JPH0339462Y2 - - Google Patents

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JPH0339462Y2
JPH0339462Y2 JP1986073076U JP7307686U JPH0339462Y2 JP H0339462 Y2 JPH0339462 Y2 JP H0339462Y2 JP 1986073076 U JP1986073076 U JP 1986073076U JP 7307686 U JP7307686 U JP 7307686U JP H0339462 Y2 JPH0339462 Y2 JP H0339462Y2
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JP
Japan
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uneven pattern
plunger
smooth surface
uneven
parison
Prior art date
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JP1986073076U
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JPS62203234U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガラス成形用のプランジヤに関し、さ
らに詳しくは、プレスアンドブロー法により、内
周面に平滑面に接続する筋状の凹凸模様を有す
る、びんやコツプ等のガラス器を製造するための
プランジアに関する。
(従来の技術) びんやコツプ等のガラス器は、通常溶融ガラス
のゴブ(gob)をプランジヤと粗型を用いてプレ
スしてパリソンを形成した後、パリソンをガラス
器の形状にエアブローする所謂プレスアンドブロ
ー法によつて製造される。
この場合ガラス器の内周面に筋状の凹凸模様を
入れるために用いられるプランジヤ1は、従来第
12図に示すように、プランジヤの抜け勾配をと
るために、その周面2の下部まで延びる、上記凹
凸模様に対応する凹条3を形成されていた。
筋状の凹凸模様が途中で中断して平滑面に接続
するガラス器を製造する場合は、この凹凸模様に
対応するプランジヤの凹凸模様3を、プランジヤ
の抜け勾配をとるため例えば第13図に示すよう
にすることが考えられるが、この場合は凹条3の
下端部3aが次第に浅くなり、そのため形成され
るガラス器の凸模様の下端部も次第に浅くなつ
て、下端部まで鮮明な凹凸模様が得られないとい
う問題が生ずる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、プレスアンドブロー法により、内周
面に中断する筋状の凹凸模様を有するガラス器を
製造するためのプランジヤであつて、上記凹凸模
様を中断部近傍でも鮮明にすることが可能なプラ
ンジヤを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のプランジヤは、周面に平滑面部と段部
を介して接続する縦筋状の凹凸模様が形成されて
いることを特徴とする。
(作用) プランジヤの周面には、縦筋状の凹凸模様が、
段部すなわち比較的大きな勾配の部分を介して無
模様の平滑面部に接続している。従つて上記凹凸
模様の平滑面部側の端部は、凹凸模様の他の部分
と同様に凹凸が鮮明となる。従つてこのプランジ
ヤより形成されたパリソン、およびこのパリソン
よりブロー成形されたガラス器の対応する凹凸模
様の平滑面側の端部も、凹凸模様の他の部分と同
様に平滑面に対して凹凸が鮮明となる。
(実施例) 第1図は本考案の実施例であるプランジヤ11
の正面図を示したものであつて、その周面12の
上方部12aと下方部12bは円周方向の段部1
3を介して接続しており、下方部12bは全体と
して上方部12aよりも細くなつている。また抜
き勾配をとるため、上方部12aの上部直筒部1
2a1を除く上方テーパ部12a2、および下方部1
2bは全体として下細にテーパが付されている。
上方テーパ部12a2には、第2図、第4図、第
5図に示すように、縦筋状の凹凸模様14が周方
向に等間隔に、平滑面部15を挟んで4個所に形
成されている。凹凸模様14は段部13のレベル
で中断しており、その下の下方部12bの部分は
平滑面部17となつている。各凹凸模様14は、
第4図に最も明らかに示されるように、複数の
(第2図では8個の)凹条14aを有している。
凹凸模様14の最外部14bおよび平滑面部15
を包絡する面16は逆截頭円錐面になつている。
下方部12bにも第1図、第3図に示されるよ
うに、縦筋条の凹凸模様18が、上方テーパ部1
2a2の平滑面部15の下方に、段部13を起点と
して周方向に等間隔に平滑面部17を挟んで4個
所に形成されている。第3図、第5図に示される
ように、各凹凸模様18は、複数の(図では8個
の)凹条18aを有している。この場合も凹凸模
様18の最外部18bおよび平滑面部17を包絡
する面19はほぼ逆截頭円錐状になつている。上
部包絡面16は下内方に向う段部13を介して下
部包絡面19に接続する。この段部13のため、
第5図より明らかなように、凹条14aの下端部
14a1および凹条18aの上端部18a1は比較的
急勾配をもつて浅くなつている。そのため凹凸模
様14および18はそれぞれの下方および上方の
平滑面部17および15に対して凹凸が鮮明とな
る。
第6図は上記のプランジヤ11と粗型20を用
いて、溶融ガラスのゴブをプレスしてパリソン2
1を形成した状態を示す。パリソン21の内周面
には第7図、第8図に示すように、プランジヤ1
1の凹凸模様14および18にそれぞれ対応する
形状の凹凸模様24および28が形成され、また
プランジヤの段部13に対応する形状の段部23
が形成される。従つて凹凸模様24および28の
それぞれの下端部および上端部は、パリソン内周
面のそれぞれの下方および上方の平滑面部27お
よび25に対して、凹凸が鮮明となる。
第9図の30はパリソン21よりIS機によりブ
ロー成形されたガラスびんの例を示したものであ
つて、その内周面の上方部には、凹凸模様14に
対応する縦筋状の凹凸模様34が平滑面35を挟
んで形成されており、下方部にも凹凸模様18に
対応する縦筋状の凹凸模様38が平滑面37を挟
んで形成されている。そして凹凸模様34の下端
部34aは平滑面37に対し凹凸が鮮明になつて
おり、また凹凸模様38の上端部38aも平滑面
35に対して凹凸が鮮明になつている。
第10図の40はパリソン21から成形された
ガラスコツプの例を示したものであつて、この場
合は割型であるブロー仕上型の合い目の痕跡を外
周面からなくし、平滑面に美しい光沢をもたせる
ため、通常の回し吹き成形を行なつている。その
ため図示のように、それぞれ凹凸模様14および
18に対応する、捩れた凹凸模様44および48
が内周面に形成されている。凹凸模様44の下端
部44aおよび凹凸模様48の上端部48aはそ
れぞれ、平滑面47および45に対して凹凸が鮮
明となつている。
第11図の50はパリソン21を、特開昭61−
31320号公報に開示の方法によつて、回転方向を
繰り返し変えながら回し吹き成形して作られたガ
ラスコツプの例を示したものである。この場合は
直線状に下方に延びる凹凸模様54および58が
内周面に形成され、それらの下端部54aおよび
上端部58aはそれぞれ、平滑面57および55
に対して凹凸が鮮明になつている。
本考案は以上の実施例によつて制約されるもの
でなく、例えば凹凸模様は上方部の14のみで、
下方部の18はなくてもよい。またその逆であつ
てもよい。また段部は周方向に若干斜に傾いてい
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であるプランジアの正
面図、第2図および第3図はそれぞれ、第1図の
−線および−線に沿う横断面図、第4図
は第2図のA部の拡大図面、第5図は第2図の
−線に沿う縦断面図、第6図は第1図のプラン
ジヤを用いてパリソンを形成した状態を示す縦断
面図、第7図および第8図はそれぞれ、第6図の
パリソンの−線および−線に沿う横断面
図、第9図、第10図および第11図はそれぞれ
第6図のパリソンより形成されたガラス器の第
1、第2および第3の例を示す正面図、第12図
および第13図はそれぞれ第1および第2の比較
例であるプランジヤの要部縦断面図である。 11……プランジヤ、12……周面、13……
段部、14……凹凸模様、15……平滑面部、1
7……平滑面部、18……凹凸模様、30……ガ
ラスびん(ガラス器)、34,38……凹凸模様、
40,50……ガラスコツプ(ガラス器)、44,
48,54,58……凹凸模様。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周面に平滑面部と段部を介して接続する縦筋状
    の凹凸模様が形成されていることを特徴とするガ
    ラス成形用プランジヤ。
JP1986073076U 1986-05-15 1986-05-15 Expired JPH0339462Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986073076U JPH0339462Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986073076U JPH0339462Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203234U JPS62203234U (ja) 1987-12-25
JPH0339462Y2 true JPH0339462Y2 (ja) 1991-08-20

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ID=30917087

Family Applications (1)

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JP1986073076U Expired JPH0339462Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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JP (1) JPH0339462Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2490450A (en) * 1944-05-09 1949-12-06 Charles H Lysle Glass-shaping mold
US3151968A (en) * 1961-05-22 1964-10-06 Owens Illinois Glass Co Apparatus and method for forming hollow glass articles
JPS4839212A (ja) * 1971-09-21 1973-06-09

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS4839212A (ja) * 1971-09-21 1973-06-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62203234U (ja) 1987-12-25

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