JPH0339631A - ガソリンエンジンの失火検知方法 - Google Patents
ガソリンエンジンの失火検知方法Info
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- JPH0339631A JPH0339631A JP1173623A JP17362389A JPH0339631A JP H0339631 A JPH0339631 A JP H0339631A JP 1173623 A JP1173623 A JP 1173623A JP 17362389 A JP17362389 A JP 17362389A JP H0339631 A JPH0339631 A JP H0339631A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ガソリンエンジンにおける着火性を評価する
試験装置に関する。
試験装置に関する。
[従来の技術]
台上エンジン、2サイクルエンジン、完成車での着火性
評価試験は、従来より、排気ガス中の未燃炭化水素量が
一瞬急激に増大するという現象に基づいて行われている
。
評価試験は、従来より、排気ガス中の未燃炭化水素量が
一瞬急激に増大するという現象に基づいて行われている
。
具体的には、エンジンの排気マニホールドにチューブ(
テフロンチューブ5m程度〉を取り付け、このチューブ
で排気ガスを排ガス分析計まで運んで未燃炭化水素量を
調べることにより行われる。
テフロンチューブ5m程度〉を取り付け、このチューブ
で排気ガスを排ガス分析計まで運んで未燃炭化水素量を
調べることにより行われる。
[発明が解決しようとする課題]
しかるに、従来の技術はつぎのような欠点を有する。
(1)2サイクルエンジンや未燃炭化水素の排出が多い
エンジンの場合は、チューブの汚れの為、短時間(連続
10分程度)で、精度が劣化したり、測定不能になる。
エンジンの場合は、チューブの汚れの為、短時間(連続
10分程度)で、精度が劣化したり、測定不能になる。
(2)排気ガスはチューブにより排ガス分析計まで運ば
れる。このため、失火が連続すると未燃炭化水素がチュ
ーブ内に溜り、増大ピークが重なり失火回数がつかみ難
くなる。
れる。このため、失火が連続すると未燃炭化水素がチュ
ーブ内に溜り、増大ピークが重なり失火回数がつかみ難
くなる。
(3)未燃炭化水素量を分析する排ガス分析計は、高価
でかつ大がかりなので着火性評価試験を行う場所が限ら
れる。
でかつ大がかりなので着火性評価試験を行う場所が限ら
れる。
本発明の目的は、簡単な構成で確実に失火が把握できる
ガソリンエンジンの失火検知方法の提供にある。
ガソリンエンジンの失火検知方法の提供にある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明のガソリンエンジンの
失火検知方法は、測定時に変化し得る空燃比域で排気ガ
ス中の酸素濃度に対してほぼ比例した出力を発生する酸
素センサと、上記出力値の大幅な変動のみを一定時間計
数するカウント手段、または前記出力の軌跡を一定時間
記録する観測手段のどちらか一方とを備え、一定時間内
における、排気ガス中の酸素濃度が大幅な変動を呈する
回数をカウントするか、一定時間の間、排気ガス中の酸
素濃度の経時変化の軌跡を記録し、上記カウント数およ
び大幅変動した数が、一定時間内における失火回数であ
り、軌跡が大幅変動を起こす時点が失火時期であること
に基づき失火を把握する構成を採用した。
失火検知方法は、測定時に変化し得る空燃比域で排気ガ
ス中の酸素濃度に対してほぼ比例した出力を発生する酸
素センサと、上記出力値の大幅な変動のみを一定時間計
数するカウント手段、または前記出力の軌跡を一定時間
記録する観測手段のどちらか一方とを備え、一定時間内
における、排気ガス中の酸素濃度が大幅な変動を呈する
回数をカウントするか、一定時間の間、排気ガス中の酸
素濃度の経時変化の軌跡を記録し、上記カウント数およ
び大幅変動した数が、一定時間内における失火回数であ
り、軌跡が大幅変動を起こす時点が失火時期であること
に基づき失火を把握する構成を採用した。
[作用および発明の効果]
(作用)
排気ガス中の酸素濃度の検出は、測定時に変化し得る空
燃比域で、酸素濃度に対してほぼ比例した出力を発生す
る酸素センサを用いる。
燃比域で、酸素濃度に対してほぼ比例した出力を発生す
る酸素センサを用いる。
ガソリンエンジンが失火を起こすと、吸入した空気中の
酸素が燃焼に使用されずに排気される。
酸素が燃焼に使用されずに排気される。
よって、排気ガス中の酸素濃度が急激に増大し、酸素セ
ンサの出力は一瞬大幅に増大(スパイク)。
ンサの出力は一瞬大幅に増大(スパイク)。
する。
カウント手段は、一定時間(数秒〜数分〉を決め、酸素
センサの出力値の内、失火のない時の出力変動に比べ大
幅な変動のみを選んで計数する。
センサの出力値の内、失火のない時の出力変動に比べ大
幅な変動のみを選んで計数する。
これは排気ガス中の酸素濃度の大幅な変動を計数するこ
とに等しい。
とに等しい。
観測手段は、酸素センサの出力の軌跡を一定時間記録し
ている。これは排気ガス中の酸素濃度の経時変化の軌跡
を記録することに等しい。
ている。これは排気ガス中の酸素濃度の経時変化の軌跡
を記録することに等しい。
カウント数または大幅変動した部分を数えることにより
一定時間の間のエンジンの失火回数がつかめる。また、
軌跡が大幅変動を起こした部分はガソリンエンジンが失
火した時期に一致する。
一定時間の間のエンジンの失火回数がつかめる。また、
軌跡が大幅変動を起こした部分はガソリンエンジンが失
火した時期に一致する。
(効果)
(1)酸素センサを排気ガスに晒されるように取り付け
、この酸素センサと、カウント手段または観測手段とは
電気的に接続される。従来のように、排気ガスをチュー
ブにより運ぶ必要はなく、2サイクルエンジンや未燃炭
化水素の排出が多いエンジンで試験を行っても連続検査
に伴う精度の劣化は生じない。また、タイムラグは生じ
ず、応答性が良いので失火が連続しても失火状態(回数
や時期)が確実に把握できる。
、この酸素センサと、カウント手段または観測手段とは
電気的に接続される。従来のように、排気ガスをチュー
ブにより運ぶ必要はなく、2サイクルエンジンや未燃炭
化水素の排出が多いエンジンで試験を行っても連続検査
に伴う精度の劣化は生じない。また、タイムラグは生じ
ず、応答性が良いので失火が連続しても失火状態(回数
や時期)が確実に把握できる。
(2)ガソリンエンジンの失火を検知する原理は、エン
ジンが失火すると、吸入した空気中の酸素が燃焼に使用
されずに排気されることに基づく。また、排気ガス中の
酸素濃度に対してほぼ比例した出力を発生する酸素セン
サと、出力値の大幅な変動のみを一定時間計数するカウ
ント手段または出力の軌跡を一定時間記録する観測手段
とを備える構成により失火検知装置が成り立つ。このた
め、失火検知装置は簡単な構成で製造することができ、
本方法による失火検知装置は小型、軽量、安価である。
ジンが失火すると、吸入した空気中の酸素が燃焼に使用
されずに排気されることに基づく。また、排気ガス中の
酸素濃度に対してほぼ比例した出力を発生する酸素セン
サと、出力値の大幅な変動のみを一定時間計数するカウ
ント手段または出力の軌跡を一定時間記録する観測手段
とを備える構成により失火検知装置が成り立つ。このた
め、失火検知装置は簡単な構成で製造することができ、
本方法による失火検知装置は小型、軽量、安価である。
[実施例]
本発明の第1実施例であるガソリンエンジンの失火検知
装置Aを第1図−第3図に基づき説明する。
装置Aを第1図−第3図に基づき説明する。
第1図に示すように、ガソリンエンジンの失火検知装置
Aは、・一定値の排気ガス中の酸素濃度以上で直線的に
出力を発生する空燃比センサBと、スパイクカウンタC
とからなる。
Aは、・一定値の排気ガス中の酸素濃度以上で直線的に
出力を発生する空燃比センサBと、スパイクカウンタC
とからなる。
空燃比センサBは、酸素イオン伝導性固体電解質(平板
形状の安定化ジルコニア〉10の両側面に多孔質白金電
極(厚さ約20μ)11.12を被着して構成される酸
素ポンプ素子1と、同様の固体電解質20の両側面に形
成される2組の多孔質白金電極21.22.23.24
、および電極21.22の外方に形成される多孔質白金
電極25.26を設けて構成される固体電解質酸素濃淡
電池素子2とからなるセンサ部100、およびセンサ部
100を電子制御して酸素濃度に応じた電圧を発生させ
るセンサ制御部200からなる。
形状の安定化ジルコニア〉10の両側面に多孔質白金電
極(厚さ約20μ)11.12を被着して構成される酸
素ポンプ素子1と、同様の固体電解質20の両側面に形
成される2組の多孔質白金電極21.22.23.24
、および電極21.22の外方に形成される多孔質白金
電極25.26を設けて構成される固体電解質酸素濃淡
電池素子2とからなるセンサ部100、およびセンサ部
100を電子制御して酸素濃度に応じた電圧を発生させ
るセンサ制御部200からなる。
ポンプ素子lと電池素子2とは0.1mm以下の小間隙
101を形成して対向配置されている。
101を形成して対向配置されている。
電池素子2の電極21側には耐熱気密部材102により
、電極21.25が外気と連通ずるための空気室103
が形成されている。
、電極21.25が外気と連通ずるための空気室103
が形成されている。
これらポンプ素子1、電池素子2および耐熱気密部材1
02は絶縁部材104で支持され、ねじ105により排
気マニホールド106に配設される。
02は絶縁部材104で支持され、ねじ105により排
気マニホールド106に配設される。
センサ制御部200は、電池素子2の電!!21.22
間に発生する起電力eを抵抗31を介してオペアンプ3
2の反転入力端子に印加し、非反転入力端子に接続され
ている基準電圧源33と起電力eとの差に比例したオペ
アンプ32の出力をトランジスタ34に加えてポンプ素
子1の電極11.12間に流すポンプ電流Ipを制御す
るように作動する。なお、電池素子2の電極23.24
間には空気室103より小間隙101に酸素を一定値汲
み込むための定電流源35が接続されている。、空燃比
センサBの出力はトランジスタ34のコレクタと電極1
2との間に接続される負荷抵抗36の両端から取り出さ
れる。
間に発生する起電力eを抵抗31を介してオペアンプ3
2の反転入力端子に印加し、非反転入力端子に接続され
ている基準電圧源33と起電力eとの差に比例したオペ
アンプ32の出力をトランジスタ34に加えてポンプ素
子1の電極11.12間に流すポンプ電流Ipを制御す
るように作動する。なお、電池素子2の電極23.24
間には空気室103より小間隙101に酸素を一定値汲
み込むための定電流源35が接続されている。、空燃比
センサBの出力はトランジスタ34のコレクタと電極1
2との間に接続される負荷抵抗36の両端から取り出さ
れる。
第2図は、空燃比とポンプ電流Ipとの関係を示すグラ
フである。ポンプ素子1の電極11.12間に生じるポ
ンプ電流Ipは、理論空燃比14゜7より小さい範囲の
空燃比域から大きい範囲の空燃比域への空燃比の増大に
対応して増大する(ただし起電力eは正で一定〉。
フである。ポンプ素子1の電極11.12間に生じるポ
ンプ電流Ipは、理論空燃比14゜7より小さい範囲の
空燃比域から大きい範囲の空燃比域への空燃比の増大に
対応して増大する(ただし起電力eは正で一定〉。
スパイクカウンタCは、増幅部41、波形整形部42、
タイマ一部43、カウント部44、表示部45からなる
。
タイマ一部43、カウント部44、表示部45からなる
。
増幅部41は、負荷抵抗36の両端の電圧を広帯域増幅
し、波形整形部42に送る。
し、波形整形部42に送る。
波形整形部42は、電源421の電圧を可変することに
よりスパイクのみタイマ一部43に通す。
よりスパイクのみタイマ一部43に通す。
タイマ一部43は、リセットスイッチ431を押した後
、設定時限(10秒〜10分の間で可変可能)の間スパ
イクをカウント部44に通す。
、設定時限(10秒〜10分の間で可変可能)の間スパ
イクをカウント部44に通す。
カウント部44は、非同期式のBCDデケードカウンタ
回路をItしておリスパイク数をカウントし、BCD出
力を出す。
回路をItしておリスパイク数をカウントし、BCD出
力を出す。
表示部45は、BCD出力を受け、カウント数を表示す
る。
る。
ガソリンエンジンの失火検知袋fAの作用効果はつぎの
とおりである。
とおりである。
(1)ポンプ素子1と電池素子2とは0.1mm以下の
小間隙101を形成して対向配置され、開口方向は三方
向に跨がる。このため、ガソリンエンジンの失火検知装
置Aは応答性に優れ、失火が連続してもスパイクが重な
らず、失火回数が確実に把握できる。
小間隙101を形成して対向配置され、開口方向は三方
向に跨がる。このため、ガソリンエンジンの失火検知装
置Aは応答性に優れ、失火が連続してもスパイクが重な
らず、失火回数が確実に把握できる。
(2)全領域の空気燃料比が測定できる空燃比センサB
を使用しているので、との空燃比でエンジンを動かして
もボングミ流Ipにおけるスパイクが検出でき、失火回
数が確実に把握できる。
を使用しているので、との空燃比でエンジンを動かして
もボングミ流Ipにおけるスパイクが検出でき、失火回
数が確実に把握できる。
(3)予め、電源421の電圧を調節してクリッピンダ
レベルを決め、リセットスイッチ431を一度押すだけ
で、設定時限の間の失火回数が表示部45にデジタル表
示される。このため、ガソリンエンジンの失火検知装置
Aは操作が簡単である。
レベルを決め、リセットスイッチ431を一度押すだけ
で、設定時限の間の失火回数が表示部45にデジタル表
示される。このため、ガソリンエンジンの失火検知装置
Aは操作が簡単である。
(4)機械的に作動する部分が少なく、IC化が容易に
できる構成であるので、エンジンの失火検知装置Aは小
型、軽量、安価である。
できる構成であるので、エンジンの失火検知装置Aは小
型、軽量、安価である。
第4図は本発明の第2実施例であるガソリンエンジンの
失火検知装置を示す。
失火検知装置を示す。
ガソリンエンジンの失火検知装置りは、運転時に変化し
得る空燃比域で排気ガス中の酸素濃度に対して直線的に
出力を発生する空燃比センサEと、自動平衡機楕付きの
X−Y記録計Fとからなる。
得る空燃比域で排気ガス中の酸素濃度に対して直線的に
出力を発生する空燃比センサEと、自動平衡機楕付きの
X−Y記録計Fとからなる。
空燃比センサEは、センサ部5とセンサ制御部6とから
なる。
なる。
センサ部5において、511.512はIpポンプセル
51側の多孔質白金電極、521.522はVsセル5
2側の多孔質白金電極、53は拡散口、54は比較酸素
室であり、513.514.523は酸素の流れを示し
ている。
51側の多孔質白金電極、521.522はVsセル5
2側の多孔質白金電極、53は拡散口、54は比較酸素
室であり、513.514.523は酸素の流れを示し
ている。
第5図に示すように、ある一定の空燃比において、ポン
プ電流IpとVs(図示電圧〉との関係は、例えば、カ
ーブ61.62.63.64.65のとおりである。こ
こで、比較酸素室54の酸素分圧比によりVsミセル2
に生じる起電力を450mVを保つように、Ipポンプ
セル51をオペアンプ66.67.68により働かせれ
ばポンプ電流Ipは第6図に示すように酸素分圧λと直
線的に変化する。
プ電流IpとVs(図示電圧〉との関係は、例えば、カ
ーブ61.62.63.64.65のとおりである。こ
こで、比較酸素室54の酸素分圧比によりVsミセル2
に生じる起電力を450mVを保つように、Ipポンプ
セル51をオペアンプ66.67.68により働かせれ
ばポンプ電流Ipは第6図に示すように酸素分圧λと直
線的に変化する。
X−Y記録計Fは、オペアンプ68の出力を電位差計7
1に入力し、可変基準値と入力信号とを増幅器72で増
幅し、偏差信号が減少する方向にサーボモータ73を駆
動し、電位差計71は突差が零になって平衡する。ベン
74のY軸変位はこのサーボモータ73により行われる
。また、パルス発生器75、パルス増幅器76、ステッ
ピングモータ77によりベン74のX軸変位がなされる
。
1に入力し、可変基準値と入力信号とを増幅器72で増
幅し、偏差信号が減少する方向にサーボモータ73を駆
動し、電位差計71は突差が零になって平衡する。ベン
74のY軸変位はこのサーボモータ73により行われる
。また、パルス発生器75、パルス増幅器76、ステッ
ピングモータ77によりベン74のX軸変位がなされる
。
パルス発生器75のタイミングを100秒に設定し、空
燃比センサEを排気マニホールド106に配設して測定
したところ、記録紙70上のベン74の軌跡7は第7図
に示すようになった。
燃比センサEを排気マニホールド106に配設して測定
したところ、記録紙70上のベン74の軌跡7は第7図
に示すようになった。
同時に従来の装置(テフロンチューブ5mを取り付け、
排気ガスを排ガス分析計まで運んで未燃炭化水素量を調
べる〉でも測定を行った。なお、排ガス分析計はHOR
IBA MEXA・−8120である。
排気ガスを排ガス分析計まで運んで未燃炭化水素量を調
べる〉でも測定を行った。なお、排ガス分析計はHOR
IBA MEXA・−8120である。
ガソリンエンジンの失火検知装fiDの作用効果を述べ
る。
る。
(1)失火検知装置りにおけるスパイク701.702
.703・・・・・・732は、その時点においてガソ
リンエンジンの失火が起きたことを意味している。なお
、これらのスパイク701.702.703・・・・・
・732は、従来のガス分圧計の装置におけるT、HC
(未燃炭化水素濃度〉増大ビーク801.802・・・
・・・832にそれぞれ対応している。
.703・・・・・・732は、その時点においてガソ
リンエンジンの失火が起きたことを意味している。なお
、これらのスパイク701.702.703・・・・・
・732は、従来のガス分圧計の装置におけるT、HC
(未燃炭化水素濃度〉増大ビーク801.802・・・
・・・832にそれぞれ対応している。
従来の装置では全体にタイムラグが生じている。
また、増大ピーク803と804.805と806.8
11と812.818と819では失火が連続している
ため重なっている。
11と812.818と819では失火が連続している
ため重なっている。
ガソリンエンジンの失火検知装置りでは失火が連続して
もスパイクどうし重ならず、タイムラグも生じない。
もスパイクどうし重ならず、タイムラグも生じない。
(2)第1実施例の失火検知装置Aではスパイク721
を検出する場合やスパイク波形が著しく歪んでいる場合
など、カウント部44がミスカウントする恐れがあるが
、失火検知装置りの構成は装置が装置Aより多少大型で
、コスト高となるが適確に失火(スパイク)が把握でき
る。
を検出する場合やスパイク波形が著しく歪んでいる場合
など、カウント部44がミスカウントする恐れがあるが
、失火検知装置りの構成は装置が装置Aより多少大型で
、コスト高となるが適確に失火(スパイク)が把握でき
る。
(3)失火間隔、失火レベルが把握できる。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示す。
第1図はそのガソリンエンジンの失火検知装置の構成図
、第2図はその装置における空燃比とポンプ電流との関
係を示すグラフ、第3図はその装置での着火性評価試験
の様子を示す説明図である。 第4図〜第7図は本発明の第2実施例を示す。 第4図はそのガソリンエンジンの失火検知装置の構成図
、第5図はその装置においてポンプ電流IpとVs(図
示電圧)との関係を示すグラフ、第6図はその装置にお
いて酸素分圧λとポンプ電流Ipとの関係を示すグラフ
、第7図はその装置、および従来の装置による着火性評
価試験記録結果を示すグラフである。 図中 7・・・軌跡 A、D・・・ガソリンエンジンの
失火検知装置B、E・・・空燃比センサ(酸素センサ)
C・・・スパイクカウンタ(−カウント手段)F・・
・X−Y記録計<rm測手段)
、第2図はその装置における空燃比とポンプ電流との関
係を示すグラフ、第3図はその装置での着火性評価試験
の様子を示す説明図である。 第4図〜第7図は本発明の第2実施例を示す。 第4図はそのガソリンエンジンの失火検知装置の構成図
、第5図はその装置においてポンプ電流IpとVs(図
示電圧)との関係を示すグラフ、第6図はその装置にお
いて酸素分圧λとポンプ電流Ipとの関係を示すグラフ
、第7図はその装置、および従来の装置による着火性評
価試験記録結果を示すグラフである。 図中 7・・・軌跡 A、D・・・ガソリンエンジンの
失火検知装置B、E・・・空燃比センサ(酸素センサ)
C・・・スパイクカウンタ(−カウント手段)F・・
・X−Y記録計<rm測手段)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)測定時に変化し得る空燃比域で排気ガス中の酸素濃
度に対してほぼ比例した出力を発生する酸素センサと、 上記出力値の大幅な変動のみを一定時間計数するカウン
ト手段、または前記出力の軌跡を一定時間記録する観測
手段のどちらか一方と を備え、 一定時間内における、排気ガス中の酸素濃度が大幅な変
動を呈する回数をカウントするか、一定時間の間、排気
ガス中の酸素濃度の経時変化の軌跡を記録し、 上記カウント数および大幅変動した数が、一定時間内に
おける失火回数であり、 軌跡が大幅変動を起こす時点が失火時期であることに基
づき失火を把握するガソリンエンジンの失火検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173623A JPH0339631A (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | ガソリンエンジンの失火検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173623A JPH0339631A (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | ガソリンエンジンの失火検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339631A true JPH0339631A (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=15964044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1173623A Pending JPH0339631A (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | ガソリンエンジンの失火検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339631A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6021018A (en) * | 1997-01-17 | 2000-02-01 | Funai Electric Co., Ltd. | Loading mechanism for a video cassette |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5328301B2 (ja) * | 1974-12-13 | 1978-08-14 | ||
JPS61107131A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-26 | Mazda Motor Corp | エンジンの失火検出装置 |
JPS62282237A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | Mazda Motor Corp | 失火検出装置 |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP1173623A patent/JPH0339631A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5328301B2 (ja) * | 1974-12-13 | 1978-08-14 | ||
JPS61107131A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-26 | Mazda Motor Corp | エンジンの失火検出装置 |
JPS62282237A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-08 | Mazda Motor Corp | 失火検出装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6021018A (en) * | 1997-01-17 | 2000-02-01 | Funai Electric Co., Ltd. | Loading mechanism for a video cassette |
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