JPH0339131Y2 - - Google Patents

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JPH0339131Y2
JPH0339131Y2 JP1985083485U JP8348585U JPH0339131Y2 JP H0339131 Y2 JPH0339131 Y2 JP H0339131Y2 JP 1985083485 U JP1985083485 U JP 1985083485U JP 8348585 U JP8348585 U JP 8348585U JP H0339131 Y2 JPH0339131 Y2 JP H0339131Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧力釜の釜内圧力を可及的に一定に
するための調圧弁に関する。
背景技術 先行技術では、釜本体に開閉可能に保持される
蓋に弁座を取付け、弁座に形成されている上下に
延びる弁孔の上端部に、逆円錐状の弁体を乗載し
ている。釜内圧力が上昇してきたときには、弁体
が弁孔の軸線に関して、傾斜姿勢となり、釜内の
蒸気が弁孔と弁体との隙間に沿つて放散され、釜
内圧力が低下する。
このような先行技術では、弁孔と弁体との隙間
を釜内圧力に応じて、希望する値に設定して釜内
圧力を一定に保つことが困難であり、したがつて
釜内圧力が大きく変動することになつた。
即ち釜内圧力が上昇して、弁孔と弁体との間に
隙間が生じるような弁体が傾いた状態で、釜内か
ら蒸気が放散され、釜内の圧力が大きく減少する
まで、弁体の傾いた姿勢が保たれていた。釜内圧
力が大きく減少した後に、弁体が弁孔を塞ぐ元の
状態に戻り、こうして釜内圧力が大きく変動し、
その圧力を一定に保持することができなくなつて
いた。
考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、釜内圧力を一定に保つことが
できるようにした圧力釜の調圧弁を提供すること
である。
問題点を解決するための手段 本考案は、圧力釜2の釜本体3に開閉可能に保
持される蓋4の上面に、上下に延びる軸線37を
有する弁座9が固定され、弁座9の基端部15に
は、蓋4の上面に、前記軸線37と同軸の直円筒
状の案内面19を有する案内部材14が固定さ
れ、 弁座9は、前記軸線37に同軸の弁孔11を有
し、この弁孔11は、蓋4の下方に連通してお
り、 弁座9の頭部20は、前記軸線37に垂直な水
平断面が、一対の円弧部分21,22と、相互に
平行な側壁23,24とを有する小判形となつて
おり、頭部20の円弧部分21,22は、前記軸
線37を中心とする仮想円柱体の外周面に一致し
ており、 弁座9の基端部15と頭部20の下部との間に
は、案内部材14よりも上方で頭部20の側壁2
3,24間の距離dよりも小径であり、かつ案内
部材14の案内面19よりも小径であるくびれ部
38が形成され、 弁体部材27は、弁座9の頭部20と、その頭
部20から下方に延びるくびれ部38の一部分と
が収納される凹所29が、前記軸線37に同軸に
形成され、 この弁体部材27はまた、前記凹所28内で前
記軸線37に同軸に、凹所28の上底29から下
方に突出した弁体10を有し、 弁体10は、弁座9の弁孔11の上端部11a
に部分的に嵌まり込んで着座する逆円錐部25
と、この逆円錐部25から上方に連なる同軸の直
円柱部26とから成り、 弁体部材27の凹所28の周壁の下端部には、
環状凹溝30が形成され、 この環状凹溝30には、周方向に分断されたC
字状の環状ロツク片31が、弾発的に嵌め込まれ
ており、この環状ロツク片31は、自然状態で凹
所28に部分的に突出しており、頭部20は、環
状ロツク片31を挿脱自在であり、 弁座9の頭部20は、弁体10の逆円錐部25
が弁孔11の上端部11aに着座している状態
で、環状ロツク片31よりも上方にあり、弁体部
材27の下端部には、周方向に等間隔をあけて複
数本の案内片34が、前記軸線37に平行に下方
に延びて固定され、 この案内片34は、案内部材14の案内面19
の外方近傍に位置しており、 案内片34の下端部35は、弁体10の逆円錐
部25が弁孔11の上端部11aに着座している
状態では、蓋4の上方にあり、また頭部20の下
端部33が環状ロツク片31に当つている状態で
は、案内部材14の上端部36よりも下方にある
ことを特徴とする圧力釜の調圧弁である。
作 用 本考案に従えば、圧力釜の釜本体に開閉可能に
保持される蓋に、弁座を取付ける。この弁座は上
下に延びる弁孔と、上下に延びる案内面とを有す
る。また、前記弁孔の上端部に嵌込むことができ
る逆円錐部を有する弁体が設けられ、この弁体を
備える弁体部材には、前記案内面に沿つて上下に
移動可能な案内片を取付け、この弁体が弁孔の軸
線に沿つて移動可能であるようにした。したがつ
て圧力釜の釜内圧力が上昇したときであつても、
また釜内圧力が減少したときであつても、前記弁
体が傾斜しようとすると、弁体に設けられた案内
片が、弁座に設けられた案内面に接触し、弁体が
傾斜することを防ぐ。したがつて弁体と前記弁孔
とは、その半径方向の間隙が周方向に均一である
ようにできる。したがつて釜内圧力に応じて、弁
体と弁孔との間隙を希望する値に設定することが
でき、釜内圧力を希望する値に一定に保つことが
できる。
さらに本考案に従えば、弁体部材27の凹所2
8には、弁体10が突出して形成されており、こ
の凹所28の周壁の下端部には、環状凹溝30が
形成され、この環状凹溝30は、周方向に分断さ
れたC字状の環状ロツク片31が弾発的に嵌め込
まれており、この環状ロツク片31は、自然状態
で凹所28に部分的に突出しており、したがつて
弁座9の頭部20は、弁体部材27の凹所28の
開放端側から環状ロツク片31を弾発的に押し拡
げて凹所28内に挿入され、またその凹所28か
ら離脱することが可能であり、このようにして簡
単な構成で、弁座9に弁体部材27を取付けるこ
とができる。
さらにまた本考案に従えば、釜内圧力が上昇し
て弁体部材27が上方に押上げられたとき、弁孔
11内の蒸気は、弁孔11の上端部11aと弁体
10の逆円錐部25との環状の隙間を経て排出さ
れ、小判形となつている。弁座9の頭部20の側
壁23,24の外周面と凹所28の外周面との間
の充分に大きな〓間を経て外部に排出されること
ができる。
さらに本考案に従えば、弁体部材27の下端部
に下方に延びて固定されている複数本の案内片3
4の下端部35は、弁体10の逆円錐部25が弁
孔11の上端部11aに着座している第1図の状
態では、蓋4の上方に間隔Dをあけて存在し、ま
たこの下端部35は、頭部20の下端部33が環
状ロツク片31に当つている第5図の状態では、
案内部材14の上端部36よりも下方にあり、し
たがつて弁体部材27は、弁座9の軸線37と常
に同軸にある姿勢となつている。したがつてこの
ことによつて弁孔11の上端部11aと弁体10
の逆円錐部25との〓間は周方向にわたつて均一
であり、上述のように、釜内圧力を希望する値に
一定に保つことができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の調圧弁1の断面図
であり、第2図は調圧弁1を備えた圧力釜2の断
面図である。圧力釜2は、釜本体3と釜本体3を
開閉する蓋4とを有する。調圧コツク5は、蓋4
に取付けられており、釜本体3内部を大気に連通
する開閉弁としての機能を有するとともに、蓋4
が閉じられた状態では、蓋4を釜本体3に保持す
る機能を有する。釜本体3は、炉体6の燃焼室7
に部分的に収納され、燃焼室7にはバーナ8が臨
む。
調圧弁1に関して、蓋4には弁座9が固定され
る。弁座9には弁体10が着座する。蓋4によつ
て釜本体3を覆つた状態において、弁座9は鉛直
軸線を有する弁孔11を有する。弁孔11の下端
部は、絞り12となつている。弁座9は蓋4側に
臨む受座13を有し、受座13と蓋4との間に直
円筒状の案内部材14が介在される。
弁座9の外ねじ部15は、案内部材15の挿通
孔16と、蓋4の挿通孔17とを挿通し、蓋4の
内側でナツト18に螺合する。案内部材14は受
座13と蓋4との間で挟圧されて固定されてい
る。案内部材14の外周面は、案内面19となつ
ている。
第3図は弁座9の分解斜視図である。弁座9は
弁孔11の上端部11aを形成する頭部20を有
する。頭部20は円弧部分21,22と相互に平
行な側壁23,24とを有し、全体の形状が偏平
となつている。円弧部分21,22は、弁孔11
の軸線を中心とする仮想円柱体の外周面に一致し
ている。
弁体10は逆円錐部25と、逆円錐部25の上
端部から上方に連なる同軸の直円柱部26とから
成り、弁体部材27の凹所28内でその上底29
から下方に突出している。弁体部材27には、つ
まみ37が螺着される。凹所28の周壁の下端部
には、周方向に延びる環状凹溝30が形成されて
おり、環状凹溝30内には第4図に示される環状
ロツク片31が緩やかに嵌め込まれる。環状ロツ
ク片31は、周方向に分断されており、環状凹溝
30に嵌まり込んだ自然状態で、凹所28に部分
的に突出している。弁座9の側壁24は、環状ロ
ツク片31よりも上方で、凹所28内に収納され
る。
逆円錐部25が、弁座9の弁孔11の上端部1
1aに部分的に嵌まり込んで、当接して閉弁状態
となつているので、環状ロツク片31と側壁24
の下端部33との間に間隙がある。
釜内圧力が上昇して、弁体部材27が上方に押
しあげられ、逆円錐部25の外周面と弁孔11の
上端部11aとの間に隙間が生じた状態で、側壁
24の円弧部分21,22における下端部33が
凹所28の内方に突出している環状ロツク片31
に当たり、弁体部材27が弁座9から外れてしま
うことを防ぐ。
環状ロツク片31は、前述のように周方向に分
断されており、かつ弾発性を有するので、弁体部
材27を側壁24に向けて押し付けて、側壁24
が凹所28に入り込むように押し付けたとき、環
状ロツク片31が半径方向外方に広がり、側壁2
4が環状ロツク片31よりも上方で、凹所28内
に入り込むことが可能となる。
弁体部材27の下端部には、周方向に等間隔を
あけて、合計4本の直円柱状の案内片34が固定
される。案内片34の軸線は、弁体10の軸線に
平行である。弁体10が弁座9上に着座している
状態において、案内片34は案内部材14の案内
面19の近傍に有り、案内片34の下端部35
は、蓋4よりも間隔Dだけ上方にある。
弁体部材27が上方に変位して、弁座9の頭部
20の下端部33が環状ロツク片31に当つてい
る状態で、案内片34の下端部35は、案内部材
14の上端部36よりも下方にあるように、案内
片34の長さが定められている。
釜内圧力が上昇して、弁体部材27が押しあげ
られるとき、案内片34は第5図に示されるよう
に案内部材14の案内面19に接触することがで
き、したがつて弁体10の軸線と弁孔11の軸線
とがほぼ一直線上にある。したがつて逆円錐部2
5の外周面と、弁孔11の上端部11aとの間の
隙間は、半径方向の幅が周方向に一定である環状
の隙間となつており、これによつて釜内の圧力の
変動を抑制してほぼ一定に保つことができるよう
になる。
弁座9は、蓋4の上面に、上下に延びる軸線3
7を有して固定される。案内部材14は、前記軸
線37と同軸の直円筒状の案内面19を有する。
弁座9は、前記軸線37に同軸の弁孔11を有
し、この弁孔11は、蓋4の下方に、絞り12を
介して連通している。
弁座9の頭部20は、軸線37に垂直な水平断
面が、一対の円弧部分21,22と、相互に平行
な側壁23,24とを有する小判形となつてい
る。弁座9の基端部である外ねじ部15と頭部2
0の下部との間には、案内部材14よりも上方で
頭部20の側壁23,24間の距離dよりも小径
であり、かつ案内部材14の案内面19よりも小
径であるくびれ部38が形成される。凹所28
は、弁体部材27に前記軸線37に同軸に形成さ
れており、頭部20と、その頭部20から下方に
延びるくびれ部38の一部分とが収納される。弁
体部材27は、弁体10を有し、この弁体10
は、凹所28内で前記軸線37に同軸に、凹所2
8の上底29から下方に突出して形成される。凹
所28の周壁の下端部に形成されている環状凹溝
30には、周方向に分断されたC字状の環状ロツ
ク片31が弾発的に嵌め込まれている。この環状
ロツク片31は、自然状態で、凹所28に部分的
に、第1図および第5図に示されるように突出し
ている。頭部20は、前述のように環状ロツク片
31を挿脱自在である。この頭部20は、弁体1
0の逆円錐部25が弁孔11の上端部11aに着
座している第1図の状態では、環状ロツク片31
よりも上方にある。案内片34の下端部35は、
弁体10の逆円錐部25が弁孔11の上端部11
aに着座している状態では、蓋4の上方にある。
またこの下端部35は、頭部20の下端部33が
環状ロツク片31に当つている第5図の状態で
は、案内部材14の上端部36よりも下方にあ
る。
第6図は本考案の一実施例の実験結果を示すグ
ラフである。ラインl1は釜内圧力を示し、ライ
ンl2は釜内温度を示す。本考案に従えば、強火
の状態および弱火の状態において、ラインl1に
示されるように、釜内圧力を希望する値に一定に
保つことが可能になつたことが確認された。
第7図は、本考案の比較のために行つた本件考
案者の実験結果を示すグラフである。この比較の
ための構成では、前述の第1図に示される実施例
における案内部材14および案内片34が除去さ
れた構成を有する。このような構成では、案内部
材14および案内片34が設けられていないの
で、先行技術に関連して述べたように弁体10が
弁孔11の軸線に関して、傾斜姿勢となる。その
ため強火の状態および弱火の状態において、ライ
ンl3に示されるように釜内圧力が大きく変動
し、またラインl4で示すように釜内温度が変動
して、一定に保つことができない。本考案は、上
述のように案内部材14および案内片34を設け
ることによつて、釜内圧力および釜内温度を第6
図のように一定に保つことができ、先行技術の問
題が解決される。なお、強火期間では、第6図お
よび第7図の実施例では、10001kcal/hである。
効 果 以上のように本考案に従えば、圧力釜の蓋に設
けられた弁座が有する案内面を、上下に延びるよ
うに形成した。また弁座が有する弁孔に嵌込む弁
体には、前記案内面に沿つて上下に移動可能な案
内片を取付けるようにした。したがつて弁体は、
弁孔の軸線に沿つて移動可能であり、弁体が傾斜
しようとしても、弁体に設けられた案内片が弁座
に形成された案内面に当接し、弁体が傾斜するこ
とを防ぐようにする。弁体と弁孔との隙間の半径
方向の幅は、周方向に均一であるようにできる。
したがつてこの隙間の幅を、希望する値に一定に
設定することができ、釜内圧力を希望する値に一
定に保持することができる。
また本考案に従えば、弁体部材27の弁体10
が下方に突出して形成される凹所28の周壁の下
端部には、環状凹溝30が形成され、この環状凹
溝30には、周方向に分断されたC字状の環状ロ
ツク片31が弾発的に嵌め込まれており、この環
状ロツク片31は自然状態で凹所28に部分的に
突出しており、頭部20は、環状ロツク片31を
挿脱自在であり、したがつて簡単な構成で、弁座
9に弁体部材27を取付けることができる。しか
もこの弁孔11からの蒸気は、弁孔11の上端部
11aと弁体10の逆円錐部25との間の環状の
〓間を経て、小判形の頭部20の側壁23,24
の外周面と凹所28の内周面との間の〓間を経て
外部に円滑に排出され、このことによつて、釜内
圧力を希望する値に一定に確実に保持することが
可能となる。
さらに本考案によれば、弁体部材27の下端部
に周方向に等間隔をあけて複数本の案内片34が
固定されており、この案内片34の下端部35
は、弁体10の逆円錐部25が弁孔11の上端部
11aに着座している状態では、蓋4の上方に、
前述のように間隔Dをあけて存在し、またこの下
端部35は、頭部20の下端部33が環状ロツク
片31に当つている状態では、案内部材14の上
端部36よりも下方にあり、こうして案内片34
と案内部材14との働きによつて、弁体部材2
7、したがつて弁体10は、弁座9の軸線37と
同軸に常に保たれる。このことによつてもまた釜
内圧力を希望する値に一定に確実に保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の調圧弁1の断面
図、第2図は調圧弁1を備えた圧力釜2の断面
図、第3図は弁座9に関連する構成を示す分解斜
視図、第4図は環状ロツク片31の斜視図、第5
図は調圧弁1の断面図、第6図は本考案の一実施
例の実験結果を示すグラフ、第7図は第1図にお
ける案内部材14および案内片34を除去した比
較例の実験結果を示すグラフである。 1……調圧弁、2……圧力釜、3……釜本体、
4……蓋、9……弁座、10……弁体、11……
弁孔、12……絞り、14……案内部材、19…
…案内面、23,24……側壁、25……逆円錐
部、26……直円柱部、27……弁体部材、30
……環状凹溝、31……環状ロツク片、34……
案内片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧力釜2の釜本体3に開閉可能に保持される蓋
    4の上面に、上下に延びる軸線37を有する弁座
    9が固定され、弁座9の基端部15には、蓋4の
    上面に、前記軸線37と同軸の直円筒状の案内面
    19を有する案内部材14が固定され、 弁座9は、前記軸線37に同軸の弁孔11を有
    し、この弁孔11は、蓋4の下方に連通してお
    り、 弁座9の頭部20は、前記軸線37に垂直な水
    平断面が、一対の円弧部分21,22と、相互に
    平行な側壁23,24とを有する小判形となつて
    おり、頭部20の円弧部分21,22は、前記軸
    線37を中心とする仮想円柱体の外周面に一致し
    ており、 弁座9の基端部15と頭部20の下部との間に
    は、案内部材14よりも上方で頭部20の側壁2
    3,24間の距離dよりも小径であり、かつ案内
    部材14の案内面19よりも小径であるくびれ部
    38が形成され、 弁体部材27は、弁座9の頭部20と、その頭
    部20から下方に延びるくびれ部38の一部分と
    が収納される凹所29が、前記軸線37に同軸に
    形成され、 この弁体部材27はまた、前記凹所28内で前
    記軸線37に同軸に、凹所28の上底29から下
    方に突出した弁体10を有し、 弁体10は、弁座9の弁孔11の上端部11a
    に部分的に嵌まり込んで着座する逆円錐部25
    と、この逆円錐部25から上方に連なる同軸の直
    円柱部26とから成り、 弁体部材27の凹所28の周壁の下端部には、
    環状凹溝30が形成され、 この環状凹溝30には、周方向に分断されたC
    字状の環状ロツク片31が、弾発的に嵌め込まれ
    ており、この環状ロツク片31は、自然状態で凹
    所28に部分的に突出しており、頭部20は、環
    状ロツク片31を挿脱自在であり、 弁座9の頭部20は、弁体10の逆円錐部25
    が弁孔11の上端部11aに着座している状態
    で、環状ロツク片31よりも上方にあり、弁体部
    材27の下端部には、周方向に等間隔をあけて複
    数本の案内片34が、前記軸線37に平行に下方
    に延びて固定され、 この案内片34は、案内部材14の案内面19
    の外方近傍に位置しており、 案内片34の下端部35は、弁体10の逆円錐
    部25が弁孔11の上端部11aに着座している
    状態では、蓋4の上方にあり、また頭部20の下
    端部33が環状ロツク片31に当つている状態で
    は、案内部材14の上端部36よりも下方にある
    ことを特徴とする圧力釜の調圧弁。
JP1985083485U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0339131Y2 (ja)

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JPS58109412U (ja) * 1982-01-20 1983-07-26 松下電器産業株式会社 圧力調理器の圧力調整装置
JPS59174114U (ja) * 1983-05-06 1984-11-21 株式会社東芝 調理器の調圧弁装置

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