JPH0339062A - 野菜類又は果実類又は植物生薬類の油中真空加熱処理物 - Google Patents

野菜類又は果実類又は植物生薬類の油中真空加熱処理物

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JPH0339062A
JPH0339062A JP1173767A JP17376789A JPH0339062A JP H0339062 A JPH0339062 A JP H0339062A JP 1173767 A JP1173767 A JP 1173767A JP 17376789 A JP17376789 A JP 17376789A JP H0339062 A JPH0339062 A JP H0339062A
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JP
Japan
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oil
vegetables
fruits
substance
oily
Prior art date
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Pending
Application number
JP1173767A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoji Nakagawa
中川 紀代司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
Ichimaru Pharcos Co Ltd
Original Assignee
Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
Ichimaru Pharcos Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd, Ichimaru Pharcos Co Ltd filed Critical Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ〉発明の目的 本発明は、新規な野菜類又は果実類、又は植物生薬類の
有効利用に関する。
「産業上の利用分野」 ■ 本発明による手段を用いて得られた。野菜類又は果
実類、又は植物生薬類の油状ペースト化物、又は、それ
より得られた油分、又は油状ペースト化物の脱油後の粉
体化物、又は、その造粒化物(以下1便宜上、これらの
4I!類の形状については、とくに示さない限り[油中
真空加熱処理物]と呼ぶ、)は、多くの場合、用いた原
料が有する臭い(匂い)が少ない状態で得られ、そのま
ま。
食用として利用できると共に、各種の加工食品類の添加
用原料や製菓用原料として、あるいは、更に、化粧料配
合原料、医薬用原料として利用できる。
■ 本発明による[油中真空加熱処理物〕は、マーガリ
ン、ショートニングを始め、マヨネーズ。
その他の練製品中に臭いの少ない状態で、容易に添加(
配合)できる。
■ 本発明による[油中真空加熱処理物]は、上記した
加工食品類の他、粉末化して、あるいは。
顆粒状に加工して1例えば、振り掛はタイプの加工食品
として利用できる。
■ 特に、野菜嫌いの偏食がちな成長期の乳幼児から大
人まで、そのままの状態で、容易に食べろことができる
ため、新しいタイプの機能性食品として用いることがで
きる。
■ 製菓用原料として、広く利用できると共に、冷菓(
アイスクリームなど)、プリン、ゼリージャム、マーマ
レード、チョコレート、チューインガム、あるいは、ミ
ルク、コーヒーなど、飲料中に配合して用いることがで
きる。
■ 化粧品用原料として、油脂を含むクリームや乳液中
に配合して用いることができると共に、粉末状タイプの
化粧料などにも配合できる。又、美容を目的とした入浴
剤配合用原料としても利用できる。
「従来の技術」 野菜類や果実類、あるいは植物生薬類の加工食品類や化
粧品、医薬品類などへの利用に当たっては、これまでに
、いろいろな手段が公知である。
中でも、長期保存、あるいは、それらの野菜や果物の端
境期にもコンスタントに利用(添加)が出来る点、更に
、嵩張らないなどの点で、最ち汎用されており、粉砕後
やスライスした後、乾燥した形態のものが利用されてき
ている。
乾燥に当っては、天日乾燥、熱風乾燥、凍結乾燥による
ものが、−船釣に採用されており、これらの乾燥によっ
て得られたものは、それぞれに一長一短が有り、目的に
応じて利用されてきた。
例えば、天日乾燥、熱風乾燥による野菜などの場合では
、酸化による栄養素の破壊や香味の低下を受は易いが、
低コストで加工できるメリットがある。一方、凍結乾燥
によれば、栄!!素の破°壊は少なくなる。又、香味も
保たれ易い点で優れているが、設備が大型化し、加工コ
ストが一般的に高くなることが欠点の一つとされている
「発明が解決しようとする課題」 本発明者らは、野菜類や果実類、あるいは薬用植物につ
いて、それらの有効的に利用する目的をもって、いろい
ろの加工法について検討を加えてきたが、その中で食用
油脂類の有効利用を兼ね。
油液中に野菜や果物の破砕したものを入れて、真空下に
おいて加熱処理して、脱水をはかり、それをもとに添加
することによって、新しい利用が開けるのではないかと
考え、研究を行なってきた。
すなわち[油中真空加熱処理物]についての応用を課題
となし、その新しい利用分野を求め研究を続けてきたの
であるが、その結果、以下に示す如く、操作性も極めて
容易にして、野菜や果物類、薬用植物をもとに、加工食
品や化粧品、あるいは医薬品への配合用として、有効利
用が出来ることを見出すに至った。
(ロ)発明の構成 本発明は、野菜類又は果実類、薬用植物類の破砕物を、
油液中で真空加熱処理して得られた油状ペースト化物、
それに含まれた油分、油分を除去して得られた粉末化物
、又は造粒化物をもってなる〔油中真空加熱処理物]か
らなる。
本発明による[油中真空加熱処理物]は、加工食品や化
粧品への配合用、あるいは、医薬用として、更に、それ
らに含まれた有効成分の抽出用原料となすことが出来る
以下、本発明に関する技術的手段とその効果、又は利用
法についての要点を述べると共に、2〜3の実施例を示
しながら、更に詳しく説明する。
「課題を解決するための手段」 (技術的手段) 本発明による[油中真空加熱処理物]を、加工食品や化
粧品に配合するに当って、まず、その製造法を説明すれ
ば、野菜や果実(果物類)、植物生薬類を粉砕して、こ
れに公知な各種植物、動物由来の食用グレードの油を混
合し、真空下で加熱攪拌することにより、野菜や果物に
含まれていた水分が蒸発、脱水されることによって、野
菜や果実類、あるいは植物生薬の油状ペースト化物が得
られ、あるいは、更に、得られたM+状ペースト化物を
高速遠心分離機に掛けることによって、油状ペースト化
物から、前記工程中で用いた油分を除き、遣F1磯に掛
けてa粒化物となすか、又は、造粒機に掛けないで乾燥
させて粉末化物となし、更に、油状ペースト化物から除
去された油分は、これも無駄なく利用可能となることで
ある。
従って、そのいずれかを加工食品配合用、化粧品配合用
、あるいは医薬用原料として用いることとなる。
(実施例1/製造法) 野菜類又は果実類、又は植物生薬類を破砕し、微細な泥
状化物となした後、食用油を熱媒体として添加、混合し
、真空下で、60〜120℃において、加熱、攪拌を行
なうことによって、水分を蒸散、脱水し、これによって
得られたペースト状物、又はその粉体化、造粒化して、
加工食品配合用、又は化粧品配合用の添加物を製する。
粉体化、又は造粒化に当っては、油状ペースト化物を高
速遠心分離機に掛けて、含まれる食用油を脱油後、乾燥
して得るも、更に必要により、造粒機に掛けて顆粒とな
す、顆粒化に当っては、公知な噴霧造粒法などにより、
バインダーを用いることなく顆粒(造粒)化できるが、
粉末化、造粒化に当たって、用途、目的に応じて、他の
栄養剤や添加物、あるいは、バインダー剤など1例えば
、デキストリン、ペクチン、アルギン酸などを添加して
もよい。
(実施例2/配合例) 野菜類又は果実類を破砕し、微細な泥状化物となした後
、食用油を熱媒体として添加、混合し、真空下で、60
〜120℃において、加熱、攪拌を行なうことによって
、水分を適宜蒸散、脱水し、これによって得られた油状
ペースト化物、又は、その粉体化、造粒化して得られた
、いずれかの加工物を適宜量取り、マーガリン、又はシ
ョートニングに添加、あるいは、マヨネーズ、ゼリー菓
子、アイスクリームの加工時に添加して、それぞれの商
品を製した。
(実施例3/配合例とその効果/評価)食用ニンジン1
00kgを水洗した後、ミンチカッターに掛けて破砕し
、更に高速ミキサーを用いて微細化し、泥状化を行なっ
た後、これを、容量5004のステンレス製の攪拌装置
、及び真空ポンプ装置の付いた蒸発釜に入れ1食用油(
米サラダオイル使用)100kgを加え、真空ポンプで
50トンまで減圧し、100℃に加熱を行ないながら攪
拌する。
これによって、水分が蒸発し、約110kgの油状のニ
ンジンペーストが得られる。この物は。
全くニンジン特有の匂いが消失し、味も大変良く、その
ままニンジンが嫌いといって食べられなかった人にも、
Nなく容易に食べることができる。
例えば、市販のマーガリンに、油状ニンジンペーストを
5%添加、さらに、イチゴジャムには。
油状ニンジンペーストをもとに、脱油して乾燥して得ら
れた粉末化物を1%添加して11練りし、それぞれ、ニ
ンジン入りマーガリンとジャムを製した後、これを柔ら
かな出来たての食パンに付け。
ニンジンの嫌いな小学生を対象にして、試食を試みたと
ころ、後記(第1表)に示す如く、そのすべての子供達
が、何の抵抗もなく、ニンジンが入っていることに気付
かず、おいしいといって食べてくれた。
又、ニンジン特有の色wA(カロチン様色素)も保持さ
れており、見た目にも大変奇麗であり、栄養的な面から
も優れていると共に、ニンジンの有する天然の色素の安
定化にも寄与し、効果的である。
特に1本発明によれば、ある特定の色素1例えば、赤や
黄色の色素を有した野菜類の内でも、ニンジンのごとく
、不溶性の繊維質を多く含むような根茎野菜類、果実類
では、せ橘類の果皮(例えば、オレンジや夏ミカン類の
果皮なと〉では、果皮と共に、丸ごと出発原料とするこ
と・も出来る。
その場合、上記実施例に準じて、破砕し、泥状化した後
、油状ペースト化物を得れば、それらの特有の二才イも
少なく、色の良い油状ペースト化物となして1食べ易く
なることである。
更に、ジャムやマーマレードなどには、脱油後の粉体化
物の添加は、これによって−味変わった、味のよい、苦
味の少ない製品ができることである。
更に、野菜嫌いの人達には、その補給に当たっては、カ
ツオ、ノリ、ゴマ、シソといったような既知の振り掛け
などに造粒したものを添加して用いると良い。
「第1表」試食後のアンケート結果 (実施例4/化粧品配合例) 前記、実施例3により得られた食用ニンジンのペースト
化物、又は、そのペースト化物を実施例1において示し
たような手段をもとに、脱油した後、粉末化したものを
用い、化粧品(ファンデーション)を製した。
次表(第2表)は、その際の処方例を示すものであるが
、配合は容易であり、特に乳化性が良くなり、これに伴
って、仕上がり状態も良好となって、しっとりとした保
湿性効果の高いファンデーションが得られることが解っ
た。又、塗布後の使用感についてみても、従来のファン
デーションに比べ、肌にソフトで滑らかな感触が得られ
ることである。
従来1例えば、いろいろな有機溶媒を用いて、抽出され
た植物由来のエキス類をもとに、化粧品類に利用されて
来ているが1本発明によれば、各種の野菜類や果実類の
みならず、植物生薬類全般にわたって、その中に含まれ
る成分を、そのままにして、水分のみ除去した状態で使
用することが出来るわけで、加工食品類や化粧品類のみ
ならず、和漢生薬の有効的な利用に当ってち、特に除去
される成分は少ないことから、和漢生薬製剤の加工用の
配合原料としても、充分に使用出来るのである。
(第2表に示すファンデーションの製法注解)Cをあら
かじめ、ライカイ機で充分に混合、微粉化、分散させて
おき、Bを80〜85℃に加fiして加えた後、これを
更に、Aを80〜85℃に保ち、溶融させた状態で加え
て、ボそミキサーに掛け、攪拌乳化する。乳化後、減圧
して脱泡を行ない、約55℃付近になったところでDを
添加。
冷却して製する。
(実施例5/薬用ニンジンの製剤化例)前記、実施例3
に示す方法に従って、出発原料のみ、食用ニンジンに替
えて、漢方生薬の薬用種ニンジン(オタネニンジンの生
の根:5〜6年根)をもとに、その油状ペースト化物を
得ると共に更に、実施例1に開示する手段を用いて、そ
の油状ペースト化物から高速遠心分j1機に掛けて。
脱油して乾燥粉末、及び造粒物を得た。
ここで得られた油状ペースト化物も粉末も、更に、顆粒
(造粒物)も、そのままで、又、公知なあらゆる形態(
剤形)の化粧品類、加工食品it!康食品を含む)類、
医薬品の製剤に配合して用いることができるが、但し、
液状タイプの加工製品にあっては、乳化・分散剤を、そ
の製剤中の系に添加することが必要である。
すなわち、水を含む液状タイプの製品では、経時的に成
膜するために、又、油状ペースト化物にあっては、共存
する油分が製品の上層部に分離するために、界面活性剤
を処方中に添加して、分散状態を均一に保つようにする
ことが必要である。
尚、ここで得られた粉末を6とに、エタノール又はメタ
ノールと水の混合割合が5=5〜6:4程度の割合でエ
キス分を抽出すると、ステロイド様のサポニンを高含有
したエキスが収率良く得られることが解った。
更に、エタノール又はメタノールと水の混合割合が3・
7〜1:9程度の溶液を抽出溶媒となし、本工程で得ら
れた粉末をもとに抽出すると、水に可溶性のエキスが、
従来法に比べて、約1〜15割程度、増収となることが
解った。
すなわち、従来法による薬用ニンジンからのサポニンや
薬用ニンジンからの水溶性エキスの抽出には1本工程で
示すような食用油をもって、加熱高圧真空処理するよう
な、いわゆる本発明のごとくの[油中真空加熱処理物]
から得るようなことはされず、いきなり各種の有機溶媒
を用いて抽出されてきたわけであるが、本誌を生薬類の
有効成分抽出の前処理に採用すれば、あるいは、本発明
で得られた粉末を、有効成分の抽出用原料とすれば、収
率よく、目的とする有効成分が得られるメリットがある
ことも解った。
つまり、本発明による[油中真空加熱処理物1を得る手
段は、これを応用すれば、薬用ニンジンに限らず、他の
すべての薬用植物類から、効率的に水溶性物質やその他
の抽出物を得ることが可能であることが解った。
(実施例6/キヤロツト油の分取) 前記、実施例3においては2食用ニンジンをもとに、油
中真空加熱処理して得られた油状ニンジンペースト化物
の製造法等を示したが、このニンジンペースト状物を、
更に、高速遠心分子1機に掛けることによって、脱油分
離された油分には、ニンジン中に含まれる脂溶性の成分
、特に、カロチンが移行しており、赤黄色を呈したカロ
チンを含む食用可能なカロット油が得られる。
化粧品などには、例えば、既に食用大豆油などに食用ニ
ンジンを浸漬させて、その大豆油中に溶出したカロチン
などを含む油が、カロット油と称して販売されているが
、ここで脱油された油分はまさに、そのまま化粧品や加
工食品への配合用力ロフト油として利用可能となるわけ
である。
更に、このような手段を利用すれば1例えば。
パセリの葉では、濃いグリーン色を呈した油分が分取出
来る。つまり、各種の出発原料中に含まれる脂溶性成分
は1本工程中に用いた食用油脂中に、そのほとんどが移
行してしまうことである。
本発明による油中真空加熱処理物となす素材(原料)と
しては1本発明では、野菜類、果実類、植物生薬類と広
義に示したが、植物生薬類については、漢方やヨーロッ
パや我が国において、民間薬として知られているものの
すべてに利用され、その際は、既に乾燥されたもの、切
り刻んだ乾燥されたもの、粉砕された粉末化されたもの
、そのいずれでも用いることができる。
一方、野菜類中には、食用に供せられるキノコ類、イモ
類、海藻類、及び一部の穀類も、その対象物となすこと
ができる。
又、新鮮な葉を有した水分量の多い生野菜類については
、ある程度、脱水され、天日乾燥されたような、生鮮野
菜としては流通できにくいようなしおれたものの法が良
い場合が多い、又、クズ野菜でも利用できることである
。この点は、果実についても共通する。
野菜類としては1例えば、アスパラガス、ウグイスナ、
ウド、エダマメ、オクラ、カブ葉、赤カブ、カポチャ、
カラシナ、カンビョウ、キャベツ、キュウリ、キヨウナ
、グリンピース、ゴボウ、コマツナ、サヤエントウ、サ
ヤインゲン、シソ、シソ実、ジュウロクササゲ、シュン
ギク、紅ショウガ、セリ、セロリ、ゼンマイ、切り干し
グイコン、ダイコン葉、タケノコ、ツクシ、ツルナ、ト
ウガラシ(干し)、トウガラシ葉、トウナ、ナス、ナズ
ナ、ニラ、ニンジン2ニンジン葉、ノビル、ハクサイ、
パセリ、ピーマン、フキ、ホウレンソウ、ミツバ、ミョ
ウガ、モチグサ、モヤシ、レンコン、ワサビ、ジャガイ
モ、サツマイモ、サトイモ、ナガイモ、それに、きのこ
頚では、マツタケ、シイタケ、マツシュルーム、ナメコ
、キクラゲ、シメジなど。
果実類としては、例えば、アンズ(干し)、アボガド2
イチジク、イチゴ、カリン、カキ、キウ化グミ、スモモ
、バナナ、ナシ、ビワ、ブドウリンゴ、モモ、メロン、
キンカン、ナラミカン、オレンジ、ミカン2ユズ、レモ
ンなど、それに、種実として、クリ、クルミ、ゴマ、ギ
ンナシなど。
更に、南藻類では、ワカメ、コンブ、ヒジキ。
アラン、マツモ、トロロコンブ、食用クロレラ粉末など
である。
〈ハ〉発明の効果 本発明による、油中真空加熱処理法における基本的な技
術は、古くから知られ1例えば、身近な加工製品を上げ
れば、ポテトチップスやインスタントラーメンなどの加
工に応用されていたところの技術である。
本発明者は、この処理法をヒントに、新しい利用分野を
求め、前記したごとく、油状ペースト化物を得て、これ
をもとに、新規ないくつかの知見を6って、利用法を開
発することが出来たことがその大きな効果である。
すなわち、これまで、本誌の如くの手段を用いて得られ
たところの油状ペースト化物、あるいは、その分離した
油分、更には、油分を除去して得られた粉末化物、又は
その造粒物をもとに、利用したとする例は、他に見当た
らないように思われ、本発明によって、加工食品産業分
封のみならず、化粧品や医薬品産業の分野においても、
全く新しい素材を提供することとなり、これによって。
様々な商品化が更に拡大されてくるものと考えられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 野菜類又は果実類又は植物生薬を破砕し、微細な泥状化
    物となした後、食用油を熱媒体として添加、混合し、真
    空下で、60〜120℃において、加熱、攪拌を行なう
    ことによって、水分を蒸散、脱水して得られた油状ペー
    スト化物、又は油状ペースト化物から分取して得られた
    油分、又は油状ペースト化物をもとに、油分を除去して
    得られた粉体化物又は造粒化物からなる、油中真空加熱
    処理物。
JP1173767A 1989-07-04 1989-07-04 野菜類又は果実類又は植物生薬類の油中真空加熱処理物 Pending JPH0339062A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100215400B1 (ko) * 1997-05-27 1999-08-16 김진수 건강보조식품용 유중수적형 영양음료 및 그 제조방법
JP2016013092A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 日清フーズ株式会社 ニンジンペーストおよびその製造方法

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KR100215400B1 (ko) * 1997-05-27 1999-08-16 김진수 건강보조식품용 유중수적형 영양음료 및 그 제조방법
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