JPH0336522B2 - - Google Patents

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JPH0336522B2
JPH0336522B2 JP58167926A JP16792683A JPH0336522B2 JP H0336522 B2 JPH0336522 B2 JP H0336522B2 JP 58167926 A JP58167926 A JP 58167926A JP 16792683 A JP16792683 A JP 16792683A JP H0336522 B2 JPH0336522 B2 JP H0336522B2
Authority
JP
Japan
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hair
rod
glove
tip
spring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58167926A
Other languages
English (en)
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JPS6060803A (ja
Inventor
Yasuji Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HINODE DENKI SEISAKUSHO GOSHI
Original Assignee
HINODE DENKI SEISAKUSHO GOSHI
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Priority to JP16792683A priority Critical patent/JPS6060803A/ja
Publication of JPS6060803A publication Critical patent/JPS6060803A/ja
Publication of JPH0336522B2 publication Critical patent/JPH0336522B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は、安全で且つ使い易く、しかも奇麗に
髪をカールできる元巻技法用のヘアーアイロンに
関するものである。
ロ 従来の技術 アイロンの歴史は古く、1920年代に遡るが、そ
の頃は薬液処理を使用しないでアイロンの熱のみ
による整髪が流行していた。その後1959年に至
り、初めて毛髪に薬液処理を施し平らな形状のア
イロンを使用して、カールではなしに毛髪を低く
抑えたヘアースタイルとするアイロンパーマ技術
が行なわれるようになつた。更に、1970〜1980年
代にかけて丸型や六角のロツドのアイロンを使用
して、薬液処理を施した毛髪にカールを与える方
法が確立し、当初は先巻技法が使用され、やが
て、毛髪の根元から巻始める元巻技法が使用され
るようになつた。
先巻技法は第6図a〜e示の如く、 (a) クシ20で毛髪21を支えて毛先にアイロン
を入れる。
(b) 入れたアイロンを毛先がカールできるまで90
度程回転する。
(c) できたカールにクシ20の刃元を引つ掛け
て、毛元又はシルエツトの高さに再びアイロン
を入れる。
(d) 毛先がはねない程度に止める。
(e) 仕上り。
以上のようにして、しつかりとしたカールに仕
上げていた。
又、元巻技法は第7図a〜e示の如く、ロツド
2は頭皮22に対し一定位置に固定した関係にあ
つて、回転させても毛髪21の巻き込みが出来
ず、グローブ3のみが第7図のa→e順に従つて
ロツド2の周囲を回転し、真円に近いカールを得
ていた。
そこで、元巻技法用として使用された初期のヘ
アーアイロンの例を示すと、当初は、第8図示の
如く、一方の把持部1の先端に回動可能に取り付
けられたロツド2と、他方の把持部1に一体的に
設けられたグローブ3とを支軸1aを介して鋏状
に構成し、更にロツド1内部にボールベアリング
(図示しない)を入れて、ロツド2自身が回転出
来るようになつていた。そのため、ロツド2が頭
皮22に対し一定位置に固定された関係に置か
れ、相対的にグローブ3が回転可能になつて元巻
技法が出来るようになつていた。
次に使用されるようになつた近時のヘアーアイ
ロンは、第9図示の如く、回転体13により回転
可能なコード14付きの把持部1の先端中央にヒ
ータ(図示しない)内蔵のロツド2が回転可能に
取り付けられ、更にその把持部1の先端上部に、
断面が円弧状のグローブ3がロツド1に沿つて一
体的に設けられていた。そして、そのグローブ3
はロツド2に対し開閉可能となるように、その基
端上に操作ボタン15を、基端裏に回転支軸16
とグローブ3を付勢するスプリング(図示しな
い)とを備えていた。
このヘアーアイロンは、先ず櫛20で所望量の
毛髪21をすくい、すくい上げた毛髪21をロツ
ド2と、そのロツド2に沿つて備えられているグ
ローブ3とで挟持し、ロツド2を頭皮22に対し
一定位置に固定した関係に置き、そのグローブ3
をロツド2の側面に沿つて周回させることによつ
て毛髪21をロツド2に巻き付け、毛髪21にカ
ールを付与するものであつた。
ハ 発明が解決しようとする問題点 上記説明の如く、従来の元巻技法用のヘアーア
イロンは、いずれもグローブが把持部に一体的に
取り付けられているため、ブローブをロツドの側
面に周回させて毛髪を巻き上げるには、把持部を
握つて回転させなければならないので、コードが
邪魔になつたり損傷し易かつたり、又、一方の手
で櫛を扱い他方の手で把持部を握り乍ら回転させ
るため、非常に操作しづらく、馴れないと毛髪に
無理な力が加わつたり、或いは巻きむらを起こし
たりして、技術的に非常に難かしかつた。
更に、グローブの断面が円弧状で滑らか過ぎる
為、巻き上げ時毛髪束が左右へ逃げ易く、更にグ
ローブと把持部とによる毛髪の挟持力の調節がで
きないので、多彩なカールやウエーブ仕上げには
不適である等の欠点があつた。
ニ 課題を解決するための手段 本発明は、上記従来の元巻技法用のヘアーアイ
ロンの欠点に鑑み、安全で且つ片手操作が簡単に
行なえ、しかも巻きむらが無く奇麗に髪をカール
して、多彩なウエーブのヘアスタイルをメークで
きるヘアーアイロンを提供するもので、その構成
は、把持部先端に毛髪加温用のロツド部を取り付
け、そのロツド部に沿うように毛髪巻上げ用の把
手付きグローブを備えたヘアーアイロンにおい
て、前記ロツド部の取り付け基端外周に、軸受け
を介してロツド部外周面に沿つて回動可能な回動
体を設け、更にその回動体へ、支軸を介して裏面
に多数の溝条を刻設したグローブの後部両側を枢
支すると共に、前記支軸下方に、その支軸を支点
としてグローブ先端をロツド部先端へ付勢するバ
ネを、更にそのバネの長手方向に、バネ張力を調
節する調節具を夫々設けたことにある。
ホ 作用 ヘアーアイロンの把持部を握り、バネ張力に抗
して把手を押圧し、支軸を支点として毛髪巻上げ
用の把手付きグローブを毛髪加温用のロツド部か
ら開かせ、毛髪束の元をロツド部とグローブとで
挟持し、次にグローブを付勢させ、親指及び人差
しで軸受けを介して回動体を複数回回転させる
と、その回動体に取り付けられたグローブがロツ
ド部外周面に沿つて周回し、毛髪束がロツド部に
巻き付けられ、毛髪は元巻技法により奇麗にカー
ルされる。この際、ロツド部は頭皮に対し一定位
置に固定した関係に置くだけで回転させる必要が
無く、又、把持部も回転させる必要が無いので、
コードが捩れることも無く操作が容易である。
ヘ 実施例 次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本発明のヘアーアイロンを
示したもので、把持部1の先端にロツド部が取り
付けられ、該ロツド部は、ヒータ2aを内蔵した
ロツド2と、その基端部を把持部1先端に取り付
けられたロツドホルダ2bとから成つている。こ
のロツド2は、回転自在に取り付けても差し支え
ないが、把持部1に固定させることが望ましい。
前記ロツドホルダ2bの外周には、回動体4が軸
受4aを介して回動可能に嵌着されている。又、
グローブ3は、その基端側の下方に突設した支持
部3aが、回動体4の中央において両側から支軸
としてのピボツト軸5により、ロツド2に沿うよ
うに枢支され、更に前記支持部3aの先端に備え
たスプリング6によつて、グローブ3の先端がロ
ツド2側に付勢されている。そのスプリング6に
は、張力を調整する調節具としてのねじ部材6a
が長手方向に取り付けられていて、毛髪束の大き
さやカールの程度に応じ、前記グローブ3の付勢
力増減が可能となつており、それによつて多彩な
ウエーブのヘヤスタイルを容易にメークすること
ができる。
又、前記グローブ3の基端上側は、そのグロー
ブ開閉用の把手としてのノブ7となつており、そ
のノブ7をスプリング6の付勢力に抗して押圧す
ると、グローブ3の先端をロツド2から離反させ
ることができる。このようにしてノブ7の押圧操
作でグローブ3の開閉を行なうことができ、しか
も前記ピボツト軸5によつて横振れなく指先一つ
でスムースに行なえる。
更に、グローブ3の先端は、断面が円弧状で、
円弧内側、即ちロツド2との当接面にはそのロツ
ド2と直交する方向に多数の細い溝条8が刻みこ
まれ、更にグローブ3の両側端部9,9は曲面状
に形成されている。そのため、毛髪束は、溝条8
にガイドされて左右へ逃げることが無く、又両側
端部9,9の面取り部によつてスムースに巻き込
まれ、グローブ3及びロツド2を抜き出す際も、
ロツド2にからまること無くスムースに抜き出す
ことができる。
尚、把持部1内部には電子回路10が組込まれ
ていて、該電子回路10によつて温度設定、周波
数切替等の制御が行なわれる。
ロツドの先端部、回動体4及び把持部1は各々
耐熱の合成樹脂で形成され、直接皮膚が触れる部
分の過熱を防止している。
又、回動体1の後方外周面には滑り止め用の凸
条11が施され、更に把持部1側面にも位置決め
兼滑り止め用の凸条12が形成されて、使用安全
並びに操作の容易安定性が図られている。
尚、上記実施例に示すロツド部は、ロツド基端
にロツドホルダを装着したものとなつているが、
本発明におけるロツド部とは、ロツドホルダの装
着されていないロツド単位であつて、把持部先端
へ直接取り付けるものも含む意である。
上記の如く構成されたヘアーアイロンは元巻技
法用として次のように使用される。即ち、先ず片
手で把持部1を握り、親指でノブ7を押圧してグ
ローブ3を開かせ、反対手の櫛によつてすくい上
げた毛髪束の元を、ロツド2とスプリング6で付
勢させたグローブ3とで挟持し、人差指と親指と
で回動体4を回転させると、第5図及び第7図示
の如く、グローブ3がロツド2の外周面に沿つて
周回し、毛髪束がロツド2に巻き付けられ、更に
回動体4によつてグローブ3を回転させると、毛
髪束は毛元から毛先にかけて奇麗にカールされ
る。
尚、回動体4は親指、又は人差指のみでも容易
に回動させることができる。
このように、把持部1を回動させる必要が無い
ので、電気コードをねじつたり、損傷する虞れが
なく、操作が容易で且つ安全に使用できるもので
ある。
ト 発明の効果 以上の如く本発明のヘアーアイロンは、元巻技
法用として使用されるもので、把持部を回転させ
ることなく、溝条付きグローブの付勢力を調節
し、毛髪束の元をロツド部とグローブとで挟持
し、ロツド部を回転させることなく回動体の回転
によつてグローブを回転させて、毛髪束を毛元か
ら毛先にかけて幾重にもカールするものであるか
ら、操作が容易で且つ安全に使用できると共に、
毛髪束の左右への逃げや巻きむらが無く、毛髪を
奇麗にカールして、多彩なウエーブのヘアスタイ
ルをメークできるもので、その実用的価値は大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるヘアーアイロン
の斜視図、第2図はA−A線切断部における内部
構造説明図、第3図はB−B線切断部におけるグ
ローブ取付部の拡大説明図、第4図aはグローブ
の部分拡大説明図、第4図bはC−C線切断部断
面図、第5図は使用状態の説明図、第6図a〜e
は先巻技法の整髪要領を示す説明図、第7図a〜
eは元巻技法の整髪要領を示す説明図、第8図及
び第9図は夫々従来の元巻技法用ヘヤーアイロン
の概略図である。 1……把持部、1a……支軸、2……ロツド、
3……グローブ、3a……支持部、4……回動
体、5……ピボツト軸、6……スプリング、6a
……ねじ部材、7……ノブ、8……溝条、9……
側端部、10……電子回路、11,12……凸
条、13……回転体、14……コード、15……
操作ボタン、16……回転支軸、20……櫛、2
1……毛髪、22……頭皮。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 把持部先端に毛髪加温用のロツド部を取り付
    け、そのロツド部に沿うように毛髪巻上げ用の把
    手付きグローブを備えたヘアーアイロンにおい
    て、前記ロツド部の取り付け基端外周に、軸受け
    を介してロツド部外周面に沿つて回動可能な回動
    体を設け、更にその回動体へ、支軸を介して裏面
    に多数の溝条を刻設したグローブの後部両側を枢
    支すると共に、前記支軸下方に、その支軸を支点
    としてグローブ先端をロツド部先端へ付勢するバ
    ネを、更にそのバネの長手方向に、バネ張力を調
    節する調節具を夫々設けたことを特徴とするヘア
    ーアイロン。
JP16792683A 1983-09-12 1983-09-12 ヘア−アイロン Granted JPS6060803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16792683A JPS6060803A (ja) 1983-09-12 1983-09-12 ヘア−アイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16792683A JPS6060803A (ja) 1983-09-12 1983-09-12 ヘア−アイロン

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Publication Number Publication Date
JPS6060803A JPS6060803A (ja) 1985-04-08
JPH0336522B2 true JPH0336522B2 (ja) 1991-05-31

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ID=15858615

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JP16792683A Granted JPS6060803A (ja) 1983-09-12 1983-09-12 ヘア−アイロン

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499806B1 (ko) * 2005-03-30 2005-07-07 김보성 머리카락 모근부 파마기
KR101073720B1 (ko) * 2009-02-27 2011-10-13 이경진 모근부 파마기

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214036U (ja) * 1988-07-13 1990-01-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214036U (ja) * 1988-07-13 1990-01-29

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JPS6060803A (ja) 1985-04-08

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