JPH0337888Y2 - - Google Patents

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JPH0337888Y2
JPH0337888Y2 JP1985077438U JP7743885U JPH0337888Y2 JP H0337888 Y2 JPH0337888 Y2 JP H0337888Y2 JP 1985077438 U JP1985077438 U JP 1985077438U JP 7743885 U JP7743885 U JP 7743885U JP H0337888 Y2 JPH0337888 Y2 JP H0337888Y2
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JP
Japan
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cylinder
grindstone
workpiece
rotating shaft
polishing
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JP1985077438U
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JPS61191857U (ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、光コネクターのフアイバー付フエル
ールなどの端面を研磨するに好適な研磨装置に関
するものである。
「従来の技術および考案が解決しようとする問題
点」 光コネクターのフアイバー付フエルールは、細
い金属管の中にセラミツクを介在させて、直径
125μm程度のガラスフアイバーが収納されてい
る。このようなフエルールとフエルールとを接続
するために、フエルールの端部にはコネクターが
取付けられておる。ガラスフアイバーは極細であ
ることもあつて、フエルールの接続する端面は両
者共に、正確に研磨する必要がある。
従来のフエルールの研磨装置は、テーブル上に
治具あるいはキヤリアを取付けたワークを載置
し、回転あるいは揺動させて研磨を行つている
が、フエルールには長いフアイバーコードがある
ため、ワークを回転すれば捻切れてしまい、ま
た、揺動によつてガラスフアイバーを被労させク
ラツクを生じさせる虞があり、ガラスフアイバー
に損傷を与えないでフエルールの端面を研磨でき
る研磨装置がないのが実情である。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、上記の事情に鑑み、ワークを静止さ
せた状態でその端面を研磨すべく、テーブル上面
に砥石を設け、テーブルを自転すると同時に公転
するように構成し、ワークを前記砥石に当接する
ように配置して研磨するようになした研磨装置で
ある。
「実施例」 直立した筒体1内に回転軸2を軸受3,4を介
在させて回転自在に設け、筒体1も軸受5,6を
介して回転自在に静止筒体7に取付ける。静止筒
体7はその上端の外向フランジ8と締付環9を静
止筒体7に螺着させて、機枠10に取付ける。
回転軸2の上端には、テーブル11を嵌め、ナ
ツト12にて螺締する。このテーブル11の上面
にダイヤモンド砥石13を接着剤により固着す
る。
前記回転軸2の下方には、回転筒体14が軸受
15,16を介して前記筒体1の下端に螺着した
下部筒体17に回転自在に設ける。
回転筒体14は、機体内に配置したモータ18
により、ベルト19を介して回転される。この回
転筒体14内には、起立軸20を起立固着させ、
前記回転軸2の下端と起立軸20の上端とを連結
軸21を介在させて、その上端および下端をピン
22,23にて連結せしめる。この際、起立軸2
0の軸線と回転軸2の軸線と偏位するように連結
軸21の長さを設定する。なお、偏位量は、図面
でLにて示す。
一方、下部筒体17は、機体内に配置したモー
タ24によりベルト25を介して回転させられ
る。
モータ18およびモータ24を同時に駆動す
る。モータ18により、ベルト19、回転筒体1
4、起立軸20、連結軸21、回転軸2を経て、
テーブル21のダイヤモンド砥石13は回転軸2
の中心の回りに回転する。モータ24により、ベ
ルト25、下部筒体17、筒体1が静止筒体7に
対して回転する。筒体1は、その回転の中心が回
転軸2とLだけ偏位しているために、筒体1の回
転に伴い回転軸2を回転させる。従つて、ダイヤ
モンド砥石13の回転軌跡は、第2図に示すよう
に自転しながら公転することとなる。すなわち、
ダイヤモンド砥石13は、ワークの同一箇所を研
磨することがないように自転しながら公転するも
のである。
円盤状の保持板25のダイヤモンド砥石13に
対応する位置にワークを挿入できる装着孔26を
第3図に示すように穿設し、保持板25にはワー
クが加工中、逃げないようにバネ板27を設けて
弾圧する。この保持板25を長方形状の支持板2
8にビス29にて螺締する。研磨装置は研磨粉な
どが付着しやすいため、修理、交換作業が頻繁に
行われる。本研磨装置ではベルト19、保持板2
5、締付環9を外すと、軸受をユニツト化して収
めている静止筒体7を上から取り外すことがで
き、研磨装置の修理が容易で、軸受などの部品の
交換も容易にできる。
保持板25の装着孔26にワークwを挿入し、
バネ板27で弾圧して固定した後、支台30に支
持板28を載置することにより、保持板25、支
持板28の自重でもつて、ワークwはダイヤモン
ド砥石13に当接した状態となる。モータ18お
よび24を駆動すると、ダイヤモンド砥石13は
第2図に示すような軌跡でもつてワークwの端面
を研磨する。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、テーブル上面に砥石
を設け、テーブルを自転すると同時に公転するよ
うに構成し、ワークを前記砥石に当接するように
配置して研磨するようになした研磨装置であり、
砥石のスパイラル状の軌跡により研磨するので、
同一の砥石面のみにより研磨されることなく精度
の良い研磨加工ができる。また、ワークを静止さ
せて加工するので、例えば、フアイバーコードが
接続された状態のワークでも損傷などを生じさせ
ることはない。
また、本考案では、ベルトと締付環を外すと、
軸受をユニツト化して収めている静止筒体を上か
ら取り外すことができ、研磨粉が付着しやすい研
磨装置の修理が容易で、軸受などの部品の交換も
容易にできる。さらに、本考案ではモータの動力
をベルトを介して砥石に伝達しており、ワークに
振動が伝わりにくく、高精度の研磨を行うことが
できる。
その上、本考案では、砥石上にワークを固定す
るための装着孔を持つた保持板を備えており、光
コネクタフエルールなどの棒状セラミツク部品の
端面を研磨するのに適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的実施例の縦断面図、第
2図は砥石の軌跡を示す平面図、第3図はワーク
の保持板部の平面図である。 11……テーブル、13……砥石、w……ワー
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 静止筒体中で筒体を回転自在に軸支し、該筒体
    中で、その軸線に対して偏位するように回転軸を
    軸支するとともに、該回転軸の上端に砥石を備え
    たテーブルを取付け、ワークに対して上記砥石が
    自転すると同時に公転するように構成した研磨装
    置であつて、上記静止筒体を締付環のみによつて
    機枠に取付けるとともに、上記回転軸および筒体
    を回転させるためのベルトを有し、かつ上記砥石
    上に、ワークを固定するための装着孔を持つた保
    持板を備えたことを特徴とする研磨装置。
JP1985077438U 1985-05-23 1985-05-23 Expired JPH0337888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985077438U JPH0337888Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985077438U JPH0337888Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191857U JPS61191857U (ja) 1986-11-29
JPH0337888Y2 true JPH0337888Y2 (ja) 1991-08-09

Family

ID=30620505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985077438U Expired JPH0337888Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

Country Status (1)

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JP (1) JPH0337888Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5828759Y2 (ja) * 1974-01-05 1983-06-23 セイコーインスツルメンツ株式会社 ケンマバンノ ジ コウテンウンドウソウチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61191857U (ja) 1986-11-29

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