JPH0336930Y2 - - Google Patents
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- JPH0336930Y2 JPH0336930Y2 JP1662984U JP1662984U JPH0336930Y2 JP H0336930 Y2 JPH0336930 Y2 JP H0336930Y2 JP 1662984 U JP1662984 U JP 1662984U JP 1662984 U JP1662984 U JP 1662984U JP H0336930 Y2 JPH0336930 Y2 JP H0336930Y2
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- Japan
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- standard color
- determination
- test reagent
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- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 claims description 19
- 230000000813 microbial effect Effects 0.000 description 3
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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- 238000012764 semi-quantitative analysis Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は一個又は複数個のウエルを有するプ
レートの反応ウエル中の検査試薬、あるいは試験
紙片等における呈色変化の程度を判定し、被検体
の半定量ならびに陽性、陰性の判断をおこなうた
めの検査試薬呈色判定用標準色表示具に関する。
レートの反応ウエル中の検査試薬、あるいは試験
紙片等における呈色変化の程度を判定し、被検体
の半定量ならびに陽性、陰性の判断をおこなうた
めの検査試薬呈色判定用標準色表示具に関する。
従来、この種の検査試薬呈色判定用標準色表示
具はたとえば判定項目別に陽性ならびに陰性範囲
の呈色変化(すなわち、標準色見本)を時間との
関係で順次表示したものにすぎず、配列順序も複
雑であり、プレート中の反応ウエル等の配列との
位置関係は考慮されていなかつた。
具はたとえば判定項目別に陽性ならびに陰性範囲
の呈色変化(すなわち、標準色見本)を時間との
関係で順次表示したものにすぎず、配列順序も複
雑であり、プレート中の反応ウエル等の配列との
位置関係は考慮されていなかつた。
そのため、特定の呈色区域と、それに対応する
色見本の検索に多くの神経と時間を要するととも
に、プレートの各反応ウエル等と標準色表示具上
の色見本とが離間した状態で比較判断するため、
正確な判定が困難となるおそれがあつた。
色見本の検索に多くの神経と時間を要するととも
に、プレートの各反応ウエル等と標準色表示具上
の色見本とが離間した状態で比較判断するため、
正確な判定が困難となるおそれがあつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、被検体の呈色変化を平面的に表示する呈色
区域たとえば微生物検査用プレートの各反応ウエ
ルあるいは試験紙片等と、その項目に対応する呈
色判定用標準色見本との対比を簡単、かつ正確に
おこなうことができ、これによつて検体の半定量
ならびに陰性、陽性を迅速かつ正確に判定し得る
検査試薬呈色判定用標準色表示具を提供すること
を目的とする。
つて、被検体の呈色変化を平面的に表示する呈色
区域たとえば微生物検査用プレートの各反応ウエ
ルあるいは試験紙片等と、その項目に対応する呈
色判定用標準色見本との対比を簡単、かつ正確に
おこなうことができ、これによつて検体の半定量
ならびに陰性、陽性を迅速かつ正確に判定し得る
検査試薬呈色判定用標準色表示具を提供すること
を目的とする。
すなわち、この考案は基本構成として、検査試
薬の色変化を平面的に表示する呈色区域を観察す
るための窓部を有し、該窓部の周囲に少なくとも
一種の判定用標準色を施してなることを特徴とす
る検査試薬呈色判定用標準色表示具を提供するも
のである。
薬の色変化を平面的に表示する呈色区域を観察す
るための窓部を有し、該窓部の周囲に少なくとも
一種の判定用標準色を施してなることを特徴とす
る検査試薬呈色判定用標準色表示具を提供するも
のである。
さらに、この考案は上記基本構成において、窓
部が複数あり、それぞれ異なる標準色を施してな
ることを特徴とする検査試薬呈色判定用標準色表
示具を提供するものである。
部が複数あり、それぞれ異なる標準色を施してな
ることを特徴とする検査試薬呈色判定用標準色表
示具を提供するものである。
さらに、この発明は窓部が被検体を分注するウ
エルであることを特徴とする検査試薬呈色判定用
標準色表示具を提供するものである。
エルであることを特徴とする検査試薬呈色判定用
標準色表示具を提供するものである。
第1図中、1は複数個のウエルを有するプレー
トを示すものであつて、上面に複数の反応ウエル
2がたとえば記号、A1,A2,…Ai,B1,B2,…
Bi,C1,C2,…Ci,…等で示す如く行列をなす
ようにして設けられている。これら各反応ウエル
2内には検査試薬が分注されており被検体3、た
とえば微生物の懸濁液が分注され、試薬と反応さ
せることにより検査試薬の種類に応じた色変化が
各反応ウエル2中に呈示される。この色変化は予
め定められた陰性および陽性範囲を示す判定用標
準色見本と対比され、検体の陰性又は陽性が判定
される。
トを示すものであつて、上面に複数の反応ウエル
2がたとえば記号、A1,A2,…Ai,B1,B2,…
Bi,C1,C2,…Ci,…等で示す如く行列をなす
ようにして設けられている。これら各反応ウエル
2内には検査試薬が分注されており被検体3、た
とえば微生物の懸濁液が分注され、試薬と反応さ
せることにより検査試薬の種類に応じた色変化が
各反応ウエル2中に呈示される。この色変化は予
め定められた陰性および陽性範囲を示す判定用標
準色見本と対比され、検体の陰性又は陽性が判定
される。
本考案は、この試薬の呈色変化と判定用標準色
見本との対比を第2図に示す如き透視窓部を有す
る平板状の標準色見本表を用いておこなおうとす
るものである。すなわち、第2図に示す検査試薬
呈色判定用標準色表示具4は、たとえば紙、プラ
スチツク等からなるシートに第1図に示す各反応
ウエル2と対応する位置にそれぞれ透視窓部5を
たとえば打抜いて設けたものであつて、したがつ
て、この色表示具4をプレート1に重ね合せたと
き、第3図に示す如く各反応ウエル2と、これら
に対応する窓部5がそれぞれ重複するようになつ
ている。
見本との対比を第2図に示す如き透視窓部を有す
る平板状の標準色見本表を用いておこなおうとす
るものである。すなわち、第2図に示す検査試薬
呈色判定用標準色表示具4は、たとえば紙、プラ
スチツク等からなるシートに第1図に示す各反応
ウエル2と対応する位置にそれぞれ透視窓部5を
たとえば打抜いて設けたものであつて、したがつ
て、この色表示具4をプレート1に重ね合せたと
き、第3図に示す如く各反応ウエル2と、これら
に対応する窓部5がそれぞれ重複するようになつ
ている。
さらに、上記表示具4の各窓部5の周囲の面上
には第4図に拡大して示す如く、たとえば4等分
して色分けされた判定用標準色見本7、たとえ
ば、a1,b1,c1,d1が施されている。この判定用
標準色見本は反応時間帯に応じて陰性範囲又は陽
性範囲を特定するものであり、必要に応じ、その
色分け数を増減してもよい。
には第4図に拡大して示す如く、たとえば4等分
して色分けされた判定用標準色見本7、たとえ
ば、a1,b1,c1,d1が施されている。この判定用
標準色見本は反応時間帯に応じて陰性範囲又は陽
性範囲を特定するものであり、必要に応じ、その
色分け数を増減してもよい。
この第2図に示す判定用標準色表示具4を使用
する場合は第3図に示す如くプレート1の上に重
ね合せ、これによつて各窓部5を介して各反応ウ
エル2を透視し、それぞれの反応ウエル2中の呈
色変化を対応する窓部5周囲の判定用標準色見本
と対比して最も近似する標準色を判定し、これに
より検体の陰性、又は陽性を判定する。なお、第
2図中、6はプレート1との位置合せを容易にす
るための位置決め用切欠部である。
する場合は第3図に示す如くプレート1の上に重
ね合せ、これによつて各窓部5を介して各反応ウ
エル2を透視し、それぞれの反応ウエル2中の呈
色変化を対応する窓部5周囲の判定用標準色見本
と対比して最も近似する標準色を判定し、これに
より検体の陰性、又は陽性を判定する。なお、第
2図中、6はプレート1との位置合せを容易にす
るための位置決め用切欠部である。
なお、この本考案に係わる判定用標準色表示具
4をプレート1の下に重ね合せて反応ウエル2中
の呈色変化と比較することも可能である。しか
し、この場合は判定用標準色表示具4の余白部は
対比を容易にするため白色とすることが好まし
い。
4をプレート1の下に重ね合せて反応ウエル2中
の呈色変化と比較することも可能である。しか
し、この場合は判定用標準色表示具4の余白部は
対比を容易にするため白色とすることが好まし
い。
上述の如く、本考案によれば従来の如く微生物
検査用プレート等と判定用標準色表示具とを左右
に並べて隔離的に対比するのではなく、各検査項
目の呈色区域を判定用標準色見本と隣接させ対比
することができるから、正確な判定が期待できる
とともに、プレート等と本考案の判定用標準色表
示具を単に重ね合せるだけの操作で判定すること
ができるので作業を簡単かつ、迅速におこなうこ
とができるなどの実用上極めて有利となる。
検査用プレート等と判定用標準色表示具とを左右
に並べて隔離的に対比するのではなく、各検査項
目の呈色区域を判定用標準色見本と隣接させ対比
することができるから、正確な判定が期待できる
とともに、プレート等と本考案の判定用標準色表
示具を単に重ね合せるだけの操作で判定すること
ができるので作業を簡単かつ、迅速におこなうこ
とができるなどの実用上極めて有利となる。
なお、上記実施例ではプレート1のすべての反
応ウエル2に同時に重複する窓部5を穿設した判
定用標準色表示具4について説明したが、これに
限らず、窓部5の数を減らして上記反応ウエル2
の一部のみと重複するようにしてもよい。
応ウエル2に同時に重複する窓部5を穿設した判
定用標準色表示具4について説明したが、これに
限らず、窓部5の数を減らして上記反応ウエル2
の一部のみと重複するようにしてもよい。
なお、色変化を呈示する区域の大きさと、上記
窓部との大きさの関係は必ずしも完全に一致しな
くとも多少の相違があつても当然差支えない。
窓部との大きさの関係は必ずしも完全に一致しな
くとも多少の相違があつても当然差支えない。
また、窓部は上述の如く打抜いたもののほかそ
の部分が透明体であつてもよいが、使用による汚
れ等を考慮した場合は、打抜いたものの方が好ま
しい。
の部分が透明体であつてもよいが、使用による汚
れ等を考慮した場合は、打抜いたものの方が好ま
しい。
さらに、窓部の形状についても上記実施例の如
く円形のものに限らず、対比される被検体の呈色
区域の状態に応じて適宜選択し得る。
く円形のものに限らず、対比される被検体の呈色
区域の状態に応じて適宜選択し得る。
その他、第5図に示す如くウエル2′を穿設し
たプレート1′表面のウエル2′の周りに直接、判
定用標準色見本を施色するようにしてもよい。こ
の場合は呈色判定用標準色表示具4自体に被検査
液注入用ウエル2′形成されていることになる。
たプレート1′表面のウエル2′の周りに直接、判
定用標準色見本を施色するようにしてもよい。こ
の場合は呈色判定用標準色表示具4自体に被検査
液注入用ウエル2′形成されていることになる。
第1図は微生物検査用プレートの平面図、第2
図は本考案に係わる検査試薬呈色判定用標準色表
示具の平面図、第3図は第1図のプレート上に第
2図の色表示具を重ねた状態を示す平面図、第4
図は第2図の色表示具の一部を拡大して示す平面
図、第5図は本考案の他の実施例に係わる検査試
薬呈色判定用標準色表示具の断面図である。 図中、1……微生物検査用プレート、2……反
応ウエル、3……被検体、4……判定用標準色表
示具、5……窓部。
図は本考案に係わる検査試薬呈色判定用標準色表
示具の平面図、第3図は第1図のプレート上に第
2図の色表示具を重ねた状態を示す平面図、第4
図は第2図の色表示具の一部を拡大して示す平面
図、第5図は本考案の他の実施例に係わる検査試
薬呈色判定用標準色表示具の断面図である。 図中、1……微生物検査用プレート、2……反
応ウエル、3……被検体、4……判定用標準色表
示具、5……窓部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 検査試薬の色変化を平面的に表示する呈色区
域を観察するための窓部を有し、該窓部の周囲
に少なくとも一種の判定用標準色を施してなる
ことを特徴とする検査試薬呈色判定用標準色表
示具。 2 窓部が複数あり、それぞれ異なる標準色を施
してなることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の検査試薬呈色判定用標準色
表示具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1662984U JPS60129670U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 検査試薬呈色判定用標準色表示具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1662984U JPS60129670U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 検査試薬呈色判定用標準色表示具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129670U JPS60129670U (ja) | 1985-08-30 |
JPH0336930Y2 true JPH0336930Y2 (ja) | 1991-08-05 |
Family
ID=30503579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1662984U Granted JPS60129670U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 検査試薬呈色判定用標準色表示具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129670U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015161656A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 公立大学法人奈良県立医科大学 | 被検液物性値の検査用具 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4524267B2 (ja) * | 2006-04-26 | 2010-08-11 | オリオン機械株式会社 | 湿度インジケータ、湿度インジケータ装置および除湿装置 |
JP2008058058A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ガス濃度測定器 |
JP6214926B2 (ja) * | 2013-05-22 | 2017-10-18 | エイワイファーマ株式会社 | 輸液製剤パッケージ |
JP6343935B2 (ja) * | 2014-01-09 | 2018-06-20 | 大日本印刷株式会社 | 成育情報管理システム及び成育情報管理プログラム |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP1662984U patent/JPS60129670U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015161656A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 公立大学法人奈良県立医科大学 | 被検液物性値の検査用具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60129670U (ja) | 1985-08-30 |
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