JPH0336045Y2 - - Google Patents

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JPH0336045Y2
JPH0336045Y2 JP1983103392U JP10339283U JPH0336045Y2 JP H0336045 Y2 JPH0336045 Y2 JP H0336045Y2 JP 1983103392 U JP1983103392 U JP 1983103392U JP 10339283 U JP10339283 U JP 10339283U JP H0336045 Y2 JPH0336045 Y2 JP H0336045Y2
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JP
Japan
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cable
shield
connector
cable connector
high frequency
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JP1983103392U
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、集積されたコンデンサ群で特定の周
波数信号を通過させるコネクターに関する。
一般に、多くのシステムにおいては多重導体ケ
ーブルを介して複数の機器が電気的に接続されて
いる。この場合、相互接続に用いられる長いケー
ブルでは、高周波電磁干渉EMIを制御するのに
ケーブルシールドを良好に接地させるとともに、
接地電位差によつて発生される低周波電流と直流
電流との径路を遮断する必要がある。電源接地装
置の特性によれば、該接地線上の接続点間に電位
差が生じて、相互接続している前記ケーブルのシ
ールド内に接地ループを生じる可能性がある。こ
の接地ループ内では、種々の電磁源によつて誘導
される比較的高い周波数の電流に加えて、種々の
低周波電流及び直流電流が循環する。比較的高い
周波数の接地電流によつてこのケーブル内を伝送
されるデータ信号が歪を受け、しかも相互接続す
るケーブル自身がEMI源になり得るので、これ
らの高周波接地電流はデータ信号を歪ませないよ
うにケーブル外方へされなければならない。
この問題に対する従来の解決手段としては、光
学的な絶縁、誘導結合または容量結合により接地
電流径路を遮断する方法がとられていた。しかし
ながら、光学的な絶縁では直接的な接続が妨げら
れるとともに費用がかさみ、しかもそのためのハ
ードウエアに非常に大きなスペースが必要にな
る。変圧器による誘導結合もまた直流接続を阻害
するが、寸法、重量、コスト及び実施する上で
種々の問題が生じる。容量結合によれば、ある特
定の周波数に対して高インピーダンスを生じるコ
ンデンサを選ぶことによつて、接地電流の経路を
遮断することができる。しかしながら、容量結合
ではケーブルと直列に介挿すべき特別のアダプタ
又は接続箱が必要であるために、構造が複雑であ
つた。本考案はかかる欠点を除去した新規なコネ
クターを提供せんとするものである。
本考案の一実施例によれば、高周波電流は導通
するが、同時に低周波及び直流電流の流れを阻止
する構造を有するコネクターが開示されている。
すなわち、接続ケーブルの接地及びシールド構造
の一体的な部分として集積的な容量結合手段によ
り、従来の欠点、すなわち電源(utility)接地装
置にそれぞれに存在する電位差のために接地電流
が電源に流れる、ということが防止され、且つ高
周波シールドの一体性を維持している。
干渉信号を伝送する電気的接地シールドは、金
属筐体と非導電性フードとに物理的に結着してお
り、且つ前記の非導電性フードはシールドの延長
部になつていると共に、該シールド内のケーブル
に対する導管として機能する。金属筐体および非
導電性フードは、電気的に集積したコンデンサと
協働しており、このコンデンサは、金属板を介し
て接地装置と物理的に接触している金属ばね導体
に接続されている。以下図面を用いて本考案を説
明する。
第1図は本考案の一実施例によるコネクターの
各構成素子を示すブロツク図である。図におい
て、主ユニツト部120と各周辺装置200と
は、干渉電流の径路として機能するケーブルシー
ルド130を経てそれぞれの内部で電源接地装置
110に電気的に接続されている。実際のケーブ
ルシールド130はケーブル140を取り囲んで
いるが、図示の関係上これを別個に離してある。
ケーブル140は、ピンのソケツト構造を有する
主ユニツト・コネクター150とケーブル・コネ
クター151とを経て前記周辺装置200に電気
的に接続されている。ここで、金属筐体160が
非導電性フード165内に収納され、そして該金
属筐体160内にケーブルコネクター151が物
理的に位置されていても、電気的には絶縁されて
いることに注意すべきである。シールド130は
筐体160に接続した後で、ケーブル140と共
に周辺装置200に延びている。その結果、筐体
160はシールド130の延伸部となり、且つ接
続された接地径路161の一部を形成している。
金属板175、金属ばね導体180及び主ユニツ
ト接地装置190に至る径路に特定の高周波干渉
電流171のみを通過させるように集積コンデン
サ群170が選択されている。他の全ての低周波
電流や直流電流は、ケーブルシールド130にお
ける前述の遮断特性のために流れない。すなわ
ち、電源接地装置110には存在する接地ループ
を遮断して必要とする特定周波数の電流のみを流
すことができるので、安全性の向上が図られる。
次に、第2図に示した本考案コネクターの斜視
図を参照するに、金属筐体160と、集積コンデ
ンサ群170とを収能した非導電性フード165
の構成が示されている。前述のように主ユニツト
接地装置190に間接的に接続されたケーブルシ
ールド130と電源接地装置110は、第1図に
示したように、データ信号を周辺装置200に伝
送するケーブル140を取り囲んでいる。この場
合、電源接地装置110上の電位差のために接地
ループが存在し、これにより種々の干渉電流がシ
ールド130内に流れてケーブル140内の伝送
信号の特性を歪めることがある。この点を解決す
るために、前記接地径路161は以下のようにし
て遮断される。すなわち、金属筐体160はケー
ブルシールド130の伸長部として機能している
が、シールド130は該金属筐体160に物理的
に接着しており、同時に電気的にも接続されてい
る。同様にケーブル140の導管として機能する
金属筐体160は、非導電性フード165から絶
縁され、そして前記ケーブル140はコネクター
151内で終端している。主ユニツト120への
電気的接続を容易にするために、主ユニツトコネ
クター150は、ソケツト内でピン結合でコネク
ター151に整合している。
シールド130と筐体160とが電気的に接続
されているので、非導電性フード165の上に物
理的に装着されている集積コンデンサ群170に
対して、前記接地径路161が電流径路を形成し
ている。容量性リアクタンス値は信号周波数に逆
比例し、そしてある一定の容量値は信号周波数が
高ければ高いほど低いリアクタンス値を有するこ
とが知られている。従つて、コンデンサの特性が
高周波信号に対して低リアクタンス値を有するよ
うに選べば、ケーブル140で伝送される信号を
歪めるような高周波干渉電流を、ケーブル140
へ流れさせずに前記の集積コンデンサ群170の
方に通過させることができ、且つ他の低周波及び
直流電流の流れは阻止することができる。ここで
前記の集積コンデンサ群170は、非常に薄い印
刷回路基板であるが、これは誘電体素子を平行板
の間に介在させたもので実現してもよい。金属ば
ね導体180の一端は電源接地装置110と電気
的に接続されている主ユニツトの接地装置190
に、そしてその他端は集積コンデンサ群170の
一方の電極板に接続されている金属板175に、
それぞれ接続されている。したがつて、前記集積
コンデンサ群170を通過した干渉電流のための
電流径路は前記の金属板175により形成され
る。ここで、集積コンデンサ群170を主ユニツ
トの接地装置190に接続する手段としては、ピ
ンのソケツト内結合またはネジとナツトのような
もので電気的に接続してもよい。また、前記金属
筐体160は主ユニツト120に結合されている
非導電性フード165内に配置されているが、本
考案はこれのみに限定されるものではなく、非導
電性フードと筐体が周辺装置200に位置する
か、または主ユニツト120と周辺装置200と
の両方に同時に設置してもよい。
要するに、本考案における集積コンデンサ群
は、低周波電流や直流電流を遮断するが高周波電
流は通過させるもので、この集積コンデンサがケ
ーブル接地シールド径路内に一体化されて構成さ
れている。前記接地ループがシールド開口部を横
切る所で電位差を生じさせるような場合には、前
記集積コンデンサが非導電性フード内に包囲さ
れ、そして容量的に結合された接地接合部のみが
外部に出るので、電気的衝撃による被害から人を
保護するものになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるコネクターの
各構成素子を示すブロツク図、第2図はその斜視
図である。 110:電源接地装置、120:主ユニツト、
130:シールド、140:ケーブル、150:
主ユニツトコネクター、151:ケーブルコネク
ター、160:金属筐体、161:接地径路、1
65:非導電性フード、170:集積コンデンサ
群、171:高周波干渉電流、175:金属板、
180:金属ばね導体、190:主ユニツト接地
装置、200:周辺装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気的シールドを具えたケーブルと、該ケーブ
    ルを終端するケーブルコネクターと、所定の高周
    波信号を通過させると共に低周波信号および直流
    信号を阻止する集積コンデンサ群より成る2端子
    形選択手段と、前記ケーブルコネクターを内包し
    そして前記選択手段の一方の端子と前記電気的シ
    ールドとに接続された非導電性フードを有する金
    属筐体と、前記電気的シールドから高周波電流を
    通過させるために、前記選択手段の他方の端子に
    接続されて前記ケーブルコネクターが結合する相
    手機器の接地装置に接触するためのばね導体手
    段、とより成るコネクター。
JP1983103392U 1982-07-02 1983-07-01 コネクタ− Granted JPS5917577U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US39496582A 1982-07-02 1982-07-02
US394965 1982-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5917577U JPS5917577U (ja) 1984-02-02
JPH0336045Y2 true JPH0336045Y2 (ja) 1991-07-31

Family

ID=30444123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983103392U Granted JPS5917577U (ja) 1982-07-02 1983-07-01 コネクタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5917577U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53107216A (en) * 1977-03-02 1978-09-19 Mitsubishi Electric Corp Grounding system for signal transmission system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53107216A (en) * 1977-03-02 1978-09-19 Mitsubishi Electric Corp Grounding system for signal transmission system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5917577U (ja) 1984-02-02

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