JPH033824A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH033824A
JPH033824A JP1138891A JP13889189A JPH033824A JP H033824 A JPH033824 A JP H033824A JP 1138891 A JP1138891 A JP 1138891A JP 13889189 A JP13889189 A JP 13889189A JP H033824 A JPH033824 A JP H033824A
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JP
Japan
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paper
toner
photoreceptor
transfer
brush
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Pending
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JP1138891A
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English (en)
Inventor
Kichiji Nakatomi
中富 吉次
Yosuke Igarashi
洋介 五十嵐
Akira Uematsu
植松 昌
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する
(従来の技術) 従来、この種画像形成装置の用紙を収納する給紙カセッ
トは用紙と接触し、用紙をカバーする給紙カバーを有し
ている。給紙カバーの用紙と接触する面は滑らかな平面
状を有している。
向上が図れるるといった大きな特長を有し、実用化が強
く切望されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来は、給紙カセットのプラスチック等、非導電性材料
でできていると、給紙動作により紙とカバー面が擦り合
い、摩擦電気か発生し、紙がカバー面に引き付けられ、
給紙カセットから紙がスムーズに出ることかなくなり、
給紙ジャムになるという問題かあった。
そこで、本発明は、ガバー面と紙が接触して擦れ合って
も摩擦電気が発生しないような給紙手段を有する画像形
成装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、紙と接する側の
給紙カバー面を凹凸状に形成したものである。
(作 用) すなわち、本発明は上記手段により、紙と接する側の而
を凹凸状にすることにより、カバー面と紙か密着する面
積か少なくなるので、摩擦電気の発生を極めて少なくす
ることができる。
(実施例) 以下、本発明を一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は、半導体レーザを用いた電子写真方式の画像形
成装置の外観を示し、第3図はその内部構成を示す。こ
の画像形成装置(レーザプリンタ)は、電子計算機、ワ
ードプロセッサなどの外部出力装置であるホストシステ
ム(図示しない)とインターフェイス回路等の伝送コン
トローラを介して結合された状態となっている。そして
、ホストシステムにより印字開始信号を受けると、画像
記録動作を開始し、被転写材としての用紙に記録して出
力させるようになっている。
この画像形成装置は、次のような構成となっている。
すなわち、図中1は装置本体であり、この装置本体1内
の中央部には主制御基板2が配置されている。そして、
このメイン制御基板2の後方(第3図の状態において右
側方向)には画像を形成するための電子写真プロセスユ
ニット3が配置されており、また、前方下部には複数枚
の機能追加用制御基板4を複数枚収容する制御基板収容
部5か、また、前方上部には排紙部6か形成された状態
となっている。
また、装置本体1内下部は、給紙カセット7を収容する
カセット収容部8となっている。
前記排紙部6は、第2図に示すように装置本体1の前部
上面に形成された凹所からなり、その前端縁部には、排
紙部6に折り重ねたり、図のように展開できる回動可能
な排紙トレイ9が設けられている。さらに、このυ1紙
トレイ9の前端中央部には、切欠部9aが形成されてい
ると共に、この切欠部9aに収容したり、図のように展
開できる回動可能なコ字状の補助排紙トレイコ0が設け
られている。そして、排紙される用紙Pのサイズに応じ
て排紙部6の大きさを調節できるようになっている。
さらに、この排紙部6の左側に位置する装置本体の左枠
部]aの上面には、コントロールパネル。
11が配置されていると共に、装置本体1の後面側には
、手差トレイ12が装着された状態となっている。
つぎに、帯電、露光、現像、転写、剥離、清掃、および
定着等の電子写真プロセスを行う前記電子写真プロセス
ユニット3について第3図および第4図を参照して説明
する。
ユニッI・収容部のほぼ中央部に位置して像担持体とし
てのドラム上感光体15が配置されており、この感光体
15の周囲には、その回転方向に沿ってスコロトロンか
らなる帯電手段16、露光手段(静電潜像形成手段)と
してのレーザ露光ユニット17の露光部17 a 、現
像工程と清掃(クリーニング)工程とを同時に行う磁気
ブラシ式の現像手段]8、スコロトロンからなる転写手
段19、ブラシ部材からなるメモリー除去手段20、お
よび前露光手段21が順次配設されている。
また、装置本体1内には、給紙カセット7から給紙手段
22を介して給紙された用紙Pおよび手差トレイ12か
ら手差給紙された用紙Pを前記感光体15と転写手段1
9との間の画像転写部23を経て装置本体1の上面側に
設けられた排紙部6に導(用紙搬送部24が形成されて
いる。
また、この用紙搬送路24の画像転写部23の上流側に
はアライニングローラ対25および搬送ローラ対26か
配置され、下流側には定着ユニット27および排紙ロー
ラ対28が配置されている。
さらに、搬送ローラコ対26の配設された状態となって
いる。なお、13はアライニングスイッチである。
しかして、ホストシステムにより印字開始信号を受ける
とドラム状感光体15が回転すると共に、感光体15は
帯電手段16で帯電される。次にホストシステムよりの
ドラ;・イメージデータを受けて変調されたレーザビー
ムaをポリゴンミラースキャナ30を含むレーザ露光ユ
ニット]7を用いて上記感光体15上を操作露光し、感
光体15上に画像信号に対応した静電潜像を形成する。
この感光体15上の静電潜像は、現像手段18の磁気ブ
ラシD′中のトナーtによって現像され顕像化される。
一方、このトナー像の形成動作に同期して給紙カセット
7から取出されたり手差トレイ12がら手差供給された
用紙Pが、アライニングローラ対25を介して送り込ま
れ、予め感光体15上に形成された上記トナー像が転写
手段1つの働きにより用紙Pに転写される。ついで、用
紙Pは用紙搬送路24を通過して定着ユニット27に送
り込まれる。この定着ユニット27は、ヒータランプ4
0を収容したヒートローラ41と、このヒートローラ4
1に押圧された加圧ローラ42を備え、これらローラ4
1,42間を通過することにより前記トナー像が用紙P
に溶融定着される。そして、この後、排紙ローラ対28
を介して排紙部6に排出される。
なお、用紙P上にトナー像を転写した後、感光体15」
二に残った残留トナーは、導電性ブラシからなるメモリ
除去手段7により除去されてメモリ除去かなされ、次の
現像工程に前述したように回収されることになる。
また、本発明にあっては従来の電子写真方式のプロセス
の簡素化を行うため露光された部分を現像する反転現像
法を採用し、かつ転写残り1・すtの除去を現像と同時
に行う方法を採用した。この際には、感光体15の表面
電位の変化および感光体]5上のトナーt・・・の状況
等は第5図に示すように遷移される。
すなわち、帯電手段16により感光体2がマイナス−5
00Vに帯電される[第5図の(A)参照コ。この時感
光体15上の前のプロセスで転写しきれなかったトナー
t・・・も同時に帯電される。
この時トナーt・・・をウレタンブレード等で除去して
も表面電位が80〜90%以上保持されているという実
験結果から判明している。
次に、感光体15は先に述べたようにホストシステムよ
りのドツトイメージデータを受けて変調されレーザ露光
ユニット17により走査されたレザビームaを受け、表
面電位を減衰され静電潜像を形成する「第5図の(B)
参照コ。この時の露光部の表面電位は一50V (室温
)となる。ここて感光体]5と帯電手段16、およびレ
ーザ露光ユニット17は次のような工夫がなされている
感光体15は、OPC(有機光導電体)感光体を使用し
ており、第6図に示すように外径30mmの両切りのア
ルミ筒50(肉厚0.8mm)上に電荷発生層51、電
荷輸送層52の順で塗布されている。
電荷発生層51は、γ−型ラフタロシアニン東洋インキ
製]とブチラール樹脂を重量比1:1で厚さ0.1μm
に塗布したものである。電荷輸送層52は、9−エチル
カルバゾール−3−カルボキシアルデヒドーメチルヒド
フゾン(E CMP)[乾卯薬品製]とボリアリレーh
 (U−100)[ユニチカ製]を重量比で0.65の
割合で17μm厚に塗布したものである。この電荷輸送
層52は可視光や半導体レーザに対して透光性であり、
電荷発生層52の上部にあるため30μm以下のトナー
粒子tが表面に存在していても第7図に示すように感光
体15が露光55された時には、回折光の56と輸送層
52内での反射散乱光57で電荷発生層51にはトナー
粒子tの影はほとんどできないか又は実用上問題のない
程度の薄さでしかできない。しかし、トナー粒子tの径
か30μm以上になると、黒ベタ上に白斑として画像不
良を発生する。また、輸送層52は露光光源に対して透
光性でキャリア輸送機能かあれば材料は何でも、例えば
ポリカーボネート樹脂にピラゾリン誘導体を分散したも
のや、アクリル樹脂にオキサジアゾール誘導体またはオ
キサゾール誘導体を分散したもの、またはポリカーボネ
ート樹脂にトリフェニルメタン誘導体を分散したもので
もよい。また、厚みはトナーtの平均粒径以上なければ
画像不良の原因となる。さらに、第8図で示すように残
留電位特性から30μm厚以下が好ましい。また、感光
体15は基本的に電荷発生部層5]の」二に電荷輸送層
52があればよく、第9図のように発生層5]と基板5
8の間に下引き層5つや輸送層52の表面に保護層60
等があってもよい。本]0 実施例で用いた感光体15は半減露光ff16.2er
g/cm2の感光度を有する(第10図参照)ものを用
いている。ここで、レーザー光量の適性値は次の根拠を
もって決定されている。
本プロセスは専用のクリーナ、またはクリーニングのた
めの独立した工程を行わず、現像と同時に静電気的にク
リーニングするため、転写残りトナーtが感光体15上
に存在している上から像露光をする。このため、場合に
よっては転写残りトナーtか存在する部分を露光するこ
とも有り得る。
通常、転写残りトナーtかない部分に対しては感光体1
5の表面電位の半減露光量(本実施例の場合6. 2e
rg /cm2)の3〜4倍程度の露光量であれば画像
に対する潜像電位としては十分な光量であるか(例えば
第10図では24.8erg/cm2)、転写残りl・
ナーが数個まとまっである部分に対してはトナーtかフ
ィルタとなってその部分は感光体15に対し露光不足と
なってしまいメモリが発生し画像不良となる。
つまり露光量か4倍未満だと、第11図Bの1 (イ)で示すように1ドツト幅の黒白のペアラインや第
11図Aの(イ)で示すように]ドツトおきの露光によ
る市松紋様のようなパターンの場合、第]コ図A、Bの
(ロ)で示すように感光体15上の転写残りトナーt・
・のパターンに従って被現像部分が欠けてしまい、画像
の欠けた部分が第11図A、Bの(ハ)で示すようにネ
ガパターンとして見えるようになってしまう。
このため、本発明は後述するように転写残りトナーtを
確実にとるようにしである。
つぎに、前記の主要の電子写真プロセス構成機器につい
て詳細に説明する。
まず、帯電手段3は、第12乃至第15図に示すような
スコロトロンで横1戊されている。シールドケース70
内に60μm径のコロナワイヤ71を張設したもので、
コロナワイヤ71は表面ニホワイトタングステンを用い
ておりマイナスコロナが不均一な発生をしないようにし
である。
」−2コロナワイヤ71は、帯電手段給電部としての給
電ピン73がねじ止めされている金具74コ2 に止められている。上記給電ピン73と金具74は給電
ターミナル75内に固定されている。
一方、上記コロナワイヤ71の他端は張力スプリング7
2を介してプラスチック製のフック76に留められター
ミナル77に固定されている。上記ターミナル75.7
7はターミナルカバー7879で各々覆われ高圧のかか
る部分が露出しないようになっている。
一方、シールドケース70は0.3m+n厚のステンレ
ス製で第14図に示すように感光体15に対向する側が
メツシュになっており、スコロトロンチャージャのグリ
ッド70aとしての役を果たしているという簡単な構成
でありながらサイドケス70b、70cと一体化のため
グリッド70aは特別な部品を用いなくてもその平面性
等十分な精度を維持できる。
また、両サイドケース70b、70cはコロナ放電かな
された時に同一のバイアス電圧かかかるため(後述する
)両サイドケース70b、70cに流れるコロナ電流も
減少し電流効果の良いチャ3 ジャーとなっている。
また、シールドケース70は560vのツェナダイオー
ド82(第18図参照)のアノードと接続され、ツェナ
ーダイオード82のカソードを通してチャージャガイド
83(第18図参照)に繋かっている。一方、チャージ
ャガイド83は本体のグランド端子に結合している。
そのためコロナワイヤ71に装置本体の高圧トランス(
図示せず)より高電圧(−5k V )が給電ピン73
を介して印加されるとシールドケース70にコロナ放電
が発生し、シールドケース70に電流が流れるか、ツェ
ナーダイオード82の整流特性によりシールドケース7
0の電位は一560vに上昇し、一定に保たれる。
このためグリッド70aも当然−560■となるためグ
リッド70aより2mm離れた感光体]5の表面電位は
グリッド70aの電位よりやや低い500vに一定に保
たれる。図中8081はチャージャ17を後述するプロ
セスカートリッジ]05(第1図参照)に一体に組み込
む際に、プ4 ロセスカートリッジ105に形成された被係合部82(
第19図および第20図参照)に係合する係合部である
また、前記レーザー露光ユニット17は、第4図および
第16図に示すように、図示しない半導体レーサー発振
器、ポリゴンミラー30とミラモータ31からなるポリ
ゴンスキャナ32.fθレンス33.補正レンズ34.
走査されたレーザ光aを所定の位置へ走査するための反
射ミラー3536等から構成されている。このレーサ露
光ユニット]7の配設位置の下方、すなわち、前記カセ
ット収容部8の上面側と下面側は開口した状態となって
おり、給紙カセット7を前方(第3図の矢印方向)に引
き抜いた状態で下方に取出せる構成となっている(第1
6図参照)。
また、現像手段]8は、前述したように、電子写真方式
のプロセスの簡素化を行うために、反転現像法を採用し
、かつ、転写残りl・ナーtの除去を現像と同時に行う
方法を採用している。この現像手段18は、第4図およ
び第17図に詳図する] 5 ように現像料収容部90を有したケーシング9]内に、
感光体15およびこれに対向して現像ローラ92か設け
られていると共に、現像剤収容部90には、トナー(着
色粉)tとキャリア(磁性粉)Cとからなる二成分現像
剤りか収容されている。
また、現像ローラ92の表面に形成された現像剤磁気ブ
ラシD′の感光体15との摺接部、ずなわち現像位置9
3よりも感光体15の回転方向の上流側には現像剤磁気
ブラシD′の厚みを規制するドクタ94が設けられた状
態となっている。さらに、現像剤収容部90には、第1
.第2の現像剤撹拌体95.96が収容されている。
なお、現像手段18には、l・ナー補給装置(図示しな
い)が装着されていて現像剤収容部90にトナーtを適
宜補給するようになっている。
また、上記現像ローラ92は、第4図に示すように3つ
の磁極部100,101.,102を有した磁気ロール
103と、この磁気ロール103に外嵌され図中時計方
向に回転する非磁性のスリーブ104とから構成されて
いる。磁気ロール106 3の3つの磁極部1.00 101.1.02の内、現
像位置93に対向する磁極部101はN極であり、他の
磁極部100,102はS極となっている。また、磁極
部100と磁極部101との間の角度θ1は150°、
磁性部101と磁極部102との間の角度θ2は120
°に設定されている。
そして、二成分現像剤りを使用する磁気ブラシ現像によ
る機械的な掻き取り力と反転現像による所の帯電電位と
磁気ブラシD′に印加される現像バイアスの電位差によ
り、感光体15上の静電潜像の現像と同時に機械的、電
気的に残留トナーtを回収するようになっている。
さらに、この現像手段18には、第1図 第17図、第
18図および第19図に示すように感光体15、帯電手
段16、メモリ除去手段20等が一体に組み込まれて、
プロセスカートリッジ105を構成しており、このプロ
セスカートリッジ105の一端側にはカートリッジ挿脱
用把手110(第18図、第19図参照)を介して装置
本体1内に出し入れできるようになっている。また、イ
也7 端側には現像バイアス給電部111、メモリ除去手段給
電部〕12、給電ピン73からなる帯電手段給電部11
3が突設されており、このプロセスカートリッジ]−〇
5を装置本体1内の所定位置に押し込んだとき、これら
給電部11−1 112113か装置本体1内に設けら
れた給電コネクタに挿入されるようになっている。
また、プロセスカートリッジ]05の上面側には持ち運
び用折り畳み式取手115か設けられているとともにア
ライニングローラ対25の下側ローラ25aを清掃する
クリーニングブラシ116が取り付けられた状態となっ
ている。さらに、現像手段18の他端側には、第1図お
よび第20図に示すように前記現像スリーブ104、第
1−1第2の現像剤撹拌体95.96および感光体保護
シト]20を巻き取るための巻取軸121(第17図参
照)等と連結状態にあり、互いに連動する歯車群122
が設けられた状態となっている。そして、歯車122a
が装置本体1側に設けられた図示しない駆動歯車と噛合
し、この歯車122a8 が駆動されることにより前記の各回転部材がそれぞれ所
定方向に所定のスピードで回転駆動されるようになって
いる。なお、巻取軸120に巻き取られた感光体保護シ
ート120は巻取軸120を囲繞するガイド筒]24内
に収容され外部に端部が突出するようなことがない。
なお、第20図に示す125は前記帯電手段1つの位置
決め溝である。
また、第18図に示す126はプロセスカートリッジ1
05の有無検知用スイッチ(図示しない)を押す棒体で
あり、127はトナー補給ホッパ(図示しない)を取り
付けたとき開くトナー補給口用シャッタで、]28はシ
ャッタ用スプリングである。また、]29は感光体ドラ
ム固定用ピンである。
感光体15の一端側には、第18図および第21図に示
すように金属メツキしたキャップからなるオートトナー
センサリング140が冠着されており、この部分て現像
剤濃度を検知し得る構成となっている。このオーI・ト
ナーセンサリング14]9 0は第22図に示すようにリン青銅等の導電性板ばね1
4]を介してドクターブレー+: 94に、さらに、導
電性板ばね]42を介して現像スリーブ104に接続さ
れており、前記オートトナーセンザリング140、ドク
ターブレード94、および現像スリーブ104が同電位
となるようになっている。換言すればオートトナーセン
ザリング140への給電を専用の給電手段を用いること
なく行えるようになっている。
また、オートトナーリング140が設けられた感光体1
5他端側には、第21図に示すように板ばね]43、ブ
ツシュ144を備えたフランジ]45が取り伺けられて
おり、プロセスカートリッジ105を装置本体1内に組
み込んだとき、フランジ145の軸挿通孔145a内に
装置本体1側に設けた感光体駆動軸146が挿入するよ
うになっている。そして、前記板ばね143の係IL舌
j−″1部143a・・が感光体駆動軸146の被係合
部(図示しない)に係合することにより、感光体駆動軸
146の駆動力が感光体15に伝達されるよ0 うになっている。
また、転写手段1つは第23図乃至第26図に示すよう
にスコロトロンで構成されている。
シールドケース150内にコロナワイヤ151を張設し
たものであり、このコロナワイヤ151の一端は第23
図および第24図に示すように給電ターミナル152に
ねし止めされた金具15Bに連結され、他端は第25図
に示すように給電タミナル154の輔155に張力スプ
リング156を介して連結されている。また、シールド
ケス150の感光体15と対向する部分は第23図に示
すようにメツシュになっており、グリッド150aを構
成している。
前記給電ターミナルコラ2側には、第23図および第2
6図に示すようにグリッド電圧給電部]−57、および
ワイヤ高圧給電部158が設けられている。
次にメモリ除去手段20について説明する。
このメモリ除去手段20は、プラン部材160、このプ
ラン部材160を保持する保持部材2041 から成る。
ブラシ部月160は、レーヨン、ナイロン、アクリル 
ポリエステル等の樹脂を主成分とし、カポン粒子、金属
粉、フェノール樹脂等を炭化させたもの、あるいはステ
ンレスファイバー等の導電性のものが分散された導電性
の人工繊維を多数本束ねたものである。この人工繊維は
、例えば」1記樹脂の液中にカーボン粒子を適量分散し
たものをノズル状の抽出口から抽出することにより作ら
れる。人工繊維の体積抵抗は」二記カーボン粒子の分散
量を変えることにより自由に選択できる。また人工繊維
の太さ及び断面形状は、上記ノズルの抽出口の径及び形
状に応じて適宜変えることができる。
本発明のブラシ部材102として用いられる人工繊維は
体積抵抗か102〜107Ωcmとすることか望ましい
。堆積抵抗が102Ωcmより小の場合は、後述する如
く残留トナーを静電気的に吸引するために、ブラシ部材
]02に電圧印加すると、感光体との間で放電現象を起
こし、感光体2 の感光層を破壊するといった問題か生じる。また体積抵
抗が107Ωcmより大の場合は、たとえブラシ部材1
60に電圧印加しても、感光体」二の未転写トナーを静
電的に吸着することができず、未転写トナーかそのまま
ブラシ部1(’ 160を通過してしまうために、後述
するブラシ部+J’ :+−60の作用効果を得ること
ができない。
また本発明のブラシ部材160として用いられる人工繊
維は、断面形状が第  図に示す如くなっている。すな
わち、人工繊維は、その周面が凹凸160aを有してお
り、この凹凸は人工繊維の長さ方向にほぼ連続している
。従って本発明のブラシ部+A160に用いられる人−
1繊維は、表面積が大きく、かつ長さ方向に直線的な方
向性か保たれる。このためプラン部材160を感光体1
5に接触させた場合に、ブラシ部材102か感光体15
上のより多くの残留トナーと触れることが可能であり、
かつ折曲くせかつくことがないので、後述するブラシ部
材160の作用効果をより促進すると共に、長期間の使
用にも耐えることができる。
3 また人工繊維の太さは、1〜50デニールとすることか
望ましい。1デニールより小の場合は、人I:繊維か折
れたり、保持部祠204から抜は落ち易くなり、本発明
のブラシ部材1.60として長期間の使用に耐えること
ができなくなる。また50デニールより人の場合は、人
工繊維を感光体に接触させても人工繊維の束か粗になる
ため、未転写トナーかブラシ部側160と十分接触する
こと無く通過してしまうといった不具合を生じ、後述す
るブラシ部材160の作用効果を得ることができない。
保持部祠204は、保持金具162、裏当て部+4’ 
] 61及び補助板金210から成る。保持金具162
は導電性の金属、例えばアルミニウム合金から成る板材
であり、一端側が断面略し字状に予め折曲されており、
かつ感光体の軸方向に長く伸びている。
そしてこの保持金具162の短手方向中央部よりもブラ
シ部材160の厚みaを考慮した分、他端側に変位した
部位を中心に板材を折曲してブラ4 シ部材160の基部を挾み込むことにより、ブラシ部材
160を支持する。ブラシ部制御60は、保持金具16
2の一端と他端との間で略り字状に折り曲げられた状態
となる。この際、上記厚みaの考慮分すはブラシ部+4
160の厚みaより小さいと、ブラシ部+a’ 160
を板材で挾み混む際にブラシ部+J]60を切り落とす
恐れがあるため、大きい方が望ましい。
また、ブラシ部材160の厚みと保持金具]62とか折
曲された状態の厚みCとの関係は、厚みaが0,5〜2
mmに対し、厚みCが2.5〜4mm程度が望ましく、
この範囲を外れる場合には、板材を折曲げた際にやはり
ブラシ部+4’ 160が切れ易くなり、あるいは抜は
易くなるといった問題が生じる。
なお、ブラシ部材160の抜けを防止するために、ブラ
シ部材160と板材との間に導電性接着剤を流し込んで
補強してもよい。
裏当て部材16]は、ブラシ部材1.60の感光体15
と当接する面と反対の面側に沿って設けら5 れ、ブラシ部材160の自由端側を感光体に押し当てる
ためのものである。この裏当て部材は、短手方向の長さ
がブラシ部側160の自由端側の長さよりも長くするこ
とにより、ブラシ部材’ 160が折曲がりぐせを有す
ることを防止するという効果も奏する。またブラシ部+
4’ 160の長平方向の長さをブラシ部側102より
も長くすることにより、ブラシ部材で一旦吸着されたト
ナーの飛散を防止する効果を得ることができる。
また裏当て部材は、ポリエステル樹脂等の特に弾性ある
いは可撓性の樹脂部利、とすることにより、万−裏当部
祠が感光体に触れても感光体の損傷を防止することがで
きる。
補助板金210は、感光体とは反対側で裏当部祠に当接
して設けられ、裏当て部材16]及びブラシ部材1.6
0を補強するものである。
本実施例では補助板金210と裏当て部材161とを別
部材で構成したが、−個の部材で両者を兼ねることも可
能である。本実施例では、前記ブラシ160は、レーヨ
ンにカーボンを含ませて比6 抵抗106Ω・cmにし、太さ6D(デニール)の繊維
にしたものを100本づつの束とし、82束/1nch
の密度で繻子織にし、2枚重横糸を抜くことにより構成
されている。また、ブラン160は片面に、第30図お
よび第33図に示すように厚さtmm(0,]、mm程
度)のポリエステルフィルムからなる裏当部月161を
ブラシ160の穂先よりdmm(:]、、Omm程度)
突き出た状態で保持金具162に付けるようになってい
る。そして、感光体15に対しθ(15°)の取り(=
Jけ角でブラシ160の先端より3mmの位置でブラシ
面が接するように帯電手段16の上流に取付けられてい
る。
メモリ除去手段20の好ましい形状は固定ブラシ状であ
る。すなわち、回転または左右移動等ブラシを動かすと
トナー飛散するばかりでなく、回転型は大型化するとと
もに駆動系か必要でコスト高となる。
次に、現像同時クリーニング、転写およびイメージ除去
等について以後、実験データを含めて原理、条件等を説
明する。
7 本クリーニング同時現像プロセス(Cleaning 
&Dcvelopir+g Process : CD
P )は反転現像で行うところのにポイントがある。そ
れはトナーの極性と帯電の極性か同じであるため帯電手
段3によりトナーの極性面反転することかないからであ
る。
一方、第34図に示すように正規現像でクリーング工程
を行おうとすると次のようになる。
この場合、負帯電感光体を用いるとトナーの極性は正極
性のものを使用することになるが、まず帯電工程で転写
残りトナーは逆極性の負となってしまう。露光工程第3
4図Bにおいてノ\・ツクグランド(白地部)に相当す
る部分は光照射されるか、通常l・チー下にも光がまわ
り込んでしまい、バックグランド部のトナー下の電位も
減衰してしまう。
次に正極性のトナーを用いて未露光部を現像すると感光
体の未露光部の転写残りトナーは静電的に除去され、現
像されるべきパターンがネガ状に抜けてしまい、黒ネガ
、メモリ画像不良となる。
また、露光部にある転写残りの負極性トナーは現像器に
吸引されることかないので感光体上に残 8 ったままとなる。さらに場合によっては現像剤中の正極
性トナーを吸引してしまう現像も発生する。
(D)の転写工程では露光部」二の転写残り1・すは転
写チャージャと同極性のため転写されずに感光体上に残
ってしまう。そのためプロセスサイクルが繰り返される
たびに感光体上の転写残りトナーは増加してしまう。ま
た転写残りトナーにより吸引された正極性トナーは転写
されるため転写画像の白地部に感光体ドラム1回転前の
画像が現れてしまう(白ポジメモリ)。つまり、正規現
像方式ではプロセスサイクルが繰り返されるごとに感光
体上の転写残りトナーが増加し、黒ネガメモリや白ポジ
メモリの発生が増加してしまう。つまり、これが正規現
像ではクリーニング同時現像は非常に難しく、反転現像
では容易である所以である。
また、本方式は現像器で感光体をクリーニングするため
感光体に付着した紙カスを現像器内に取り込んでしまう
。そのため現像剤を現像スリーブに薄層を形成させるた
め現像スリーブとドクターブレードを数百ミクロンと狭
くしなければならな2つ い磁性−成分方式や、ドクターブレードをスリブに摺接
する非磁性−成分方式等の一成分方式は多数枚プリント
すると紙カスがドクターブレードと現像スリーブの間に
入り込み均一な現像剤層がスリーブ上にできなくなり画
像欠陥を起しやすい。
(但し一成分現像剤でも画像の程度、使用頻度において
は十分実施可能なことは勿論である。)一方、二成分現
像法はそのようなことがないため5万枚以上プリントし
ても画像欠陥はまったく発生しなかった。つまり二成分
現像法の方が現像器のメインテナンス期間が長く、本方
式に好ましい。
しかしながら本方式CDPでは良質の画像を得るには一
定のプロセス条件か必要である。第35図はここで用い
る内容(用語)の説明図で、感光体15が帯電手段16
で帯電され未露光のまま現像位置93に達した時の電位
を帯電電位V。と呼び、露光手段]7により露光され減
衰した電位を露光後゛−着位Ver、現像手段18の現
像ローラ94に印加される電位を現像バイアスvbと呼
び露光0 後電位Verと現像バイアスvbとの差を現像電位Vb
 =Vb−ver)帯電電位Voと現像バイアスvbと
の差をクリーニング電位VCL=VO−Vbと呼ぶ。
本実施例では感光体15は負帯電用のoPcを用いたか
正帯電タイプも考慮してVb 、 Ver、 Vb −
Ver、 Vo−Vbは絶対値として話をすすめる。
第36図の第1象現は横軸に現像電位vb−ver、縦
軸に画像濃度とり、測定データをプロットしたものであ
るか、良好画像濃度1.0以上を得るためには現像電位
100v以上必要なことがわかる。
一方、第2象現は横軸に現像電位Vb、縦軸に帯電電位
VOを示したもので、各プロット点は用紙P上の画像に
おいてクリーニング不良による感光体15の1回転前の
画(栄によるメモリの発生状況を示したものである ここでは現像電位が300Vより多いとクリーニング不
良に起因する白地上に黒いパターンのメ1 モリか発生ずることが判明している(以後白地メモリと
いう)。これは現像電位が300V以上になっても画像
濃度は増加しないが、実際の1・すtの付盾量は増加し
ており、転写残りトナーtも同時に増加しているためと
考えられる。
次に第3象現であるが、ここでは横軸にクリーニング電
位Vo −Vb 、縦軸に帯電電位VOをとり、用紙P
上のメモリ画像の発生具合を表イフしたものである。
ここてクリーニング電位VCL=Vo−Vbはセロたと
クリーニング不良による白地メモリか確実に発生し、少
なくとも50v以」二か必要であることか判明している
しかしながら、クリーニング電位か大きくなるとトナー
tに現像ローラ94からトナーtに正電荷が逆注入して
しまい、負極性から正極性となってしまったトナーtか
感光体15の未露光部(不帯電部)に付着し、フィルタ
となって露光部]7aの露光量を減少させ、露光画像が
ボッボッしたり、ドツトパターン中に感光体15の一周
前の画2 像かポジ状メモリとして発生するなどの画像不良の原因
を引き起こす。そのため最大クリーニング電位はI・ナ
ーtやキャリアCおよびその組み合わせにも多少左右さ
れるが多くとも300v以下が好ましいことか判明した
また、メモリ除去手段20の抵抗依存性を調べた。周速
36mm/秒で回転する30φのOPC感光体15を、
まず前露光装置21で前露光を行い、帯電手段]6とし
ては帯電スコロトロンチャージャにて一500vに帯電
させ、30φの現像スリブ104を140 r prn
の回転数で感光体15の回転方向に対し順方向で回転さ
せ、露光により形成された静電潜像をクリーニング同時
現像し、転写手段19としての転写チャージャで用紙P
に転写させる。
転写後はプロセスカートリッジ105に固定されたブラ
シ200を通過させ、これを1サイクルとし、連続プリ
ントを行い、転写画像を評価した。
なお、本実施例では反転現像であり、転写手段]つとし
ての転写チャージャは帯電と逆極性であ3 るため転写後の感光体15の表面電位は帯電の電位を上
回ることがなく、帯電手段16は電位制御型のスコロト
ロンなので基本的には電位変動はないはずだが、実際に
は長時間同じ画像をプリントすると第37図に示すよう
に露光部と未露光で光疲労で残留電位に差が発生し、別
の画像をプリントシた時に濃度ムラとなるため強制疲労
の目的で赤色LEDを使用した。
メモリ除去手段20の抵抗依存性を調べ、以下の結果を
得た。
ここで使用したブラシは1本のフィラメン)・(繊維)
が3D(デニール)のものを100本を束ねて1本の糸
とし100,000本/ i n c h2の密度でパ
イル織りブラシ170(第38図A第38図B、第38
図C参照)を用いた。なお、図中171は基布横糸、1
72は基布縦糸、17Bはパイルである。ここではプラ
ン]、 70の比抵抗20°C60%RH環境下を]0
°Ω・cm〜1015Ω・cmまで変えて試したところ
比抵抗106Ω・cm以下のものか表1に示すようにハ
ーフ 4 1・−ン(網点)パターン上の黒ネガメモリに効果的で
あった。しかし実用上では白ポジが除去できる109Ω
・cm以下の抵抗のもので十分であった。
103Ω・cm以下だと感光体15へのダメージ(感光
体の絶縁破壊が起きる)があり、また、毛抜けて帯電手
段16に触れた場合リークし、帯電がおちると反転現象
の場合ベタ黒となる。従っ3 て、好ましくは10 Ω・Cm−10・cmが良い。
5  6 また、黒ネガメモリに対しては正又は負のバイアスを印
加する必要があった。
ここで、ブラシ170を通過した後の転写残りをメンデ
ィングテープで転写採取してみたところ、第39図に示
すようにOVまたはフo−1−たとブラシ]70を通過
後も転写残りトナーtのパタンは多少薄くなるもののほ
とんど変らず画像上にもメモリが発生する。
ところがトナーtと同極性の負バイアスたと文字パター
ンの境界部は薄くなる一方、転写残りパターンのライン
の中央部のトナーtかなかった部分をブラシ170が現
像してしまい、全体的に濃い文字パターンとなる。
しかし、これは画像上にはメモリとしては現れない。ト
ナーtの極性とは逆の正バイアスだと文字パターンの境
界部か薄くなり、画像上にメモリは発生しない。トナー
tの極性とはキャリアCとのM擦帯電によって得られる
極性である。ここでメモリ除去ブラシ170(160)
は転写残りの文字特性のトナーパターンを拡散している
わけて7 はなく、ブラン170(160)がトナーtを一旦静電
的に吸引し、その後、感光体15へ自然にはき出して感
光体15におけるトナーtの(=I着面位置変えている
ことが判明した。なお、トナー位置を変えるたけてあれ
ば、メモリ除去ブラシ]70(1,60)ではなく、積
極的にトナーtを拡散する手段を設ければ良いように考
えられるが、その場合には、装置自体が大型になり、か
つトナー飛散といった問題か生じ好ましくない。また、
ここで2万枚画出しのランニングテストの結果ブラシ1
70cコロ0)内にはトナーtはほとんと蓄積しなかっ
た。
一方、紙の浮き上がりやシワ、折れに起因する転写抜け
による未転写トナーのクリーニング不良の白ポジメモリ
に対しては0■またはフロートまたは正の電圧でなけれ
ば効果はなかった。
これらからブラシ170(1,60)に対するバイアス
は正である必要が判明した。そこで正バ・rアス電圧を
]00Vから1000 Vまで変えた転写残りトナーt
のパターンと用紙P上のメモリの8 除去効果を調べたところ100V以上で効果はほぼ回し
て正電圧であれば良いことか判−〕だ。しかし、+70
0V以上を印加するとopc <オーガニック、フォト
コンダクタ−)感光体]5のわずかな欠陥(ピンホール
と思われる)により電圧かリークしてしまい、ひいては
感光体15にこげ穴を穿けてしまうことがわかり、適性
電圧は+]OO〜+700Vまでが実質的に使用できる
範囲である。
ここで本実施例では装置の小型・低価格化を1」指すた
め感光体15を30φの小型とし、用紙Pのこしく剛性
)による剥離のみを用いたため用紙Pが通過しない部分
に転写手段(転写帯電器)19がかかり、第40図に示
すように感光体]5の電位が転写グリッド電圧に近い+
700〜1200■までその部分が正帯電してしまう。
そのためブラシ170(160)に付着している負極性
のトナーtが用紙Pが通過しなかった正帯電した部分を
現像してしまうことか判明した。
特に用紙Pの先端と後端に近い部分に著しく1・す9 tか付着し、画像上ではスジ状に白ポジ、黒ネカメモリ
として現れてしまう(表4の紙間隔跡参照)。これを防
くにはブラシ170 (160)に正のバイアスを印加
することと、第41図のフロチャー1・に示すように用
紙Pが転写手段(転写帯電器)19の下を通過している
時のみ転写手段19のコロナワイヤ15]にかける電源
をONt、、転写紙Pの前後の感光体15の剥き出しの
部分かプラス帯電しないようにすることで解決できた。
なお、本実施例の装置はA3紙までプリントできるか、
A3紙より幅の狭い紙、例えばB5紙をプリントする場
合、感光体15の用紙Pの両側(用紙Pの大きさを問わ
す用紙Pの中央を常に同じ位置で送る装置のため)がプ
ラス帯電するか、この場合はプリント中にはこの部分に
は用紙Pがないので全く問題とはならない。
また、後述するがブラシ形状も繻子織とする方が好まし
いことも判明した。
ここでブラシ170 (160)に印加するバイアス電
源をONするタイミングについて述べる。
0 ブラン1.70(160)にはプラス電圧(帯電と逆極
性の電圧)か印加されるため、基本的には感光体15を
プラス帯電する。そのため電圧かかかったブラシ1.7
0(160)を通過した感光体15の表面は必す帯電手
段16により帯電コロナを受けないとその部分が現像手
段18を通過すると現像手段18中の現像剤のトナー(
負極性)tか付着してしまいベタ黒となってしまう。こ
のようなベタ黒はクリーニングしきれず問題となる。そ
のためブラシ170(160)による負帯電を帯電手段
16により負帯電とすればよい。ブラシ接触位置から帯
電位置に感光体15の外周か至る時間をTs−h+(第
32図参照)とすると、ブラシノくイアスミ源をONし
てから帯電をONする時間は、T S−M以下でなけれ
ばならない。本実施例では第41図に示すように帯電と
ブラシバイアスONは同時に行うことにした。
また、プリント終了時にもこのような問題が発生する。
そのためOFFとなった時の感光体15の表面か・:;
シミ位置を通過するまで帯電手段16の1 放電を止めてはならない。すなわち、帯電をOFFする
時間はT S−M以下の長さでなければならない。
次にブラシ170 (160)の繊維の太さを変えメモ
リに対する効果を画像およびブラシ通過後の感光体15
上の転写残りトナー像を調べたところ100Dより太い
と部分的に、特に縦線のメモリか除去できなかった。1
00D以下はメモリの発生かなく、転写残りトナー像も
境界部の濃い部分がなくなっていた。結論すると繊維の
太さは]○○D以下が好ましい。
また、ブラシ170 (160)の密度はパイル状のも
のは繊維1000本/1nc112以上のもので厚さ0
.5用…以上でないと効果はなく、また、繻子織のもの
は繊維10本〜1000本を一束として10束/1nc
h以上の割合で縦糸もしくは横糸として織り込んた後に
ブラシ状としたものでなければメモリ除去効果にムラが
発生することか判明した。メモリ除去効果はブラン抵抗
、繊維の太さ、密度なとてはほは決定されるが、実際に
装置の実2 用化に対してはブラシの形状、あて方によりトナ落ち(
飛散)か発生することがわかった。
ここで、パイル織のブラシ170(第38図参照)と1
本の繊維が3Dの太さのものを100本束ね1インチあ
たり127束の密度で縦糸として繻子織りのブラシ16
0(第31図参照)としたものを長さΩ6、厚さW(繻
子織は枚数)、角度θ、接触位置β、(第32図参照)
などを変えて1000枚(A4ヨコ)プリンI・をして
スコロトロンからなる帯電手段16上に飛散または落下
するトナーtの量を調べた。
その結果、第42図Aで示すようにパイル織ブラシ]7
0の穂先あて、および第42図Bで示すパイル織ブラシ
]70の腹当て、共にトナー落ちが多く、スコロトロン
からなる帯電手段]6のグリッドが真黒に汚れてしまっ
た。また、毛抜けが時々発生し、帯電手段16のグリッ
ドと短絡し、ベタ黒画像が発生するという不具合が発生
した。
繻子織のブラシ160は第43図に示すような穂先が感
光体15に接するような当て方はトナー落3 ちが多く、また、時折用紙Pの間隔跡か発生するため好
ましくなかった。
一方、第32図に示すように繻子織ブラン160を穂先
てはなく腹当てにすることでl・ナー落ちが著しく減少
した。その最適光て方条件は第32図に示すように感光
体]5がなく、ブラシ]60に外力かなく、十分にブラ
シ]60が伸び切った状態で(−反圧力をかける中心線
しか感光体]5の外径用と交わった点をP、P点での感
光体15に対するブラシ方向の接線をMとすると、プラ
ン長Ω4は4mm以上、取り伺は角θは45°以下てな
ければトナー落ぢか多く効果が薄れた。
また、第32図および第33図に示すようにブラシ16
0の感光体15に当接する面とは反対側の面にブラシ]
60の毛が拡がるのを防止するため裏当てフィルム16
1を設けたところ30万枚プリントをしてもトナー落ち
が発生しなかった。
この裏当てフィルム16]は絶縁性のもので、ポリエス
テル、ウレタン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン
、ブタジェンゴム、ブチルゴム、4 シリコンゴム、ポリアセクール、フッ素樹脂等で厚さ2
mm以下の弾力性のあるものなら何でも良い。
たたし、フィルム]61の先端はブラン160の先端と
同じか、それ以上(本実施例では1.5mmとした)突
き出していることか必要で引っ込んでいては効果がなか
った。
これは繊維か先端で拡がっていると数十ミクロン系の繊
維1本1本にびっしりとトナーtが付着し、空気の流れ
の微妙な変化や振動で落下、飛散するためである。
また、前記感光体15、帯電手段16、およびメモリ除
去手段20は、前記現像ユニツI・18に一体的に組み
込まれた状態(第1図、第18図参照)となっており、
これらプロセスカートす・ソジ]05を一体的に装置本
体1内に出し入れできるようになっている。
従って、感光体15を装置本体1から取り外したとして
もこれらの相対的位置関係が変化せず、これにより、メ
モリ除去手段20からのトナーの飛散やメモリ除去効果
の低下を防止することか可5 能となる。
また、単なる固定型なので感光体15と一緒に捨てても
コストはあまり変らない。
なお、感光体15上の静電潜像は現像手段]8のトナー
tによって顕像化された後、用紙P上に転写手段1つに
よって転写される。
ここでは、次のような工夫がなされている。
本実施例のプロセススピード(感光体周速)は36 m
m/ secと通常の複写機(A4紙縦送り15枚/分
のものでプロセススピードは1−4 Cmm/ seC
程度)に比べ約1/4とかなり遅くなっている。
このような遅いプロセススピードの場合、従来から転写
手段として用いられているコロトロンチャジャを用いる
と次のような不具合が生じる。
■コロナ電流が少ないためコロナワイヤに印加する電圧
が低く、放電開始点に近く、汚れや環境変化に対し不安
定となる。
■文字部とベタ部(トナーが広い面積でついている部分
)の良好な転写を行うコロナの印加電圧または出力電流
の値が異なり、両部に於6 いて良質な転写像を得るのは難しい。
これらの原因はプロセススピードか遅いため転写時間か
長くなってしまったことに起因する。
基本的にはトナーtの転写は用紙Pの電位がトナーtを
静電的に吸引する電位に達するまで用紙Pに電荷を与え
れば良い。
それ故、本プロセススピードは遅いため、コロナワイヤ
への印加電圧か3,5〜4kv程度で丁度良い転写電流
を発生してしまい、それ以上だと転写過剰となってしま
う。ところか、3.5〜4kvという電圧は、第44図
に示すようにコロナ放電のほぼ開始電圧であり、温度や
湿度、気圧、汚れの付着具合等で放電したり、しなかっ
たりするため安定性に欠は非常に具合が悪い。
また、■の文字部とベタ部画像の転写条件の違いを調べ
るため、一定面積内にベタまたは多数の文字を印字する
ようにし、感光体15上に1・すtによる顕像を作り、
未転写の場合と、用紙Pに転写した後の感光体15上の
トナー付着量を一定面積セロハンテーブにチバン製)で
テープ上に7 採取し、採取したテープを一定量のトルエンで溶かし透
過率を測定することにより次の式で転写効率を算出した
転写後のトナー付着量 転写効率  −未転写のトナーイζj着量 ×100第
45図は本実施例に用いたプロセススピード36 I/
 seeの装置の転写手段1つをコロトロンにして、コ
ロナワイヤ151に印加する電圧を変えた時の文字(線
)画像部とベタ部の転写効率を調べたもので、文字部と
ベタ部が同時に転写効率80%以上となるような印加電
圧はないことかわかる。すなわち、コロトロンを用いる
限り、文字かベタのともらかの画像濃度が下がることは
避けられないといえる。
この理由は第46図に用紙Pの電位と電荷の動きを示し
たように、ベタ部ては用紙Pは感光体15との間にトナ
ーtが介在するため感光体]5より離れており、端部を
除くほとんどか転写コロナより受けた電荷を保っている
ため、用紙Pの電位の減少はほとんどせす、電気的な力
によりトナーtか用紙Pに転写される。
一方、文字部は)・ナー像の幅が狭いためトナーtの上
の用紙P上の電荷はトナー像の横の感光体15の未露光
部の逆電荷に吸い取られてしまい用紙Pの電位か上がら
ない。
そのため、ベタ部の転写を適正とすれば文字部の用紙P
の電位か低(なってしまい転写効率か悪化する。逆に文
字部の用紙Pの電位を上げようとすると、ベタ部の電位
か上がりすぎてベタ部のトナーtか用紙Pからのリーク
電流を受けて極性か逆転しマイナスからプラスになり転
写しにくくなる。すなわち、転写過剰となる。
このような不具合をなくすために、転写手段1つに帯電
手段]6と同様なスコロトロンチャージャを用いた。ス
コロトロンチャージャを用いたことにより5kv以上の
電圧をコロナワイヤ]5]に用いることかできるので放
電か安定する上に汚れ等によるチャージャムラの発生か
妨げる。また、ベタ部と文字部の転写紙Pの電位を同電
位に制御できるため、ベタと文字の両方か良好な転写画
像9 か得られるようになった。
第47図はスコトロンを用いた時の文字部とベタ部の転
写効率をコロトロンを用いた時と同様1こして調べたも
ので十分制御かきいており、ベタと文字の両方か同時に
良好な転写を行う(転写効率80%以上)領域が広くと
れることを示したものである。スコロトロンの形状は÷
1シ電のものとほぼ固しである。
ここで、転写のスコロトロンは感光体15に対して下向
きて開口しているがプラスコロナなのでオゾンはほとん
と発生せずマイナスである帯電とは違い全く問題はない
。ここてスコロトロンのグリッド電圧の適正値を転写効
率を測定することて調べた。
表2はグリッド電圧を変え、各種転写用紙Pにおける転
写効率の良否を求めたものである。
0 表 1 ×印 メモリ、画像不良が確実に発生ずる。
5] これによると各種紙の違いにより転写の良好な(効率8
0%以上)グリッド電圧の領域か異なることが判明した
そのため全ての種類の紙に対して良好な転写をさせるた
めにはグリッドの電圧を用紙に応じて少なくとも2種類
以上の電圧に切換える必要がある。
本実施例では封筒の時は1.200 V、他の用紙の時
は+700Vの2段に、信号によりグリッド用トランス
の出力を切換えることにした。なお、グリッド電圧の切
換えは各種紙に応して多段に1ノj換えて良いのはいう
までもない。
ここで、転写手段19をスコロトロンにする場合考慮す
ることの1つとしてスコロトロンのグリッドの19れ対
策がある。通常、転写手段]9は感光体15に対して下
側に取り付けられている。そのため開口部か上向きにな
っており、用紙Pはその」二方を通過することになる。
この際、どうしても感光体15上のトナーtや、用紙P
の紙粉等が転写手段19の上に落ちてしまう。転写手段
19をスコロトロンにした場合どうしてもグリッド12 50aの上にトナーtや紙粉が落下付着してしまい、数
十枚〜数万枚のプリント中にグリッド]50aの汚れか
ひどくなったり、メツシュの目がつまったりして転写不
良が発生し易くなってしまう。
そこで、本実施例では転写位置を感光体15上方にし、
スコロトロンの転写手段19をその上方に設けることて
グリッド150a側の開口部を下向きにすることで上記
のようなグリッド150aの汚れを防止した(第3図参
照)。
第4図の案内板1.80と導電性の案内ローラ25にツ
ェナーダイオードやバリスタ、抵抗や電源による電圧等
を変えて転写性を調べた。その結果転写性はスコロトロ
ンでも案内板18]やローラ25の電位で変ることか判
明した。
表3はその結果の評価の表である。
表    2 ・ワイヤー印加電圧 ・転写効率80%以上 5.2kv 8%未満×  3 4 スコロトロンを用いた場合は案内部月181180に電
圧を印加すると転写過剰に起因する転写不良か発生しや
すいことかわかった。
このことから従来のように用紙Pの紙パスの案内部月1
81.1.80に電圧や抵抗、定電圧素子で自己バイア
スをかけることはスコロトロンによる転写には転写過剰
を引き起こし悪い結果となる。
むしろ最も好ましいのはグランド(アース)がフロート
(電気的に絶縁)である。そこで本実施例では案内板1
81とローラ25をアースに接続し、他の接触部は絶縁
性部材(例えばABS樹脂)とした。
ここでクリーニング同時現像(CDP)特有の感光体]
5の1周前に現像したパターンが次の画像部上に現れる
メモリの種類と発生原因について述べる。
メモリは3種類あり■白地上に黒のポジパタン(白ポジ
)、■ドツトまたはラインの集合体で作られるハーフト
ーン上のネガパターン(黒ネガ)■ドツトパターンまた
はラインの集合体で作られ 5 る網点紋様のハーフI・−ン上のポジパターン(黒ポジ
)である(第48図参照)。
■の白ポジの発生原因はクリーニング不良であり帯電電
位と現像バイアスVBの差であるクリーニング電位V。
Lが少なすぎると発生する。
■の黒ネガメモリの発生原因は転写残り1・す像による
露光不良か原因である。
■の黒ポジメモリはクリーニング電位の大きすぎるとト
ナーの抵抗の低さに起因する。
第49図はドツト又はライン集合体で作られる網点紋様
のハーフトーン上に現れやすい黒ネガメモリの発生原理
を縦軸を表面電位、横軸を距離で表わしたものである。
(イ)は帯電工程で転写残りトナーが(fflかにある
(a部)、多めにある(b部)、まったく無い(c、d
部)がある感光体15の表面電位を示したものである。
(ロ)は1ドツトおきの間隔で感光体]5上にレーサス
ポットを照射した時の表面電位を示したもので、(c、
d部)は通常の露光であるためし 6 −サの露光幅とほぼ等しく電位が減衰する。(a部)は
転写残りトナー量が少ないためトナー下の電位は透過光
や回折光等でかなり減衰し、1・すかず存在しない部分
の露光部の電位に近くなっている。一方、転写残りトナ
ーが多い(b部)はトナー下の感光体部に当らず電位が
減衰しないので電位の減衰する部分は狭くなるか、また
は全くなくなってしまう。
(ハ)(ニ)は(ロ)の露光状態を反転現像した時の電
位図と熱定着後の用紙P上のパターンを示したもので、
転写残りトナーが全くない(06部)は露光スポット径
(幅)とほぼ同じ径(幅)のパターンにトナー像が形成
されるが、転写残りトナーの多い(b部)は電位の減衰
した部分が露光スポット径(幅)より狭いため現像され
るパターンも小さいかまたは全くなくなってしまう。そ
して転写残りトナーはクリーニング(現像器に回収)さ
れてしまう。そのため転写残りトナーの多い部分か文字
や数字のパターンを形成していると白抜けのネガメモリ
となってしまう(第48図の7 ■の部分)。
一方、転写残りトナーか点在する(a部)はトナー下の
電位も減衰するかまたはある程度減衰するためクリーニ
ングされずトナーが付着したままなので現像後のパター
ンは(e、d部)と大差なく、露光スポットとほぼ同径
(幅)のパターン像か得られる。また、トナー下の電位
が十分減衰していなくてもトナー粒子]、2個程度の大
きさなら露光スポット径はトナー粒子の径(通常8〜]
2um’)に比ベロ 0 tt m (400dot/
1nch)と大きく、さらに現像されたトナーの層厚が
厚いため、現像時または定着時に埋まってしまい実質上
全く問題とならない。
ところで、黒ネガメモリの発生原因は前述したように転
写残りトナーによるフィルタ効果によるものであるか、
ベタのソリッド画像、網点画像、5ドツトライン(但し
400 dot / 1nch)以上の線についてはレ
ーザの光量、感光体の構成、トナーの透過率等の工夫で
黒ネガメモリは発生しない。
しかしなから4ドツトライン以下は発生しやすい。
8 特に線のエツジ部が著しく、4ドツトライン以下で構成
される文字などで代表すると白ぽい縁取り文字のように
見える。
ここで文字画像の感光体15上の転写残りパタンをメン
ディングテープ(3M社製)に粘着転写させて見ると、
第50図のように被現像部の非現像部との境界部に転写
残りトナーか多い。
第51図は第50図の転写残りパターンのXX部の断面
で、境界部の転写残りトナーが積層化して多く残ってい
ることがわかる。なお、第51図に示す190はテープ
である。そのためこの境界部はほとんど光が通過しない
ため黒ネガメモリ発生の原因となる。
この文字やラインパターンの境界の積層した転写残りト
ナーを崩して、メモリの発生しない単層化にする。また
は静電的に吸引して積層部分を除去することにより黒ネ
ガメモリは妨げる。
そこで上記作用をするメモリ除去部材20を転写手段]
9の下流でかつ帯電手段16の上流に設ける必要がある
5つ 第53図は、メモリ除去手段20を感光体15に対し、
非接触状態に配置したものである。
メモリ除去手段20を成すブラシ部+4’ 160と、
感光体]5とは、特に接触している必要はなく、所定の
距離の間隙を有していれば、上述した作用効果を十分得
ることができる。なおこの場合、メモリ除去手段20に
は、上述したごとく電圧印加されており、感光体20に
残留するトナーは静電気的にメモリ除去手段20により
吸引されることになる。
第56図は、メモリ除去手段20a、20bを感光体1
5の回転方向に沿って、複数個(本実施例では2個)設
けたものである。これらのメモリ除去手段20a、20
bの構成は、上述したものと同一である。上流側のメモ
リ除去手段20aと下流側メモリ除去手段20bとはブ
ラシ部Hの太さが同しでも良いが、20bよりも20a
のブラシ部材の太さが太い方が望ましい結果が得られる
但しその太さは、既に述べた範囲内に限られる。
また上流側のメモリ除去ブラシ20aは、下流側0 のメモリ除去ブラシ20bに比して、ブラシ部材の電気
抵抗か大きいことが望ましい。但しこの場合も既に述べ
たブラシ部材の電気抵抗の範囲内に限られる。なおメモ
リ除去ブラシ20aと20bとのプラン部材の材質は異
なっていても良い。
第54図は、上述したコントロールパネル1]の装置本
体に対する取り付けの一例を示すものである。コントロ
ールパネル]1はユニットllaから鳴り、装置本体の
枠部1aに対し支持軸11bを介して、回動自在に取着
されている。支持軸1 ]、 bは、ユニットllaと
装置本体との電気的接続を可能にするための電線通路の
役割も兼ね備えている。このような構成とすることによ
り、コントロールパネルを装置本体に対し立位した状態
にすることが可能であるから、操作性及び視認性を著し
く向上させることかできる。なおコントロルパネルの取
着方法は、上述した点に限られること無く、ユニット1
1. aが装置本体に対し回動自在に支持されることに
より同様の効果が得られる。
6 ] 次にコントロールパネル1]は螢光表示管]IC及び螢
光表示管表示オン、オフ用のキースイッチlldを備え
ている。この螢光表示管1]−C及びキースイッチ1 
]、 dについて、第55図を参照しながらその動作を
説明する。螢光表示管11 Cは電源投入時において、
オン状態にあり、表示を行う。この状態で画像形成スタ
ートキー(図示しない)がオンされると、画像形成動作
が開始される。一方」二記スタートキーが、オンされな
い場合(こは、上を己キースイッチlldをオフするこ
と(こより、螢光表示管かオフ状態とされ表示か消され
る。この場合冷却ファンユニット2つが動作を停止又は
減速される。上記画像形成の動作は、螢光表示管11C
が表示されているときたけ、開始される。またキースイ
ッチ1.1 CIをオンすることにより、−旦表示が消
された螢光表示管11. cがオンされると、表示制御
上電源投入時の状態に戻る。
このような構成とすることにより装置全体の消費電力を
削減することができる。
第57図は、メモリ除去手段として、クリ一二2 ングブレード300と上述したメモリ除去ブラシ20/
/組合ぜて配置したものである。クリーニングブレード
300は、厚さが0.1mmがら3mm程度の弾性部材
(例えばウレタンシート材)がら成り、感光体15の回
転方向に対し、メモリ除去ブラン20の配置位置よりも
上流側に設けられる。
クリーニングブレード300は感光体15がら残留トナ
ーを剥離除去する。クリーニングブレード300には穴
300aが形成されており、クリニングプレートにより
剥離除去された残留トナーは六300aを通して図中下
方に落下する。この落下する残留トナーは、メモリ除去
ブラシ2oにより一旦吸引され、再び感光体に戻される
ことにより、既に述べた効果と同様の効果を奏する。
次に、感光体15から、転写後の用紙Pを剥離し搬送す
るための構成を説明する。
第3図に示される如く、感光体15と定着ユニット27
との間には、メモリ除去ブラシ2oか設けられている。
本実施例においては、トナーの極性が負である。転写チ
ャージャ19は正の放電を 3 行い、転写チャージャ19を通過した用紙Pは正の極性
の電荷を有する。一方、通過する用紙Pの図において下
方には、メモリ除去ブラシ2oの保持部祠を成す保持金
具162か位置する。この保持金具は正の電位(例えば
バイアス電圧500V程度に印加されている。従って保
持金具162から発生する電界と紙の持つ正の電荷が反
発し合い、用紙Pは図において上方に持ち上げられる。
このため転写後の用紙Pは感光体15から剥離され、滑
らかに定着ユニット27へ搬送されることになる。なお
上記保持金具162の代イつりに板金部材を独自に設け
、この板金部+Aにバイアス印加しても良い。
第58図は、給紙力セラl−7に着脱自在に設けられた
給紙カバー7aの用紙Pと擦れ合う面7bの形状を示し
たものである。面7bは凹凸形状をなし、表面粗さが1
−0μm以上である。このような構成とすることにより
、用紙Pは面7bの凸部のみと接触する、いわゆる点接
触状態となり、用紙Pと給紙カバー7aとが接触する面
積が大幅に4 減する。従って用紙Pと給紙カバー7aとの間の摩擦電
気の発生が少なくなり、給紙カバー7aと用紙Pか静電
気に引き付けられることがないので、給紙カセット7か
ら紙が滑らかに出ることができる。
第58図(a)は面7を梨地状形成した例、第58図(
b)は面7bをヘアライン(一方向)状に形成した例、
第58図(C)は面7bをヘアライン(あや口)状に形
成した例、第58図(d)は面7bをヘアライン(すた
れ)状に形成した例、第58図(e)は面7bをヘアラ
イン(あや口)状に形成した例及び第58図(f)は面
7bをタイル状に形成した例であり、面7bの形状とし
てはいずれの形状でも良い。
次に第4図を参照して、現像手段18の細部について説
明する。
現像手段18の、光学系ユニット34と近接するケーシ
ング部91には、圧接性のあるモルトプレーン等の部材
18aにフェルト等の弾性部材18bを貼ることにより
2重構造を成すクリーニン5 グ部材18Cが設けられている。このクリーニング部材
18Cは、光学系ユニッI・34の光出射面に接触して
おり、現像手段18を装置本体外に取出す際及び現像手
段18を装置本体内に挿入する際に、光学系ユニット3
4の光出射面を長平方向に沿って摺接する。従って光学
系ユニット34は、現像手段18の交換時に、飛散トナ
ー等の19れか定期的クリーニングされることとなる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば給紙カバーの用紙
と接触する而が凹凸状に形成されているので、用紙とカ
バー面との接触面積か小さく、用紙を滑らかに給紙する
ことができる画像形成装置を提供することかできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明の
要部であるプロセスユニット斜視図、第2図は画像形成
装置全体の外観斜視図、第3図は同じく概略的縦断正面
図、第4図は主要部の構成を示す概略的縦断正面図、第
5図は本発明の記6 録装置の裏面電位の変化および感光体上のトナ状態をプ
ロセスに従って様式的に示す説明図、第6図は感光体の
断面図、第7図は感光体にトナかついているときの照射
状態を示す説明図、第8図はCTL膜厚を変化させたと
きの環境条件と残留電位の関係を示す図、第9図は感光
体の断面模式図、第10図は感光体の露光量と表面電位
の関係を示す図、第]1図Aは露光パターンか一松模様
の場合の露光量不足による影響を説明するための説明図
、第11図Bは露光パターンが一ラインの場合の露光量
不足による影響を説明するための説明図、第12図は帯
電手段のグリッド側から見た平面図、第13図は同じく
正面図、第14図は第12図A−A線に沿う断面図、第
15図は第13図矢視B方向の側面図、第16図は静電
潜像形成手段の取り外し状態を示す説明図、第17図は
プロセスユニットの概略的断面図、第18図は同じく平
面図、第19図は同じく一端側側面図、第20図は同じ
く現像手段部のみとした状態を示す他端側側面図、第2
1図は感光体の駆動力伝達側7 付近の断面図、第22図はオートトナーリングへの給電
状態を模式的に示す図、第23図は転写手段のグリッド
側から見た一部切欠正面図、第24図は第23図の矢視
Aの一部切欠正面図、第25図は第23図C−C線に沿
う断面図、第26図は第23図C−C線に沿う断面図、
第27図はメモリ除去手段の平面図、第28図は同じく
正面図、第29図は同じく下面図、第30図は第27図
AA線に沿う断面図、第31図はメモリ除去部利を構成
する繻子織りブラシの斜視図、第32図は同しく取り(
=Iけ状態を示す図、第33図は同じくブラシの裏当て
フィルムの状態を示す図、第34図は正規現像と同時ク
リーニングを行う場合の表面電位の変化および感光体」
二のトナーの状態をプロセスに従って模式的に示す図、
第35図は表面電位の内容説明図、第36図は現像電位
と画像濃度、現像電位と帯電電位、およびクリーニング
電位と帯電電位のそれぞれの関係を示す説明図、第37
図は露光後の電位の状態を示す図、第38図Aはメモリ
除去部材を構成するパイル織りブラン 8 の斜視図、第38ずBはパイル織りブラシの一部拡大図
、第38図Cはパイル織りブラシの一部断面図、第39
図はプラン配置部を通過した後の転写残りパターンを示
す説明図、第40図は転写コロナが連続の場合の転写後
の感光体上の表面電位を示す図、第41図はプリント時
のプロセスタイミングを示す図、第42図Aはパイル織
りブラシの穂先を接触して使用した場合の説明図、第4
2図Bはパイル織りブラシの腹を接触して使用した場合
の説明図、第43図は繻子織りブラシの穂先を接触して
使用した場合の説明図、第44図は転写時の印加電圧と
放電電流の関係を示す図、第45図はコロトロンチャー
ジャによる文字部とベタ部画像の印加電圧と転写効率の
関係を示す図、第46図は転写紙の電位と電荷リークの
状態を示す説明図、第47図はスコロトロンチャージャ
による印加電圧と転写効率の関係を示す図、第48図は
転写紙上に現れ易いメモリパターンの例を示す説明図、
第49図は黒ネガメモリ発生時の感光体の電位と転写残
りトナーの関係を示す図、第509 図は転写残りパターンの例を示す図、第51−図は第5
0図のX−X部のトナーの状態を示す説明図、第52図
はブラシの断面図、第53図は、プランの穂先を感光体
と非接触状態で使用した場合の説明図、第54図は操作
部を示す一部切欠図、第55図は表示手段の動作制御を
示すフローチャー1・、第56図はブラシ複数個使用し
た場合の断面図、第57図はブレードとブラシを用いた
場合の断面図、第58図は給紙カバー面の形状を示す図
である。 ]5・・・像担持体(感光体)、]6・・・帯電手段、
17・・・露光手段、18・・・現像手段、〕9・・転
写手段、20・・・メモリ除去手段、1.60,170
・・・ブラシ、t・・・l・す−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 用紙が収納される給紙手段から用紙を給紙しこの用紙に
    画像を形成するものにおいて、前記給紙手段は、内部に
    収納される用紙と対向し用紙を覆うカバー部材を具備し
    、このカバー部材の用紙と対向する面が凹凸状に形成さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
JP1138891A 1989-05-31 1989-05-31 画像形成装置 Pending JPH033824A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1138891A JPH033824A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8588924B2 (en) 2008-03-04 2013-11-19 Cardiac Pacemakers, Inc. Loaded RF antenna for implantable device
US8972021B2 (en) 2008-03-04 2015-03-03 Cardiac Pacemakers, Inc. Detachable helical antenna for implantable medical device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8588924B2 (en) 2008-03-04 2013-11-19 Cardiac Pacemakers, Inc. Loaded RF antenna for implantable device
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