JPH0338736Y2 - - Google Patents

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JPH0338736Y2
JPH0338736Y2 JP15252785U JP15252785U JPH0338736Y2 JP H0338736 Y2 JPH0338736 Y2 JP H0338736Y2 JP 15252785 U JP15252785 U JP 15252785U JP 15252785 U JP15252785 U JP 15252785U JP H0338736 Y2 JPH0338736 Y2 JP H0338736Y2
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JP
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transparent
knob
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rib frame
resin
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JP15252785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表示部の照明ムラを防止するようにし
た透光ノブに関する。
〔従来の技術〕
従来から、オーデイオ装置等の各種電気機器に
はスイツチの動作,不動作状態の識別を容易にす
るため、第5図に示すようにノブ本体1の表面に
設けられた表示部2を光源3からの光で照明する
ようにした透光ノブ4が使用されている。このた
め、ノブ本体1は非透光性樹脂で形成され、表示
部2は透光性樹脂で形成されている。
このような透光ノブ4の成形方法としては、ノ
ブ本体1の成形時に透光性樹脂を金型内に射出充
填して表示部2を同時成形する2色成形法と、第
6図に示すようにノブ本体1の表面に形成された
文字,記号等の表示部2を形成する透光孔5に透
光性樹脂6を注入硬化させる方法とが知られてい
る。なお、7は透光孔5を被うマスクである。
〔考案が解決しようとする問題点〕 後者の透光性樹脂を後から注入する方法は、前
者の2色成形法に比べて安価に製作し得るという
利点を有するものの、この方法では第6図に示す
ように透光性樹脂6が表面張力および硬化時の収
縮により一定厚みとならず、中央部が周縁部に比
べて薄くなり、したがつて各部の透過率が異なり
表示部2内で照明ムラが生じるという不都合があ
つた。また、注入樹脂の量により全体的な透過率
にバラツキが生じるため、注入量の管理を綿密に
行う必要がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る透光ノブは上述したような問題を
解決すべくなされたもので、非透光性樹脂によつ
て一体に形成され表面に文字,記号等の表示部を
形成する透光孔が設けられたノブ本体と、前記透
光孔に注入される透光性樹脂とからなり、前記ノ
ブ本体の内面に前記透光孔の周囲を囲繞するリブ
枠を一体に突設したものである。
〔作用〕
本考案においてはリブ枠で透光孔の周囲を囲繞
することで透光性樹脂の注入面積が減少し、表面
張力,硬化時の収縮による影響を少なくできる。
したがつて、表示部の各部の透過率を等しくで
き、照明ムラを防止する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る透光ノブの一実施例を示
す断面図、第2図は同ノブの一部破断斜視図であ
る。本実施例はノブ本体1の内面で透光孔5の周
りに本考案を特徴づけるリブ枠10を一体に突設
して該孔5を囲繞した点が第5図および第6図に
示した従来ノブと異なるだけで、その他の構成は
全て同一である。透光性樹脂6は、ノブ本体1の
表面にマスク(図示せず)をした上でリブ枠10
内に注入されて固化する。この時の注入量はリブ
枠10で囲まれた体積より若干多めの量とし、そ
の一部をリブ枠10から溢れた透光性樹脂6はリ
ブ枠10とノブ本体1の内側面との間の隙間に流
れて硬化する。
かくして、このような構成からなる透光ノブに
おいては、リブ枠10により透光性樹脂6の注入
量管理が容易で、常にほぼ一定量の注入量とする
ことができ、また透光孔5の周囲をリブ枠10で
囲んでいるため、従来より注入面積が大幅に減少
し、透光性樹脂6の表面張力および硬化時の収縮
を少なくすることができる。特に、従来と同一量
の透光性樹脂6を注入した場合、リブ枠10で区
切つているため、透光性樹脂6の歪みが増し、収
縮による最大厚みと最小厚みの差△dを小さくで
き、したがつて透光性樹脂6の各部の透過率が略
一定となり、表示部2の照明ムラを防止すること
ができる。但し、透光性樹脂6の厚みが増すと、
光の吸収が多くなるため、同一の明るさを得るた
めには透光性樹脂6の透過率を従来ノブで使用し
た透光性樹脂のそれよりも下げる必要がある。
第3図および第4図に本考案の他の実施例を示
す斜視図および断面図である。本実施例はノブ本
体1の表面中央部に第1表示部20を設け、さら
にこの第1表示部20を取り囲む第2表示部21
を設け、かつ第2表示部21の透過率を第1表示
部20より大きくした例を示すものである。その
ため、ノブ本体1の内面には第1表示部20の透
光孔24の囲繞する第1のリブ枠25と、第2表
示部21の透光孔26を囲繞する第2のリブ枠2
7が一体に突設されている。また、第2のリブ枠
27は第1のリブ枠25より低く、これによつて
第1のリブ枠25内に注入される透光性樹脂6の
厚みを第2のリブ枠27内に注入される透光性樹
脂6の厚みを厚くして第1表示部20の透過率を
第2表示部21のそれより低くしている。この結
果、第1表示部20の明るさを第2表示部21よ
り暗くでき、特に光源をノブ本体1の中央下方に
設置した場合などは、中央部に強い光がくるた
め、均一照明を行うためにはこの部分の透過率を
他の部分より下げる必要があり、その意味でリブ
高さを変えることは有効な方法といえる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る透光ノブは、ノ
ブ本体の内面に透光孔の周囲を囲繞するリブ枠を
一体に突設し、このリブ枠内に透光性樹脂を注入
して硬化させるように構成したので、注入面積が
減少し、樹脂の表面張力および硬化時の収縮を少
なくし得る。したがつて、透光性樹脂の各部の透
過率が略一定となり、表示部の照明ムラを防止す
ることができる。また、注入量の管理も容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る透光ノブの一実施例を示
す断面図、第2図は同ノブの一部破断斜視図、第
3図および第4図は本考案の他の実施例を示す斜
視図および断面図、第5図および第6図は透光ノ
ブの従来例を示す斜視図および断面図である。 1…ノブ本体、2,20,21…表示部、4…
透光ノブ、5,24,26…透光孔、6…透光性
樹脂、10,25,27…リブ枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非透光性樹脂によつて一体に形成され表面に文
    字,記号等の表示部を形成する透光孔が設けられ
    たノブ本体と、前記透光孔に注入される透光性樹
    脂とからなり、前記ノブ本体の内面に前記透光孔
    の周囲を囲繞するリブ枠を一体に突設したことを
    特徴とする透光ノブ。
JP15252785U 1985-10-07 1985-10-07 Expired JPH0338736Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15252785U JPH0338736Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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JP15252785U JPH0338736Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS6262717U JPS6262717U (ja) 1987-04-18
JPH0338736Y2 true JPH0338736Y2 (ja) 1991-08-15

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