JPH0339717Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0339717Y2
JPH0339717Y2 JP14837384U JP14837384U JPH0339717Y2 JP H0339717 Y2 JPH0339717 Y2 JP H0339717Y2 JP 14837384 U JP14837384 U JP 14837384U JP 14837384 U JP14837384 U JP 14837384U JP H0339717 Y2 JPH0339717 Y2 JP H0339717Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
outside
temperature sensor
outside temperature
oven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14837384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6163140U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14837384U priority Critical patent/JPH0339717Y2/ja
Publication of JPS6163140U publication Critical patent/JPS6163140U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0339717Y2 publication Critical patent/JPH0339717Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 技術分野 本考案は、臨床分析装置に適した恒温槽温度制
御回路に関する。
ロ 従来技術 臨床分析においては、測定セルや試薬ビンを恒
温槽に収容して、検体や試薬等を37±0.1℃の温
度に維持することが行なわれている。
しかしながら、このようん恒温槽は分析装置に
組込む関係上、可能な限度においてコンパクトに
作られている。このため、恒温槽は、外表面積の
占める割合が大きく、放散して行く熱量が外気温
に大きく左右され、制御精度が低いという問題が
あつた。
もとより、このような問題は、恒温槽の外周面
を断熱材で包込むことにより解消することができ
るが、恒温槽のサイズが大きくなるという新たな
問題を引き起こす。
ハ 目的 本考案はこのような問題に鑑み、制御精度が高
く、しかもサイズを可及的に小さくすることがで
きる分析用恒温装置を提供することを目的とす
る。
ニ 構成 すなわち、本考案の特徴とするところは、外気
温に応対させて設定値をシフトさせるようにした
点にある。
ホ 実施例 そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
第1,2図は、本考案の一実施例を示すもので
あつて、図中符号1は、恒温槽2内の温度検出点
に配設した槽温度センサで、温度に対応した抵抗
変化を電圧信号に変換した後、増幅器3を介して
比較回路4の一方の端子に温度信号を入力するよ
うに構成されている。5は、恒温槽2の外部に配
設した外気温センサで、可変抵抗器6を並列に接
続して一端を定電圧源に、他端を温度設定器7に
接続して構成されている。この温度設定器7の出
力端子は、比較回路4の他方の入力端子に接続し
ている。なお、図中符号8は、比較回路4からの
誤差信号により恒温槽2に設けたヒータ9への電
力をON−OFFするスイツチング回路を示す。
この実施例において、所望とする槽温度を温度
設定器7のダイヤルにより設定して装置を作動す
ると、外気温センサ5は、外気温度に対応して抵
抗値を変化し、基準温度設定器7に印加する電圧
を外気温に対応させて変化させる。この時点では
恒温槽2内の温度が低いため、比較回路4は誤差
信号を出力してヒータ9に電力を供給し、恒温槽
2の温度を上昇させる。これにより、恒温槽2内
の温度検出点、つまり温度センサ1を設置した箇
所の温度は、温度設定器7のダイヤルにより設定
した温度に到達する。しかしながら、外気温が低
いため、外気温センサ5の抵抗値が低くなつてい
て設定器7に印加する電圧が高いために設定値レ
ベルが上昇しており(第3図)、比較回路4は、
依然として誤差信号を出力してヒータ9に通電し
て恒温槽2を加熱する。このようにして、外気温
度に対応して放散する熱量を補うに足る分だけヒ
ータ9への通電を行なうと、比較回路4は誤差信
号の出力を停止し、ヒータ9による加熱が中止さ
れる。このような状態で時間が経過して恒温槽2
内の温度が低下すると、比較回路4は、再び誤差
信号を出力してヒータ9に通電を行なつて恒温槽
2を設定温度に向けて加熱する。
このようにして、外気温が上昇すると、外気温
センサ5は、その抵抗値が高くなり、温度設定器
4に印加する電圧を低下させて設定レベルを下げ
る。これにより比較回路4は、槽温度センサ1の
温度が設定温度より若干高くなつた時点で誤差信
号の出力を停止して恒温槽2の加熱を中止し、外
気温度の上昇に関わりなく恒温恒内の温度を所望
温度、つまりダイヤル設定値に維持する。
他方、恒温槽に収容する被加熱物の変更や、位
置の移動によつて熱の放散状態が変化した場合に
は、外気温センサ5と並列に接続されている可変
抵抗器6を調節することにより外気温センサ5に
よる設定値のレベル変化率を補正する。これによ
り恒温槽に供給される熱量が変化し、熱の放散状
態に変化にみあつて所望温度で熱平衡が形成さ
れ、被加熱物を所望の温度に維持する。
第3図は、本考案の第2の実施例を示すもので
あつて、外気温センサ5と可変抵抗器6からなる
外気温補償回路からの出力を増幅器10を介して
温度設定器7からの出力に重畳して、設定信号の
レベルを外気温に応じてシフトさせるようにした
ものである。また、外気温補償回路からの出力を
槽温度センサ1の信号に重畳しても同様の作用を
奏する。
ト 効果 以上説明したように本考案によれば、恒温槽の
外部に温度センサを配設し、これからの出力を加
味して恒温槽に供給する熱量を制御するようにし
たので、恒温槽の断熱性能や外気温の変化にかか
わりなく槽内温度を高い精度で設定値に維持する
ことができるばかりでなく、断熱材の使用量を少
なくして恒温槽のサイズを可及的に小さくするこ
とができる。
また、外気温センサに並列に可変抵抗を接続し
て外気温の関与率を調整するようにしたので、恒
温槽の熱放散量に見合つて外気温に対する補償度
を調整できて高い制御制度を実現することでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、本考案の一実施例を示す装置の
構成図、第3図は、同上装置の制御特性を示す説
明図、及び第4図は、本考案の他の実施例を示す
装置の構成図である。 1……槽温度センサ、2……恒温槽、4……比
較回路、5……外気温センサ、6……可変抵抗
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 恒温槽の内部に温度センサを配設し、前記温度
    センサからの信号と恒温槽温度設定器からの設定
    信号との差を比較回路により検出し、前記比較回
    路の出力信号により前記恒温槽に供給する熱量を
    制御する恒温装置において、前記恒温槽の外部に
    外気温センサを配設するとともに、前記外気温セ
    ンサに並列に可変抵抗を接続して外気温補償回路
    を構成し、前記外気温補償回路からの信号により
    前記比較回路の出力信号を外気温に応じて変化さ
    せることを特徴とする分析用恒温装置。
JP14837384U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH0339717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14837384U JPH0339717Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14837384U JPH0339717Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6163140U JPS6163140U (ja) 1986-04-28
JPH0339717Y2 true JPH0339717Y2 (ja) 1991-08-21

Family

ID=30706588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14837384U Expired JPH0339717Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0339717Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5485725B2 (ja) * 2010-01-26 2014-05-07 株式会社東洋精機製作所 恒温槽
JP6661801B2 (ja) * 2017-02-06 2020-03-11 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
US11300488B2 (en) 2017-02-07 2022-04-12 Hitachi High-Tech Corporation Automatic analysis device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6163140U (ja) 1986-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4911357A (en) Humidity controller utilizing absolute humidity
US5837884A (en) Humidity sensor using temperature sensing resistor controlled to be at constant temperature of more than 150° C.
KR900700860A (ko) 질량기류센서용 제어 및 검출회로
KR930001729B1 (ko) 열선식 유속 검출장치
CN201590181U (zh) 自适应可控恒温热源
US4377346A (en) Thermostatic apparatus
JPH0339717Y2 (ja)
US3296866A (en) Electric thermometer
US4333023A (en) Temperature-stabilized logarithmic converter
Cutkosky et al. Standard cell enclosure with 20-μK stability
JP3153787B2 (ja) 抵抗体による熱伝導パラメータセンシング方法及びセンサ回路
JPH01152317A (ja) 荷重検出装置
JPS57132211A (en) Temperature control method for heater
CN218213175U (zh) 一种高精度的电流采样装置
US3454743A (en) Oven temperature control system
JPH087465Y2 (ja) 高安定の定電流電源装置
SU1180989A1 (ru) Способ температурной компенсации сопротивлени резистора
JPS5942667Y2 (ja) 光検出装置
SU1422024A2 (ru) Устройство дл измерени температуры
SU1164679A1 (ru) Гибридно-пленочный микротермостат
SU468225A1 (ru) Устройство дл регулировани температуры
SU292106A1 (ru) Устройство дл непрерывного контрол температуры точки росы
SU1029011A1 (ru) Устройство дл измерени параметров среды
SU631894A1 (ru) Терморегул тор
JPS6040181Y2 (ja) 電気調理器の感温装置