JPH0339639B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0339639B2
JPH0339639B2 JP60060013A JP6001385A JPH0339639B2 JP H0339639 B2 JPH0339639 B2 JP H0339639B2 JP 60060013 A JP60060013 A JP 60060013A JP 6001385 A JP6001385 A JP 6001385A JP H0339639 B2 JPH0339639 B2 JP H0339639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
light
light receiving
detection range
optical sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60060013A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61218975A (ja
Inventor
Hiroshi Matsuda
Tsunehiko Araki
Kazuhito Kashiwagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP60060013A priority Critical patent/JPS61218975A/ja
Publication of JPS61218975A publication Critical patent/JPS61218975A/ja
Publication of JPH0339639B2 publication Critical patent/JPH0339639B2/ja
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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、反射物体までの距離を位相差により
測定し、検知範囲を限定する光利用の距離限定型
光センサに関するものである。
[背景技術] 従来の光の反射を利用した距離限定型光センサ
は、光が反射してくるかどうかで物体の有無を検
知したり、反射光量の変化を感知したりする方法
が用いられていた。しかしながら、これらの方法
では、センサ自身の検知距離が明確でなかつた。
そこで、センサ自身に測距機能を持たせ、反射物
体が予め設定された距離により遠いか、近いかを
判断させることによつて明確な検知範囲を持つた
光センサが考えられるが、植木などが育つたりす
るなどの長時間にわたつての緩やかな変化が起こ
つた場合、検知範囲の設定距離を設定し直さなけ
ればならないという問題があつた。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、緩やかな変化に対して、常に設定値を変えて
いくことによつて検知範囲の設定のやり直しをせ
ずにすむようにし、同時に測定系の経時変化を補
正することを目的とした距離限定型光センサを提
供するもである。
[発明の開示] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本光センサAのブロツク図を示し、投光
回路は、高周波を発振する発振部1と、発振部1
の出力を増幅するドライブ回路2と、ドライブ回
路2にて発光駆動される発光ダイオードのような
投光部3とから構成されている。尚、発光部3は
複数個有しており、複数本の光ビームを投光して
いる。受光回路は、PINダイオードのような一対
の受光部5,11と、受光部5,11の出力を増
幅する増幅器7,12と、局発部14からの周波
数で増幅器7,12の高周波信号を低周波に変換
するミキサ8,13と、ミキサ8,13からの低
周波信号をフイルタ9,15を介して波形整形を
行なう波形整形部10,16と、両波形整形部1
0,16の出力の一致、不一致を判定するエクス
クルシブオアゲート17と、エクスクルシブオア
ゲート17の出力とクロツク発生回路13からの
クロツクパルスを論理積するアンドゲート19
と、アンドゲート19の出力パルスをカウントす
るカウンタ20と、カウンタ20出力にて検知範
囲の設定距離を決めるマイクロコンピユータから
なる演算制御部21とから構成されている。ま
た、投光部3と受光部5とは光フアイバ4で光結
合されており、投光部3からの光を受光部5が直
ちに受光するようにしている。
しかして、ドライブ回路2で駆動されて発振部
1の周波数で光変調された光が、投光部3によつ
て発光され、その光の一部は光フアイバ4を通し
てすぐ受光部5に入り、残りの光は反射物体6で
反射された後、受光部11で受光される。受光部
5,11で受光された信号は夫々増幅器7,12
で増幅され、ミキサ8,13にて局発部14の信
号とミキシングされて低周波の信号として取り出
される。さらにフイルタ9,15を介して波形整
形部10,16にて第2図a,bに示すように波
形整形されて出力される。波形整形部16からの
出力は反射物体6にて反射されるため時間遅れを
もつて出力され、反射整形部10の出力とはある
位相差を有している。そして、両波形整形部1
0,16の出力はエクスクルシブオアゲート17
にて一致、不一致の判定がされ、第2図cに示す
ように出力が一致していないときはHレベルの信
号が出力される。このエクスクルシブオアゲート
17の出力として、反射物体6の本光センサAか
らの距離に応じた幅をもつたパルス波が出力され
ることになる。その幅をクロツク発生回路18の
クロツクとアンドをとつてカウンタ20にて第2
図dに示すようなパルスのカウントを行なうなど
して、反射物体6までの距離を知ることができ
る。上記受光部5,11を除いた受光回路で物体
検知手段が構成される。
第3図は本光センサAを所定位置に設置した当
初の状態であるが、この場合、本光センサAは地
面22までの距離を測定し、その距離の80%の値
を検知範囲の境界値として第1図に示す自動補正
手段を構成する演算制御部21のメモリに記憶す
る(第3図bの斜線で示している部分)。それと
同時に背景(地面22)までの距離も記憶するよ
うにしている。尚、光センサAからは第3図aに
示すように複数本の光ビームが投光されている。
その後第4図に示すように、N回分地面22まで
の距離を測定した後、このN回分の測定値の平均
を地面22までの距離とし、その80%の距離を検
知範囲の境界値として、演算制御部21に再設定
し直す。このN回の測定の間に、前回の測定分と
かなり違つた値があるときは、その値を記憶せず
に測り直す。また、当然、境界値より近い所に反
射物体があると判断したときには、警報信号と同
時に、その値も切り捨てる。N+1回目の測定が
終わつたときは、その値を記憶すると同時に、1
回目のデータを切り捨て、常に、新しいデータ
と、その前のN−1個のデータとの合計N個のデ
ータを平均して、その値をもとに境界値を計算し
ていく。従つて、一定時間毎に背景(地面22)
までの距離を測定してその検知範囲の設定距離を
設定し直していくため、つまり演算制御部21に
て設定値を自動補正していくために、植木などの
緩やかな変化に対しても、最適に適応できて誤報
を出すこともないものである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、高周波変調された光信
号を投光する投光部と、一対の受光部とを具備
し、一方の受光部にて光信号を直ちに受光せしめ
るとともに、他方の受光部にて被検知物体による
光信号の反射光を受光せしめ、両受光部から出力
される受光信号の位相差に基づいて被検知物体ま
での距離を検出して予め設定された設定距離の検
知範囲内に被検知物体が存在するかどうかを判別
する物体検知手段を設けて成る距離限定型光セン
サにおいて、背景までの距離を測定し、この測定
した距離に基づいて検知範囲の設定距離を一定時
間毎に自動補正する自動補正手段を設けているも
のであるから、自動補正手段によつて時間と共に
境界値つまり検知範囲の設定距離を再設定するこ
とによつて、背景の緩やかな変化に対して誤報を
出すこともなく、同時に温度などによる周波数
や、位相ずれの変化に対しても、自動補正手段に
よつて補正を行なうことができる効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロツク図、第2図
は同上の動作波形図、第3図a,bは同上の動作
説明図、第4図は同上の動作説明図である。 3は投光部、5,11は受光部、6は反射物
体、21は演算制御部を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高周波変調された光信号を投光する投光部
    と、一対の受光部とを具備し、一方の受光部にて
    光信号を直ちに受光せしめるとともに、他方の受
    光部にて被検知物体による光信号の反射光を受光
    せしめ、両受光部から出力される受光信号の位相
    差に基づいて被検知物体までの距離を検出して予
    め設定された設定距離の検知範囲内に被検知物体
    が存在するかどうかを判別する物体検知手段を設
    けて成る距離限定型光センサにおいて、背景まで
    の距離を測定し、この測定した距離に基づいて検
    知範囲の設定距離を一定時間毎に自動補正する自
    動補正手段を設けて成ることを特徴とする距離限
    定型光センサ。
JP60060013A 1985-03-25 1985-03-25 距離限定型光センサ Granted JPS61218975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60060013A JPS61218975A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 距離限定型光センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60060013A JPS61218975A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 距離限定型光センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61218975A JPS61218975A (ja) 1986-09-29
JPH0339639B2 true JPH0339639B2 (ja) 1991-06-14

Family

ID=13129755

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60060013A Granted JPS61218975A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 距離限定型光センサ

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JPS61218975A (ja) 1986-09-29

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