JPH0340010B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340010B2
JPH0340010B2 JP56010654A JP1065481A JPH0340010B2 JP H0340010 B2 JPH0340010 B2 JP H0340010B2 JP 56010654 A JP56010654 A JP 56010654A JP 1065481 A JP1065481 A JP 1065481A JP H0340010 B2 JPH0340010 B2 JP H0340010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carnitine
acyl
administration
present
effects
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56010654A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57126420A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1065481A priority Critical patent/JPS57126420A/ja
Publication of JPS57126420A publication Critical patent/JPS57126420A/ja
Priority to JP41814490A priority patent/JPH03246221A/ja
Publication of JPH0340010B2 publication Critical patent/JPH0340010B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は動物及びヒトの食欲増進剤に関する。 従来、dl−カルニチンの生理作用に関しては近
年多様の実験が行なわれて来たが、その主なもの
としては消化器の運動亢進、消化液分泌亢進、骨
発育促進作用等が挙げられている。しかしなが
ら、dl−カルニチンでは動物に対しては上記のよ
うな作用は期待できないかあるいは無効であり、
またヒトに対しては十分に満足のできるような効
果がないのが現状である。 本発明は食欲不振に悩む患者はもちろん健康な
人、更には動物に対してもすぐれた改善作用を有
する薬剤を提供することを目的としてなされたも
のである。 上記目的はl−カルニチン、アシル−l−カル
ニチン及びこれらの生理学的に許容し得る塩より
選ばれた少なくとも一種以上を有効成分とするこ
とにより達成される。 本発明において有効成分とするカルニチンは
1905年、グレウイツシユ(Gulewitsch)、グリム
ベルグ(Krimberg)及びクツシヤー
(Kutscher)により、肉エキスから発見された化
合物である。1947年、フラエンケル(Fraenkel)
とルレウエツト(Rlewett)は茶色コメゴミムシ
ダマシの発育に酵母または肝蔵抽出液に含まれて
いる未知物質が必須であることを発見し、これに
ビタミンBrと命名した。その後、1952年にカル
ター(Carter)等は上記ビタミンBr活性を有す
る結晶を分離し、これがカルニチンと同一物質で
あることを確認した。カルニチンはヒトから微生
物に至る広範囲の生物に分布しており、特に筋肉
や膵液中には多量に含まれていることが知られて
いる。また、その生理的、生化学的意義に関して
はフリツツ(Frits)等による一連の研究が報告
されている(Frits 1.B.et al,J.Lipid.Res.4 279
1963)。カルニチン〔(CH33N+CH2CH(OH)
CH2COO-〕は生体細胞に存在するミトコンドリ
アでの脂肪酸のβ−酸化において活性型脂肪酸で
あるAcyl−CoAのミトコンドリア内への取込み
を促進する。即ち、カルニチンはAcyl−CoAを
Acyl−CoAカルニチントランスフエラーゼの作
用を介してAcyl−カルニチンとかえ、バリヤー
(Barrier)を速やかに通過させて内膜系でのβ−
酸化に関与させ、エネルギーの産生を助けると言
われている。従つてカルニチンはその生理作用を
利用して種々の薬理効果が期待できるが、未だ本
発明の有効成分を用いて実際に食欲不振等を予防
及び治療した報告例は皆無である。 本発明はl−カルニチン、アシル−l−カルニ
チン並びにその生理学的に許容し得る塩を有効成
分とする薬剤が、食欲不振にあるヒトにこれを投
与することにより上記症状をみごとに予防及び治
療できることを見い出し完成されたものである。 本発明において有効成分とする上記カルニチン
は生理学的に許容し得る塩の形態とすることがで
きる。 次に本発明に用いられるl−カルニチン、アシ
ル−l−カルニチンの毒性について表により説明
する。 急性毒性(LD50
【表】 またその薬理効果については後の実施例によつ
て詳述するが、上記カルニチンの適当量を投与す
ることにより、食欲亢進が目立つようになり、日
常生活も快適に過ごせるようになることを実証す
ることができた。かかる顕著な効果が発現される
理由は現在明確ではないが、投与された上記カル
ニチン又はその塩が、遊離塩酸の上昇、胃液酸度
上昇を促す作用を有することと関連するものと考
えられる。 いずれにせよ上記カルニチン又はその塩は食欲
不振の予防及び治療に優れた効果を発揮し、さら
に安全性の指標である毒性も極めて弱く、投与に
よる副作用も認められず食欲増進剤として極めて
有効である。尚、上記カルニチン又はその塩は、
体重増加不良の患者、あるいは成長不足あるいは
成長促進の必要な家畜等の動物におけるこれら症
状の予防及び治療にも優れた効果を発揮する。 本発明の食欲増進剤は通常有効成分化合物と共
に製剤的担体を利用して、投与方法に応じた製剤
組成物の形態とされる。担体としては使用形態に
応じた薬剤を調製するのに通常使用される充填
剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性
剤、滑沢剤等の稀釈剤あるいは賦形剤を使用でき
る。また投与方法としては特に制限はなく、経口
投与、静脈内投与、皮下投与、腹腔内投与等の各
種の方法をいずれも採用できるが、経口投与によ
るのが最も好ましい。この経口投与に適した製剤
形態としては例えば錠剤、丸剤、散剤、液剤、顆
粒剤、カプセル剤、ドリンク剤等を例示できる。
また静脈内投与等に適した製剤形態としては水溶
液、懸濁液等の注射剤とするのが好ましい。 投与単位形態に製剤化された製剤組成物中の有
効成分量は特に限定されず広範囲に適宜選択され
るが、通常全組成物中1〜70重量%とするのがよ
い。また各製剤の投与量は種々の条件例えば患者
の年令、性別、体重、疾患の重篤度等及び投与方
法等に依存するが通常経口投与の場合通常の成人
では各投与回毎に有効成分を5mg〜100mg好まし
くは10mg〜50mgの範囲で含有する製剤組成物を投
与すればよく、投与回数は、1日3回を目安とし
て患者の重篤度に応じて増減すればよい。 次に本発明薬剤の製剤化のための実施例を示す
が、必ずしも下記の組成に限定されるものではな
い。 実施例 1 結晶セルロース 266mg カルボキシメチルセルロース 266mg 軽質無水ケイ酸 50mg マクロゴール6000 50mg からなる添加剤にl−カルニチン、アシル−l−
カルニチン又はこれらの塩より選ばれた少なくと
も一種以上を20〜500mg含有せしめ、顆粒、細粒、
散剤を製造する。 実施例 2 結晶セルロース 100mg ステアリン酸マグネシウム 4mg タ ル ク 8mg からなる添加剤にl−カルニチン、アシル−l−
カルニチン又はこれらの塩より選ばれた少なくと
も一種以上を50〜500mg含有せしめカプセル剤を
製造する。 実施例 3 結晶セルロース 44mg カルボキシメチルセルロース 44mg 乳 糖 89mg ステアリン酸マグネシウム 3mg タ ル ク 5mg からなる添加剤にl−カルニチン、アシル−l−
カルニチン又はこれらの塩より選ばれた少なくと
も一種以上を20〜50mg含有せしめ錠剤(素錠、フ
イルムコーテイング錠、糖衣錠)を製造する。 実施例 4 クエン酸 2mg/ml ブドウ糖 100mg/ml からなる添加剤にl−カルニチン、アシル−l−
カルニチン又はこれらの塩より選ばれた少なくと
も一種以上を100〜500mg/ml含有せしめ充分量の
滅菌精製水を加えて10〜100mlのアンプル、ガラ
スびん又は合成樹脂容器入り経口用液剤を製造す
る。 実施例 5 生理食塩液又はリンゲル液にl−カルニチン、
アシル−l−カルニチン又はこれらの塩より選ば
れた少なくとも一種以上を5〜250mg/ml含有せし
め10〜500mlのアンプル、バイアルびん又は輸液
用プラスチツク容器入り注射剤を製造する。 次に本発明の具体的効果について実験例を挙げ
て詳細に説明する。 1 臨床実験例 対象は、食欲不振と体重増加不良を訴えた者
(男7名、女16名)年令は2カ月〜10才の間で、
乳児、年少幼児11名、学童12名である。薬剤は
10〜25mg/Kgを1日量とし2〜3回に分けて1
カ月間投与した。 判定、食欲に及ぼす効果、母親又は看護婦の
観察、あるいは残飯量より判断した。体重につ
いては、投与後1カ月間の体重増加(1日量)
が投与前より10g上回つているものを有効
(+)、50g以上を上回つているものを著効(+
+)とした。その結果を第1表に示した。
【表】
【表】 参考例 動物はウイスター系ラツテを使用した。体重45
g前後の雄性仔ラツテを1週間試験飼育し、体重
増加の同程度のものを2群に組分け、5匹宛1群
とした。対照群には下記の各種飼料を与え、l−
カルニチン、アシル−l−カルニチン群には更に
これらを10〜45mg/Kgを連日投与した。飼育期間
は26日〜43日間であり、この間、隔日に体重測定
を行なつた。飼育終了日にはエーテル麻酔の下に
剖検し血清蛋白量(日立蛋白計)、A/G比(吉
川、斎藤氏法)、肝重量、肝水分量、肝脂肪量
(Soxhlet脂肪抽出器)、肝糖原量、(Somogyi氏
法)、肝空素量(Kjeldahl−Nessler法)、肝核酸
像(Brachet氏染色)等を測定観察した。その結
果を第2〜4表に記した。 飼料:基本固型食 オリエンタル固型食 基本合成食 カゼイン15%、大豆油5%、
馬鈴しよ澱粉74%、マツカラ
ム塩5%、パンビタン1%
【表】
【表】
【表】
【表】 上記第2〜4表から明らかな如く本発明のもの
は対照群に比し、著しい体重増加が見られ、極め
て有意な発育上の差異が確認できた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 l−カルニチン、アシル−l−カルニチン及
    びこれらの生理学的に許容し得る塩より選ばれた
    少なくとも一種を有効成分として含有することを
    特徴とする食欲増進剤。
JP1065481A 1981-01-26 1981-01-26 Drug for digestive organ Granted JPS57126420A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1065481A JPS57126420A (en) 1981-01-26 1981-01-26 Drug for digestive organ
JP41814490A JPH03246221A (ja) 1981-01-26 1990-12-21 発育促進剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1065481A JPS57126420A (en) 1981-01-26 1981-01-26 Drug for digestive organ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41814490A Division JPH03246221A (ja) 1981-01-26 1990-12-21 発育促進剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57126420A JPS57126420A (en) 1982-08-06
JPH0340010B2 true JPH0340010B2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=11756204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1065481A Granted JPS57126420A (en) 1981-01-26 1981-01-26 Drug for digestive organ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57126420A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4839159A (en) * 1988-02-08 1989-06-13 Topicarn, Inc. Topical L-carnitine composition
US4883672A (en) * 1988-04-29 1989-11-28 Shug Austin L Method for preventing diet induced carnitine deficiency in domesticated dogs and cats
CH676930A5 (ja) * 1988-05-26 1991-03-28 Bernardini Attilio
IT1231944B (it) * 1989-05-05 1992-01-16 Sigma Tau Ind Farmaceuti Composizione farmaceutica per il trattamento di protozoosi, particolarmente della tripasonomiasi comprendente d-carnitina o un alcanoilderivato della d-carnitina
CA2018137C (en) * 1989-06-14 2000-01-11 Thomas Scholl L-carnitine magnesium citrate
US5030657A (en) * 1989-10-23 1991-07-09 University Of Georgia Research Foundation, Inc. L-carnitine supplemented catfish diet
US5073376A (en) * 1989-12-22 1991-12-17 Lonza Ltd. Preparations containing l-carnitine
US5240961A (en) * 1992-07-02 1993-08-31 Shug Austin L Method of treating reduced insulin-like growth factor and bone loss associated with aging
US5362753A (en) * 1993-04-19 1994-11-08 Lonza Ltd. Method of increasing the hatchability of eggs by feeding hens carnitine
DE69715456T2 (de) 1996-12-03 2003-02-27 Kansas State University Research Foundation, Manhattan Verwendung von carnitin-angereicherte futter für trächtige säue

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CHEM.ABSTR *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57126420A (en) 1982-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2925326B2 (ja) ヒトの窒素保持の促進方法
US4432975A (en) Process for introducing vitamin B-12 into the bloodstream
US5773473A (en) Creatine supplement
US5932624A (en) Vitamin supplement composition
RU2001110097A (ru) Терапевтические композиции (ii)
SPIES et al. Recent advances in the treatment of pellagra and associated deficiencies
EP0546870A1 (en) Nutritive composition for prevention and therapy of infection diseases caused by immunosuppression
US20100137226A1 (en) Fatigue-reducing agent
JPH0340010B2 (ja)
WO2007010976A1 (ja) D-プシコースを含有する体重増加抑制性組成物およびその利用方法
AU9780598A (en) Serotonin containing formulation for oral administration and method of use
KR100304312B1 (ko) 아연이보충된전립선추출물
KR101859166B1 (ko) 인삼이 함유된 한약재 추출물을 유효성분으로 함유하는 숙취 해소용 조성물
JPH06199695A (ja) 糖尿病改善治療剤
JP6677775B2 (ja) 筋肉増強剤
JPH01500030A (ja) 低カロリ−状態での窒素保持のための成長ホルモンの使用
JPH0549646B2 (ja)
KR101870280B1 (ko) 육계 및 육계나무의 엽병을 유효성분으로 함유하는 숙취 해소용 조성물
Kenny et al. Clinical zinc deficiency during adequate enteral nutrition.
JPH06192104A (ja) 幼児における新陳代謝異常の治療および予防のための組成物
Basu Effects of estrogen and progestogen on the ascorbic acid status of female guinea pigs
WO2017186954A1 (en) Method for the improvement of speed and endurance capacity
AU2022298602B2 (en) Administration of baiba to increase benefit of losing weight of intermittent fasting
JPH0826987A (ja) アシルカルニチン含有製剤
JPS63267716A (ja) 尿素サイクル代謝異常症治療剤