JPH0337046Y2 - - Google Patents

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JPH0337046Y2
JPH0337046Y2 JP13717584U JP13717584U JPH0337046Y2 JP H0337046 Y2 JPH0337046 Y2 JP H0337046Y2 JP 13717584 U JP13717584 U JP 13717584U JP 13717584 U JP13717584 U JP 13717584U JP H0337046 Y2 JPH0337046 Y2 JP H0337046Y2
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  • Control Of Temperature (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、葉煙草の乾燥機に適する葉煙草乾燥
用温度コントローラに関する。
〔従来の技術〕
葉煙草の乾燥工程は、乾燥機内の温度と湿度を
時間経過に対して変化させる工程であるが、その
乾燥工程が葉煙草の種類や乾燥状態等で微妙に変
化するため自動化の難しいところであつた。この
ような理由から乾燥工程を作り出す乾燥機の温度
コントローラも、プログラムコントローラのよう
な予め設定されたプログラムパターンで温度制御
を実行するといつた自動機は不向であり、むしろ
最も一般的なマニユアルタイプの温度調節計を使
い、作業者のノウハウにより決定される乾燥工程
をその都度マニユアルで実現していくといつた方
が適しているものである。
しかしながらこの方法では、一定時間一定温度
を保つという乾燥ステツプは何ら作業者の負担に
はならないものであるが、時間に対して一定の温
度変化率をもつて温度を上昇させていくという乾
燥ステツプは、当然作業者がつききりにならなけ
ればならず大変な負担となるものであつた。
〔考案の概要〕
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであ
つて、従来のON/OFFコントローラにほとんど
変更を要求することなく接続できるとともに、時
間に対して一定の温度変化率をもつて温度を上昇
させていくという乾燥ステツプを作業者のノウハ
ウに合わせて簡単に自動化できるように構成する
ことで、作業者の作業負荷の低減を図ることので
きる葉煙草乾燥用温度コントローラを提供するこ
とを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図に示し説明す
る。図において、1は葉煙草の乾燥用に従来から
用いられている温度設定器であつて、作業者が所
望の温度設定値(SP値)をマニユアル操作で設
定するとともに、温度センサが接続されて乾燥機
内の温度値(PV値)を検出するものである。更
に、上記の温度設定器1は上記したPV値とSP値
の差の値、vi=PV−SPを回路演算により求め後
述するON/OFFコントローラ2にこのvi値を出
力する機能を有する。2は、葉煙草の乾燥用に従
来から用いられているバーナの乾燥用熱源駆動用
のON/OFFコントローラである。該ON/OFF
コントローラ2は、温度設定器1からの入力値vi
をコモン電位と比較するコンパレータ3と、この
コンパレータ3の出力にベースが接続されるトラ
ンジスタQと、このトランジスタQのコレクタに
接続されるリレーKから構成されている。上記の
コンパレータ3は、vi<0のとき、すなわち温度
検出値が温度設定値より低いときに上記のトラン
ジスタQをONするので、これによりリレーKが
励磁され、該リレーKの接点を介して図示しない
乾燥用の熱源が駆動されて所望の温度値が実現さ
れる。従来の葉煙草の乾燥は、作業者がこの温度
設定器1とON/OFFコントローラ2を使いマニ
ユアル操作で設定していたのである。
3は、本考案に係る自動昇温設定器である。該
自動昇温設定器3は、一定周波数のパルスを送出
する発振回路4と、該発振回路4からのパルスを
分周し計数する分周カウンタ5と、この分周カウ
ンタ5が送出する高低の2つの周波数のいずれか
を選択する周波数選択回路6と、該周波数選択回
路6で選択された周波数のパルスを計数すること
により、高い周波数の入力によつては昇温開始温
度の初期値を設定し、低い周波数の入力によつて
は自動的に昇温を行うカウンタ7と、このカウン
タ7のデジタル値をアナログ値に変換するD/A
変換器8と、該D/A変換器8のアナログ電圧の
出力を反転増幅し、その出力をスイツチ13を介
して、温度設定器1の出力に加算し、ON/OFF
コントローラに出力するアンプ9と、このアンプ
9の出力をコモン電位と比較し上記の分周カウン
タ5をリセツトする第1のコンパレータ10(以
下、コンパレータ1と言う)と、第2のコンパレ
ータ11(以下、コンパレータ2と言う)から構
成されている。上記のコンパレータ2、11は、
アンプ9の出力vと温度設定器1の出力viの合計
値をコモン電位と比較し、周波数選択回路6を切
換える。12は動作表示回路であつて、例えば上
記の分周カウンタ5のカウンタの特定ビツトの変
化をもつてLED等を点滅表示するものであり、
自動昇温設定器3が動作していることを表示する
ものである。また、13は連動スイツチであつ
て、作業者が自動昇温設定器3を使用するときは
自動側Aに設定し、使用しないときは手動側Mに
設定する。上記の周波数選択回路6は、コンパレ
ータ2、11の出力の指示により、分周カウンタ
5の高い周波数のパルスQ1か低い周波数のパル
スQoのいずれかをカウンタ7に選択接続するも
のであり、例えば図の実施例に示すようにアンド
回路AND1、AND2と、オワ回路ORと、イン
バータ回路INVにより構成される。
次に、上記した構成からなる自動昇温設定器3
の動作について説明する。一定時間一定温度を保
つという乾燥ステツプでは、作業者はスイツチ1
3を手動側Mに切換える。これにより自動昇温設
定器3は、温度設定器1とON/OFFコントロー
ラ2から切り離されて従来のものと同じ構成とな
り、温度設定器1とON/OFFコントローラ2
は、温度設定値を達成すべく乾燥用熱源を駆動す
る。
時間に対して一定の温度変化率をもつて温度を
上昇させていくという乾燥ステツプでは、作業者
は最初に温度設定器1のSP値を目標の昇温温度
にセツトする。このとき温度設定器1の出力vi
は、該温度設定器1の温度スケールをTp、スパ
ン電圧をVpで表わすと、 vi=Vp/Tp(PV−SP) で表わされる。ここで、乾燥工程が昇温工程であ
ることからviは負の値である。一方、アンプ9の
出力電圧vは、カウンタ7がパルスを計数してい
ないことから、その非反転入力端子(+)に入力
される所定の電圧Vrefで決定される初期値Vpにあ
る。このvpは、vp>|vi|となるように設計され
ており、これから昇温乾燥工程の開始前にあつて
は、コンパレータ2、11の反転入力端子(−)
の入力電圧は正の値をとり、従つてコンパレータ
2、11の出力はLpとなつている。コンパレータ
2、11の出力がLpであると、周波数選択回路6
のAND1のゲートが開き、分周カウンタ5の高
い周波数Qiがカウンタ7に供給されることにな
る。
温度設定器1のSP値をセツトした後、作業者
がスイツチ13を自動側Aに切換えると、自動昇
温乾燥工程に入ることになる。すなわち、スイツ
チ13の接点SW1−1を介してカウンタ7に電
源が供給され、カウンタ7は分周カウンタ5から
の高い周波数のパルスの計数を開始する。これか
らD/A変換器8の出力のアナログ値は時間とと
もに急激に上昇し、従つて反転増幅器であるアン
プ9の出力vは、初期値vpから時間とともに急激
に減少することになる。
vがv=−viにまで減少すると、コンパレータ
2、11の反転入力端子(−)がコモン電位に達
してコンパレータ2、11の出力がHIに転じ、
これにより周波数選択回路6のAND1のゲート
が閉じ、AND2のゲートが開いて分周カウンタ
5からの低い周波数Qoのパルスがカウンタ7に
供給されることになる。このv=−viまで急激に
vを減少させるという物理的意味は、ON/OFF
コントローラ2のコンパレータ3がその反転入力
端子(−)への入力値がコモン電位となるように
リレーKを駆動するものであることから、自動昇
温設定器3を昇温開始温度である現時点での温度
にすみやかにセツトすることを意味する。すなわ
ち本考案の自動昇温設定器3は、昇温開始温度で
ある現時点の温度をマニユアルでセツトする必要
はない。
上記の周波数選択回路6が切換わると、パルス
の周波数に対応してD/A変換器8の出力のアナ
ログ値は時間とともに緩やかに上昇することにな
り、従つて反転増幅器あるアンプ9の出力vも、
−viから緩やかに減少することになる。ON/
OFFコントローラ2のコンパレータ3は、その
反転入力端子(−)への入力値がコモン電位とな
るようにリレーKを駆動するものであることか
ら、温度設定器1の出力viが、緩やかに下降して
きているアンプ9の出力vの反転値と等しくなる
ように乾燥機の熱源が駆動され温度が上昇してい
くことになる。この上昇は、アンプ9の出力vが
コモン電位になるまで、すなわち温度設定器1の
出力viがゼロボルトになるまで続くことになり、
これによりPV=SPが実現されることになる。す
なわち、所望の昇温温度が実現されることにな
る。アンプ9の出力がコモン電位になると、コン
パレータ1、10が動作し分周カウンタ5をリセ
ツトし、分周カウンタ5の動作が停止することに
なる。この動作の停止は、アンプ9の出力が正に
復帰するまで維持されるので、動作表示回路12
のLED等の点滅の停止をもつて作業者はこの乾
燥ステツプの終了を知ることができることにな
る。ここで温度の上昇率は、カウンタ7の1パル
スがVp/Tpの値のいくらに相当するかで決定さ
れるので、発振回路4の発振周波数を可変とする
ことで任意に実現することができるものである。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば時間
に対して一定の温度変化率で温度を上昇させてい
く如くの乾燥ステツプを、作業者のノウハウに合
せて簡単に自動化できるように構成したので、従
来から使用されているON/OFFコントローラに
ほとんど変更を要することなく接続できる効果が
得られる。また、本考案によれば自動昇温設定器
の有する自動昇温機能により、作業者がつききり
で時間経過に対してSP値(温度設定値)を変更
するといつた手間がはぶけるものであり、作業者
自身のノウハウにより昇温乾燥工程をマニユアル
でセツトすることによつて、該昇温乾燥工程を自
動的に実行できる効果が得られる。更に、昇温開
始温度はセツトする必要がなく、昇温停止温度は
温度設定器のSP値でセツトするだけでよいので、
作業性の違和感もなく作業者の負担も極めて少な
くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す葉煙草乾燥用温度
コントローラの回路構成図である。 1……温度設定器、2……ON/OFFコントロ
ーラ、3……自動昇温設定器、4……発振回路、
5……分周カウンタ、6……周波数選択回路、7
……カウンタ、8……D/A変換器、9……アン
プ、10……コンパレータ1、11……コンパレ
ータ2、12……動作表示回路、13……スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥機内の温度を検出するとともに、その温度
    とマニユアルで設定された温度設定値との差を演
    算する温度設定器と、上記温度設定器が演算した
    値を入力することにより乾燥用熱源を駆動制御す
    るON/OFFコントローラとを有する葉煙草乾燥
    用温度コントローラにおいて、一定周波数のパル
    スを送出する発振回路と、上記発振回路から送出
    されたパルスを分周して計数する分周カウンタ
    と、上記分周カウンタから送出される高低2つの
    周波数のいずれかを選択する周波数選択回路と、
    上記周波数選択回路により選択された周波数を入
    力してその周波数のパルスを計数することによ
    り、高い周波数の入力によつては昇温開始温度の
    初期値を設定し、低い周波数の入力によつては自
    動的に昇温を行うカウンタと、上記カウンタから
    のデジタル値をアナログ値に変換するD/A変換
    器と、上記D/A変換器からのアナログ電圧の出
    力を反転増幅し、その出力を自動手動の切換スイ
    ツチを介して、上記温度設定器の出力に加算し、
    上記ON/OFFコントローラに出力するアンプ
    と、上記アンプの出力をコモン電位と比較し、上
    記分周カウンタをリセツトする第1のコンパレー
    タと、上記アンプの出力と上記温度設定器の出力
    との加算値をコモン電位と比較し、上記周波数選
    択回路が選択する周波数の切換えをする第2のコ
    ンパレータとから構成された自動昇温設定器を備
    えたことを特徴とする葉煙草乾燥用温度コントロ
    ーラ。
JP13717584U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH0337046Y2 (ja)

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CN103330272A (zh) * 2013-07-04 2013-10-02 河南省烟草公司商丘市公司 一种无线式烟草自动烘烤控制仪

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