JPH0337532Y2 - - Google Patents

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JPH0337532Y2
JPH0337532Y2 JP86284U JP86284U JPH0337532Y2 JP H0337532 Y2 JPH0337532 Y2 JP H0337532Y2 JP 86284 U JP86284 U JP 86284U JP 86284 U JP86284 U JP 86284U JP H0337532 Y2 JPH0337532 Y2 JP H0337532Y2
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JP
Japan
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sliding rod
fulcrum
lever
door
heat
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JP86284U
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JPS60113729U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 炊飯室内で炊飯し炊飯完了後は炊飯釜を水平方
向に取り出す形式の炊飯器では、感熱部を炊飯室
の扉に連動させて昇降させるようにしてあり、こ
の感熱部が炊飯釜の取り出し、挿入の障害となら
ないようにしている。本考案は、この種ガス炊飯
器の感熱部昇降装置に関するものである。
この種昇降装置は営業用の大型のガス炊飯器に
数多く採用されており、すでに実開昭58−188721
号のものが提案されている。
この従来のものでは、感熱部5を昇降軸55に
連設してこの昇降軸を揺動レバー56に連結し、
さらに、この揺動レバーを扉7と連動するリンク
機構57に連動させたものである。
この従来のものでは、連動部分は主にリンク機
構で構成され、摺動部分が少ないことから、動作
の円滑さが確保できる。ところが、前記リンク機
構の多用により昇降装置の高さ寸法が大きくなる
欠点がある。
本考案は、扉と連動する昇降装置の高さ寸法を
低くできるようにするため、リンク機構を少なく
して揺動機構により感熱部を昇降させることをそ
の課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術手段
は、扉の支点部に設けた支持板をリンクにより水
平方向に摺動する摺動杆に連結し、基台に昇降自
在に保持され且バネにより上昇方向に付勢された
感熱部を上下方向に揺動する揺動レバーに連動さ
せ、該揺動レバーの支点は前記摺動杆とほぼ同じ
高さ位置に設けると共に該揺動レバーの腕の中程
と前記摺動杆の一部とを直交状に重ね合せ、少な
くともこの摺動杆及び揺動レバーの腕の重なり合
い部分を鋼線で構成し、扉の開放により前記重な
り合い部分が揺動レバーの支点から離れ、逆に閉
鎖により支点側に近づくようにしたことである。
本考案の上記技術手段は次のように作用する。
扉を開くとこれと一体の支持板が回動し、該支
持板とリンクを介して連結される摺動杆が摺動す
る。この摺動杆の一部は揺動レバーの腕と重なつ
ていることから、この摺動に応じて揺動レバーが
押し下げられる。この重なり合い部分は鋼線相互
が接触しているものであるから、前記摺動が揺動
レバーの上下方向の揺動に円滑に変換せしめられ
る。揺動レバーが降下揺動せしめられると、感熱
部がバネに抗して降下せしめられ、炊飯釜底部と
該感熱部との接触が外れて炊飯釜が取り出せるこ
ととなる。
逆に、炊飯釜挿入状態で扉を閉じると、前記と
逆の作用で摺動杆の先端部は揺動レバーの支点側
に移行し、感熱部に付勢させたバネの作用で該感
熱部が揺動レバーと共に上昇移動せしめられ、炊
飯釜の底部に当接する。
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
昇降装置を構成する摺動杆およびリンクさらに
は揺動レバーは共にほぼ同じ高さ位置に水平方向
に配設されるから、昇際のための機構部の高さが
低くなる。
また、摺動杆の一部と揺動レバーとの重なり部
分は線材相互の接触によるものであるから、摺動
による作用力の変換が円滑なものとなる。
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて
説明する。
この実施例の昇降装置を具備する炊飯器Aは、
第1図の如き、テーブルコンロに内蔵されるもの
で、コンロ面Bの下方に設けられる。
この炊飯器は炊飯室1内に炊飯釜2がスライド
式に挿入され、炊飯室の下部に設けた基板3内に
実施例の昇降装置が設けられ、基板3の上面にバ
ーナ4が固定され、このバーナの中央の空所に感
熱部5が昇降自在に設けられている。(第2図参
照) この昇降の為、感熱部5は基台51に昇降自在
に嵌合し、基台51と感熱部5の頭部との間に介
装したバネ50により上昇方向に付勢せしめられ
ている。
この感熱部5の下面には下端に一対の係合片5
2,52を張り出させた補助板53が連設されて
おり、揺動レバー31の一対の腕32,32の自
由端がこの係合片の上方から各別に重なり合い、
この自由端から支点部材33に前記腕が斜めに延
び、基板3の上面近傍に設けた支点34により支
点部材33が軸支されている。(第3,4図参照) 揺動レバー31の腕32,32は基板3内に摺
動自在に設けられた金属線材製の矩形状の摺動杆
6内に位置してこの摺動杆の後部に架設した金属
線材製の押え棒61が腕32,32と重なり合つ
ている。
前記摺動杆の前方には連結板62を連設し、該
連結板の先端と扉7の支点部に設けた支持板71
とを、図面のように、リンク8で連結している。
扉7は90度の開閉角度を持ち、この開閉角度に応
じて、摺動杆6が所定量確動連動状態で進退す
る。
特に、この実施例では、リンク8は、連結板6
2の前方端に設けた透孔を貫通させてその両端を
支持板71,71の透孔に嵌入させるだけで組み
立てが完了し、取付がかんたんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の装置を採用する炊飯器
を組み込んだテーブルコンロの説明図、第2図は
炊飯器部分の断面図、第3図は要部の拡大断面
図、第4図はその平面図、第5図は従来例の説明
図であり、 図中、1……炊飯室、2……炊飯釜、3……基
板、31……揺動レバー、32……腕、5……感
熱部、6……摺動杆、7……扉、8……リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉の開閉に連動させて炊飯室内の感熱部を昇降
    させるものにおいて、扉の支点部に設けた支持板
    をリンクにより水平方向に摺動する摺動杆に連結
    し、基台に昇降自在に保持され且バネにより上昇
    方向に付勢された感熱部を上下方向に揺動する揺
    動レバーに連動させ、該揺動レバーの支点は前記
    摺動杆とほぼ同じ高さ位置に設けると共に該揺動
    レバーの腕の中程と前記摺動杆一部とを直交状に
    重ね合せ、少なくともこの摺動杆及び揺動レバー
    の腕の重なり合い部分を鋼線で構成し、扉の開放
    により前記重なり合い部分が揺動レバーの支点か
    ら離れ、逆に閉鎖により支点側に近づくようにし
    たガス炊飯器の感熱部昇降装置。
JP86284U 1984-01-07 1984-01-07 ガス炊飯器の感熱部昇降装置 Granted JPS60113729U (ja)

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JP86284U JPS60113729U (ja) 1984-01-07 1984-01-07 ガス炊飯器の感熱部昇降装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP86284U JPS60113729U (ja) 1984-01-07 1984-01-07 ガス炊飯器の感熱部昇降装置

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Publication Number Publication Date
JPS60113729U JPS60113729U (ja) 1985-08-01
JPH0337532Y2 true JPH0337532Y2 (ja) 1991-08-08

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ID=30473084

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JP86284U Granted JPS60113729U (ja) 1984-01-07 1984-01-07 ガス炊飯器の感熱部昇降装置

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JPS60113729U (ja) 1985-08-01

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