JPH0336183Y2 - - Google Patents

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JPH0336183Y2
JPH0336183Y2 JP12260486U JP12260486U JPH0336183Y2 JP H0336183 Y2 JPH0336183 Y2 JP H0336183Y2 JP 12260486 U JP12260486 U JP 12260486U JP 12260486 U JP12260486 U JP 12260486U JP H0336183 Y2 JPH0336183 Y2 JP H0336183Y2
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JP
Japan
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ground
terminal
cable
grounding
equipment
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、発電所や工場、ビル等で、電力回
路やその他の動力回路、制御回路に使用している
多数条のケーブルを経済的に配線する方法として
用いられているケーブルラツクの親桁の側面に開
口部を設け、側板と底板とを親桁に一体形成し、
接地母線と機器への接地線とを接続する接地ター
ミナルを設けた適宜長さのケーブルラツクに関す
るものである。
(従来の技術) 従来、ケーブルラツクにおいて接地母線は、第
9図、第10図に示すように、最初にケーブルラ
ツクに配線する事が工事の工程、及び試運転のた
めにも望ましく、その後、電力回路やその他の動
力回路、制御回路に使用している多数条のケーブ
ルを配線していたので、機器への接地線を接続す
る際は、接地母線をケーブルの下より引き出し
て、機器への接地線をボルト型コネクター等で接
続していた。
又、親桁の内側に接地母線を金具で支持して、
機器への接地線をボルト型コネクター等で接続す
る方法もあつた。
(発明が解決しようとする問題点) 接地母線を最初にケーブルラツクに配線し、機
器への接地線は、機器を増設した場合を含めてボ
ルト型コネクター等によつて接続しているため、
接続部が膨らみ、ケーブルを引く際、接続部の突
起により、ケーブル被覆に傷を付けることがあつ
た。
又、接地母線は、ケーブル中、一番下にあるた
め、接地線の接続が完全であるかの目視確認がで
きなく、機器を増設した際は、接地母線をケーブ
ルの下より引き出して機器への接地線とを接続す
るため、既設の整理されたケーブルを乱してしま
つた。
そのため、接続後、再整線に手間を要し、完全
な整線復旧ができないことがあつた。
本考案は、以上のような欠点を解決し、ケーブ
ル被覆の傷付きを防止し、機器を増設しても、既
設の整線されたケーブルを乱すことがなく、接地
線を配線できる接地ターミナル付きのケーブルラ
ツクを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) (イ) 適宜長さのケーブルラツクAの一方の親桁1
の側面に開口部2を設け、側板3,3と底板4
とを親桁1に一体形成する。
(ロ) 底板4に開閉自在なる蓋5を取り付ける。
(ハ) 端子取付け穴6と接地母線取付け穴7を適数
有するT字形の接地ターミナル8を底板4に取
り付ける。
本考案は、以上の構成よりなる接地ターミナル
付きケーブルラツクに関するものである。
(作用) ケーブルラツク新設工事において、第4図及び
第5図に示すように、機器の配置等により、ケー
ブルラツクの布設ルートの適所に、本考案のケー
ブルラツクAをケーブルラツクB,B間に入れ
て、直線継手Cを用いて組み立てる。
工事の工程、試運転上、最初に接地母線10を
ケーブルラツクBに配線し、ケーブルラツクA上
においては、開口部2をくぐし、接地ターミナル
8の外側を迂回させる。
接地母線の適宜箇所を接地ターミナル8より若
干長めに被覆を剥き、支持金具11,11を被
せ、ビス12,12によつて接地ターミナル8に
取り付ける。
次に、機器への接地線13,13をケーブルラ
ツクBに配線し、その端末を端子上げして、開口
部2をくぐらせ、接地ターミナル8に設けられた
端子取付け穴6にビスを用いて接続すればよい。
又、第6図に示すように接地母線10を接地タ
ーミナル8の背面に、Uボルト14,14を用い
て接続することもできる。
機器を増設した場合は、既設のケーブル上に機
器への接地線やその他のケーブルを配線し、機器
への接地線を接地ターミナル8に接続すればよ
い。
接地ターミナル8はT字形をしており、接地母
線10及び機器への接地線13を、接地ターミナ
ル8の両下側を通すことによつて無理のない配線
ができるものである。
しかしながら、機器への接地線13を接地ター
ミナル8の上から配線することも可能であり、接
地ターミナル8の形をT字形に限定するものでは
ない。
接地ターミナル8は親桁1より外側へ適当なる
間隔を設けて底板4に取り付けているため、機器
への接地線13、及び接地母線10の支持金具1
1の取り付けのビス12が、ケーブルラツク内側
に突出しても、他のケーブルを引く際、外傷を与
えることは一切ない。
更には、側板3,3は親桁1の外側に外すぼみ
状に形成しているが、これにより接地母線10や
機器への接地線13を接地ターミナル8に接続す
るにあたつて、無理のない曲げが得られるもので
ある。
又、本考案は、梯子形のケーブルラツクは勿
論、メツシユ(網)形ケーブルラツクDにおいて
も第8図に示すように実施できるものである。
更に本考案は、ケーブルラツクのみならず、ダ
クトに於いても同様の方法で実施できるものであ
る。
接地ターミナル8を銅板により構成し、接地母
線10の支持金具11、機器への接地線13の端
子16、及び接地ターミナル8が底板4に、接合
する部分的表面、若しくは全表面に半田メツキ等
をすれば、銅の酸化被膜防止を図ることができる
とともに、銅よりも電導率を鉄に近づけることが
できる。
メツキは、半田メツキの他に銀メツキ、クロー
ムメツキ、ニツケルメツキ等の薄い層を接地ター
ミナルの表面に被せることができる。
又、必要に応じて底板4と接地ターミナル8と
の間に絶縁物を入れて浮かせる事もできる。
ケーブルラツクの相互接続箇所は、親桁相互を
接地線で接続し、接地母線は端末等で接続してい
たが、これにより、親桁相互を接地線で接続する
必要がなくなる。
(実施例) 以下、第1図、第2図、及び第3図について説
明する。
(イ) ケーブル支持桁9を2本有する適宜長さのケ
ーブルラツクAの一方の親桁1の側面に開口部
2を設け、親桁1の外側に外すぼみ状に側板
3,3と底板4とを親桁1に一体形成する。
(ロ) 底板4の縁に、側板3,3にに被るように、
開閉自在となる蓋5を取り付ける。
(ハ) 端子取付け穴6と接地母線取付け穴7を適数
有し、全表面に半田メツキをしたT字形の接地
ターミナル8を、親桁1より外側へ適当なる間
隔を設けて底板4に取り付ける。
本考案は、接地ターミナル8を一方の親桁1の
外側に設けているが状況に応じて両方の親桁にも
実施できることは論ずる迄もない。
又、第7図に示すように、接地ターミナルを取
り付けず、ボルト型コネクター15によつて接地
母線10と機器への接地線13を接続することも
できる。
(考案の効果) 本考案は、接地母線をケーブルラツクの親桁の
外側に設けた接地ターミナルに接続するため、接
地線を配線後、電力回路やその他の動力回路、制
御回路に使用している多数条のケーブルを引く
際、又、配線されたケーブルの重量によつて、接
続部の突起によりケーブル被覆に傷を付けること
は一切ない。
又、機器を増設しても、接地線を既設のケーブ
ルをいじらないで、整理されたケーブル上に配線
できるので、既設ケーブルを乱すことがなく、復
旧作業が省け、整理状態を保てる。
又、接地線の接続部が、接地ターミナルに集合
し、且つ、接地ターミナルがケーブルラツクの外
側に取り付けられているため、接地線の接続部が
確実であるかの目視確認ができ、更には、接続部
の増し締め、点検も容易にできる。
又、機器を増設しても、充電されている機器へ
の接地線を外すことなく、完全に接続できる。
又、ボルト型コネクターを用いて、接地母線に
接地線を接続するよりも簡単であり短時間で施工
できる。
更には、開閉自在なる蓋5を取り付けているた
め、ゴミや異物の侵入を防ぎ、見栄えが非常によ
いものである。
よつて本考案は、ケーブルラツクの親桁の外側
に接地ターミナルを取り付け、接地線の接続部を
集合させることにより、多大なる効果があり、実
用価値の高い考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の斜視図である。第2図は、
本考案の主要部を示す平面図である。(蓋5の図
示は省略)第3図は、本考案の主要部を示す正面
図である。(蓋5の図示は省略)第4図は、本考
案をケーブルラツクB,B間に入れて接続した斜
視図である。第5図は、本考案の使用例を示す主
要部の一部断面斜視図である。第6図は、本考案
の使用例を示す接地ターミナル8の後方斜視図で
ある。第7図は、本考案の接地ターミナル8の代
わりにボルト型コネクター15を用いた例を示す
主要部の一部断面斜視図である。第8図は、本考
案のケーブルラツクAをメツシユ形ケーブルラツ
クDにした一部を切り欠いた斜視図である。第9
図は、ケーブルラツクB上に配線された従来のケ
ーブルの状態を示す断面図である。第10図は、
ケーブルラツクB上に配線された従来のケーブル
の一部断面側面図である。 1は親桁、2は開口部、3は側板、4は底板、
5は蓋、6は端子取付け穴、7は接地線取付け
穴、8は接地ターミナル、9はケーブル支持桁、
10は接地母線、11は支持金具、12はビス、
13は機器への接地線、14はUボルト、15は
ボルト型コネクター、16は端子、A,Bはケー
ブルラツク、Cは直線継手、Dはメツシユ形ケー
ブルラツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜長さのケーブルラツクAの親桁1の側面に
    開口部2を設け、外側に側板3,3と底板4とを
    親桁1に一体形成し、開閉自在なる蓋5を取り付
    け、接地ターミナル8を取り付けたことを特徴と
    する接地ターミナル付きケーブルラツク。
JP12260486U 1986-08-09 1986-08-09 Expired JPH0336183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12260486U JPH0336183Y2 (ja) 1986-08-09 1986-08-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12260486U JPH0336183Y2 (ja) 1986-08-09 1986-08-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6329323U JPS6329323U (ja) 1988-02-26
JPH0336183Y2 true JPH0336183Y2 (ja) 1991-07-31

Family

ID=31012949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12260486U Expired JPH0336183Y2 (ja) 1986-08-09 1986-08-09

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JP (1) JPH0336183Y2 (ja)

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JPS6329323U (ja) 1988-02-26

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