JPH0338386B2 - - Google Patents
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- JPH0338386B2 JPH0338386B2 JP25994086A JP25994086A JPH0338386B2 JP H0338386 B2 JPH0338386 B2 JP H0338386B2 JP 25994086 A JP25994086 A JP 25994086A JP 25994086 A JP25994086 A JP 25994086A JP H0338386 B2 JPH0338386 B2 JP H0338386B2
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- dynamic vibration
- vibration absorber
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は地震や風等、建物に作用する振動外
力の影響を低減させるための動吸振器に関するも
のである。
力の影響を低減させるための動吸振器に関するも
のである。
動吸振器(ダイナミツクダンパー)は構造物の
振動を抑える目的で、第3図のモデルに示すよう
に付加マスaをバネcとダンパーdで構造物bに
つなげたもので、付加マスaの方に振動を吸収さ
せることにより、構造物bの振動を低減させる装
置である。
振動を抑える目的で、第3図のモデルに示すよう
に付加マスaをバネcとダンパーdで構造物bに
つなげたもので、付加マスaの方に振動を吸収さ
せることにより、構造物bの振動を低減させる装
置である。
風や地震等、非定常的な振動を受ける建物への
適用例としては千葉ポートタワーの例が知られて
いる(日経アーキテクチユア1986年5月5日号、
日経マグロウヒル社、136頁〜141頁)。
適用例としては千葉ポートタワーの例が知られて
いる(日経アーキテクチユア1986年5月5日号、
日経マグロウヒル社、136頁〜141頁)。
第4図a〜eは千葉ポートタワーの頂部に設置
された動吸振器の図であり、図中X方向のレール
26に沿つて摺動する質量M1の第1付加マス2
1とY方向のレール27に沿つて摺動する質量
M2の第2付加マス22を、それぞれX方向、Y
方向のバネ24,25(バネ定数KX、KY)で支
持し、それぞれ第2付加マス22および建物に固
定された基礎フレーム23につないである。建物
が加振されると、建物と共振して第1付加マス2
1は第2付加マス22上のレール26に沿つて摺
動し、所定の減衰定数CXを与えるダンパー28
によりエネルギーを吸収して振動を減衰させる。
ダンパー28は第1付加マス21の側面に設けた
ラツク29と円筒状の容器に設けたピニオン30
と噛み合わせによりピニオン30が回転し、これ
に接続した抵抗板(鉛直方向)に対する容器内の
粘性流体の抵抗によつて振動を減衰させるように
なつている。Y方向についても同様に、建物の振
動と共振して第2付加マス22が、基礎フレーム
23上のレール27に沿つて摺動し、所定の減衰
定数CYを与えるダンパー31によりエネルギー
を吸収して振動を減衰させる。
された動吸振器の図であり、図中X方向のレール
26に沿つて摺動する質量M1の第1付加マス2
1とY方向のレール27に沿つて摺動する質量
M2の第2付加マス22を、それぞれX方向、Y
方向のバネ24,25(バネ定数KX、KY)で支
持し、それぞれ第2付加マス22および建物に固
定された基礎フレーム23につないである。建物
が加振されると、建物と共振して第1付加マス2
1は第2付加マス22上のレール26に沿つて摺
動し、所定の減衰定数CXを与えるダンパー28
によりエネルギーを吸収して振動を減衰させる。
ダンパー28は第1付加マス21の側面に設けた
ラツク29と円筒状の容器に設けたピニオン30
と噛み合わせによりピニオン30が回転し、これ
に接続した抵抗板(鉛直方向)に対する容器内の
粘性流体の抵抗によつて振動を減衰させるように
なつている。Y方向についても同様に、建物の振
動と共振して第2付加マス22が、基礎フレーム
23上のレール27に沿つて摺動し、所定の減衰
定数CYを与えるダンパー31によりエネルギー
を吸収して振動を減衰させる。
機械の分野における動吸振器の設計において、
主振動系の振幅倍率の最大値を最小にするために
は、動吸振器と主振動系に次のような関係があれ
ばよいことが知られている(「動吸振器の実用性
(1)」、背戸一登、機械の研究第36巻第4号、1984
年、第477頁〜第478頁)。
主振動系の振幅倍率の最大値を最小にするために
は、動吸振器と主振動系に次のような関係があれ
ばよいことが知られている(「動吸振器の実用性
(1)」、背戸一登、機械の研究第36巻第4号、1984
年、第477頁〜第478頁)。
ωo/Ωo=1/1+μ ……(1)
ζ=√38(1+) ……(2)
ここで、
Ωo=√:主振動系の固有振動数
ωo=√:吸振器系の固有振動数
μ=m/M:吸振器系と主振動系の質量比
ζ=c/2√:吸振器系の減衰率
上記の千葉ポートタワーの例では建物の固有周
期(一次)の計算値、X方向2.3秒(実測2.3秒)、
Y方向2.7秒(実測2.3秒)に対し、X方向につい
ての質量M1=10tで、建物の有効質量120分の1
(μ=1/120)、バネ定数KX=0.081t/cm、固有周
期2.2秒とし、Y方向についての質量M1+M2=
15.4tで、建物の有効質量の80分の1(μ=1/80)、
バネ定数KY=0.093t/cm、固有周期2.6秒として
いる。
期(一次)の計算値、X方向2.3秒(実測2.3秒)、
Y方向2.7秒(実測2.3秒)に対し、X方向につい
ての質量M1=10tで、建物の有効質量120分の1
(μ=1/120)、バネ定数KX=0.081t/cm、固有周
期2.2秒とし、Y方向についての質量M1+M2=
15.4tで、建物の有効質量の80分の1(μ=1/80)、
バネ定数KY=0.093t/cm、固有周期2.6秒として
いる。
ところで、動吸振器が十分にその機能を発揮す
るためには、理論に則した性能を有するバネ、ダ
ンパーなどの構成要素が必要とされ、これらが用
いられることにより上述の(1)、(2)式で示される関
係が成り立つ。そのためには比較的簡易な構造
で、バネ、ダンパー等が直接的に働き、なるべく
種々の要因に影響を受けないような構造が望まれ
る。さらに特に、バネについては比較的大変位の
ものが必要とさ、しかも理論に則した線形性にす
ぐれた特性が要求される。さらにダンパーは完全
な粘性抵抗を発揮するダンパーであつて、抵抗力
の調整および保守管理がきわめて容易かまたは必
要のない構造が要求される。
るためには、理論に則した性能を有するバネ、ダ
ンパーなどの構成要素が必要とされ、これらが用
いられることにより上述の(1)、(2)式で示される関
係が成り立つ。そのためには比較的簡易な構造
で、バネ、ダンパー等が直接的に働き、なるべく
種々の要因に影響を受けないような構造が望まれ
る。さらに特に、バネについては比較的大変位の
ものが必要とさ、しかも理論に則した線形性にす
ぐれた特性が要求される。さらにダンパーは完全
な粘性抵抗を発揮するダンパーであつて、抵抗力
の調整および保守管理がきわめて容易かまたは必
要のない構造が要求される。
この発明の動吸振器は上述のような観点から、
簡易な構造で調整、保守管理の容易または必要の
ない装置を提供することを目的として開発された
ものである。
簡易な構造で調整、保守管理の容易または必要の
ない装置を提供することを目的として開発された
ものである。
以下、この発明の概要を実施例に対応する図面
の符号を用いて説明する。
の符号を用いて説明する。
この発明の動吸振器は建物に固定した支持装置
9、支持装置9に摺動可能に配された付加マス支
持台2、支持装置9と付加マス支持台2間を連結
するバネ3、支持装置9内に充填された粘性流体
5および付加マス支持台2に取付けた抵抗板6等
からなる。
9、支持装置9に摺動可能に配された付加マス支
持台2、支持装置9と付加マス支持台2間を連結
するバネ3、支持装置9内に充填された粘性流体
5および付加マス支持台2に取付けた抵抗板6等
からなる。
付加マス支持台2には例えば建物重量の1/50あ
るいは1/100程度の質量を有する付加マス1が載
置される。付加マス1としては鋼材あるいは鉛等
の金属が利用できる。なお、設計上は付加マス支
持台2の重量も付加マス1の重量に加える。
るいは1/100程度の質量を有する付加マス1が載
置される。付加マス1としては鋼材あるいは鉛等
の金属が利用できる。なお、設計上は付加マス支
持台2の重量も付加マス1の重量に加える。
バネ3としては所定のバネ定数を有するコイル
バネ、その他のバネが利用できる。
バネ、その他のバネが利用できる。
バネ3は、この発明においては、付加マスの中
立位置から両方に変位した時、中立位置付近のバ
ネ定数が完全な線形となるよう相対向するバネを
互に必要変位分予め緊張しておく。バネ定数は付
加マス1が共振するように、例えば上述の(1)式等
により算定する。
立位置から両方に変位した時、中立位置付近のバ
ネ定数が完全な線形となるよう相対向するバネを
互に必要変位分予め緊張しておく。バネ定数は付
加マス1が共振するように、例えば上述の(1)式等
により算定する。
粘性流体5内には付加マス支持台2に取付けた
水平な抵抗板6が浸されている。この抵抗板6は
付加マス支持台2に対し、ボルト7およびナツト
8あるいは油圧シリンダー等により昇降可能とさ
れ、抵抗板6の大きさが決まれば第2図に示すよ
うに抵抗板6と支持装置9の底との距離Dを調整
することにより粘性抵抗を調整することができ
る。
水平な抵抗板6が浸されている。この抵抗板6は
付加マス支持台2に対し、ボルト7およびナツト
8あるいは油圧シリンダー等により昇降可能とさ
れ、抵抗板6の大きさが決まれば第2図に示すよ
うに抵抗板6と支持装置9の底との距離Dを調整
することにより粘性抵抗を調整することができ
る。
この粘性抵抗は抵抗板6と支持装置9の底との
間の隙間に生ずる粘性せん断抵抗であり、粘性せ
ん断抵抗力(F)は、粘性流体の粘性係数(η)、粘
性流体を介して相対運動する二面の面積(A)、その
相対速度(V)にそれぞれ比例し、二面の隙間距
離(D)に反比例するもので、これを式で示せば次の
とおりである。
間の隙間に生ずる粘性せん断抵抗であり、粘性せ
ん断抵抗力(F)は、粘性流体の粘性係数(η)、粘
性流体を介して相対運動する二面の面積(A)、その
相対速度(V)にそれぞれ比例し、二面の隙間距
離(D)に反比例するもので、これを式で示せば次の
とおりである。
F∝η・A(V/D)n
減衰率に関しては上述の(2)式等により適当な値
が算定される。ただし、上述の(1)、(2)式は定常振
動に関しては効果が鋭敏であるのに対し、地震動
のような非定常振動ではそれほど鋭敏でないと考
えられ、わずかなずれはあまり問題とならない。
が算定される。ただし、上述の(1)、(2)式は定常振
動に関しては効果が鋭敏であるのに対し、地震動
のような非定常振動ではそれほど鋭敏でないと考
えられ、わずかなずれはあまり問題とならない。
なお、付加マス支持台2上に該付加マス支持台
2の摺動方向と直交する方向に摺動可能な第2の
付加マス支持台を設け、付加マス支持台2とバネ
で連結することにより第4図a〜eの従来例同
様、二方向の振動に対して減衰効果を与えること
ができる。
2の摺動方向と直交する方向に摺動可能な第2の
付加マス支持台を設け、付加マス支持台2とバネ
で連結することにより第4図a〜eの従来例同
様、二方向の振動に対して減衰効果を与えること
ができる。
次に、図示した実施例について説明する。
第1図a〜eはこの発明の一実施例を示したも
ので、建物に固定したフレーム10とレール11
からなる支持装置9に対し、付加マス支持台2を
レール11方向に可動としてある。付加マス支持
台2はフレーム10端部の立上り部との間を両側
各4本のコイルバネ3で連結し、フレーム10内
で水平横方向に振動できるようになつている。
ので、建物に固定したフレーム10とレール11
からなる支持装置9に対し、付加マス支持台2を
レール11方向に可動としてある。付加マス支持
台2はフレーム10端部の立上り部との間を両側
各4本のコイルバネ3で連結し、フレーム10内
で水平横方向に振動できるようになつている。
付加マス支持台2の中央には鉛直方向のボルト
7およびナツト8で円板状の抵抗板6が水平にか
つ昇降可能に支持され、抵抗板6はフレーム10
と一体の粘性流体槽4内の粘性流体5中に浸され
ている。粘性抵抗は抵抗板6と粘性流体槽4の底
との距離に反比例する形で得られ、ボルト7の調
整により粘性せん断抵抗力を変えることができ
る。
7およびナツト8で円板状の抵抗板6が水平にか
つ昇降可能に支持され、抵抗板6はフレーム10
と一体の粘性流体槽4内の粘性流体5中に浸され
ている。粘性抵抗は抵抗板6と粘性流体槽4の底
との距離に反比例する形で得られ、ボルト7の調
整により粘性せん断抵抗力を変えることができ
る。
なお、この装置は一方向のみ作用するので、二
方向の動吸振を考える場合は、建物頂部に、二つ
の動吸振器を直交させて設置するなどする必要が
ある。
方向の動吸振を考える場合は、建物頂部に、二つ
の動吸振器を直交させて設置するなどする必要が
ある。
第5図a,bおよび第6図a,bはこの発明の
動吸振器を用いない場合と用いた場合の模型実験
の結果の一例を示したものである。模型は三層の
鉄骨架構(縮小模型)を振動台上に組み上げ、動
吸振器は三層目の頂部に設置し、振動台より加振
して各位置における振動加速度、変位等を測定し
た。第5図a,b、第6図a,bは入力地震波を
エルセントロ波のNS成分150galとした場合であ
り、第3層頂部での加速度を変位である。これら
を比較すると動吸振器を設置した第6図a,bの
場合では建物の振動の減衰の様子がはつきりあら
われていることがわかる。
動吸振器を用いない場合と用いた場合の模型実験
の結果の一例を示したものである。模型は三層の
鉄骨架構(縮小模型)を振動台上に組み上げ、動
吸振器は三層目の頂部に設置し、振動台より加振
して各位置における振動加速度、変位等を測定し
た。第5図a,b、第6図a,bは入力地震波を
エルセントロ波のNS成分150galとした場合であ
り、第3層頂部での加速度を変位である。これら
を比較すると動吸振器を設置した第6図a,bの
場合では建物の振動の減衰の様子がはつきりあら
われていることがわかる。
第7図a,b,cは他の実施例として種々の変
形例を示したものである。
形例を示したものである。
第7図aの例では付加マス支持台2がレールで
はなく、テフロン(登録商標)板あるいはボール
ベアリングその他のすべり材14を介して支持装
置9内を摺動するようになつている。また支持装
置9が粘性流体槽を兼ねる構成であり、抵抗板6
自体を大きくすることが可能で、粘性せん断抵抗
力が大きくなる。なお、図中15は浮き上り防止
材である。
はなく、テフロン(登録商標)板あるいはボール
ベアリングその他のすべり材14を介して支持装
置9内を摺動するようになつている。また支持装
置9が粘性流体槽を兼ねる構成であり、抵抗板6
自体を大きくすることが可能で、粘性せん断抵抗
力が大きくなる。なお、図中15は浮き上り防止
材である。
第7図bの例は付加マス支持台2がレールでは
なく支持装置9内をすべり材14を介して摺動
し、粘性流体槽4は支持装置9内に設けられてい
る場合、第7図cの例は付加マス支持台2はレー
ル11に沿つて摺動し、支持装置9が粘性流体槽
を兼ねる場合である。
なく支持装置9内をすべり材14を介して摺動
し、粘性流体槽4は支持装置9内に設けられてい
る場合、第7図cの例は付加マス支持台2はレー
ル11に沿つて摺動し、支持装置9が粘性流体槽
を兼ねる場合である。
この発明の動吸振器では粘性流体槽が水平振動
する付加マスの直下に位置し、抵抗板と粘性流体
槽の底との間隔で粘性抵抗を調整することがで
き、構造が簡単であり、不確定な要素も少ないの
で、調整、保守管理が容易である。特に粘性抵抗
は抵抗板を上下させることにより簡単に調整でき
るので、気温等の変化にも容易に対処できる。
する付加マスの直下に位置し、抵抗板と粘性流体
槽の底との間隔で粘性抵抗を調整することがで
き、構造が簡単であり、不確定な要素も少ないの
で、調整、保守管理が容易である。特に粘性抵抗
は抵抗板を上下させることにより簡単に調整でき
るので、気温等の変化にも容易に対処できる。
第1図a,b,c,d,eはそれぞれこの発明
の一実施例を示す平面図、抵抗板位置のバネ方向
の縦断面図、レール位置のレール方向の縦断面
図、抵抗板位置のバネと直角方向の縦断面図、お
よび水平断面図、第2図は抵抗板の位置と粘性抵
抗との関係を示す説明図、第3図は動吸振器をモ
デル化した説明図、第4図a,b,c,d,eは
それぞれ従来例の斜視図、下段の水平断面図、Y
方向の縦断面図、上段の水平断面図、およびX方
向の縦断面図、第5図a,bおよび第6図a,b
は模型実験の結果を示すグラフ、第7図a,b,
cは他の実施例を示す縦断面図である。 1……付加マス、2……支持台、3……バネ、
4……粘性流体槽、5……粘性流体、6……抵抗
板、7……ボルト、8……ナツト、9……支持装
置、10……フレーム、11……レール、12…
…レールガイド、13……補強リブ、14……す
べり材、15……浮き上り防止材。
の一実施例を示す平面図、抵抗板位置のバネ方向
の縦断面図、レール位置のレール方向の縦断面
図、抵抗板位置のバネと直角方向の縦断面図、お
よび水平断面図、第2図は抵抗板の位置と粘性抵
抗との関係を示す説明図、第3図は動吸振器をモ
デル化した説明図、第4図a,b,c,d,eは
それぞれ従来例の斜視図、下段の水平断面図、Y
方向の縦断面図、上段の水平断面図、およびX方
向の縦断面図、第5図a,bおよび第6図a,b
は模型実験の結果を示すグラフ、第7図a,b,
cは他の実施例を示す縦断面図である。 1……付加マス、2……支持台、3……バネ、
4……粘性流体槽、5……粘性流体、6……抵抗
板、7……ボルト、8……ナツト、9……支持装
置、10……フレーム、11……レール、12…
…レールガイド、13……補強リブ、14……す
べり材、15……浮き上り防止材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 建物に固定した支持装置と、付加マスを載置
し前記支持装置内に摺動可能に配された付加マス
支持台と、前記支持装置と付加マス支持台間を連
結する所定のバネ定数を有するバネと、前記支持
装置内に充填された粘性流体と、前記付加マス支
持台に対し昇降可能にかつ粘性流体中に水平に保
持される抵抗板とからなることを特徴とする動吸
振器。 2 支持装置は建物に直接固定したフレームと該
フレームに固定したレールとからなる特許請求の
範囲第1項記載の動吸振器。 3 付加マス支持台上には該付加マス支持台の摺
動可能な方向と直交する方向に摺動可能な第2の
付加マス支持台を有する特許請求の範囲第1項記
載の動吸振器。 4 バネには付加マス支持台の摺動方向に対して
縮む側のバネと伸びる側のバネが同時に働くよう
に予め所定の張力を導入してある特許請求の範囲
第1項記載の動吸振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25994086A JPS63114773A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 動吸振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25994086A JPS63114773A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 動吸振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114773A JPS63114773A (ja) | 1988-05-19 |
JPH0338386B2 true JPH0338386B2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=17341037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25994086A Granted JPS63114773A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 動吸振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63114773A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4100095B2 (ja) * | 2002-08-27 | 2008-06-11 | 鹿島建設株式会社 | 転がり振子、該転がり振子を用いた免震装置および制震装置 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP25994086A patent/JPS63114773A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63114773A (ja) | 1988-05-19 |
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