JPH0339278B2 - - Google Patents
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- JPH0339278B2 JPH0339278B2 JP57161751A JP16175182A JPH0339278B2 JP H0339278 B2 JPH0339278 B2 JP H0339278B2 JP 57161751 A JP57161751 A JP 57161751A JP 16175182 A JP16175182 A JP 16175182A JP H0339278 B2 JPH0339278 B2 JP H0339278B2
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は炉心上方に旋回流発生装置を備えた高
速増殖炉に関する。 〔発明の技術的背景〕 第1図および第2図を参照して従来例を説明す
る。第1図はループ形高速増殖炉の概略構成を示
す縦断面図である。図中1は冷却材流入口1Aお
よび冷却材流出口1Bを有する原子炉容器を示
す。この原子炉容器1内には冷却材2が収容され
ており、上部開口1Cは遮蔽体3により閉塞され
ている。また上記原子炉容器1内には複数の燃料
集合体(図示せず)、制御棒(図示せず)等より
構成された炉心4が設置されている。この炉心4
外周にはブランケツト燃料集合体5、中性子遮蔽
体6が設けられている。そしてこれら炉心4、ブ
ランケツト燃料集合体5および中性子遮蔽体6等
は炉心支持構造物7を介して前記原子炉容器1に
支持固定されている。そして上記炉心支持構造物
7の1つとしての熱遮蔽板8は原子炉容器1内を
上下に2分し上方を上部プレナム9、下方を下部
プレナム10としている。上記炉心4上方には制
御棒駆動機構(図示せず)、炉内計装設備(図示
せず)等の炉心上部機構を収容した炉心上部機構
継胴11が前記遮蔽体3を貫通して設けられてい
る。そして炉心上部機構継胴11と炉心4との間
には複数の整流筒12Aからなる整流装置12が
設けられている。そして上記炉心上部機構継胴1
1外周の前記熱遮蔽板8上方には内筒13が設け
られている。そしてこの内筒13により原子炉容
器1への熱衝撃を緩和させる構成である。 以上の構成のループ形高速増殖炉によると、冷
却材流入口1Aより流入した冷却材2は下部プレ
ナム10内に流入し炉心4を下方から上方に通流
する。そして炉心4から流出した冷却材2は整流
装置12を通流した後内筒13内に流れ込み、内
筒13と原子炉容器1との間のアニユラス部14
を介して前記冷却材流出口1Bから流出する。 次に第2図を参照してタンク形高速増殖炉の概
略構成を説明する。図中51は原子炉容器を示
す。この原子炉容器51内には冷却材52が収容
されている。また上記原子炉容器51の上部開口
51Aはルーフスラブ53により閉塞されてい
る。上記原子炉容器51の上部にはフランジ部5
1Bが形成されており原子炉容器51はこのフラ
ンジ部51Bを介してリングガータ54にさらに
このリングガータ54を介して原子炉容器室55
に設置されておりその荷重を伝達している。原子
炉容器1内には複数の燃料集合体(図示せず)、
制御棒(図示せず)等より構成されている炉心5
6が設置されている。この炉心56は炉心支持構
造物57に収容されており、かつこの炉心支持構
造物57を介して前記原子炉容器51に支持され
ている。上記炉心支持構造物57と原子炉容器5
1との間には隔壁58が設置されている。そして
この隔壁58によつて原子炉容器51内を上下に
2分し上方を上部プレナム59、下方を下部プレ
ナム60としている。前記炉心56上方には制御
棒駆動機構(図示せず)、炉内計装設備(図示せ
ず)等の炉心上部機構を収容した炉心上部機構継
胴61が前記ルーフスラブ53を貫通して設置さ
れている。さらに炉心56外周にはルーフスラグ
53を貫通して中間熱交換器62、循環ポンプ6
3が設置されている。 以上の構成のタンク形高速増殖炉によると冷却
材52は炉心56を下方から上方に通流しその際
昇温する。そして炉心56から流出し炉心上部機
構継胴61内に流入しこの炉心上部機構継胴61
の流出口61Aから上部プレナム59内に流入す
る。そして中間熱交換器62内に流入して2次冷
却材(図示せず)と熱交換して下部プレナム60
内に流入する。そして循環ポンプ63により加圧
されて再度炉心56下方に送り込まれる。 〔背景技術の問題点〕 以上の構成によるとループ形およびタンク形の
場合も炉心から流出した冷却材を熱的に混合させ
る為に上部プレナム領域を十分に大きくし、熱的
混合を促進させる構成となつている。しかしなが
らループ形およびタンク形共に冷却材は複数のル
ープに分割されておりそれぞれのループで熱交換
を行ない循環するわけだが各機器の特性の違いに
より冷却材に若干の温度差が生じることがある。
また上記複数のループの内1つのループが事故を
起し停止した場合にはこの停止したループを補修
しながら運転を続ける(以後N−1ループ運転と
いう)という運転方法がとられることがあり、こ
の場合にも冷却材の熱的混合をさらに促進させる
必要がある。さらに原子炉が緊急停止した場合に
は、上方に高温の冷却材が位置し下方に低温の冷
却材が位置して上下方向に層状温度分布が形成さ
れ、炉内機器、原子炉容器等に熱応力を発生させ
る恐れがあり、上部プレナム内における冷却材の
熱的混合をさらに促進させ炉内機器および原子炉
容器等の健全性を確保する必要がある。 〔発明の目的〕 本発明の目的とするところは、炉心上方に旋回
流発生装置を設け、炉心から流出してくる冷却材
に旋回流を発生させることにより、N−1ループ
運転時、原子炉緊急停止時等における冷却材の熱
的混合を促進させ炉内機器および原子炉容器等の
建全性ひいては原子炉の健全性を維持することが
できる高速増殖炉を提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明による高速増殖炉は、原子炉容器と、こ
の原子炉容器内に設けられた炉心と、前記原子炉
容器の上部に設けられ同容器の上部開口を閉塞す
る遮蔽体と、この遮蔽体を貫通して前記炉心の上
方に設けられた炉心上部機構とを有する高速増殖
炉において、前記炉心上部機構の下端面に複数の
板体を前記炉心上部機構の周方向にほぼ等間隔
に、且つ半径方向に対して同一方向に傾斜させて
配設したものである。 本発明の構成によると、炉心から流出した冷却
材は炉心上部機構の下端面に当たつて上昇流から
水平流となり、炉心上部機構の下端面に設けられ
た複数の板体の間を通つて炉心上部機構継胴の外
周から放出される。このとき、板体は炉心上部機
構の下端面に周方向にほぼ等間隔で且つ半径方向
に対して同一方向に傾斜して配設されているの
で、炉心上部機構継胴の外周から放出される冷却
材を板体によつて原子炉容器の内壁に沿つて旋回
させることができ、冷却材の熱的混合を促進させ
ることができる。 したがつて旋回流の発生により冷却材の熱的混
合を促進させることができ冷却材の水平方向の温
度分布、上下方向の層状温度分布を低減させるこ
とが可能となり炉内機器および原子炉容器の熱応
力の発生を低減させることができ、健全性および
安全性を大いに向上させることができる。 〔発明の実施例〕 第3図ないし第5図を参照して本発明による第
1実施例を説明する。第3図はループ形高速増殖
炉の概略構成を示す縦断面図である。図中101
は冷却材流入口101Aおよび冷却材流出口10
1Bを有する原子炉容器を示す。この原子炉容器
101内には冷却材102が収容されており、上
部開口101Cは遮蔽体103により閉塞されて
いる。また上記原子炉容器101内には複数の燃
料集合体(図示せず)、制御棒(図示せず)等よ
り構成された炉心104が設置されている。この
炉心104外周にはブランケツト燃料集合体10
5、中性子遮蔽体106が設けられている。そし
てこれら炉心104、ブランケツト燃料集合体1
05および中性子遮蔽体106等は炉心支持構造
物107を介して前記原子炉容器101に支持固
定されている。そして上記炉心支持構造物107
の1つとしての熱遮蔽板108は原子炉容器10
1内を上下に2分し上部を上部プレナム109、
下方を下部プレナム110としている。上記炉心
104上方には制御棒駆動機構(図示せず)、炉
内計装設備(図示せず)等の炉心上部機構を収容
した炉心上部機構継胴111が前記遮蔽体103
を貫通して設けられている。そして炉心上部機構
継胴111と炉心104との間には複数の整流筒
112Aからなる整流装置112が設けられてい
る。そして上記炉心上部機構継胴111外周の前
記熱遮蔽板108上方には内筒113が設けられ
ている。そしてこの内筒113により原子炉容器
101への熱衝撃を緩和させる構成である。 前記炉心上部機構継胴111下端面には第4図
に示すように旋回流発生装置としての複数の板体
114が炉心の半径方向に対して傾斜して設けら
れている。この複数の板体114を設けることに
より炉心104から流出し整流装置112を通過
した冷却材102に旋回流を発生させる構成であ
る。 以上の構成のループ形高速増殖炉によると、冷
却材流入口101Aより流入した冷却材102は
下部プレナム110内に流入し炉心104を下方
から上方に通流する。そして炉心104から流出
した冷却材102は、整流装置112内を通流し
た後、炉心上部機構継胴111の下端面に当たつ
て上昇流から水平流となり、板体114の間を通
つて炉心上部機構継胴111の外周から放出され
る。このとき、板体114は炉心上部機構継胴1
11の下端面に周方向にほぼ等間隔で且つ半径方
向に対して同一方向に傾斜して取付けられている
ので、炉心上部機構継胴111の外周から放出さ
れる冷却材102は内筒113の内壁に沿つて旋
回する流れとなる。これにより内筒113内に旋
回流が発生し、旋回流によつて冷却材102の撹
拌が促進され、熱的混合が十分に行なわれる。そ
して冷却材102は内筒113と原子炉容器10
1との間のアニユラス部114を介して前記冷却
材流出口101Bから流出する。 すなわち炉心上部機構継胴111下端面に複数
の板体114を炉心104の半径方向に対して傾
斜させて設けることにより、炉心104を流出し
てくる冷却材102に旋回力を与えそれによつて
旋回流を発生させる構成である。 したがつて内筒113内において冷却材102
の撹拌が促進されそれによつて熱的混合が十分に
行なわれ水平方向および上下方向の温度分布の低
減を図ることができる。なお、上記実施例では本
発明をループ形高速増殖炉に適用した場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、タンク形高速増殖炉についても適用する
ことができる。 次に第6図ないし第8図を参照して第2の実施
例を説明する。第6図はタンク形高速増殖炉の概
略構成を示す縦断面図である。図中201は原子
炉容器を示す。この原子炉容器201内には冷却
材202が収容されている。また上記原子炉容器
201の上部開口201Aはルーフスラブ203
により閉塞されている。上記原子炉容器201の
上部にはフランジ部201Bが形成されており原
子炉容器201はこのフランジ部201Bを介し
てリングガータ204にさらにこのリングガータ
204を介して原子炉容器室205に設置されて
おりその荷重を伝達している。原子炉容器201
内には複数の燃料集合体(図示せず)、制御棒
(図示せず)等より構成されている炉心206が
設置されている。この炉心206は炉心支持構造
物207に収容されており、かつこの炉心支持構
造物207を介して前記原子炉容器201に支持
されている。上記炉心支持構造物207と原子炉
容器201との間には隔壁208が設置されてい
る。そしてこの隔壁208によつて原子炉容器2
01内を上下に2分し上方を上部プレナム20
9、下方を下部プレナム210としている。前記
炉心206上方には制御棒駆動機構(図示せず)、
炉内計装設備(図示せず)等の炉心上部機構を収
容した炉心上部機構継胴211が前記ルーフスラ
ブ203を貫通して設置されている。さらに炉心
206外周にはルーフスラブ203を貫通して中
間熱交換器212循環ポンプ213が設置されて
いる。 前記炉心上部機構継胴211下部には、第7図
に示すように旋回流発生装置としての複数の板体
214が炉心206の半径方向に対して傾斜して
設けられている。この複数の板体214を設ける
ことにより炉心206から流出してくる冷却材2
02に旋回流を発生させる構成である。そして上
記炉心上部機構継胴211の周壁には旋回流発生
装置としての複数の傾斜ノズル215が炉心20
6の半径方向に対して傾斜して設けられている。
そしてこの傾斜ノズル215により炉心上部機構
継胴211に流入してきた冷却材202は上部プ
レナム209内に流出する際旋回力を与えられ
る。この旋回力によつて冷却材202に旋回流が
発生する構成である。 以上の構成のタンク形高速増殖炉によると冷却
材202は炉心206を下方から上方に通流しそ
の際昇温する。そして炉心206から流出し炉心
上部機構継胴211内に流入する。そして冷却材
202は炉心上部機構継胴211内を上方に通流
し前記傾斜ノズル215を介して上部プレナム2
09内に流出する。そして傾斜ノズル215から
流出する際旋回力を与えられ、上部プレナム20
9内に流入した冷却材202に旋回流が発生す
る。この旋回流の発生により冷却材202は撹拌
され熱的混合が促進される。そして冷却材202
は中間熱交換器212内に流入しそこで2次冷却
材(図示せず)と熱交換して下部プレナム210
内に放出される。そして前記循環ポンプ213に
より加圧されて再度炉心206下方に送り込まれ
る。 また緊急スクラム後の低流量運転時(10〜30%
流量/定格運転時の流量)においては、前記炉心
上部機構継胴211と炉心206との間の隙間か
ら大半の冷却材202が上部プレナム209内に
流出する。このときには前記板体214により冷
却材202に旋回力が与えられ、上部プレナム2
09内に流入した冷却材202に旋回流を発生さ
せる。 すなわち炉心上部機構継胴211下部に複数の
板体214を炉心206の半径方向に対して傾斜
させて設け、かつ炉心上部機構継胴211周壁に
周方向に複数の傾斜ノズル215を炉心206の
半径方向に対して傾斜させて設けることにより炉
心206から流出してくる冷却材202に旋回力
を与えそれによつて旋回流を発生させる構成であ
る。 したがつて上部プレナム209内において冷却
材202の撹拌が促進され、それによつて水平方
向および上下方向の温度分布の低減を図ることが
できる。 そして前記第1実施例および上記第2実施例の
場合共に前記N−1ループ運転の実施が容易とな
りまたN−1ループ運転のみならず他の運転形式
の実施をも可能にする。そしてN−1ループ運転
時あるいは緊急スクラム後の温度分布を低減させ
ることができそれによつて原子炉容器等の熱応力
を低減させることができ、原子炉の健全性および
安全性を大いに向上させることができる。 前記第1および第2実施例では、旋回流発生装
置としての板体114,214炉心上部機構継胴
111,211下端部に、また傾斜ノズル215
を炉心上部機構継胴211側壁に設けたが、これ
に限つたことではない。例えば内筒113内側お
よび原子炉容器101,201内側に旋回流発生
装置を設けても同様の効果を得ることができる。 〔発明の効果〕 本発明は、原子炉容器と、この原子炉容器内に
設けられた炉心と、前記原子炉容器の上部に設け
られ同容器の上部開口を閉塞する遮蔽体と、この
遮蔽体を貫通して前記炉心の上方に設けられた炉
心上部機構とを有する高速増殖炉において、前記
炉心上部機構の下端面に複数の板体を前記炉心上
部機構の周方向にほぼ等間隔に、且つ半径方向に
対して同一方向に傾斜させて配設したものであ
る。 したがつて、炉心から流出した冷却材は炉心上
部機構の下端面に当たつて上昇流から水平流とな
り、さらに炉心上部機構の下端面に設けられた複
数の板体の間を通つて炉心上部機構の外周から放
出されるので、炉心上部機構継胴の外周から放出
される冷却材を板体によつて原子炉容器の内壁に
沿つて旋回させることができる。これにより冷却
材の熱的混合を促進させることができ、上部プレ
ナムにおける冷却材の温度分布を均一化させるこ
とができるので、原子炉容器および炉内機器の健
全性を確保することが可能となり、信頼性の高い
高速増殖炉を提供できる。
速増殖炉に関する。 〔発明の技術的背景〕 第1図および第2図を参照して従来例を説明す
る。第1図はループ形高速増殖炉の概略構成を示
す縦断面図である。図中1は冷却材流入口1Aお
よび冷却材流出口1Bを有する原子炉容器を示
す。この原子炉容器1内には冷却材2が収容され
ており、上部開口1Cは遮蔽体3により閉塞され
ている。また上記原子炉容器1内には複数の燃料
集合体(図示せず)、制御棒(図示せず)等より
構成された炉心4が設置されている。この炉心4
外周にはブランケツト燃料集合体5、中性子遮蔽
体6が設けられている。そしてこれら炉心4、ブ
ランケツト燃料集合体5および中性子遮蔽体6等
は炉心支持構造物7を介して前記原子炉容器1に
支持固定されている。そして上記炉心支持構造物
7の1つとしての熱遮蔽板8は原子炉容器1内を
上下に2分し上方を上部プレナム9、下方を下部
プレナム10としている。上記炉心4上方には制
御棒駆動機構(図示せず)、炉内計装設備(図示
せず)等の炉心上部機構を収容した炉心上部機構
継胴11が前記遮蔽体3を貫通して設けられてい
る。そして炉心上部機構継胴11と炉心4との間
には複数の整流筒12Aからなる整流装置12が
設けられている。そして上記炉心上部機構継胴1
1外周の前記熱遮蔽板8上方には内筒13が設け
られている。そしてこの内筒13により原子炉容
器1への熱衝撃を緩和させる構成である。 以上の構成のループ形高速増殖炉によると、冷
却材流入口1Aより流入した冷却材2は下部プレ
ナム10内に流入し炉心4を下方から上方に通流
する。そして炉心4から流出した冷却材2は整流
装置12を通流した後内筒13内に流れ込み、内
筒13と原子炉容器1との間のアニユラス部14
を介して前記冷却材流出口1Bから流出する。 次に第2図を参照してタンク形高速増殖炉の概
略構成を説明する。図中51は原子炉容器を示
す。この原子炉容器51内には冷却材52が収容
されている。また上記原子炉容器51の上部開口
51Aはルーフスラブ53により閉塞されてい
る。上記原子炉容器51の上部にはフランジ部5
1Bが形成されており原子炉容器51はこのフラ
ンジ部51Bを介してリングガータ54にさらに
このリングガータ54を介して原子炉容器室55
に設置されておりその荷重を伝達している。原子
炉容器1内には複数の燃料集合体(図示せず)、
制御棒(図示せず)等より構成されている炉心5
6が設置されている。この炉心56は炉心支持構
造物57に収容されており、かつこの炉心支持構
造物57を介して前記原子炉容器51に支持され
ている。上記炉心支持構造物57と原子炉容器5
1との間には隔壁58が設置されている。そして
この隔壁58によつて原子炉容器51内を上下に
2分し上方を上部プレナム59、下方を下部プレ
ナム60としている。前記炉心56上方には制御
棒駆動機構(図示せず)、炉内計装設備(図示せ
ず)等の炉心上部機構を収容した炉心上部機構継
胴61が前記ルーフスラブ53を貫通して設置さ
れている。さらに炉心56外周にはルーフスラグ
53を貫通して中間熱交換器62、循環ポンプ6
3が設置されている。 以上の構成のタンク形高速増殖炉によると冷却
材52は炉心56を下方から上方に通流しその際
昇温する。そして炉心56から流出し炉心上部機
構継胴61内に流入しこの炉心上部機構継胴61
の流出口61Aから上部プレナム59内に流入す
る。そして中間熱交換器62内に流入して2次冷
却材(図示せず)と熱交換して下部プレナム60
内に流入する。そして循環ポンプ63により加圧
されて再度炉心56下方に送り込まれる。 〔背景技術の問題点〕 以上の構成によるとループ形およびタンク形の
場合も炉心から流出した冷却材を熱的に混合させ
る為に上部プレナム領域を十分に大きくし、熱的
混合を促進させる構成となつている。しかしなが
らループ形およびタンク形共に冷却材は複数のル
ープに分割されておりそれぞれのループで熱交換
を行ない循環するわけだが各機器の特性の違いに
より冷却材に若干の温度差が生じることがある。
また上記複数のループの内1つのループが事故を
起し停止した場合にはこの停止したループを補修
しながら運転を続ける(以後N−1ループ運転と
いう)という運転方法がとられることがあり、こ
の場合にも冷却材の熱的混合をさらに促進させる
必要がある。さらに原子炉が緊急停止した場合に
は、上方に高温の冷却材が位置し下方に低温の冷
却材が位置して上下方向に層状温度分布が形成さ
れ、炉内機器、原子炉容器等に熱応力を発生させ
る恐れがあり、上部プレナム内における冷却材の
熱的混合をさらに促進させ炉内機器および原子炉
容器等の健全性を確保する必要がある。 〔発明の目的〕 本発明の目的とするところは、炉心上方に旋回
流発生装置を設け、炉心から流出してくる冷却材
に旋回流を発生させることにより、N−1ループ
運転時、原子炉緊急停止時等における冷却材の熱
的混合を促進させ炉内機器および原子炉容器等の
建全性ひいては原子炉の健全性を維持することが
できる高速増殖炉を提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明による高速増殖炉は、原子炉容器と、こ
の原子炉容器内に設けられた炉心と、前記原子炉
容器の上部に設けられ同容器の上部開口を閉塞す
る遮蔽体と、この遮蔽体を貫通して前記炉心の上
方に設けられた炉心上部機構とを有する高速増殖
炉において、前記炉心上部機構の下端面に複数の
板体を前記炉心上部機構の周方向にほぼ等間隔
に、且つ半径方向に対して同一方向に傾斜させて
配設したものである。 本発明の構成によると、炉心から流出した冷却
材は炉心上部機構の下端面に当たつて上昇流から
水平流となり、炉心上部機構の下端面に設けられ
た複数の板体の間を通つて炉心上部機構継胴の外
周から放出される。このとき、板体は炉心上部機
構の下端面に周方向にほぼ等間隔で且つ半径方向
に対して同一方向に傾斜して配設されているの
で、炉心上部機構継胴の外周から放出される冷却
材を板体によつて原子炉容器の内壁に沿つて旋回
させることができ、冷却材の熱的混合を促進させ
ることができる。 したがつて旋回流の発生により冷却材の熱的混
合を促進させることができ冷却材の水平方向の温
度分布、上下方向の層状温度分布を低減させるこ
とが可能となり炉内機器および原子炉容器の熱応
力の発生を低減させることができ、健全性および
安全性を大いに向上させることができる。 〔発明の実施例〕 第3図ないし第5図を参照して本発明による第
1実施例を説明する。第3図はループ形高速増殖
炉の概略構成を示す縦断面図である。図中101
は冷却材流入口101Aおよび冷却材流出口10
1Bを有する原子炉容器を示す。この原子炉容器
101内には冷却材102が収容されており、上
部開口101Cは遮蔽体103により閉塞されて
いる。また上記原子炉容器101内には複数の燃
料集合体(図示せず)、制御棒(図示せず)等よ
り構成された炉心104が設置されている。この
炉心104外周にはブランケツト燃料集合体10
5、中性子遮蔽体106が設けられている。そし
てこれら炉心104、ブランケツト燃料集合体1
05および中性子遮蔽体106等は炉心支持構造
物107を介して前記原子炉容器101に支持固
定されている。そして上記炉心支持構造物107
の1つとしての熱遮蔽板108は原子炉容器10
1内を上下に2分し上部を上部プレナム109、
下方を下部プレナム110としている。上記炉心
104上方には制御棒駆動機構(図示せず)、炉
内計装設備(図示せず)等の炉心上部機構を収容
した炉心上部機構継胴111が前記遮蔽体103
を貫通して設けられている。そして炉心上部機構
継胴111と炉心104との間には複数の整流筒
112Aからなる整流装置112が設けられてい
る。そして上記炉心上部機構継胴111外周の前
記熱遮蔽板108上方には内筒113が設けられ
ている。そしてこの内筒113により原子炉容器
101への熱衝撃を緩和させる構成である。 前記炉心上部機構継胴111下端面には第4図
に示すように旋回流発生装置としての複数の板体
114が炉心の半径方向に対して傾斜して設けら
れている。この複数の板体114を設けることに
より炉心104から流出し整流装置112を通過
した冷却材102に旋回流を発生させる構成であ
る。 以上の構成のループ形高速増殖炉によると、冷
却材流入口101Aより流入した冷却材102は
下部プレナム110内に流入し炉心104を下方
から上方に通流する。そして炉心104から流出
した冷却材102は、整流装置112内を通流し
た後、炉心上部機構継胴111の下端面に当たつ
て上昇流から水平流となり、板体114の間を通
つて炉心上部機構継胴111の外周から放出され
る。このとき、板体114は炉心上部機構継胴1
11の下端面に周方向にほぼ等間隔で且つ半径方
向に対して同一方向に傾斜して取付けられている
ので、炉心上部機構継胴111の外周から放出さ
れる冷却材102は内筒113の内壁に沿つて旋
回する流れとなる。これにより内筒113内に旋
回流が発生し、旋回流によつて冷却材102の撹
拌が促進され、熱的混合が十分に行なわれる。そ
して冷却材102は内筒113と原子炉容器10
1との間のアニユラス部114を介して前記冷却
材流出口101Bから流出する。 すなわち炉心上部機構継胴111下端面に複数
の板体114を炉心104の半径方向に対して傾
斜させて設けることにより、炉心104を流出し
てくる冷却材102に旋回力を与えそれによつて
旋回流を発生させる構成である。 したがつて内筒113内において冷却材102
の撹拌が促進されそれによつて熱的混合が十分に
行なわれ水平方向および上下方向の温度分布の低
減を図ることができる。なお、上記実施例では本
発明をループ形高速増殖炉に適用した場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、タンク形高速増殖炉についても適用する
ことができる。 次に第6図ないし第8図を参照して第2の実施
例を説明する。第6図はタンク形高速増殖炉の概
略構成を示す縦断面図である。図中201は原子
炉容器を示す。この原子炉容器201内には冷却
材202が収容されている。また上記原子炉容器
201の上部開口201Aはルーフスラブ203
により閉塞されている。上記原子炉容器201の
上部にはフランジ部201Bが形成されており原
子炉容器201はこのフランジ部201Bを介し
てリングガータ204にさらにこのリングガータ
204を介して原子炉容器室205に設置されて
おりその荷重を伝達している。原子炉容器201
内には複数の燃料集合体(図示せず)、制御棒
(図示せず)等より構成されている炉心206が
設置されている。この炉心206は炉心支持構造
物207に収容されており、かつこの炉心支持構
造物207を介して前記原子炉容器201に支持
されている。上記炉心支持構造物207と原子炉
容器201との間には隔壁208が設置されてい
る。そしてこの隔壁208によつて原子炉容器2
01内を上下に2分し上方を上部プレナム20
9、下方を下部プレナム210としている。前記
炉心206上方には制御棒駆動機構(図示せず)、
炉内計装設備(図示せず)等の炉心上部機構を収
容した炉心上部機構継胴211が前記ルーフスラ
ブ203を貫通して設置されている。さらに炉心
206外周にはルーフスラブ203を貫通して中
間熱交換器212循環ポンプ213が設置されて
いる。 前記炉心上部機構継胴211下部には、第7図
に示すように旋回流発生装置としての複数の板体
214が炉心206の半径方向に対して傾斜して
設けられている。この複数の板体214を設ける
ことにより炉心206から流出してくる冷却材2
02に旋回流を発生させる構成である。そして上
記炉心上部機構継胴211の周壁には旋回流発生
装置としての複数の傾斜ノズル215が炉心20
6の半径方向に対して傾斜して設けられている。
そしてこの傾斜ノズル215により炉心上部機構
継胴211に流入してきた冷却材202は上部プ
レナム209内に流出する際旋回力を与えられ
る。この旋回力によつて冷却材202に旋回流が
発生する構成である。 以上の構成のタンク形高速増殖炉によると冷却
材202は炉心206を下方から上方に通流しそ
の際昇温する。そして炉心206から流出し炉心
上部機構継胴211内に流入する。そして冷却材
202は炉心上部機構継胴211内を上方に通流
し前記傾斜ノズル215を介して上部プレナム2
09内に流出する。そして傾斜ノズル215から
流出する際旋回力を与えられ、上部プレナム20
9内に流入した冷却材202に旋回流が発生す
る。この旋回流の発生により冷却材202は撹拌
され熱的混合が促進される。そして冷却材202
は中間熱交換器212内に流入しそこで2次冷却
材(図示せず)と熱交換して下部プレナム210
内に放出される。そして前記循環ポンプ213に
より加圧されて再度炉心206下方に送り込まれ
る。 また緊急スクラム後の低流量運転時(10〜30%
流量/定格運転時の流量)においては、前記炉心
上部機構継胴211と炉心206との間の隙間か
ら大半の冷却材202が上部プレナム209内に
流出する。このときには前記板体214により冷
却材202に旋回力が与えられ、上部プレナム2
09内に流入した冷却材202に旋回流を発生さ
せる。 すなわち炉心上部機構継胴211下部に複数の
板体214を炉心206の半径方向に対して傾斜
させて設け、かつ炉心上部機構継胴211周壁に
周方向に複数の傾斜ノズル215を炉心206の
半径方向に対して傾斜させて設けることにより炉
心206から流出してくる冷却材202に旋回力
を与えそれによつて旋回流を発生させる構成であ
る。 したがつて上部プレナム209内において冷却
材202の撹拌が促進され、それによつて水平方
向および上下方向の温度分布の低減を図ることが
できる。 そして前記第1実施例および上記第2実施例の
場合共に前記N−1ループ運転の実施が容易とな
りまたN−1ループ運転のみならず他の運転形式
の実施をも可能にする。そしてN−1ループ運転
時あるいは緊急スクラム後の温度分布を低減させ
ることができそれによつて原子炉容器等の熱応力
を低減させることができ、原子炉の健全性および
安全性を大いに向上させることができる。 前記第1および第2実施例では、旋回流発生装
置としての板体114,214炉心上部機構継胴
111,211下端部に、また傾斜ノズル215
を炉心上部機構継胴211側壁に設けたが、これ
に限つたことではない。例えば内筒113内側お
よび原子炉容器101,201内側に旋回流発生
装置を設けても同様の効果を得ることができる。 〔発明の効果〕 本発明は、原子炉容器と、この原子炉容器内に
設けられた炉心と、前記原子炉容器の上部に設け
られ同容器の上部開口を閉塞する遮蔽体と、この
遮蔽体を貫通して前記炉心の上方に設けられた炉
心上部機構とを有する高速増殖炉において、前記
炉心上部機構の下端面に複数の板体を前記炉心上
部機構の周方向にほぼ等間隔に、且つ半径方向に
対して同一方向に傾斜させて配設したものであ
る。 したがつて、炉心から流出した冷却材は炉心上
部機構の下端面に当たつて上昇流から水平流とな
り、さらに炉心上部機構の下端面に設けられた複
数の板体の間を通つて炉心上部機構の外周から放
出されるので、炉心上部機構継胴の外周から放出
される冷却材を板体によつて原子炉容器の内壁に
沿つて旋回させることができる。これにより冷却
材の熱的混合を促進させることができ、上部プレ
ナムにおける冷却材の温度分布を均一化させるこ
とができるので、原子炉容器および炉内機器の健
全性を確保することが可能となり、信頼性の高い
高速増殖炉を提供できる。
第1図および第2図は従来例を示す図で第1図
はループ形高速増殖炉の縦断面図、第2図はタン
ク形高速増殖炉の縦断面図、第3図ないし第5図
は本発明の第1実施例を示す図で、第3図はルー
プ形高速増殖炉の縦断面図、第4図は第3図の一
部拡大図、第5図は第4図の−断面図、第6
図ないし第8図は本発明の第2実施例を示す図
で、第6図はタンク形高速増殖炉の縦断面図、第
7図は第6図の一部拡大図、第8図は第7図の
−断面図である。 101,201……原子炉容器、103……遮
蔽体、203……ルーフスラブ(遮蔽体)、10
4,206……炉心、114,214……板体
(旋回流発生装置)、215……傾斜ノズル(旋回
流発生装置)。
はループ形高速増殖炉の縦断面図、第2図はタン
ク形高速増殖炉の縦断面図、第3図ないし第5図
は本発明の第1実施例を示す図で、第3図はルー
プ形高速増殖炉の縦断面図、第4図は第3図の一
部拡大図、第5図は第4図の−断面図、第6
図ないし第8図は本発明の第2実施例を示す図
で、第6図はタンク形高速増殖炉の縦断面図、第
7図は第6図の一部拡大図、第8図は第7図の
−断面図である。 101,201……原子炉容器、103……遮
蔽体、203……ルーフスラブ(遮蔽体)、10
4,206……炉心、114,214……板体
(旋回流発生装置)、215……傾斜ノズル(旋回
流発生装置)。
Claims (1)
- 1 原子炉容器と、この原子炉容器内に設けられ
た炉心と、前記原子炉容器の上部に設けられ同容
器の上部開口を閉塞する遮蔽体と、この遮蔽体を
貫通して前記炉心の上方に設けられた炉心上部機
構とを有する高速増殖炉において、前記炉心上部
機構の下端面に複数の板体を前記炉心上部機構の
周方向にほぼ等間隔に、且つ半径方向に対して同
一方向に傾斜させて配設したことを特徴とする高
速増殖炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57161751A JPS5951390A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 高速増殖炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57161751A JPS5951390A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 高速増殖炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5951390A JPS5951390A (ja) | 1984-03-24 |
JPH0339278B2 true JPH0339278B2 (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=15741191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57161751A Granted JPS5951390A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 高速増殖炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5951390A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739386A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Nuclear reactor |
JPS5810680A (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-21 | 株式会社東芝 | 炉心上部機構 |
JPS5850497A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-24 | 株式会社東芝 | 高速増殖炉 |
-
1982
- 1982-09-17 JP JP57161751A patent/JPS5951390A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5739386A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Nuclear reactor |
JPS5810680A (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-21 | 株式会社東芝 | 炉心上部機構 |
JPS5850497A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-24 | 株式会社東芝 | 高速増殖炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5951390A (ja) | 1984-03-24 |
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