JPH0337679Y2 - - Google Patents

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JPH0337679Y2
JPH0337679Y2 JP8022585U JP8022585U JPH0337679Y2 JP H0337679 Y2 JPH0337679 Y2 JP H0337679Y2 JP 8022585 U JP8022585 U JP 8022585U JP 8022585 U JP8022585 U JP 8022585U JP H0337679 Y2 JPH0337679 Y2 JP H0337679Y2
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JP
Japan
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sliding
temperature display
toy
body temperature
pinion
Prior art date
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Expired
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JP8022585U
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English (en)
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JPS61196798U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は体温計玩具に関する。
(従来技術) 従来の体温計玩具には外形が体温計を模してな
る玩具本体の側面に体温を表示した程度のものし
かなかつた。しかし、このような体温計玩具では
温度表示はいつも一定であるから、面白みに欠
け、体温計らしい温度表示の変化が望まれてい
た。
(考案の技術的課題) この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、特に体温が変化する体温計玩具を提供する
ことをその技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この考案に係る体
温計玩具は、下記要件を備えることを特徴とす
る。
(イ) 玩具本体内部には一方向に付勢された摺動体
が摺動自在に設けられているとともに、該摺動
体を外部から反対方向に摺動させる作動手段が
設けられていること。
(ロ) 摺動体には摺動方向にラツクが形成され、該
ラツクは玩具本体に回転自在に設けられたピニ
オンに噛合していること。
(ハ) 上記ピニオンの回転軸には体温表示円板が固
定され、該体温表示円板は玩具本体に形成され
た体温表示窓に臨んでいること。
(ニ) 上記ラツクは摺動体の摺動範囲よりも短い範
囲に形成され、摺動体の摺動途中で上記ピニオ
ンとの噛合が解除されること。
(考案の作用、効果) この考案によれば、作動手段を人形等に押当て
ることによつて摺動体を摺動させるとラツクとピ
ニオンが噛合するので、ピニオンと同軸に固定さ
れた体温表示円板が回転する。摺動体の摺動途中
でラツクとピニオンとの噛合は解除されるが、体
温表示円板は自己回転する。該体温表示円板は玩
具本体の体温表示窓に臨んでいるので、回転停止
位置で体温表示窓に現われた体温表示を読み取る
ことができる。このように、ラツクとピニオンと
の噛合は摺動体の摺動途中で解除されるから、体
温表示は変化する。したがつて、看護婦さんごつ
こなどにおいて従来にないリアル性のある面白い
遊びができる。
(実施例) 以下、図面によつてこの考案の一実施例につい
て説明する。
図において符号Aは体温計玩具を示す。この体
温計玩具Aは本体1の一側面に体温表示窓1aを
形成したもので、玩具本体1の内部には一方向に
付勢された摺動体2が摺動自在に設けられている
とともに、該摺動体2を外部から反対方向に摺動
させる作動手段3が玩具本体1の外部に突出して
設けられている。該作動手段3の本体1内部側の
端部はバネ4を介して外側に付勢されている。摺
動体2もその後端に係合したバネ5を介して作動
手段3と同じ方向に付勢され、作動手段3を内側
に押込むことにより、摺動体2はバネ5のバネ力
に抗して摺動させるように構成されている。
摺動体2には摺動方向にラツク6が形成され、
該ラツク6は玩具本体1に回転自在に設けられた
ピニオン7に噛合している。そして、上記ラツク
6は摺動体2の摺動範囲よりも短い範囲に形成さ
れ、摺動体2の摺動途中で上記ピニオン8との噛
合が解除されるように形成されている。該ピニオ
ン7の回転軸8には体温表示円板9が固定され、
該体温表示円板9の表面には「6」から「9」ま
での数字が放射状に表示され、これら数字は玩具
本体1に形成された体温表示窓1aに臨んでい
る。これに対して体温表示窓1aの10の位には
「3」が固定表示され、1の位の部分が上記体温
表示円板9の数字に臨んでいる。
次に、上記摺動体2にもバネ5に付勢された状
態において上記体温表示円板9の表面の前部で上
記表示窓1aに臨むシヤツター片10が形成さ
れ、該シヤツター片10には「6」の数字が表示
されている。したがつて、バネ5に付勢された状
態においては、シヤツター片10と体温表示円板
9の表示窓1aに対応する数字とは重なりあい、
該表示窓1aには「6」の数字、したがつて全体
として「36」の数字が表示される。
次に、上記摺動体2の後端にはアーム11の一
端がトーシヨンバネ12によつて一側に付勢され
て揺動自在に装着されている。アーム11の他端
には摺動軸13が形成されている。これに対して
玩具本体1にはハート形の案内溝14が形成さ
れ、該案内溝14の先鋭部には段差14aが形成
されている。このため、トーシヨンバネ12によ
つて付勢されたアーム11の摺動軸13は図にお
いて下側に摺動することはできない。右まわり方
向に案内される。
次に、上記構成の体温計玩具Aの使用態様につ
いて説明する。
まず、作動手段3を人形等に押当てて摺動体2
を摺動させると、ラツク6とピニオン7とが噛合
するので、ピニオン7と同軸8に固定された体温
表示円板9が回転する。そして、摺動体2の摺動
途中でラツク6とピニオン7との噛合は解除され
るが、体温表示円板9は自己回転し続ける。ま
た、上記摺動により摺動体2のシヤツター片10
は体温表示窓1aから後退する。その代り、体温
表示窓1aには体温表示円板9上の数字が現わ
れ、回転停止位置で体温表示窓1aに現われた
「7」「8」等の数字により、37゜、38゜等の体温表
示を読み取ることができる。次に、摺動体2の押
込みによつて、アーム11の摺動軸13は案内軸
14の上方イに案内される。その後作動手段3を
離すと、アーム11はトーシヨンバネ12に付勢
され、摺動軸13は第4図のように案内溝14の
内曲部ロに留まる。この状態ではシヤツター片1
0は体温表示窓1aに臨む位置から避けた位置に
保持されるので、上記体温表示円板9の数字の読
取りにはなんら支障はない。さらに、再び作動手
段3を押込んで離すことにより、トーシヨンバネ
12に付勢されたアーム11の摺動軸13は案内
溝14のハに案内され、摺動体2はバネ5により
元の位置に戻る。このときシヤツター片10は体
温表示窓1aに臨み、外部には第1図に示すよう
に平熱を示す「36」の数字が現われる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る体温計玩具の正面図、
第2図は上記体温計玩具の内部機構説明図、第3
図及び第4図はその作動状態を示す要部拡大図で
ある。 符号A……体温計玩具、1……玩具本体、1a
……体温表示窓、2……摺動体、3……作動手
段、4,5……バネ、6……ラツク、7……ピニ
オン、9……体温表示円板、10……シヤツター
片、11……アーム、14……案内溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件を備えることを特徴とする体温計玩
    具。 (イ) 玩具本体内部には一方向に付勢された摺動体
    が摺動自在に設けられているとともに、該摺動
    体を外部から反対方向に摺動させる作動手段が
    設けられていること。 (ロ) 摺動体には摺動方向にラツクが形成され、該
    ラツクは玩具本体に回転自在に設けられたピニ
    オンに噛合していること。 (ハ) 上記ピニオンの回転軸には体温表示円板が固
    定され、該体温表示円板は玩具本体に形成され
    た体温表示窓に臨んでいること。 (ニ) 上記ラツクは摺動体の摺動範囲よりも短い範
    囲に形成され、摺動体の摺動途中で上記ピニオ
    ンとの噛合が解除されること。
JP8022585U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0337679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022585U JPH0337679Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022585U JPH0337679Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61196798U JPS61196798U (ja) 1986-12-08
JPH0337679Y2 true JPH0337679Y2 (ja) 1991-08-08

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ID=30625876

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JP8022585U Expired JPH0337679Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JPS61196798U (ja) 1986-12-08

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