JPH0339650Y2 - - Google Patents

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JPH0339650Y2
JPH0339650Y2 JP16458086U JP16458086U JPH0339650Y2 JP H0339650 Y2 JPH0339650 Y2 JP H0339650Y2 JP 16458086 U JP16458086 U JP 16458086U JP 16458086 U JP16458086 U JP 16458086U JP H0339650 Y2 JPH0339650 Y2 JP H0339650Y2
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exhaust
pilot
manifold
spacer
main exhaust
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JP16458086U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、間接作動弁等のパイロツト排気系統
を有する弁を搭載したマニホールドに利用して特
に有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
間接作動弁等では、プランジャピストンの作動
後に不要となつたパイロツト流体を弁体の外部に
排出するパイロツト排気口が開設されているが、
このパイロツト排気口には排気用の配管が行われ
ずに、そのため、該パイロツト排気口からの排気
が直接クリーンルームの如き設置空間内に放出さ
れ、清浄環境を汚染する場合が多かつた。そのた
めに、このような間接作動弁の搭載されるマニホ
ールドでは主排気流路の他にパイロツト排気流路
を設けてパイロツト排気をマニホールド内に導
き、クリーンルーム内の汚染を防止する手段が採
用されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記のようにマニホールド内にパイ
ロツト排気流路を別途形成した場合、マニホール
ドが大形化したり、マニホールド製造がコスト高
となる問題があつた。
本考案は、上記問題点に着目してなされたもの
であり、その目的は内部の排気系統を複雑にする
ことなくパイロツト排気の可能なマニホールドを
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、マニホールド本体と流体圧作動機器
との間にスペーサを介装し、このスペーサの内部
に流体圧作動機器からのパイロツト排気をマニホ
ールド本体内の主排気流通路に導く逆止弁機構付
きのパイロツト排気路を形成したものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、マニホールド本体にパ
イロツト排気流通路を別途形成することなく、主
排気流路を利用してパイロツト排気を排出させる
ことができるため、パイロツト排気による清浄環
境の汚染を防止できる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例であるマニホールドを
示す一部断面説明図である。
本実施例のマニホールド1はマニホールド本体
2上にスペーサ3を介して間接作動弁4を装着し
たものである。
スペーサ3は、たとえばアルミニウム合金等の
金属によりブロツク状に形成されており、図に示
すように内部を上下方向に貫通される、2系統の
排気路5,5と、同じく2系統のエア出力路6,
6と、1系統のエア入力路7がそれぞれ形成され
ており、これらの排気路5,5、エア出力路6,
6、エア入力路7は間接作動弁4に開設された排
気口25,25、エア出力口26,26、エア入
力口27と、マニホールド本体内の流通路15,
15、16,16、17とをそれぞれ連通するよ
うに形成されている。
スペーサ3の内部の両外側部にはパイロツト排
気路8,8が水平方向に延設されており、このパ
イロツト排気路8,8はスペーサ3の上面で開口
されており、この開口部は間接作動弁4のパイロ
ツト排気口9,9と当接位置となつている。な
お、該開口部には第1図に示すようなチエツク弁
10,10が装着されており、パイロツト排気
P,Pの間接作動弁4方向への逆流を防止する構
造となつているが、このようなチエツク弁10,
10は省略してもよい。またパイロツト排気路
8,8の最外側部は埋金部材11,11により閉
塞されており、内部を流通されるパイロツト排気
P,Pが外部に漏出するのを防止している。
一方、パイロツト排気路8,8の先端側、すな
わち埋金部材11,11により閉塞されている端
部とは反対側の端部側は上記排気路5,5の内側
面でそれぞれ開口されており、これによりパイロ
ツト排気路8,8と排気路5,5とが連通路3
a,3aで連通された状態となつている。
上記スペーサ3と間接作動弁4との間には合成
ゴム等の弾性体からなるパツキン12が介装され
ており、各連結部分からのエアの漏れを防止する
構造となつている。ところで、該パツキン12の
スペーサ3側の面において、スペーサ3の排気路
5,5に対応する部分にはスリーブ13,13が
連通路3a,3aに達する長さで突出形成されて
おり、このスリーブ13,13は排気路5,5の
内側面に沿つてこの排気路5,5内に入り込むよ
うにしてスペーサ3に装着されている。
ここで、排気路5,5内に開口されている上記
パイロツト排気路8,8からの排気口である連通
路3a,3aは、排気路5,5を通つて流体が排
出されている状態では該スリーブ13,13がそ
の流体の圧力で該連通路3a,3aに押接される
ことによって付勢状態で閉塞されている。したが
つて、スペーサ3内において、排気路5,5から
のエアはスリーブ13,13の弁作用によつてパ
イロツト排気路8,8の側には流れ込まないよう
になつている。一方、パイロツト排気路8,8か
らのパイロツト排気Pが流れる場合には、パイロ
ツト排気Pはその圧力によつてスリーブ13,1
3の側面を内側に変形させ、連通路3a,3aを
排気路5,5に対して付勢開口してパイロツト排
気Pがパイロツト排気路8,8から連通路3a,
3aを経て排気路5,5の側に流れ込むことが可
能な構造となつている。このように、パツキン1
2に突出形成されたスリーブ13,13は逆止弁
機構としても機能するものである。このため、チ
エツク弁10,10は省略することができる。
次に、上記マニホールド1の組み立てについて
説明すると、以下の通りである。
すなわち、マニホールド1に対して間接作動弁
4の上部より該間接作動弁4、パツキン12およ
びスペーサ3を長尺状のねじ14で一体的に取付
けることにより、容易に組み立てが完了する。こ
のとき、本実施例のパイロツト12では、スペー
サ3との位置決めに際して、スペーサ3の排気路
5,5に入り込むスリーブ13,13が突出形成
されているため、パツキン12とスペーサ3との
位置決めが極めて容易であり、またこのスリーブ
13,13がストツパとして機能するため、装着
後においてもパツキン12のずれあるいは脱落が
防止される。
このように、本実施例によれば以下の効果を得
ることができる。
(1) 間接作動弁4とマニホールド本体2との間
に、間接作動弁4からのパイロツト排気Pを連
通路3a,3aを経て排気路5,5に導くパイ
ロツト排気路8,8の形成されたスペーサ3を
介装することにより、マニホールド本体2内の
排気用の流通路15,15へのパイロツト排気
Pの排出が可能となる。
(2) 上記(1)により、パイロツト排気Pが原因とな
る清浄環境の汚染を効果的に防止できる。
(3) 上記(1)により、マニホールド本体2内の排気
系統を増加することなく、マニホールド1によ
るパイロツト排気Pの排出が可能となるため、
小形かつ低コストで高清浄なマニホールドシス
テムが得られる。
(4) スペーサ3と間接作動弁4との間に、スペー
サ3の排気路5,5に入り込みかつ排気路5,
5の内側面に開口されたパイロツト排気路8,
8を閉塞する逆止弁機能を持つスリーブ13,
13の突出形成されたパツキン12を介装する
ことにより、間接作動弁4のパイロツト排気口
9,9へのエアの逆流を防止できる。
(5) パツキン12に、排気路5,5に入り込むス
リーブ13,13を突出形成することにより、
パツキン12とスペーサ3との位置決めを容易
にできる。
(6) 上記(5)により、装着後のパツキン12の位置
ずれまたは脱落を防止できる。
以上本考案を実施例に基づき具体的に説明した
が、本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
たとえば、実施例では間接作動弁4を装着した
マニホールド1について説明したが、主排気系統
とともに補助排気系統を有する流体圧機器であれ
ばいかなるものであつてもよい。
また、パイロツト排気路8および連通路3a等
は1組であつてもよく、あるいは3組以上であつ
てもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、少なくとも一つの主排気口と
パイロツト排気口とが開設された流体圧作動機器
と、主排気流通路が内部に形成されたマニホール
ド本体と、このマニホールド本体と上記流体圧作
動機器との間に介装されるスペーサとを有してお
り、このスペーサの内部には流体圧作動機器の主
排気口とマニホールド本体の主排気流路を連通す
る主排気路と、流体圧作動機器のパイロツト排気
口と連通されてパイロツト排気を主排気路に導く
パイロツト排気路とが形成され、上記主排気路と
上記パイロツト排気路との間には逆止弁機構が設
けられたマニホールド構造とすることによつて、
マニホールド本体にパイロツト排気流通路を形成
することなく、主排気流通路を利用してパイロツ
ト排気を流通させることができるため、パイロツ
ト排気による清浄環境の汚染を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるマニホールド
を示す一部断面説明図である。 1……マニホールド、2……マニホールド本
体、3……スペーサ、3a,3a……連通路、4
……間接作動弁(流体圧作動機器)、5,5……
排気路(主排気路)、6,6……エア出力路、7
……エア入力路、8,8……パイロツト排気路、
9,9……パイロツト排気口、10,10……チ
エツク弁、11,11……埋金部材、12……パ
ツキン、13,13……スリーブ(逆止弁機構)、
14……ねじ、15,15……流通路(主排気流
通路)、16,16……流通路、17……流通路、
25,25……排気口、26,26……エア出力
口、27……エア入力口、P……パイロツト排
気。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも一つの主排気口とパイロツト排気
    口とが開設された流体圧作動機器と、主排気流
    通路が内部に形成されたマニホールド本体と、
    このマニホールド本体と上記流体圧作動機器と
    の間に介装されるスペーサとを有しており、こ
    のスペーサの内部には流体圧作動機器の主排気
    口とマニホールド本体内の主排気流路を連通す
    る主排気路と、流体圧作動機器のパイロツト排
    気口と連通されてパイロツト排気を主排気路に
    導くパイロツト排気路とが形成され、上記主排
    気路と上記パイロツト排気路との間には逆止弁
    機構が設けられていることを特徴とするマニホ
    ールド。 (2) 上記逆止弁機構は、上記スペーサと流体圧作
    動機器との間に介装された弾性体からなるパツ
    キンで形成されており、このパツキンにはスペ
    ーサの主排気路の内側面に沿つて入り込みかつ
    この主排気路の内側面で開口されるパイロツト
    排気路の排気口を覆うスリーブが設けられてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のマニホールド。
JP16458086U 1986-10-27 1986-10-27 Expired JPH0339650Y2 (ja)

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JPS6369867U JPS6369867U (ja) 1988-05-11
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