JPH033922Y2 - - Google Patents

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JPH033922Y2
JPH033922Y2 JP1984017925U JP1792584U JPH033922Y2 JP H033922 Y2 JPH033922 Y2 JP H033922Y2 JP 1984017925 U JP1984017925 U JP 1984017925U JP 1792584 U JP1792584 U JP 1792584U JP H033922 Y2 JPH033922 Y2 JP H033922Y2
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JP
Japan
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light
optical
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hollow
light guide
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JP1984017925U
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JPS60130403U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、レンズ系等を使用して集束した例え
ば太陽光を光導体ケーブルを通して遠隔地に伝送
し、該遠隔地にて該光導体ケーブルより水中に放
出させて光エネルギーとして利用する場合等にお
いて、前記光エネルギーを効率よくかつ均一に放
射し得るようにした光ラジエータに関する。
従来技術 近時、太陽光エネルギーに対する関心が高ま
り、その効果的利用について各方面で活発に研究
開発が行われている。太陽光エネルギーを利用す
る場合、太陽光エネルギーを電気エネルギー、熱
エネルギー等に変換することなく、そのまゝ光エ
ネルギーとして利用すれば、変換ロスがなく、最
も効率よいことは明らかであり、例えば、屋外で
収集した太陽光を光導体ケーブルを通して照明を
必要とする箇所例えば室内等に導いて照明に供し
たり、或いは、海中に導いて海中動植物の育成に
供したり、更には、クロレラ等微生物の繁殖、人
体の健康増進等のための光源として利用すること
等が提案されている。しかし、光導体の端面から
光を放出させた場合、光の広がり角度は約40゜で
スポツト光源に近いものとなつてしまい、全体を
単一に照明するには必ずしも満足のいくものでは
なかつた。
目 的 本考案は、太陽光エネルギーに限定されるもの
ではないが、上述のごとき太陽光エネルギーの効
果的利用の一環としてなされたもので、レンズ系
によつて集束され、光導体ケーブルを通して伝送
されてきた太陽光エネルギーを、構造簡単かつ安
価な装置によつて効率よくかつ均一に水中に放射
し得る光ラジエータを提供しようとするものであ
る。
構 成 第1図は、本考案による光ラジエータの一実施
例を設明するための側断面図で、図中、1は透明
の中空球状体、2は光導体ケーブル、3はカツプ
リングで、該光導体ケーブル2の図示しない端部
にはレンズ系が設けられており、該レンズ系によ
つて集束された(太陽光又は人工光)が該光導体
ケーブル2内に導入されるようになつている。光
導体ケーブル2内には多数本の光導体例えば光フ
アイバー2′が設けられており、前述のようにして
光導体ケーブル内に導入された光は、実際には、
これら光フアイバー2′の端部より放出されるの
で、図示のように、球状体1を中空に形成し、該
中空球状体内において各光フアイバー2′を分散し
て配設するようにすれば、光導体ケーブルを通し
て伝送されてくる光を効果的に拡散させることが
でき、特に、各光フアイバー2′の光出端面を中空
球状体の半径の略1/2の位置に配設することによ
り効果的に光を水中に拡散できる。
すなわち、空気の屈折率を1.0、中空体の屈折
率を1.5(ガラスの場合は1.5、アクリルの場合は
1.49)、水の屈折率を1.33とすると、光フアイバ
ーの端面から放出される光は、約22゜の出射角を
もつて放出されるが、これを中空体の中心に置い
た場合、該光フアイバーから放出された光は、中
空体の壁で屈折されることなくそのまま直進して
しまう。しかし、実際には、球の中心に多数本の
光フアイバーを配設することは不可能であり、中
心部に光フアイバーの端面が球の表面を構成する
ように密接して配置する。すると、光フアイバー
の断面は円形であるので、フアイバー同志の間に
〓間を生じ、この部分には光源が存在しないこと
になり、中空体の外側においても、この部分が暗
部になつてしまう。ここで、各光フアイバーの端
面を中空体の半径の略1/2の位置の所に配設する
と、光フアイバーから約22゜の角度で放出された
光は、中空体の壁面を構成しているガラス又はア
クリル、及び、中空体の外部の液体によつて屈折
され、これらの屈折率を前述のごとくした場合、
中空体の外側において約19゜になり、外側の光が
それ程広がらず、外側の光強度が遠方に行く程弱
くなるのを抑えることができる。しかも、各光フ
アイバーの端面が中空体の半径約1/2の位置に配
設されるので、密接配設した時に生じる前述のご
とき光フアイバー間の暗部を生じないように配設
することが可能となり、略全体にわたつて光を放
射することができる。
第2図及び第3図は、それぞれ本考案による光
ラジエータの応用例を設明するための図で、それ
ぞれ球状体1を複数個連接して設けた例を示す。
第4図は、第1図に示した光ラジエータをクロ
レラ培養光源として使用した場合のクロレラ培養
槽の一部切欠図、第5図は、第2図或いは第3図
に示した光ラジエータをクロレラ培養光源として
使用した場合のクロレラ培養槽の一部切欠図で、
これらの図から明らかなように、本考案による光
ラジエータを使用すると、光導体ケーブル2内の
光フアイバー2′を多数個の光ラジエータに分岐し
て使用することができるので、クロレラ培養槽内
に多数個の光源を配設することができ、従つて、
クロレラで影となる部分がなく、全てのクロレラ
に均等に光エネルギーを供給することができ、効
率よくクロレラを培養することが可能となる。
効 果 以上の設明から明らかなように、本考案による
と、簡単かつ安価な装置によつて、光導体ケーブ
ルを伝送されてくる光エネルギーを均等にかつ効
率よく水中に放射することができ、多数個の光ラ
ジエータを接近して配設することができるので、
そのように配設した場合、あらゆる方向からの光
を受けることができ、例えば、クロレラの培養光
源として使用して効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による光ラジエータの一実施
例を設明するための側面図、第2図及び第3図
は、それぞれ本考案による光ラジエータの応用例
を示す図、第4図及び第5図は、それぞれ本考案
による光ラジエータの使用例を設明するための図
である。 1…透明の中空球状体、2…光導体ケーブル、
2′…光フアイバー、3…カツプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明の中空球状体と、核球状体内に光を導入す
    るための光導体ケーブルとを有し、該光導体ケー
    ブルは複数本の光フアイバーから成り、各光フア
    イバーの光放出端面が前記球状体の中空内におい
    て核中空球状体の半径の略1/2の位置に分散され
    て配設されていることを特徴とする光ラジエー
    タ。
JP1792584U 1984-02-10 1984-02-10 光ラジエ−タ Granted JPS60130403U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1792584U JPS60130403U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 光ラジエ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1792584U JPS60130403U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 光ラジエ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60130403U JPS60130403U (ja) 1985-08-31
JPH033922Y2 true JPH033922Y2 (ja) 1991-01-31

Family

ID=30506081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1792584U Granted JPS60130403U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 光ラジエ−タ

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JP (1) JPS60130403U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917082U (ja) * 1972-05-15 1974-02-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60130403U (ja) 1985-08-31

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