JPH0337144A - 超微粉製造設備 - Google Patents
超微粉製造設備Info
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- JPH0337144A JPH0337144A JP1167053A JP16705389A JPH0337144A JP H0337144 A JPH0337144 A JP H0337144A JP 1167053 A JP1167053 A JP 1167053A JP 16705389 A JP16705389 A JP 16705389A JP H0337144 A JPH0337144 A JP H0337144A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばコンクリート、建設用資材の混和材に
適用されるシリカ81微粒子を石炭燃焼灰から製造する
設備や、建材用超微粒子珪石、弁柄、チタニア等塗料、
顔料用超微粒、セラミンクス用超微粒子原料を製造する
設備等、超微粉製造設備に関する。
適用されるシリカ81微粒子を石炭燃焼灰から製造する
設備や、建材用超微粒子珪石、弁柄、チタニア等塗料、
顔料用超微粒、セラミンクス用超微粒子原料を製造する
設備等、超微粉製造設備に関する。
〔従来の技術]
第3図は、石炭焚ボイラ設備の一例を示す概略側面図で
ある。
ある。
石炭燃焼灰には、石炭の燃焼炉(火炉)の炉底から排出
されるクリンカーアンシュlと、排ガスと共に火炉後流
に運ばれたのち沈降・堆積したシンダーアンシュ2と、
電気集塵器やバグフィルタで捕集されたフライアッシュ
3がある。一般に石炭灰の発生率(捕集率)は、クリン
カーアンシュlが約10%、シンダーアンシュ2が約2
0%、フライアッシュ3が約70%と言われており、こ
の比率は石炭の性状(灰の組成、灰の融点、石炭の粒子
径等)、燃焼条件、燃焼状態等により増減するが、フラ
イアッシュ3が最も多い、第1表にこれらの石炭灰の性
状(代表的なもの) を示す。
されるクリンカーアンシュlと、排ガスと共に火炉後流
に運ばれたのち沈降・堆積したシンダーアンシュ2と、
電気集塵器やバグフィルタで捕集されたフライアッシュ
3がある。一般に石炭灰の発生率(捕集率)は、クリン
カーアンシュlが約10%、シンダーアンシュ2が約2
0%、フライアッシュ3が約70%と言われており、こ
の比率は石炭の性状(灰の組成、灰の融点、石炭の粒子
径等)、燃焼条件、燃焼状態等により増減するが、フラ
イアッシュ3が最も多い、第1表にこれらの石炭灰の性
状(代表的なもの) を示す。
第1表
石炭灰の性状
タリンカーアッシュlは融点の高いアルごす(Aj!z
(h)を含有せず、粒度が大きいのが特徴であり、火炉
から排出される時には塊状となっている。
(h)を含有せず、粒度が大きいのが特徴であり、火炉
から排出される時には塊状となっている。
一方、シンダーアシシュ2とフライアッシュ3は、シリ
カ(Sinりとアルミナ(^etoi>を主成分とし、
粒度は比較的小さく、燻焼される微粉炭の粒径とほぼ同
じ粒径である。
カ(Sinりとアルミナ(^etoi>を主成分とし、
粒度は比較的小さく、燻焼される微粉炭の粒径とほぼ同
じ粒径である。
上記のような石炭燃焼灰は、微粉炭焚火力発電所あるい
は石炭焚燃焼炉から大量に排出される廃棄物であり、そ
の有効利用方法については従来より種々の研究・検討が
行われ、一部は実用化されている。そのような有効利用
方法は、大きく分けて2つに分類される。その第1は石
炭灰をそのままの姿(性状)でセメントの原料の一部と
して混合添加する方法であり、第2は石炭灰を焼威し、
コンクリート用の人口骨材として利用する方法である。
は石炭焚燃焼炉から大量に排出される廃棄物であり、そ
の有効利用方法については従来より種々の研究・検討が
行われ、一部は実用化されている。そのような有効利用
方法は、大きく分けて2つに分類される。その第1は石
炭灰をそのままの姿(性状)でセメントの原料の一部と
して混合添加する方法であり、第2は石炭灰を焼威し、
コンクリート用の人口骨材として利用する方法である。
従来は、主として第1の方法によりセメント用原料とし
て使用するのが大半であり、その場合石炭灰の性状(化
学成分、粒度、比表面積、形状等)や灰中未燃分量がセ
メントに不適当なものは利用できず、廃棄物として処理
されていた。そこで、石炭灰の利用拡大を図るため石炭
灰を加工する技術が研究されてきた。そして開発された
のが上記第2の方法であって、石炭灰を焼成して数量程
度の人口骨材を製造し、これをコンクリートの骨材とし
て利用するものである。
て使用するのが大半であり、その場合石炭灰の性状(化
学成分、粒度、比表面積、形状等)や灰中未燃分量がセ
メントに不適当なものは利用できず、廃棄物として処理
されていた。そこで、石炭灰の利用拡大を図るため石炭
灰を加工する技術が研究されてきた。そして開発された
のが上記第2の方法であって、石炭灰を焼成して数量程
度の人口骨材を製造し、これをコンクリートの骨材とし
て利用するものである。
一方、大手ゼネコン業界では高層建築のニーズから従来
にない超高強度のコンクリートの開発をコンクリート業
界に求めている。超高強度コンクリートを得るためには
、コンクリート混和材としてシリカ系のMA微粉を混合
すると有効であることが、これまでの基礎研究で判明し
公知の事実となっている。それによれば、超高強度コン
クリート用混和材としこの超微粒子の役割は、主として
次の3つにある。
にない超高強度のコンクリートの開発をコンクリート業
界に求めている。超高強度コンクリートを得るためには
、コンクリート混和材としてシリカ系のMA微粉を混合
すると有効であることが、これまでの基礎研究で判明し
公知の事実となっている。それによれば、超高強度コン
クリート用混和材としこの超微粒子の役割は、主として
次の3つにある。
■ コンクリート強度の著しい向上:従来の強度150
〜250kg/cm”に対し300−1200kg/c
m”が遠戚される。
〜250kg/cm”に対し300−1200kg/c
m”が遠戚される。
■ セメントに骨材(砂、しやり等)と水を練り混ぜた
コンクリートは、その取扱い、施工性も重要であるが、
超微粒を入れたコンクリートは流動特性が改善される。
コンクリートは、その取扱い、施工性も重要であるが、
超微粒を入れたコンクリートは流動特性が改善される。
■ コンクリートの劣化の要因としてアルカリ反応があ
るが、超微粒シリカ(SiO□)にアルカリ反応を抑制
する効果があるため、コンクリートの耐久性が向上する
。
るが、超微粒シリカ(SiO□)にアルカリ反応を抑制
する効果があるため、コンクリートの耐久性が向上する
。
前記のように石炭燃焼灰は、セメントの原料あるいはコ
ンクリート骨材として有効に活用されてはいるものの、
それだけでは、石炭焚火力発電所あるいは石炭焚燃焼炉
を有する工場等において大量に排出される石炭灰を処理
しきれず、その廃棄のための灰捨場の確保と環境汚染対
策が大きな課題である。
ンクリート骨材として有効に活用されてはいるものの、
それだけでは、石炭焚火力発電所あるいは石炭焚燃焼炉
を有する工場等において大量に排出される石炭灰を処理
しきれず、その廃棄のための灰捨場の確保と環境汚染対
策が大きな課題である。
一方、前記超高強度コンクリートを得るための超微粉コ
ンクリート混和材は、供給不足であり、かつ性能のより
良い混和材が求められている。
ンクリート混和材は、供給不足であり、かつ性能のより
良い混和材が求められている。
(![を解決するための手段〕
本発明は、前記従来の課題を解決するために、石炭燃焼
灰を超微粉砕処理する設備と、同じく超高温気化処理に
より微粉化する設備と、上記超微$5)砕処理設備およ
び上記超高温気化処理設備によりそれぞれ製造された粒
度の異なる@粉を混合する製品調整設備とを備えたこと
を特徴とする超微粉製造設備、ならびにこれに加えて、
上記超高温気化処理設備の排ガスをボイラ火炉または熱
交換器に導く管路を備えたことを特徴とする超微粉製造
設備を提案するものである。
灰を超微粉砕処理する設備と、同じく超高温気化処理に
より微粉化する設備と、上記超微$5)砕処理設備およ
び上記超高温気化処理設備によりそれぞれ製造された粒
度の異なる@粉を混合する製品調整設備とを備えたこと
を特徴とする超微粉製造設備、ならびにこれに加えて、
上記超高温気化処理設備の排ガスをボイラ火炉または熱
交換器に導く管路を備えたことを特徴とする超微粉製造
設備を提案するものである。
〔作用〕
石炭燃焼灰のうち、例えば火炉から生成するタリンカー
アンシュは、超微粉砕処理する。またンンダーアンシュ
とフライアソシュは、超高温気化処理および超微粉砕処
理する。超高温気化処理および超微粉砕処理で得られた
粒度の異なる2Mの超微わ)は、それぞれ単独でも利用
可能であるが、コンクリート用混和材として最も適した
粒度分布に調合の上使用される。一方、超高温処理装置
で生成した溶融スラブは、コンクリート骨材として使用
される。
アンシュは、超微粉砕処理する。またンンダーアンシュ
とフライアソシュは、超高温気化処理および超微粉砕処
理する。超高温気化処理および超微粉砕処理で得られた
粒度の異なる2Mの超微わ)は、それぞれ単独でも利用
可能であるが、コンクリート用混和材として最も適した
粒度分布に調合の上使用される。一方、超高温処理装置
で生成した溶融スラブは、コンクリート骨材として使用
される。
また超高温気化処理設備の排ガスをボイラ火炉または熱
交換器に導くことにより、排熱を回収してエネルギーを
有効に活用する。
交換器に導くことにより、排熱を回収してエネルギーを
有効に活用する。
第1図は本発明の一実施例を示す設備系統図である。こ
の実施例は、例えば石炭焚火力発電所のように、石炭燃
焼灰を自ら排出する石炭焚ボイラあるいは石炭焚燃焼炉
を有する工場内に設置される場合の例である。
の実施例は、例えば石炭焚火力発電所のように、石炭燃
焼灰を自ら排出する石炭焚ボイラあるいは石炭焚燃焼炉
を有する工場内に設置される場合の例である。
設備は大きく分けて、超微粉砕処理設備A、超高温気化
処理設備B、製品調整設備Cの3つの設備から構成され
る。
処理設備B、製品調整設備Cの3つの設備から構成され
る。
石炭灰のうち、クリンカーアッシュlは塊状となってい
るため、超微粒化手段としては超微わ)砕処理設置Aに
適している。一方シンダーアノシュ2およびフライアン
シュ3は超微粉製造設備八と超高温気化処理設備Bのど
ちらにも適している。
るため、超微粒化手段としては超微わ)砕処理設置Aに
適している。一方シンダーアノシュ2およびフライアン
シュ3は超微粉製造設備八と超高温気化処理設備Bのど
ちらにも適している。
そこでまず、クリンカーアッシュlはベルトコンベア4
により第1の灰貯蔵ホンバ5に搬送される。
により第1の灰貯蔵ホンバ5に搬送される。
一方、シンダーアッシュ2およびフライアンシュ3はヘ
ルドコンベア6.7により、第2の灰貯藏ホンパ8に搬
送される。
ルドコンベア6.7により、第2の灰貯藏ホンパ8に搬
送される。
超微粉砕処理膜(lIAは、第1の灰受入れホッパ9、
超微粉砕機IO1乾燥装置11.塊砕機12および1塵
装置13から構成される。第1の灰貯蔵ホッパ5内のク
リンカーアンシュlおよび第2の灰貯蔵ホノバB内のシ
ンダーアッシュ2とフライアッシュ3は、第1の灰受入
れホッパ9に一旦受入れられた後、超微粉砕機10に送
られ、添加水14とともに温式粉砕されて、0.1μか
らlOμの範囲の粒子が50%以−ヒを占める超微粒子
に粉砕される。超微粉砕機10の出口の超微粒子は灰の
濃度が20%から80%の範囲(通常は約60%)のス
ラリーであるので、これを乾燥装置11により乾粉とす
るが、この際超微粒子は互いに凝集して固まるため、塊
砕機I2により細かい粒子に再分散させた後、集塵装置
13により捕集回収し、−旦第1の超微粒ホッパ15に
貯蔵する。
超微粉砕機IO1乾燥装置11.塊砕機12および1塵
装置13から構成される。第1の灰貯蔵ホッパ5内のク
リンカーアンシュlおよび第2の灰貯蔵ホノバB内のシ
ンダーアッシュ2とフライアッシュ3は、第1の灰受入
れホッパ9に一旦受入れられた後、超微粉砕機10に送
られ、添加水14とともに温式粉砕されて、0.1μか
らlOμの範囲の粒子が50%以−ヒを占める超微粒子
に粉砕される。超微粉砕機10の出口の超微粒子は灰の
濃度が20%から80%の範囲(通常は約60%)のス
ラリーであるので、これを乾燥装置11により乾粉とす
るが、この際超微粒子は互いに凝集して固まるため、塊
砕機I2により細かい粒子に再分散させた後、集塵装置
13により捕集回収し、−旦第1の超微粒ホッパ15に
貯蔵する。
超高温気化処理設置l1lIBは、第2の灰受入れホッ
パ16、超高温炉17、助燃用の微わ)炭ホノバ18、
助燃用微粉炭搬送用の一次空気フアン(PKF)19、
酸素富化燃焼用の酸素製造装置(あるいは酸素ボンへ)
20、シリカヒユーム冷却装置21.捕集装置22、熱
回収装置23から構成される。第2の灰貯藏ホッパ8か
ら送られたシンダーアンシュ2およびフライアッシュ3
は、第2の灰受入れホッパ16に一旦受入れられた後、
−次空気フアン19により超高温炉17に搬送され、助
燃用微粉炭とともに、酸素富化条件(0M濃度21%以
上、通常約30〜40%)で燃焼する。このとき超高温
炉内の温度は2000°Cないし3000’C(通常は
約2.600°C)に制御される。
パ16、超高温炉17、助燃用の微わ)炭ホノバ18、
助燃用微粉炭搬送用の一次空気フアン(PKF)19、
酸素富化燃焼用の酸素製造装置(あるいは酸素ボンへ)
20、シリカヒユーム冷却装置21.捕集装置22、熱
回収装置23から構成される。第2の灰貯藏ホッパ8か
ら送られたシンダーアンシュ2およびフライアッシュ3
は、第2の灰受入れホッパ16に一旦受入れられた後、
−次空気フアン19により超高温炉17に搬送され、助
燃用微粉炭とともに、酸素富化条件(0M濃度21%以
上、通常約30〜40%)で燃焼する。このとき超高温
炉内の温度は2000°Cないし3000’C(通常は
約2.600°C)に制御される。
気化温度が比較的高いアルミナAffizOi(融点2
015℃、気化温度3500’C)は、溶融スラグ24
として炉底から排出され、冷却されてコンクリート用骨
材等の資材となる。一方、気化温度が比較的低いシリカ
Si0g (融点1730°C1気化温度2230°C
)はガス状のシリカヒユームとして超高温炉17から排
出された後、シリカヒユーム冷却装置21により冷却さ
れ、0.01μから1μの範囲が50%以上を占める超
微粒子として、捕集袋W122により捕集回収され、−
旦第2の超微粒ホッパ25に貯蔵される。
015℃、気化温度3500’C)は、溶融スラグ24
として炉底から排出され、冷却されてコンクリート用骨
材等の資材となる。一方、気化温度が比較的低いシリカ
Si0g (融点1730°C1気化温度2230°C
)はガス状のシリカヒユームとして超高温炉17から排
出された後、シリカヒユーム冷却装置21により冷却さ
れ、0.01μから1μの範囲が50%以上を占める超
微粒子として、捕集袋W122により捕集回収され、−
旦第2の超微粒ホッパ25に貯蔵される。
次に製品調整段(lcにおいては、第1および第2の超
微粉ホッパ15.25内の超微粒子が、最適調合のため
供給装置26.27で供給量を制御されて、混合調整タ
ンク28に送り込まれる。そして添加水32および添加
剤33とともに混合される。第1の超微粉ホッパ15の
中の超微粉と第2の超微粉ホッパ25の中の超微粉は、
粒度がほぼ1桁異なるが、超高強度コンクリートのニー
ズに応して、例えば最密充填の見地から、重量比5:9
5ないし95:5の範囲で、最適な配合が行なわれる。
微粉ホッパ15.25内の超微粒子が、最適調合のため
供給装置26.27で供給量を制御されて、混合調整タ
ンク28に送り込まれる。そして添加水32および添加
剤33とともに混合される。第1の超微粉ホッパ15の
中の超微粉と第2の超微粉ホッパ25の中の超微粉は、
粒度がほぼ1桁異なるが、超高強度コンクリートのニー
ズに応して、例えば最密充填の見地から、重量比5:9
5ないし95:5の範囲で、最適な配合が行なわれる。
混合調整タンク28を出た超微粒スラリー(i1度は2
0%から80%の範囲、通常は約60%)は、混練機2
9で分散の仕上げをした後、製品スラリータンク30に
送られる。
0%から80%の範囲、通常は約60%)は、混練機2
9で分散の仕上げをした後、製品スラリータンク30に
送られる。
一方超高温炉17を出た燃焼排ガス(2000℃〜30
00°C1通常2600℃)は、ヒユーム冷却装置F2
1でtooo’c以下(通常約800℃)に冷却された
後、捕集装置!22を介して熱回収装置23に送られ、
酸素富化燃焼空気を加熱した後、ボイラ火炉31に送ら
れて熱エネルギーを回収される。上記のように超高温気
化処理Bでは、酸素富化による助燃(助燃用燃料として
石炭あるいは重油等を使用)を必要とするが、この排ガ
スを石炭焚ボイラあるいは石炭焚燃焼炉に導き熱回収を
行うことによって、エネルギーの有効活用を図る。
00°C1通常2600℃)は、ヒユーム冷却装置F2
1でtooo’c以下(通常約800℃)に冷却された
後、捕集装置!22を介して熱回収装置23に送られ、
酸素富化燃焼空気を加熱した後、ボイラ火炉31に送ら
れて熱エネルギーを回収される。上記のように超高温気
化処理Bでは、酸素富化による助燃(助燃用燃料として
石炭あるいは重油等を使用)を必要とするが、この排ガ
スを石炭焚ボイラあるいは石炭焚燃焼炉に導き熱回収を
行うことによって、エネルギーの有効活用を図る。
なお、上記のようにして製造された超微粒子はシリカリ
ッチ(SiO□が50%以上)である、一方熔融スラグ
24はアルミナリッチ(^l、0.が50%以上)であ
る、したがって、この超微粉製造設備は5i02と^1
20.とを分離する機能も兼ね備えているといえる。
ッチ(SiO□が50%以上)である、一方熔融スラグ
24はアルミナリッチ(^l、0.が50%以上)であ
る、したがって、この超微粉製造設備は5i02と^1
20.とを分離する機能も兼ね備えているといえる。
次に第2図は本発明の他の実施例を示す設備系統図であ
る。この実施例は、離れた場所にある石炭焚火力発電所
あるいは石炭焚燃焼炉から超微粉製造設備へ、石炭燃焼
灰を運搬して来る場合の例である。
る。この実施例は、離れた場所にある石炭焚火力発電所
あるいは石炭焚燃焼炉から超微粉製造設備へ、石炭燃焼
灰を運搬して来る場合の例である。
クリンカーアッシュlを搬送したトラック34およびシ
ンダーアッシュ2とフライアッシュ3を搬送したトラッ
ク35から、それぞれの石炭燃焼灰は、ベルトコンベア
36 、37により第1の灰貯蔵ホッパ5および第2の
灰貯蔵ホッパ8に貯蔵される。その後は、前記第1の実
施例と同し工程で超微粉が製造され、製品スラリータン
ク30に貯蔵される。
ンダーアッシュ2とフライアッシュ3を搬送したトラッ
ク35から、それぞれの石炭燃焼灰は、ベルトコンベア
36 、37により第1の灰貯蔵ホッパ5および第2の
灰貯蔵ホッパ8に貯蔵される。その後は、前記第1の実
施例と同し工程で超微粉が製造され、製品スラリータン
ク30に貯蔵される。
この実施例の場合超高温炉17を出た排ガスは、シリカ
ヒユーム冷却装置21.t#集装置22および熱回収装
置23を経て熱交換器38に導かれ、熱エネルギーを有
効に活用された後、煙突39から大気に放出される。
ヒユーム冷却装置21.t#集装置22および熱回収装
置23を経て熱交換器38に導かれ、熱エネルギーを有
効に活用された後、煙突39から大気に放出される。
本発明によれば、石炭焚ボイラや石炭燃焼炉から大量に
排出され、従来産業廃棄物として処理に困っていた石炭
燃焼灰を有効に利用し、コンクリート混和材として有用
な超微粉とコンクリート骨材としての溶融スラグとを効
率よく得ることができる。
排出され、従来産業廃棄物として処理に困っていた石炭
燃焼灰を有効に利用し、コンクリート混和材として有用
な超微粉とコンクリート骨材としての溶融スラグとを効
率よく得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す設備系統図、第2図は
本発明の他の実施例を示す設備系統図である。第3図は
石炭焚ボイラ設備の一例を示す概略側面図である。 A・・・超微粉砕処理設備、 B・・・超高温気化処理設備、 C・・・製品調整設備、 1・・・タリンカーアッシュ、 2・・・シンダーアッシュ、 3・・・フライアッシ
ュ、4.6.7・・・ベルトコンベア、 5・・・第1の灰貯蔵ホンパ、 8・・・第2の灰貯蔵ホッパ、 9・・・第1の灰受入れホッパ、10・・・超微粉砕機
、11・・・乾燥装置、 12・・・塊砕機
、13・・・集塵装置、 14・・・添加水
、15・・・第1の超微粒ホッパ、 16・・・第2の灰受入れホッパ、17・・・超高温炉
、18・・・微粉炭ホッパ、 19・・・−次空気フア
ン(PAF)、20・・・酸素製造装置、 21・・・シリカヒユーム冷却装置、22・・・捕集装
置、23・・・熱回収装置、 24・・・溶融ス
ラグ、25・・・第2の超微粒ホッパ、26.27・・
・供給装置、28・・・混合調整タンク、 29・・
・混線機、30・・・製品スラリータンク、31・・・
ボイラ火炉、32・・・添加水、 33・・・添加剤、 34.35・・・トラック、 36、37・・・ヘルドコン・\ア、 3日・・・熱交換器、 39・・・煙突。
本発明の他の実施例を示す設備系統図である。第3図は
石炭焚ボイラ設備の一例を示す概略側面図である。 A・・・超微粉砕処理設備、 B・・・超高温気化処理設備、 C・・・製品調整設備、 1・・・タリンカーアッシュ、 2・・・シンダーアッシュ、 3・・・フライアッシ
ュ、4.6.7・・・ベルトコンベア、 5・・・第1の灰貯蔵ホンパ、 8・・・第2の灰貯蔵ホッパ、 9・・・第1の灰受入れホッパ、10・・・超微粉砕機
、11・・・乾燥装置、 12・・・塊砕機
、13・・・集塵装置、 14・・・添加水
、15・・・第1の超微粒ホッパ、 16・・・第2の灰受入れホッパ、17・・・超高温炉
、18・・・微粉炭ホッパ、 19・・・−次空気フア
ン(PAF)、20・・・酸素製造装置、 21・・・シリカヒユーム冷却装置、22・・・捕集装
置、23・・・熱回収装置、 24・・・溶融ス
ラグ、25・・・第2の超微粒ホッパ、26.27・・
・供給装置、28・・・混合調整タンク、 29・・
・混線機、30・・・製品スラリータンク、31・・・
ボイラ火炉、32・・・添加水、 33・・・添加剤、 34.35・・・トラック、 36、37・・・ヘルドコン・\ア、 3日・・・熱交換器、 39・・・煙突。
Claims (2)
- (1)石炭燃焼灰を超微粉砕処理する設備と、同じく超
高温気化処理により微粉化する設備と、上記超微粉砕処
理設備および上記超高温気化処理設備によりそれぞれ製
造された粒度の異なる微粉を混合する製品調整設備とを
備えたことを特徴とする超微粉製造設備。 - (2)石炭燃焼灰を超微粉砕処理する設備と、同じく超
高温気化処理により微粉化する設備と、上記超微粉砕処
理設備および上記超高温気化処理設備によりそれぞれ製
造された粒度の異なる微粉を混合する製品調整設備と、
上記超高温気化処理設備の排ガスをボイラ火炉または熱
交換器に導く管路とを備えたことを特徴とする超微粉製
造設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16705389A JP2592136B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 超微粉製造設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16705389A JP2592136B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 超微粉製造設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337144A true JPH0337144A (ja) | 1991-02-18 |
JP2592136B2 JP2592136B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=15842526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16705389A Expired - Fee Related JP2592136B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 超微粉製造設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592136B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5347409A (en) * | 1992-05-21 | 1994-09-13 | Shinwa Kabushiki Kaisha | Device maintaining fast forward/rewind/play relationship during change of selected play direction of reversing tape player |
FR2741062A1 (fr) * | 1995-11-10 | 1997-05-16 | Electricite De France | Coulis d'injection en particulier sous faible pression et produit pour sa preparation |
JP2002249773A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 注入材及びそれを用いた注入施工方法 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP16705389A patent/JP2592136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5347409A (en) * | 1992-05-21 | 1994-09-13 | Shinwa Kabushiki Kaisha | Device maintaining fast forward/rewind/play relationship during change of selected play direction of reversing tape player |
FR2741062A1 (fr) * | 1995-11-10 | 1997-05-16 | Electricite De France | Coulis d'injection en particulier sous faible pression et produit pour sa preparation |
JP2002249773A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 注入材及びそれを用いた注入施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2592136B2 (ja) | 1997-03-19 |
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