JPH0338030B2 - - Google Patents

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JPH0338030B2
JPH0338030B2 JP6785183A JP6785183A JPH0338030B2 JP H0338030 B2 JPH0338030 B2 JP H0338030B2 JP 6785183 A JP6785183 A JP 6785183A JP 6785183 A JP6785183 A JP 6785183A JP H0338030 B2 JPH0338030 B2 JP H0338030B2
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welding
layer
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slave
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Inventor
Osamu Nio
Hajime Fujii
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0338030B2 publication Critical patent/JPH0338030B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/02Seam welding; Backing means; Inserts
    • B23K9/0216Seam profiling, e.g. weaving, multilayer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は直線補間機能を備えた溶接ロボツトに
よる多層溶接方法に関する。
従来、テイーチングプレイバツク方式の溶接ロ
ボツトで多層溶接を行なう場合、ワークの寸法、
形状のばらつき、治具の精度のばらつき等に起因
して、ロボツトとワークの溶接線の相対的位置が
変化していた。特にワークが中厚板の場合、ワー
クそのものが重く、大きいため部品製作段階での
切断、曲げ加工の精度が上げ難く、これらの加工
のばらつきのある部品で構成したワークの溶接線
および開先形状は大きく変化する。また、この大
型で重量のあるワークをセツトする治具も大型と
なり、治具精度の保証は採算上から難しく、治具
精度も一般に悪いものになる。
これら精度の悪いワーク、治具と溶接ロボツト
を組み合わせて、最外層まで溶接欠陥を発生させ
ず、適正な多層溶接を可能ならしめる方法とし
て、従来、「溶接線検出センサによる軌跡修正機
能」(特開昭50−159445)等が提案されている。
しかしながら、この方法は、溶接線のばらつきに
は追従できても開先形状を認識できないため、溶
着金属量の制御ができず、溶接欠陥を生じたり、
最外層には人手による補修溶接を必要とする等の
欠点を有していた。この欠点を除くために、工業
用テレビジヨンカメラを用いたビジヨンセンサ等
で溶接線のみならず開先形状をも検出して多層溶
接を行なう方法も考えられるが、この方法はセン
サを含めたロボツトシステムが複雑、かつ高価に
なるという欠点を有する上に、センサの対環境
性、信頼性にも問題があり、未だ実用に供し得な
い段階にある。
したがつて、上記のような高価な形状認識セン
サ付溶接ロボツトが採算的に合わない用途では、
(1)ロボツトによる自動化を断念するか、(2)溶着金
属量の制御なしの単なる位置修正機能のみのセン
サ付ロボツトを使用するか、(3)多層のテイーチン
グ軌跡をワーク毎にテイーチング操作で修正する
しか方法がなかつた。多層溶接の第2層以降の軌
跡を全てテイーチングボツクスにより手動でテイ
ーチングする場合には、前層までの溶接状態を事
前に想定しながらテイーチングしなければならな
いが、溶接電流、溶接電圧、溶接速度、ワークの
素材、板厚、開先形状等により各層のビードが大
巾に変化するために難しい。そのために、第2
層、第3層、……の径路を試行錯誤的に修正し直
す必要があり、また開先形状の変化に応じた溶接
条件の変更も必要となる。このような、非常に長
時間を要し、しかも難しいテイーチング作業を各
ワーク毎に行なう(3)の方法は、自動化という観点
からすれば価値のない方法である。
本発明は上述の問題点に鑑み提案されたもの
で、ワーク毎にその開先形状の特徴を表わす複数
の代表点をテイーチングするのみで溶接線、開先
形状のばらつきのあるワークの適正な多層溶接を
可能にする、溶接ロボツトによる多層溶接方法を
提供することを目的とする。
本発明の溶接ロボツトによる多層溶接方法は、 マスタワークの各層の溶接開始点と溶接終了点
の座標、スレイブワークの開先形状の特徴を表わ
す複数の代表点の座標をテイーチングし、 マスタワークの溶接開始点側における各層の盛
り高さと全体の盛り高さ、スレイブワークの溶接
開始点側における全体の盛り高さからスレイブワ
ークの溶接開始点側における各層の盛り高さを求
め、 マスタワークの溶接終了点側における各層の盛
り高さと全体の盛り高さ、スレイブワークの溶接
終了点側における全体の盛り高さからスレイブワ
ークの溶接終了点側における各層の盛り高さを求
め、 スレイブワークの開先形状の特徴を表わす複数
の代表点のテイーチングされた座標、スレイブワ
ークの溶接開始点側における各層の盛り高さと全
体の盛り高さからスレイブワークの各層の溶接開
始点の座標を算出し、 スレイブワークの開先形状の特徴を表わす複数
の代表点のテイーチングされた座標、スレイブワ
ークの溶接終了点側における各層の盛り高さと全
体の盛り高さからスレイブワークの各層の溶接終
了点の座標を算出し、 これら算出されたスレイブワークの各層の溶接
開始点から溶接終了点へ溶接トーチの先端を移動
させることによりスレイブワークに多層溶接を行
なうことを特徴とする。すなわち、マスタワーク
の各層の溶接開始点と溶接終了点の座標を最初に
テイーチングし、マスタワークの溶接開始点側お
よび溶接終了点側における各層の盛り高さと全体
の盛り高さ、スレイブワークの溶接開始点側およ
び溶接終了点側における各層の盛り高さと全体の
盛り高さを求めておけば、後はスレイブワーク毎
に、その開先形状の特徴を表わす複数の代表点の
座標をテイーチングするだけで、スレイブワーク
の各層における溶接開始点と溶接終了点が求めら
れ、溶接線、開先形状のばらつきのあるスレイブ
ワークの適正な多層溶接が可能となる。
以上が本発明の要旨であるが、本発明はさら
に、マスタワークの開先形状の特徴を表わす複数
の代表点の座標と各層における溶接速度をテイー
チングし、マスタワークの複数の代表点のテイー
チングされた座標と各層の溶接開始点および/ま
たは溶接終了点の座標とからマスタワークの各層
の溶接開始点および/または溶接終了点を通る開
先幅と開先断面積を算出し、スレイブワークの複
数の代表点のテイーチングされた座標とスレイブ
ワークの算出された各層の溶接開始点および/ま
たは溶接終了点の座標とからスレイブワークの各
層の溶接開始点および/または溶接終了点を通る
開先幅と開先断面積を算出し、スレイブワークの
単位時間当りの溶着金属量がマスタワークのそれ
と同じになるように、スレイブワークの各層にお
ける溶接速度を、マスタワークの対応する層のテ
イーチングされた溶接速度と、スレイブワークの
当該層の算出された開先断面積と、マスタワーク
の対応する層の算出された開先断面積とから算出
することもできる。これは、スレイブワークの開
先断面積がマスタワークのそれと異なる場合に、
この開先断面積のばらつき溶接速度で補正し、他
の溶接条件はマスタワークのそれと同じにするも
ので、これにより、スレイブワークの適正な溶着
金属量を常に保証することができる。
また、本発明は、マスタワークの各層の溶接開
始点および/または溶接終了点におけるウイービ
ング幅をテイーチングし、スレイブワークの各層
の溶接開始点および/または溶接終了点における
ウイービング幅を、該ウイービング幅とスレイブ
ワークの当該層の1つ上の層の算出された開先幅
の差がマスタワークの対応する層のテイーチング
されたウイービング幅とマスタワークの対応する
層の1つ上の層の算出された開先幅の差に等しく
なるように算出することもできる。これは、スレ
イブワークのウイービング端と開先幅の距離をマ
スタワークのそれと同じになるようにスレイブワ
ークの各層のウイービング幅を決定するもので、
これによつてこの距離が小さ過ぎたり、あるいは
ウイービング幅が開先幅より大きくなるときに生
じるスレイブワークの壁への過大溶着あるいは逆
に大き過ぎるときに生じる溶着不足を無くし、溶
接欠陥の発生を防止することができる。
以下、本発明を実施例の図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の方法によりウイービン
グ多層溶接を行なうマスタワーク例の外観図で、
スレイブワークも開先形状、溶接線のばらつきは
あるが、ほぼ同じ形状をしている。本マスタワー
クは3個の被溶接部材1,2,3で構成され、こ
れら被溶接部材1,2,3で形成される開先形状
(点A,B,C,D,E,F,G,Iで構成され
る台形形状)は、第2図に示すように、下方から
順次、第1層、第2層、第3層、……、第n層と
n層に多層溶接される。斜線部は第3層である。
点P1,P2,……,Pnはそれぞれ第1層、第2層、
……、第n層における溶接開始点である。点Q1
Q2,……,Qnはそれぞれ第1層、第2層、……、
第n層における溶接終了点である。ここで、静止
直交座標系0−(x、y、z)をとり、以後、各
点の座標はこの直交座標系0−(x、y、z)を
基準にするものとする。マスタワークが最外層
(第n層)まで適正に溶接されたときの各層の溶
接開始点P1,P2,……,Pnの座標(Xp1、Yp1
Zp1)、(Xp2、Yp2、Zp2)、……、(Xpn、Ypn、
Zpn)、溶接速度V1,V2,……,Vn、ウイービ
ング幅W1,W2,……,Wn、層数nは試行錯誤
により予め求められている。溶接開始点における
開先形状の特徴を表わす代表点A,B,C,Dの
各座標(XA、YA、ZA)、(XB、YB、ZB)、(XC
YC、ZC)、(XD、YD、ZD)と溶接終了点における
開先形状を決める代表点E,F,G,Iの各座標
(XE、YE、ZE)、(XF、YF、ZF)、(XG、YG、ZG)、
(XI、YI、ZI)はテイーチボツクスにより手動で
テイーチングされる。
第3図はマスタワークとスレーブワークの開先
形状の位置関係を示す図である。点A′,B′,C′,
D′と点E′,F′,G′,I′はマスタワークに対して位
置ずれがあり、しかも開先形状にもばらつきのあ
るスレイブワークの溶接開始点、溶接終了点にお
ける開先形状の特徴を表わす代表点で、これら各
点の座標(XA′、YA′、ZA′)、(XB′、YB′、ZB′)

(XC′、YC′、ZC′)、(XD′、YD′、ZD′)、(XE

YE′、ZE′)、(XF′、YF′、ZF′)、(XG′、YG′、
ZG′)、(XI′、YI′、ZI′)もテイーチボツクスに
より手動でテイーチングされる。
第4図はマスタワークとスレイブワークの溶接
開始点における開先形状を示す図である。点C1
C2,……,Cnはマスタワークのテイーチングさ
れた溶接開始点P1,P2,……,Pnを通り、直線
ABい慨ね平行な直線とテイーチングされた代表
点A,CおよびE,Gで形成される面との交点、
点D1,D2,……,Dnは溶接開始点P1,P2,…
…,Pnを通り、直線に慨ね平行な直線とテイ
ーチングされた代表点B,DおよびF,Iで形成
される面との交点である。同様に、点C1′,C2′,
……,Cn′はスレイブワークの溶接開始点P1′,
P2′,……,Pn′を通り、直線′′に慨ね平行な直
線とテイーチングされた代表点A′,C′および
E′G′で形成される面との交点、点D1′,D2′,…
…,Dn′は溶接開始点P1′,P2′,……,Pn′を通
り、直線′′に慨ね平行な直線とテイーチング
された代表点B′,D′およびF′,I′で形成される面
との交点である。
スレイブワークの第i層の溶接開始点Pi′の座
標(X′pi、Y′pi、Z′pi)は、最も単純にはマスタ
ワークと無関係にすなわち、スレイブワークの開
先形状の特等を示す代表点A′,B′,C′,D′の直
線′′の中点と直線′′の中点を結ぶ直線をn
等分することにより、 X′pi=(XC′+XD′)/2+i(X
A′+XB′−XC′−XD′)/2n Y′pi=(YC′+YD′)/2+i(Y
A′+YB′−YC′−YD′)/2n Z′pi=(ZC′+ZD′)/2+i(Z
A′+ZB′−ZC′−ZD′)/2n で与えられる。
スレイブワークの第i層の溶接終了点Qi′の座
標(X′Qi、Y′Qi、Z′Qi)も、同様に X′Qi=(XG′+XI′)/2+i(
XE′+XF′−XG′−XI′)/2n Y′Qi=(YG′+YI′)/2+i(
YE′+YF′−YG′−YI′)/2n Z′Qi=(ZG′+ZI′)/2+i(
ZE′+ZF′−ZG′−ZI′)/2n で与えられる。
しかしながら、このようにスレイブワークの開
先形状の高さを正確にn等分してテイーチングす
ることは実際には難しい。各層毎に適正な溶接条
件の選定を行なうためには、むしろ厳密な意味で
n等分されてテイーチングされない方がよい場合
もある。マスタワークの各層の溶接電流、溶接電
圧、ウイービング周波数をスレイブワークの対応
する各層の溶接条件として採用する本発明の方法
では、このような場合、スレイブワークの各層の
溶接開始点Pi′、溶接終了点Qi′を、前述のように
n等分で求めるのでなく、マスタワークの対応す
る溶接開始点Pi、溶接終了点Qiからそれぞれ開
先底面に下した垂線の長さεi,ηiを求め、各層の
溶接開始点Piでの盛り高さhi、溶接終了点Qiでの
盛り高さki、溶接開始点側での全体の盛り高さ
h、溶接終了点側での全体の盛り高さkを hi=εi+1-i ki=ηi+1-i h=oi=1 hi k=oi=1 ki εi=ηi=0 の式から求めて、これらhi、ki、h、kのデータ
をメモリに格納しておく。次に、スレイブワーク
での直線′′(′′)上の点から直線
C′D′(′′)に下した垂線の長さ、すなわち全体
の盛り高さh′(k′)を求めて、 hi′=hi・h′/h ki′=ki・k′/k の式から、スレイブワークの各層の溶接開始点
Pi′での盛り高さhi′、溶接終了点Qi′での盛り高さ
ki′を求め、このhi′、ki′をそれぞれ直線
A′B′(′′)の中点と直線′′)(′′
)の中点
を結ぶ直線に割りあてることによつて、すなわ
ち、スレイブワークの第i層の溶接開始点Pi′の
座標(X′pi、Y′pi、Z′pi)は、 で与えられ、スレイブワークの第i層の溶接終了
点Qi′の座標(X′Qi、Y′Qi、Z′Qi)は で与えられる。
次に、直線、直線、直線の方向余弦
をそれぞれ(λ、μ、ν)、(a、b、c)、(a′、
b′、c′)とすると、これらはそれぞれ次式(3)、
(4)、(5)で与えられる。
したがつて、マスタワークの第i層の開先幅であ
る、溶接開始点Piを通る直線の長さliは、 li=2(XA−Xpi)(bc′−b′c)+(YA−Ypi)(ca′
−c′a)+(ZA−Zpi)(ab′−a′b)/λ(bc′−b′
c)+μ(ca′−c′a)+ν(ab′−a′b)(6) で与えられる。
また、マスタワークの第i層の開先断面積であ
る、台形CiCi+1Di+1Diの面積Siは、 Si=(li+li+1)/2√(i+1−)2+(
i+1−)2+(i+1−)2 ※ ※−{(i+1−)+(i+1−)
+(i+1−)}(7) で与えられる。
スレイブワークの第i層の開先幅li′は、点A,
B,C,Eの座標の代りに点A′,B′,C′,E′の
座標を(3)、(4)、(5)式に代入して方向余弦(λ、
μ、ν)、(a、b、c)、(a′、b′、c′)の値を

め、これらの値と点Piの座標の代りに点Pi′の座
標を(4)式に代入することにより求められる。スレ
イブワークの第i層の開先断面積Si′も(5)式と同
様の式により求められる。
スレイブワークの単位時間当りの溶着金属量を
マスタワークのそれと同じにして、ワスタワーク
と同じ層数で最外層まで適正に溶接するためのス
レイブワークの第i層における溶接速度Vi′は Vi′=Vi・Si/Si′ (8) から求める。ここで、Viはマスタワークの第i
層におけるテイーチングされた溶接速度である。
また、一般に、マスタワークの各層における適
正にテイーチングされたウイービング幅Wiは各
層の開先幅li+1より小さく Wi=li+1−δi (9) なる関係式が成り立つ。ここで、δi/2はウイー
ビング端と開先形状の壁との距離であり、前述し
たように、δiが小さくあるいは負、すなわちウイ
ービング幅Wiが開先幅li+1より大きくなると、ウ
イービング両端における入力エネルギにより壁の
過大溶融が生じ、逆にδが大きいと両方の壁の溶
融不足が生ずる。いずれの場合も溶接欠陥の原因
となる。δiは通常、1〜3mmにとられる。(9)式に
より求めたマスタワークの開先幅li+1とテイーチ
ングされたウイービング幅Wiよりマスタワーク
の第i層におけるδiが δi=li+1−Wi (10) から求められる。スレイブワークの第(i+1)
層における開先幅l′i+1と第i層のウイービング幅
Wi′の差はマスタワークの上記のδiと同じ値にな
るようにすると、スレイブワークの第i層におけ
るウイービング幅Wi′は Wi′=li+1−δi (11) から求められる。
第5図は、以上の(1)〜(11)式から求めたスレ
イブワークの各層の溶接開始点Pi′、溶接終了点
Qi′の座標、溶接速度Vi′、ウイービング幅Wi′の
データでスレイブワークをウイービング多重溶接
する溶接ロボツトの一実施例のブロツク図であ
る。101はロボツト制御を統括するマイクロプ
ロセツサである。102はロボツト固有座標系に
基づくロボツトの各軸の位置を前記直交座標系0
−(X、Y、Z)に座標変換する座標変換演算器
である。103は直交座標系0−(X、Y、Z)
で表わされたロボツトの各軸の位置をロボツト固
有座標系に座標変換する座標変換演算器である。
104は前述の(1)〜(11)式によりスレイブワー
クの各層の溶接開始点Pi′の座標(X′pi、Y′pi、
Z′pi)、溶接終了点Qi′の座標(X′Qi、Y′Qi、Z′
Q
i)、溶接速度Vi′、ウイービング幅Wi′を算出す
る演算器である。105はテイーチボツクスであ
る。106はメモリで、第6図に示すように、テ
イーチボツクス105でテイーチングされたマス
タワーク各層の溶接開始点Piの座標、溶接終了点
Qiの座標、溶接速度Vi、ウイービング幅Wi、溶
接開始点での開先形状を示す代表点A,B,C,
Dの座標、溶接終了点での開先形状を示す代表点
E,F,G,Iの座標、スレイブワークの溶接開
始点での開先形状を示す代表点A′,B′,C′,
D′の座標、溶接終了点での開先形状を示す代表
点E′,F′,G′,I′の座標と算出されたマスタワー
クの各層の開先断面積Si、スレイブワークの各層
の開先断面積Si′、マスタワークの各層の開先幅
li+1とウイービング幅Wiの差δi、スレイブワーク
の各層の溶接開始点Pi′の座標、溶接終了点Qi′の
座標、溶接速度Vi′、ウイービング幅Wi′が格納
される。以上の各点の座標はいずれも座標変換演
算器102で直交座標系0−(X、Y、Z)に変
換されるものである。107は周期Tの基準クロ
ツク信号を発生する基準クロツク発生器である。
108は直線補間器で、溶接開始点の座標
(Xpi、Ypi、Zpi)またはX′pi、Y′pi、Z′pi)と
溶接終了点の座標(XQi、YQi、ZQi)または
(X′Qi、Y′Qi、Z′Qi)と溶接速度Viまたは
Vi′が与えられると、その溶接開始点と溶接終了
点の間の距離mを算出するとともに、基準クロツ
ク発生器107から出力される基準クロツク信号
毎の位置増分量△X、△Y、△Zまたは△X′、
△Y′、△Z′を により算出する。109はロボツトの各軸毎のサ
ーボ機構である。110はロボツトの各軸毎のサ
ーボ機構109を駆動するサーボ駆動回路であ
る。111はロボツトの各軸毎の位置S′g1
S′g2,S′g3,……,S′gkを検出する位置検出器で
ある。サーボ機構109、サーボ駆動回路11
0、位置検出器111は便宜上、それぞれ一まと
めに図示したが、実際はロボツトの各軸毎に独立
していることは勿論である。112は切替回路
で、テイーチングモードのときはテイーチボツク
ス105の指令をサーボ駆動回路110に伝達
し、プレイバツクモードのときは座標変換演算器
103でロボツト固有座標系に座標変換された、
基準クロツク信号毎の位置増分量△X、△Y、△
Z(△X′、△Y′、△Z′)をロボツト各軸の入力指
令Sg1,Sg2,Sg3,……,Sgkとしてサーボ駆動
回路110に伝達する。112はウイービング定
数設定器、113はウイービング駆動回路、11
4はウイービングアクチユエータ、115は溶接
トーチである。第7図はロボツトのアーム116
に取付けられたウイービングアクチユエータ11
4と溶接トーチ115の一例を示す外観図であ
る。以上のうちで、座標変換演算器102,10
3、演算器104は、説明の都合上、それぞれ分
けて図示したが、通常は1個のマイクロプロセツ
サで構成される。
次に、以上の構成からなる溶接ロボツトの動作
について説明する。
先づ、マスタワークに対するテイーチング作業
を行なう。テイーチングボツクス105で切替回
路112をテイーチングモードにしてロボツトの
サーボ機構109を動かし、溶接トーチ115の
先端の作業点をワスタワークに対して位置決めす
る。この結果得られた、ロボツト固有座標系での
マスタワークの各層の溶接開始点Piのテイーチン
グされた座標と溶接終了点Qiのテイーチングさ
れた座標は、座標変換演算器102で直交座標系
0−(X、Y、Z)の座標に変換され、それぞれ
P1(Xp1、Yp1、Zp1)、P2(Xp2、Yp2、Zp2)、…
…、Pn(Xpn、Ypn、Zpn)、Q1(XQ1、YQ1
ZQ1)、Q2(XQ2、YQ2、ZQ2)、……、Qn(XQn、YQ
n、ZQn)としてメモリ106に格納される。こ
れと同時に、マスタワークの溶接開始点、溶接終
了点での開先形状を示す代表点A,B,C,Dお
よびE,F,G,Iの座標もテイーチングされ、
直交座標系0−(X、Y、Z)の座標(XA、YA
ZA)、(XB、YB、ZB)、……、(XI、YI、ZI)とし
てメモリ106に格納される。次に、ウイービン
グ定数設定器112でマスタワークの各層のウイ
ービング幅W1,W2,……,Wnと溶接速度V1
V2,……,Vnが設定され、これらのデータもメ
モリ106に格納される。以上のマスタワークに
対するテイーチング作業は、溶接電圧、溶接電
流、ワイヤ給送量のテイーチングも含め、これら
が適正値になるまで試行錯誤的に繰返される。そ
の後、マイクロプロセツサ101はメモリ105
からマアスタワークの第1層と第2層の溶接開始
点P1,P2の座標(Xp1、Yp1、Zp1)、(Xp2
Yp2、Zp2)と代表点A,B,C,Dの座標
(XA、YA、ZA)、(XB、YB、ZB)、(XC、YC、ZC)、
(XD、YD、ZD)、第1層のウイービング幅W1を読
出し、これらのデータを演算器104に入力す
る。演算器104は(3)(4)(5)式により直線の方
向余弦(λ、μ、ν)、直線の方向余弦(a、
b、c)、直線の方向余弦(a′、b′、c′)を求
めた後、(6)式によりマスタワークの第1層、第2
層の開先幅l1,l2を求める。さらに演算器104
は、この求めた開先幅l1とl2と溶接開始点P1,P2
の座標(Xp1、Yp1、Zp1)、(Xp2、Yp2、Zp2)、
方向余弦(λ、μ、ν)から(7)式により第1層の
開先断面積S1を、(10)式からδ1をそれぞれ求め
る。こうして求められた第1層の開先断面積S1
δ1はメモリ106に格納される。以上の動作が第
n層まで繰返され、メモリ106にはマスタワー
ク各層の開先断面積S1,S2,……,Snと各層の
開先幅とウイービング幅の差δ1,δ2,……,δnが
格納される。
次にスレイブワークに対するテイーチング作業
を行なう。スレイブワークの溶接開始点、溶接終
了点での開先形状を示す代表点A′,B′,C′,
D′およびE′,F′,G′,I′の座標はテイーチボツク
ス105でテイーチングされる。これらの座標も
座標変換演算器102によりロボツト固有座標系
から直交座標系0−(X、Y、Z)に座標変換さ
れ、それぞれ座標(XA′、YA′、ZA′)、(XB′、
YB′、ZB′)、……、(XI′、YI′、ZI′)としてメモ
リ106に格納される。次に、マイクロプロセツ
サ101はメモリ106から代表点A′,B′,…
…,I′の座標(XA′、YA′、ZA′)、(XB′、YB′、
ZB′)、……、(XI′、YI′、ZI′)を読出し、これ
らのデータを演算器104に入力する。演算器1
04はこれら代表点A′,B′,……,I′の座標
(XA′、YA′、ZA′)、(XB′、YB′、ZB′)、……、
(XI′、YI′、ZI′)とから(1)、(2)式によりスレイ
ブワークの各層の溶接開始点P1′,P2′,……,
Pn′の座標(X′p1、Y′p1、Z′p1)、(X′p2、Y′p2

Z′p2)、……、(X′pn、Y′pn、Z′pn)と溶接終了
点Q1′,Q2′,……,Qn′の座標(X′Q1、Y′Q1
Z′Q1)、(X′Q2、Y′Q2、Z′Q2)、……、(X′Qn、
Y′Q
n、Z′Qn)を求める。これらの座標はメモリ1
06に格納される。以上、求めたスレイブワーク
の代表点A′,B′,C′,E′の座標と溶接開始点P1′,
P2の座標とから、マスタワークの場合と同様に
して、第1層の開先幅l1′と開先断面積S1′が演算
器104で求められる。このスレイブワークの第
1層の開先断面積S1′とメモリ106に格納され
ているマスタワークの第1層の開先断面積S1、溶
接速度V1とから(8)式によりスレイブワークの第
1層の溶接速度V1′が演算器104で求められ、
メモリ106に格納される。また、スレイブワー
クの第2層の開先幅l2′とメモリ106に格納され
ているδ1とから(11)式によりスレイブワークの
第1層のウイービング幅Wi′が同じく演算器10
4で求められ、メモリ106に格納される。以上
の動作が第n層まで繰返され、メモリ106には
スレイブワークの各層の溶接速度V1′,V2′,…
…,Vn′とウイービング幅W1′,W2′,……,
Wn′が格納される。
以上のようにしてメモリ106に所定のデータ
が格納し終ると、切替回路112はプレイバツク
モードに切替えられる。マイクロプロセツサ10
1はメモリ106からスレイブワークの第1層の
溶接開始点P1′(X′p1、Y′p1、Z′p1)と溶接終了点
(X′Q1、Y′Q1、Z′Q1)そして溶接速度V1′を読出し
て直線補間器108にセツトすると同時に、ウイ
ービング幅Wi′も読出してウイービング定数設定
器112にセツトする。直線補間器108は基準
クロツク発生器107から出力される基準クロツ
ク信号毎に位置増分量△X′、△Y′、△Z′を
(12)′式により求め、これらを座標変換演算器1
03に出力する。座標変換演算器103は、直交
座標系0−(X、Y、Z)で表わされた位置増分
量△X′、△Y′、△Z′をロボツト固有座標系に基
づくロボツト各軸の位置へ座標変換する。このよ
うにして得られたロボツト各軸の位置入力指令
Sg1,Sg2,Sg3,……,Sgkが切替回路112を
経て、位置検出器111の検出信号S′g1,S′g2
S′g3,……,S′gkとの差がロボツトの各軸のサー
ボ駆動回路110に与えられる。サーボ駆動回路
110はこれらの差をPID補償等を行なつた後、
電力増幅し、サーボ機構109を位置制御する。
これにより溶接トーチ115が直線補間制御され
ると同時にウイービングアクチユエータ114が
ウイービング駆動回路113により駆動されて幅
W1なるウイービング運動を始める。この動作が
溶接終了点Q1′点まで繰返される。スレイブワー
クの第2層、第3層,……,第n層の溶接もそれ
ぞれの溶接開始点P2′,P3′,……,Pn′、溶接終
了点Q2′,Q3′,……,Qn′、溶接速度V2′,V3′,
……,Vn′、ウイービング幅W2′,W3′,……,
Wn′に基づき同様に制御される。
以上の実施例はワークの開先形状が逆台形の場
合であるが、第8図1のようなV字型あるいは第
8図2のようなL字型の開先形状のワークの場合
には、開先形状を示す代表点が3点となるから、
前述の式でXC=XD、YC=YD、ZC=ZD、XC′=
XD′、YC′=YD′、ZC′=ZD′XG=XI、YG=YI、ZG
=ZI、XG′=XI′、YG′=YI′、ZG′=ZI′とすれば
よい。また、第8図3のようなU字型の開先形状
のワークの場合には、直線近似が最もよい点を代
表点C、Dとして選べばよい。
第7図において、ロボツトの駆動軸116にウ
イービングアクチユエータ114を装着して、こ
のウイービングアクチユエータ114により溶接
トーチ115にウイービング運動させる例を示し
たが、本発明の主旨はマスタワークの各層の開先
幅と算出されたスレイブワークの各層の開先幅の
関係からスレイブワークの各層のウイービング幅
を求めることであり、それを実現する手段は何で
あつてもよく、ロボツトの各駆動軸の合成運動と
してウイービング運動を行なわせる、いわゆるソ
フトウイービングも当然本発明に含まれる。
また、スレイブワークの各層の溶接速度Vi′の
決定にあたつてはマスタワーク、スレイブワーク
の溶接開始点Pi,Pi′を含む開先断面積Si,Si′の
比によつたが、マスタワーク、スレイブワークの
溶接終了点Qi,Qi′を含む開先断面積の比により
求めてもよい。また、開先幅li,li′も溶接終了点
Qi,Qi′側で求めてもよい。
また、実施例ではマスタワークの各層の溶接開
始点、溶接終了点の座標、開先形状を示す代表点
の座標、溶接条件(溶接速度、ウイービング幅)
のデータはテイーチボツクスでテイーチングする
ようにしたが、例えば設計図面等から予め得られ
たデータをキーインプツトするようにしてもよ
い。
本発明は、以上説明したように、ワーク毎に、
その開先形状の特徴を表わす代表点の座標をテイ
ーチングさせるだけで、溶接線、開先形状のばら
つきのあるワークの適正な多層溶接が可能となる
ので、ワークの精度も、治具の精度も、採算上か
ら管理しにくい多種小量生産のワークの溶接のロ
ボツトによる自動化が可能になつた。また、ワー
クの精度、治具の精度の管理も不要で、しかもワ
ークのセツトもラフでよいので治具が簡単とな
り、その経済効果は大きい。さらに、座標変換の
演算機能を有する通常の溶接ロボツトに前述の演
算を行なわせるだけで、高価なセンサ等を特別に
使用せずとも対象のワークのばらつきを安価に補
正できる意義は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の溶接ロボツトによる多層溶接
方法を説明するためのマスタワークの1例を示す
外観図、第2図はマスタワークの開先形状を多層
溶接する各層と溶接開始点、溶接終了点を示す
図、第3図はマスタワークとスレイブワークの開
先形状を示す斜視図、第4図はマスタワークとス
レイブワークの溶接開始点側の開先断面を示す
図、第5図を本発明の方法を適用した溶接ロボツ
トの実施例のブロツク図、第6図はメモリ106
に格納されるデータを示す図、第7図は溶接トー
チ115を取付けたロボツトの一部外観図、第8
図は他の開先形状を示すワーク(マスタワーク、
スレイブワーク)の図である。 P1,P2,……,Pn:マスタワークの各層の溶
接開始点、Q1,Q2,……,Qn:マスタワークの
各層の溶接終了点、V1,V2,……,Vn:マスタ
ワークの各層における溶接速度、W1,W2,…
…,Wn:マスタワークの各層におけるウイービ
ング幅、A,B,C,D,E,F,G,I:マス
タワーク開先形状を示す代表点、l1,l2,……,
ln:マスタワークの各層の開先幅、S1,S2,…
…,Sn:マスタワークの各層の開先断面積、δ1
δ2,……,δn:マスタワークの各層の開先幅とウ
イービング幅の差、A′,B′,C′,D′,E′,F′,
G′,I′:スレイブワークの開先形状を示す代表
点、P1′,P2′,……,Pn′:スレイブワークの各
層の溶接開始点、Q1′,Q2′,……,Qn′:スレイ
ブワークの各層の溶接終了点、l1′,l2′,……,
ln′:スレイブワークの各層の開先幅、V1′,V2′,
……,Vn′:スレイブワークの各層における溶接
速度、W1′,W2′,……,Wn′:スレイブワーク
の各層におけるウイービング幅。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直線補間機能を備えた溶接ロボツトにより多
    層溶接を行なう多層溶接方法において、 マスタワークの各層の溶接開始点と溶接終了点
    の座標、スレイブワークの開先形状の特徴を表わ
    す複数の代表点の座標をテイーチングし、 マスタワークの溶接開始点側における各層の盛
    り高さと全体の盛り高さ、スレイブワークの溶接
    開始点側における全体の盛り高さからスレイブワ
    ークの溶接開始点側における各層の盛り高さを求
    め、 マスタワークの溶接終了点側における各層の盛
    り高さと全体の盛り高さ、スレイブワークの溶接
    終了点側における全体の盛り高さからスレイブワ
    ークの溶接終了点側における各層の盛り高さを求
    め、 スレイブワークの開先形状の特徴を表わす複数
    の代表点のテイーチングされた座標、スレイブワ
    ークの溶接開始点側における各層の盛り高さと全
    体の盛り高さからスレイブワークの各層の溶接開
    始点の座標を算出し、 スレイブワークの開先形状の特徴を表わす複数
    の代表点のテイーチングされた座標、スレイブワ
    ークの溶接終了点側における各層の盛り高さと全
    体の盛り高さからスレイブワークの各層の溶接終
    了点の座標を算出し、 これら算出されたスレイブワークの各層の溶接
    開始点から溶接終了点へ溶接トーチの先端を移動
    させることによりスレイブワークに多層溶接を行
    なうことを特徴とする溶接ロボツトによる多層溶
    接方法。 2 マスタワークの開先形状の特徴を表わす複数
    の代表点の座標とマスタワークの各層における溶
    接速度をテイーチングし、マスタワークの複数の
    代表点のテイーチングされた座標とマスタワーク
    の各層の溶接開始点および/または溶接終了点の
    テイーチングされた座標とからマスタワークの各
    層の溶接開始点および/または溶接終了点を通る
    開先幅と開先断面積を算出し、スレイブワークの
    複数の代表点のテイーチングされた座標とスレイ
    ブワークの前記算出された各層の溶接開始点およ
    び/または溶接終了点の座標とからスレイブワー
    クの各層の溶接開始点および/または溶接終了点
    を通る開先幅と開先断面積を算出し、 スレイブワークの単位位時間当りの溶着金属量
    がマスタワークのそれと同じになるように、スレ
    イブワークの各層における溶接速度を、マスタワ
    ークの対応する層におけるテイーチングされた溶
    接速度と、スレイブワークの当該層の前記算出さ
    れた開先断面積と、マスタワークの対応する層の
    前記算出された開先断面積とから算出する特許請
    求の範囲第1項記載の多層溶接方法。 3 マスタワークの各層の溶接開始点および/ま
    たは溶接終了点におけるウイービング幅をテイー
    チングし、スレイブワークの各層の溶接開始点お
    よび/または溶接終了点におけるウイービング幅
    を、該ウイービング幅とスレイブワークの当該層
    の1つ上の層の前記算出された開先幅の差がマス
    タワークの対応する層のテイーチングされたウイ
    ービング幅とマスタワークの対応する層の1つ上
    の層の前記算出された開先幅の差に等しくなるよ
    うに算出する特許請求の範囲第2項記載の多層溶
    接方法。
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