JPH0339653A - 一体型遠心分離管 - Google Patents

一体型遠心分離管

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JPH0339653A
JPH0339653A JP16970989A JP16970989A JPH0339653A JP H0339653 A JPH0339653 A JP H0339653A JP 16970989 A JP16970989 A JP 16970989A JP 16970989 A JP16970989 A JP 16970989A JP H0339653 A JPH0339653 A JP H0339653A
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JP
Japan
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tube
container
integrated
centrifuge tube
connecting tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP16970989A
Other languages
English (en)
Inventor
H Kunz David
デイビット・エイチ・クンツ
Louis F Muller
ルイス・フレデリック・ミュラー
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Imagyn Medical Technologies California Inc
Original Assignee
Davstar Industries Inc
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、遠心分離管の端部に分離可能な取出し容器
を備えた、使い捨ての一体型遠心分離管に関する。
(従来技術、発明が解決しようとする課題)医学上の診
断試験では、液体試料を遠心分離し、顕微鏡で遠心分離
法によって分離した重い組成物が検査されることが望ま
れている。多くの検査において、複雑な分析手順の最終
工程では顕微鏡によるスライド(顕微鏡で検査するため
の試料を載せたガラス)上の組成物の検査がされる。こ
のスライドは、時として染色や他の形式の処理がなされ
る。このスライドが都合良く人手できるならば、液体試
料の遠心分離によって得られる組成物の顕微鏡検査にお
いて有益である。また、遠心分離による組成物の取出し
装置は、顕微鏡による検査のための見本や次の検査をす
るためにスライドを作ったり、残った組成物を都合良く
処理するために有益である。
標準的手法では、スライドに移し替えることを容易にす
るために沈澱物は溶媒と混合され、次に、混合された沈
澱物をピペットで少量測り採るので非常に時間がかかる
。そのうえ、沈澱物の混合及び移し替えの段階では、沈
澱物と接触する三種類の異なる器具(遠心分離管、ピペ
ット、スライドガラス)が用いられるので、前述の検査
試料を混ぜてしまう可能性が増大する。この発明は、余
分な段階及び器具の削減を目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明によれば、一体型遠心分離管が提供される。遠
心分離管の本体は、一端は開いていて最も大きな直径を
有し、他の一端はほとんど閉じているといえるくらいの
最も小さな直径を有し、開いている端部から閉じている
底端部へ向かってテーパを施された管状に構成されてい
る。底端部に配置された小さな開口は、短い小径の接続
管を介して沈澱物取出し容器と連通している。沈澱物取
出し容器は、遠心分離後、取出し容器と分離管とを互い
によじる又は他の方法でその接続を切り離すことによっ
て、遠心分離管から簡単に切り離すことができるように
構成されている。接続管の一部は、取出し容器からその
中に収容されている沈澱物を都合良く取出すことを考慮
して取出し容器に残される。取出し容器に収容されてい
る沈澱物は、その第1の対をなす対向している側壁を押
すことによって取出される。第1の対をなす対向してい
る側壁とほぼ直交している第2の対をなす対向している
側壁は、取出し容器の分離工程における曲げの力に抵抗
するように構成されている。
第1の実施例では、取出し容器の二組の対をなして対向
している側壁は、平面であって且つ平行に配置されてい
る。一方の対をなす対向している側壁間の距離は、他方
の対をなす対向している側壁間の距離よりもかなり長い
。側壁間の距離の短い側壁の組は大きな面積の面を有し
、側壁間の距離の長い側壁の組よりもたやすく圧力で変
形する。
接続管に接する沈澱物取出し容器の一端は斜面を備えて
いる。この斜面は、接続管の穴から対をなす対向してい
る側壁の組への滑らかな変化を容易にする。
他の実施例によれば、大きな面積の側壁は外側に凸状に
構成され、小さな面積の側壁は細長いひも状に構成され
た二つの結晶面状の平面を備え、その二つの平面が外側
に所定の角度で凸状に突出すように形成されている。結
晶面状の平面に接する接続管側のそれぞれの側壁は、接
続管に向かって傾斜している。
さらに他の実施例では、取出し容器は、第1の封をなす
対向している側壁は曲げに抵抗し、その側壁にほぼ直交
する第2の対をなす対向している側壁はたやすく曲げら
れるように構成されることで特徴づけられる。第1の対
をなす対向している側壁は堅く構成され、一体型遠心分
離管から取出し容器を切り離す際に利用される。第2の
対向している側壁はやわらかく構成され、遠心分離管か
ら取出し容器を分離した後の接続管の端部を介して、取
出し容器の内容物の排出量を調整する際に用いられる。
一体型遠心分離管は、ブロー成型又は射出成型によって
適切な可塑材料を用いて、安価に且つ簡単に製造するこ
とが可能になる。可塑材料は、内容物が見えることを考
慮して透明にしても良い。
一体型遠心分離管の分離管への試料の注入或いは取出し
容器の内容物の計量取出しを考慮して、それぞれの外壁
面に種々の計量線を形成することも可能である。
(実施例) 遠心分板管と取出し容器が分離可能な一体型遠心分離管
10は、医学や生命学の研究手法のために提供される。
第1閃に示すように、一体型遠心分離管10は、最大口
径の開放端14から底端部16にかけて断面が次第に狭
くなっている管状の分離管12を有している。管状の分
離管12の底端部16は、中央に開口20を配置した半
円形の部分18を有している。開口20は、接続管22
を介して取出し容器24と連通している。一対の平行平
面で対向している側壁26は取出し容器24の平坦な底
端部28と複数の斜面からなる上端部30とを接続する
。第2図は、取出し容器24の詳細を示し、特に、対向
している側壁26と直交する第2の対をなす対向してい
る側壁34を示している。対向している側壁26間の距
離は、対向している側壁34間の距離よりもかなり離れ
ている。
一体型遠心分離管10は、ブロー成型或いは射出成型に
よって適切な可塑材料を用いて容易に製造できる。分離
管12に所定量の試料を満たし、取出し容器24の内容
物の一定量の取出しに有益な基準点を一体型遠心分離管
の製造中に、それぞれの外壁面に形成することも可能で
ある。
第3図には、取出し容器24′ が異なる形状である他
の実施例が示されている。第1の対をなす対向している
側壁26′ は、第2の対をなす対向している側壁34
′ とほぼ直交する。それぞれの側壁26′ は、稜線
36に沿って所定の角度で接続された2つのとなりあっ
た細長い平面で構成されている。
側壁34′の表面積は、側壁26′の表面積よりかなり
広い。側壁34′は、湾曲し、外側に凸状に構成されて
いる。側壁34′は、側壁26′ よりも外力(面に垂
直な力)に対して変形しやすい。
第4図は、第3図に示した実施例の取出し容器24′の
断面図である。取出し容器24を設計する際に重要なこ
とは、遠心分離管12と取出し容器24を切り離す際に
取出し容器24の内容物がこぼれないようにすることで
ある。接続管22は、長さ方向中央に構造的に弱い部分
を有しており、遠心分離管12及び取出し容器24が互
いによじられた時に取出し管24は、接続管22の中央
部分で遠心分離管12から切り離される。次に、取出し
容器24内に含まれている沈澱物は、側壁34′を押す
ことによって取出し容器24に残存している接続管の残
り部分を介して排出され都合良く取出すことができる。
第5A図、第5B図、第5C図及び第5D図に示す構成
によれば、接続管22の切断に必要なよじり力は接続管
22の構造的に弱い部分に集められ、よじり力は低減さ
れる。第5A図は、接続管の側壁にノツチ(notch
 ) 40を有する接続管22の断面を示している。接
続管22の断面積はノツチ40の部分で減少している。
第5A図に示したノツチ40は、U型で、はぼ直角な角
を有し、側壁の厚さを減少させる。ノツチ40は、接続
管22の円周上を取巻くように延びていても、或いは接
続管の一部にのみ配置されても良い。
第5B図に示された例では、接続管22は側壁44が中
央位置4Gで最も薄くなるようにゆるやかなテーパを有
している。この中央位置4Bが、接続管22を切り離す
ための構造的に弱い部分を形成している。
第5C図は、接続管の壁に接続管22の外壁に沿って僅
かな隆起50を形成することによって、接続管22の内
側に周状の溝を形成し、接続管22の壁を寝起50の位
置で薄くすることで接続管の構造的に弱い部分48を形
成する例を示している。
第5D図に示した例では、第5A図と同様に接続管22
を取巻くノツチが形成され、そのノツチ42はU型をし
ている。
以上に述べた例では、接続管22の構造的に弱い部分は
、一体型遠心分離管10の成型工程において形成される
。接続管22の構造的に弱い部分は、刻んだり、研磨し
たり、切削したりしても形成できるが、このような方法
では形成工程の増加及び複雑化が生じ、コストが増大す
る。ところで一体型遠心分離管10は、使い捨てであり
大量に生産する必要があり、しかも低コストでなければ
ならない。
従って、上述したようなコストのかかる製法は避けられ
る。
この発明の一体型遠心分離管IOでは、液体試料の中の
重い組成物は遠心力により取出し容器内に分離される。
取出し容器24は、容易に一体型遠心分離管IOから切
り離すことができ、中間の処理工程、補助部材及び装置
の使用を必要とせずに分離された組成物を取出すことが
できる。たとえば、一つの分離された組成物から多くの
スライドを用意するなど、顕微′if′を検査の前に様
々なスライド作成手法に有益である。さらに、遠心分離
管12から取出し容器24を切り離して残った接続管2
2の端部は、持ち運び、環境保全或いは貯蔵のために必
要に応じてシール(封蝋)することが可能である。
シールには、どのような手段を用いても良い。−体型遠
心分離管IOが熱可塑性プラスティックで製造されてい
るならば、接続管22の端部は熱シールによって取出し
容器24の部分の内容物をシールできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例である一体型遠心分離管
の平面図、 第2図は、第1図に示した一体型遠心分離管の側面図、 第3図は、一体型遠心分離管の他の実施例を示す斜視図
、 第4図は、第3図に示した取出し容器部の線4−4に沿
った断面図、 第5A図、第5B図、第5C図及び第5D図は、第1図
に示した一体型遠心分離管の遠心分離管と取出し容器の
間の接続部の概略断面図である。 IO・・・一体型遠心分離管、12・・・遠心分離管、
20・・・開口、22・・・接続管、24・・・取出し
容器、34′・・・凸状面、40.42.44.48・
・・切り離すための構造的に弱い部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一端に注入口を有し、他端に出口小孔を有し、注
    入口から出口小孔に向かってテーパが施されている分離
    管と、この分離管の他端と接続される一端に開口を有す
    る取出し容器とを備え、前記開口は出口小孔と連通し分
    離管から液体を取出し容器に移送させる一体型遠心分離
    管において、取出し容器は、弾性を有する可撓性材料に
    よって形成されており、前記容器の側壁が押圧されたと
    きに容器内部から液体を排出させることを特徴とする一
    体型遠心分離管 (2)分離管と取り出し容器の間の流路は、切断可能で
    あり流路が切断されると、取出し容器は液体の排出具と
    して使用可能になることを特徴とする請求項1に記載の
    一体型遠心分離管 (3)切断可能な流路は、取出し容器を分離管にたいし
    てよじることにより切断可能な細い接続管で形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の一体型遠心分離
    管 (4)取出し容器は、分離管から切り離される際のよじ
    りを容易にする握り面を提供する、対向壁部有している
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいづれか1項に記載
    の一体型遠心分離管 (5)分離管と取出し容器の間の流路は、取出し容器を
    よじることで細い接続管にストレスが集中し、前記接続
    管が分離して取出し容器が切離されることを特徴とする
    請求項2乃至4のいづれか1項に記載の一体型遠心分離
    管 (6)接続管は、分離管と取出し容器よりも構造的に弱
    く構成されていることを特徴とする請求項3乃至5のい
    づれか1項に記載の一体型遠心分離管 (7)接続管は、よじりにより分離され、一部は取出し
    容器に残り、液体を排出する際のノズルとして用いられ
    ることを特徴とする請求項3乃至6のいづれか1項に記
    載の一体型遠心分離管 (8)接続管は、管の側壁の表面に設けられたノッチに
    より構造的に弱い部分が形成されていることを特徴とす
    る請求項6又は7に記載の一体型遠心分離管 (9)ノッチは、U字型の形状で少なくとも管の一部分
    に延びていることを特徴とする請求項8に記載の一体型
    遠心分離管 (10)ノッチは、V字型の形状で少なくとも管の一部
    分に延びていることを特徴とする請求項8に記載の一体
    型遠心分離管 (11)ノッチは、管の円周を取り巻いていることを特
    徴とする請求項8に記載の一体型遠心分離管(12)接
    続管は、管の内壁を取り巻く内部ノッチにより構造的に
    弱い部分が形成されていることを特徴とする請求項6又
    は7に記載の一体型遠心分離管 (13)接続管は、管の特定の部分を他の部分よりも薄
    くすることにより構造的に弱い部分が形成されているこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載の一体型遠心分離
    管 (14)取出し容器の第1の対をなす側壁は外側に凸状
    に形成され第2の対をなす側壁はおおむね平面で、且つ
    、平行に形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    13のいづれか1項に記載の一体型遠心分離管
JP16970989A 1989-06-30 1989-06-30 一体型遠心分離管 Pending JPH0339653A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09141135A (ja) * 1995-11-17 1997-06-03 Blue Jiyuuji:Kk 遠心分離用の試料管
JP2021021662A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 村角工業株式会社 細胞収集容器およびそれを用いた細胞診断用標本の作製方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09141135A (ja) * 1995-11-17 1997-06-03 Blue Jiyuuji:Kk 遠心分離用の試料管
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