JPH0340060Y2 - - Google Patents

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JPH0340060Y2
JPH0340060Y2 JP471285U JP471285U JPH0340060Y2 JP H0340060 Y2 JPH0340060 Y2 JP H0340060Y2 JP 471285 U JP471285 U JP 471285U JP 471285 U JP471285 U JP 471285U JP H0340060 Y2 JPH0340060 Y2 JP H0340060Y2
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time
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voltage
battery
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JP471285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ニツケルカドミウム電池(以下、
「Ni−Cd電池」という)に充電を行なう再、その
満充電を検出するのに使用される充電検出回路に
関する。
〔従来の技術〕
Ni−Cd電池等の蓄電池の充電を行なう場合、
充電時間の短縮化を図るために、比較的大電流で
急速充電を行なうときには、充電が100%以上な
され易く、この蓄電池が破壊する危検がある。し
たがつて、満充電(100%充電)を検出し、蓄電
池の破壊を防止する必要がある。
ところで、蓄電池のうちNi−Cd電池は、第3
図実線に示すように満充電時T0に、その充電電
圧E0(端子電圧)がピークとなり、それ以後低下
する充電特性を示すことが知られている。したが
つて、Ni−Cd電池の場合、この性質を利用して
満充電を検出することができ、検出回路として例
えば第4図に示すような回路が提案されている。
同図において、1は充電ラインであり、この充
電ライン1を通じてNi−Cd電池(図示せず)に、
例えば定電流充電がなされる。この充電ライン1
の電圧、つまり、Ni−Cd電池の充電電圧E0は、
一定電圧△Vだけ下げられた後、オペアンプ2及
びピーク保持用コンデンサ3を有してなるピーク
検出回路4に供給される。そして、ピーク検出回
路4の検出出力EPは比較用のオペアンプ5の負
側の入力端子に供給される。また、充電電圧E0
はコンデンサ6で検出され、オペアンプ5の正側
の入力端子に供給される。そして、このオペアン
プ5より出力端子7が導出される。
この第4図例において、ピーク検出回路4の検
出出力EPは、第3図破線で示すように、満充電
時t0までは充電電圧E0より△Vだけ低い値で変化
し、この時点t0以後は、充電電圧E0が低下するの
で、時点t0における値のままである。そのため、
満充電後、充電電圧E0が△Vだけ低下する時点t1
までは、充電電圧E0が検出出力EPより高く、出
力端子7には、例えば高レベル“1”の信号が得
られているが、この時点t1以後は充電電圧E0が検
出出力EPより低くなり、出力端子7には、低レ
ベル“0”の信号が得られるようになる。したが
つて、満充電の検出が良好に行なわれる。尚、上
述では述べていないが、電圧△Vは検出の精度を
損ねない程度に小さく選ばれ、時点t1が満充電時
t0に近くなるようにされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、第4図に示す充電検出回路によれ
ば、第3図実線に示すような充電特性を示すNi
−Cd電池の満充電を良好に検出することができ
る。しかし、全く充電されていない、空のNi−
Cd電池の充電特性は、第5図実線に示すように、
満充電時t0の他にも、充電開始直後にピーク部分
Pを有する。したがつて、上述第4図の充電検出
回路によれば、この最初のピーク部分Pを満充電
時と誤つて検出する虞れがある。
本考案は係る点に鑑み、空のNi−Cd電池を充
電するに際しても、満充電の検出を誤りなく行な
うことができるようにするものである。
尚、Ni−Cd電池の満充電を検出するのに、充
電電圧をサンプリングホールド回路に供給すると
共に、このホールド出力と充電電圧とを比較して
行なうものが、特開昭54−118542号公報に記載さ
れている。そして、これによれば、上述した充電
電圧の満充電時前の最初のピーク部分Pによる誤
動作を防止するため、充電開始時点から所定時
間、サンプリングホールド回路が機能しないよう
にしている。しかし、第4図例に示す充電検出回
路は充電電圧より△Vだけ下げられた電圧が供給
されるピーク検出回路を有して構成されるもので
あり、この公報例と構成が異なるものであるか
ら、そのまま適用することは困難である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述問題点を解決するため、ピーク検
出回路4を構成するピーク保持用コンデンサ3
を、充電開始制御信号STに基づいて充電開始時
点から一定時間だけ放電状態とするものである。
一定時間とは、空のNi−Cd電池の充電特性の最
初のピーク部分Pの負カーブ(立下り)を経過す
るまでの時間と対応する時間TAである。
〔作用〕
以上の構成において、ピーク保持用コンデンサ
3に保持される電圧、即ち検出出力EPは、一定
時間TAは低く抑えられるので、空のNi−Cd電
池を充電するに際しても、充電特性の最初のピー
ク部分Pの負カーブを経過するまでの時間TA、
検出出力EPが充電電圧E0より高くなるというこ
とはなく、この最初のピーク部分Pによる誤動作
が防止される。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら本考案の一実施例
について説明しよう。この第1図において、第4
図と対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明は省略する。
本例においては、ピーク検出回路4の出力側、
即ちピーク保持用コンデンサ3の非接地側がスイ
ツチ回路8及び抵抗器9の直列回路を介して接地
される。そして、このスイツチ回路8は、端子1
0より供給される充電開始制御信号STによりそ
のオンオフが制御され、充電開始時点から一定時
間はオン状態とされる。一定時間とは、空のNi
−Cd電池の充電特性の最初のピーク部分Pの負
カーブを経過するまでの時間と対応する時間TA
とされる(第5図参照)。その他は、第4図例と
同様に構成される。
本例においては、充電開始時点から一定時間
TAは、スイツチ回路8がオン状態とされ、ピー
ク保持用コンデンサ3は放電状態におかれる。そ
のため、この一定時間、コンデンサ3に保持され
る電圧、即ち検出出力EPは、充電電圧E0より低
く抑えられる。また、この一定時間TAの経過後
は、スイツチ回路8はオフ状態とされ、第4図例
と同様に動作する。
したがつて、本例によれば、空のNi−Cd電池
を充電するに際しても、充電特性の最初のピーク
部分Pの負カーブを経過するまでの時間TAは、
検出出力EPが充電電圧E0より高くなるというこ
とはなく、この最初のピーク部分Pによる誤動作
を防止することができ、満充電の検出を誤りなく
確実に行うことができる。
次に、第2図は第1図例の具体回路を示してお
り、対応する部分には同一符号を付して示してい
る。この第2図例においては、ツエナーダイオー
ド11、抵抗器12,13により△Vの電圧差が
形成されている。この例の場合、オペアンプ5の
正側の入力端子には充電電圧より低い電圧E0′が
供給されると共に、ピーク検出回路4にはこの電
圧E0′より△Vだけ低い電圧が供給されるが、基
本的には第1図例と同様である。また、スイツチ
回路8はnpn形トランジスタ14で構成されてお
り、端子10に充電開始と同時に高レベル“1”
の充電開始制御信号STが供給され、トランジス
タ14は一定時間TAだけオン状態とされる。こ
の時間TAはコンデンサ15及び抵抗器16の値
を変えることで調整される。尚、ダイオード17
及び抵抗器19で構成される径路はコンデンサ1
5の放電路を形成するものである。
〔考案の効果〕
以上述べた本考案によれば、空のNi−Cd電池
を充電するに際しても、充電特性の最初のピーク
部分の負カーブを経過するまでの時間は、ピーク
検出出力が充電電圧より高くなるということはな
く、この最初のピーク部分による誤動作を防止す
ることができ、満充電の検出を誤りなく確実に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図はその具体回路図、第3図及び第5図は夫々
Ni−Cd電池の充電特性を示す特性図、第4図は
従来例の構成図である。 1は充電ライン、2及び5は夫々オペアンプ、
3はピーク保持用コンデンサ、4はピーク検出回
路、7は出力端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ニツケルカドミウム電池の充電電圧が所定電圧
    だけ下げられてピーク保持用コンデンサを有する
    ピーク検出回路に供給され、この検出出力と上記
    充電電圧とが比較されて上記ニツケルカドミウム
    電池の満充電が検出されるものにおいて、上記ピ
    ーク保持用コンデンサは、充電開始制御信号に基
    づいて充電開始時点から一定時間放電状態とされ
    る充電検出回路。
JP471285U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPH0340060Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP471285U JPH0340060Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JP471285U JPH0340060Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JPS61120238U JPS61120238U (ja) 1986-07-29
JPH0340060Y2 true JPH0340060Y2 (ja) 1991-08-22

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