、1
3:把手、14:キヤスタ、15,16:ピン、
17:フイツテイング、18:アンギユラ玉軸
受、19:基体、20:単式スラスト玉軸受、2
1:ボール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面が開放する本体の底板の上面及び天板の下
    面に、前記本体の前後方向へ向かう複数の溝及び
    該溝の前端部にそれぞれ連絡して間口方向に走る
    方向転換用溝を設け、前記溝及び方向転換用溝に
    移動可能に支持される複数のピンを間隔をおいて
    上、下面に突設し且つ下面に前記底板の上面を滑
    走可能なキヤスタを備えた可動パネルを設け、該
    可動パネルの面にシステム家具やその他の機器の
    各種化粧板等の部材を取り付け、且つ前記可動パ
    ネルは、前記溝及び方向転換用溝に案内される前
    記ピンにより前記化粧板の取付け面が前記本体の
    正面側を向くように姿勢を可変としたことを特徴
    とする化粧板展示装置。
JP11854286U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0340206Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11854286U JPH0340206Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11854286U JPH0340206Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325053U JPS6325053U (ja) 1988-02-18
JPH0340206Y2 true JPH0340206Y2 (ja) 1991-08-23

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JP11854286U Expired JPH0340206Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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