JPH0338295A - 排水処理法 - Google Patents
排水処理法Info
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- JPH0338295A JPH0338295A JP16995989A JP16995989A JPH0338295A JP H0338295 A JPH0338295 A JP H0338295A JP 16995989 A JP16995989 A JP 16995989A JP 16995989 A JP16995989 A JP 16995989A JP H0338295 A JPH0338295 A JP H0338295A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、排水中ホウ素の凝集処理方法に関する。
ホウ素は石炭火力発電所やセラミックス製造工場等の排
、水などに含まれ、そのような排水中ホウ素は植物など
に対して悪影響かある。δ年、石炭火力発電所の増設な
どに伴い、ホウ素の環境への放出か問題視され、部の自
拍体ではホウ素の排水中濃度規制かなされている。その
規制偵はかなり厳しいものである。そして、この規制は
今後さらに厳しくなり、また広範囲になる可能性かある
。
、水などに含まれ、そのような排水中ホウ素は植物など
に対して悪影響かある。δ年、石炭火力発電所の増設な
どに伴い、ホウ素の環境への放出か問題視され、部の自
拍体ではホウ素の排水中濃度規制かなされている。その
規制偵はかなり厳しいものである。そして、この規制は
今後さらに厳しくなり、また広範囲になる可能性かある
。
これに対応する処理技術としては凝集処理法とキレート
／イオン交換樹脂法とかある。
／イオン交換樹脂法とかある。
（解決すべきＦ！１題）
このうちキレート／イオン交換樹脂法は、ホウ素か排水
中で必ずしも単純なイオンとして存在せず、錯化合物を
形成したり会合状態にあったりするため、十分な性能を
連続的に発揮することかむずかしい場合かある。また、
キレート／イオン交換樹脂法は単に水中のイオンを吸Ｊ
７濃縮するにすぎないため、本質的に再生廃液の処理か
不可欠てあり、結局、最終的には例えば、固形物として
安定化する必要がある。さらにＣａ含有排水ではキレー
ト／イオン交換樹脂床に通す前に予め被処理水を軟水化
する必要もあり、上記再生廃液処理の必要性とあわせて
、建設費および運転費がかさむという問題がある０以上
のように、キレート／イオン交換樹脂法は、採用にあた
って多くの制約を受ける。
中で必ずしも単純なイオンとして存在せず、錯化合物を
形成したり会合状態にあったりするため、十分な性能を
連続的に発揮することかむずかしい場合かある。また、
キレート／イオン交換樹脂法は単に水中のイオンを吸Ｊ
７濃縮するにすぎないため、本質的に再生廃液の処理か
不可欠てあり、結局、最終的には例えば、固形物として
安定化する必要がある。さらにＣａ含有排水ではキレー
ト／イオン交換樹脂床に通す前に予め被処理水を軟水化
する必要もあり、上記再生廃液処理の必要性とあわせて
、建設費および運転費がかさむという問題がある０以上
のように、キレート／イオン交換樹脂法は、採用にあた
って多くの制約を受ける。
一方、凝集処理法は、キレート／イオン交換樹脂法に比
べて、排水中ホウ素の存在形態による影響は少なく、か
つ再生廃液処理が不要であるといった特長かある。この
ため、建設費が安価であり、また採用について多くの制
約を受けず、排水中ホウ素の処理方法としてはかなり有
力な方法といえる。凝集処理法の経済性は薬品費、スラ
ッジ処理費、運転管理費などに大きく依存し、これらは
用いる薬品の種類、採用する工程、運転条件などによっ
て異なるか、特に発生スラッジ量を低下すること、過大
な用役費を低減することか強く求められている。
べて、排水中ホウ素の存在形態による影響は少なく、か
つ再生廃液処理が不要であるといった特長かある。この
ため、建設費が安価であり、また採用について多くの制
約を受けず、排水中ホウ素の処理方法としてはかなり有
力な方法といえる。凝集処理法の経済性は薬品費、スラ
ッジ処理費、運転管理費などに大きく依存し、これらは
用いる薬品の種類、採用する工程、運転条件などによっ
て異なるか、特に発生スラッジ量を低下すること、過大
な用役費を低減することか強く求められている。
（課題を解決するための手段）
本発明は、凝集処理法により排水中ホウ素を除去する場
合において、ホウ素を含有する排水にアルミニウム化合
物および鉄化合物の少なくとも一方並びに亜鉛化合物か
らなる凝集剤を添加してｐＨ３，５以下に調整した後、
アルカリを添加することにより上記課題を解決せんとす
るものである。
合において、ホウ素を含有する排水にアルミニウム化合
物および鉄化合物の少なくとも一方並びに亜鉛化合物か
らなる凝集剤を添加してｐＨ３，５以下に調整した後、
アルカリを添加することにより上記課題を解決せんとす
るものである。
（作用）
一般に、凝集剤としては鉄化合物あるいはアルミニウム
化合物か使用されるか、本発明ではさらに亜鉛化合物を
添加してホウ素の除去効率を高めている。アルミニウム
化合物としては、水に溶解してアルミニウムイオンを放
出するものであれば一般に使用することかできるか、代
表的なものとしては硫酸アルミニウムおよび塩化アルミ
ニウムかある。鉄化合物としては水に溶解して鉄イオン
を放出するものであれば一般に使用することかてきるが
、代表的なものとしては塩化鉄、硫酸鉄および硝酸鉄か
ある。これらのアルミニウム化合物あるいは鉄化合物は
単独で添加してもよく、複数の化合物を組合わせて添加
してもよい。亜鉛化合物としては、水に溶解して亜鉛イ
オンを放出す′るものであれば一般に使用することかで
きるか、代表的なものとしては硫酸亜鉛、塩化亜鉛およ
び硝酸亜鉛がある。本発明はアルミニウム化合物あるい
は鉄化合物と亜鉛化合物とを組合わせて添加するところ
に特徴がある。
化合物か使用されるか、本発明ではさらに亜鉛化合物を
添加してホウ素の除去効率を高めている。アルミニウム
化合物としては、水に溶解してアルミニウムイオンを放
出するものであれば一般に使用することかできるか、代
表的なものとしては硫酸アルミニウムおよび塩化アルミ
ニウムかある。鉄化合物としては水に溶解して鉄イオン
を放出するものであれば一般に使用することかてきるが
、代表的なものとしては塩化鉄、硫酸鉄および硝酸鉄か
ある。これらのアルミニウム化合物あるいは鉄化合物は
単独で添加してもよく、複数の化合物を組合わせて添加
してもよい。亜鉛化合物としては、水に溶解して亜鉛イ
オンを放出す′るものであれば一般に使用することかで
きるか、代表的なものとしては硫酸亜鉛、塩化亜鉛およ
び硝酸亜鉛がある。本発明はアルミニウム化合物あるい
は鉄化合物と亜鉛化合物とを組合わせて添加するところ
に特徴がある。
アルミニウム化合物および鉄化合物並びに亜鉛化合物は
添加された後に一旦水に溶解した状恩にならなければな
らない、そのためにはｐＨを３．５以下に調整しなけれ
ばならない、そして、その後、アルカリ剤を添加して、
沈殿を析出させる。沈殿を析出させるｐ＋＋はアルミニ
ウム化合物あるいは鉄化合物どちらを用いるかにより異
なる。アルミニウム化合物ではｐＨ６，０以上、鉄化合
物ではｐＨ４，０以上か好ましい。
添加された後に一旦水に溶解した状恩にならなければな
らない、そのためにはｐＨを３．５以下に調整しなけれ
ばならない、そして、その後、アルカリ剤を添加して、
沈殿を析出させる。沈殿を析出させるｐ＋＋はアルミニ
ウム化合物あるいは鉄化合物どちらを用いるかにより異
なる。アルミニウム化合物ではｐＨ６，０以上、鉄化合
物ではｐＨ４，０以上か好ましい。
本発明の原理は必ずしも明確ではないか、アルミニウム
／鉄か凝集する際に亜鉛とホウ素との間に親和力か働い
てホウ素の凝集か促進され、ホウ素除去性能か向上する
ものと考えられる。
／鉄か凝集する際に亜鉛とホウ素との間に親和力か働い
てホウ素の凝集か促進され、ホウ素除去性能か向上する
ものと考えられる。
添加する亜鉛化合物の濃度はＺｎとして２０〜３．ＯＯ
Ｏｐｐｍの範囲か好ましい。
Ｏｐｐｍの範囲か好ましい。
２０ ｐｐ會以下ては効果か明確でなく、一方、３．０
００ｐｐ−以上では硫酸アルミニウムと亜鉛化合物の価
格差のために経済性に問題かあり、またスラッジ発生量
も硫酸アルミニウムたけを使用した場合と比較して多く
なり、好ましくないからである。
００ｐｐ−以上では硫酸アルミニウムと亜鉛化合物の価
格差のために経済性に問題かあり、またスラッジ発生量
も硫酸アルミニウムたけを使用した場合と比較して多く
なり、好ましくないからである。
なお、添加するアルカリ剤としては、コストの点から水
酸化カルシウムあるいは水酸化ナトリウムが好ましく、
より低価格の水酸化カルシウムか好ましい。
酸化カルシウムあるいは水酸化ナトリウムが好ましく、
より低価格の水酸化カルシウムか好ましい。
（実施例）
実１１台」２
電気関連工場排水（ｐＨ１６，２、Ｂ ： ２３０ｐｐ
ｍ 、 Ｓ ｉ ： ｌ、 ２００ｐｐｍ
、 Ａｓ ： ３００ｐｐｍ 、 Ｆ ：
２．２００ｐｐ會）について、第１図に示すフローにて
ハツチ処理を行った。処理水中のホウＪｅｉ度は１．８
ｐｐ−であった。
ｍ 、 Ｓ ｉ ： ｌ、 ２００ｐｐｍ
、 Ａｓ ： ３００ｐｐｍ 、 Ｆ ：
２．２００ｐｐ會）について、第１図に示すフローにて
ハツチ処理を行った。処理水中のホウＪｅｉ度は１．８
ｐｐ−であった。
比（む生ユ
実施例１と同一の排水について、硫酸亜鉛を添加しない
ことを除いて実施例１と同一の処理を行った。処理水中
のホウ素濃度は１０、ｌｐｐｍてあった。なお、処理水
中のホウ素濃度を実施例１と同一の１．８ｐｐ■まて下
げるのに必要な硫酸アルミニウム量は実施例１の約２．
５倍量てあった。
ことを除いて実施例１と同一の処理を行った。処理水中
のホウ素濃度は１０、ｌｐｐｍてあった。なお、処理水
中のホウ素濃度を実施例１と同一の１．８ｐｐ■まて下
げるのに必要な硫酸アルミニウム量は実施例１の約２．
５倍量てあった。
塩校逍ユ
実施例１と同一の排水について、硫酸亜鉛の添加量を１
５ｐｐ■としたことを除いて実施例１と同一の処理を行
った。処理水中のホウ素濃度は９．９ｐｐｍであった。
５ｐｐ■としたことを除いて実施例１と同一の処理を行
った。処理水中のホウ素濃度は９．９ｐｐｍであった。
見五負ス
実施例１と同一の排水について、Ａｔ２（ＳＯ４）ｆｆ
に換えてＦ ｅ Ｃｌ ：ｌ ： ２ ｇ／ Ｊｌ添
加した・ことを除き、実施例１と同一の処理を行った。
に換えてＦ ｅ Ｃｌ ：ｌ ： ２ ｇ／ Ｊｌ添
加した・ことを除き、実施例１と同一の処理を行った。
処理水中のホウ素濃度は２．２ｐｐ■てあった。
本発明によれば、排水中ホウ素の除去を効率よ〈実施て
きる。特に、用役費およびスラッジ発生量を低減した安
定な処理を行うことかできる。
きる。特に、用役費およびスラッジ発生量を低減した安
定な処理を行うことかできる。
図面は、本発明の方法の一実施態様を示すフローシート
である。 排水 ↓ ＪｉＪＬ理水 ・Ａｈ （Ｓ０４）３’ １２ｇ／ｌ −Ｚ７Ｌ５０４ ’ １ｑ／１ 、Ｃα（ＯＮ）ｚ
である。 排水 ↓ ＪｉＪＬ理水 ・Ａｈ （Ｓ０４）３’ １２ｇ／ｌ −Ｚ７Ｌ５０４ ’ １ｑ／１ 、Ｃα（ＯＮ）ｚ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、凝集処理法により排水中ホウ素を処理する排水処理
方法において、該排水にアルミニウム化合物および鉄化
合物の少なくとも一方並びに亜鉛化合物からなる凝集剤
を添加してｐＨ３．５以下に調整した後、アルカリを添
加することを特徴とする方法。 ２、亜鉛化合物をＺｎとして２０〜３，０００ｐｐｍ添
加する請求項１記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16995989A JP2911484B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 排水処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16995989A JP2911484B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 排水処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0338295A true JPH0338295A (ja) | 1991-02-19 |
| JP2911484B2 JP2911484B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=15896005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16995989A Expired - Fee Related JP2911484B2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 排水処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2911484B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1076276A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-24 | Unitika Ltd | ホウ素含有廃水の処理方法 |
| JP2002346574A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-03 | Kurita Water Ind Ltd | ホウ素含有水の処理方法 |
| CN102115238A (zh) * | 2011-01-27 | 2011-07-06 | 北京科技大学 | 一种聚硅酸硫酸硼酸铁锌复合絮凝剂 |
| JP2012011289A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Shimizu Corp | ホウ素含有水の処理方法 |
| CN102923726A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-02-13 | 常州大学 | 一种聚纳米二氧化硅硼酸锌铁絮凝剂的合成方法 |
| CN105271571A (zh) * | 2015-10-26 | 2016-01-27 | 北京东方协和医药生物技术有限公司 | 污水处理核心工艺 |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP16995989A patent/JP2911484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1076276A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-24 | Unitika Ltd | ホウ素含有廃水の処理方法 |
| JP2002346574A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-03 | Kurita Water Ind Ltd | ホウ素含有水の処理方法 |
| JP2012011289A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Shimizu Corp | ホウ素含有水の処理方法 |
| CN102115238A (zh) * | 2011-01-27 | 2011-07-06 | 北京科技大学 | 一种聚硅酸硫酸硼酸铁锌复合絮凝剂 |
| CN102923726A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-02-13 | 常州大学 | 一种聚纳米二氧化硅硼酸锌铁絮凝剂的合成方法 |
| CN105271571A (zh) * | 2015-10-26 | 2016-01-27 | 北京东方协和医药生物技术有限公司 | 污水处理核心工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2911484B2 (ja) | 1999-06-23 |
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