JPH0335629Y2 - - Google Patents

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JPH0335629Y2
JPH0335629Y2 JP4139787U JP4139787U JPH0335629Y2 JP H0335629 Y2 JPH0335629 Y2 JP H0335629Y2 JP 4139787 U JP4139787 U JP 4139787U JP 4139787 U JP4139787 U JP 4139787U JP H0335629 Y2 JPH0335629 Y2 JP H0335629Y2
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JP
Japan
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rod
fixing pin
hook
tube
hook mounting
Prior art date
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JP4139787U
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JPS63148536U (ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、木材等を能率よく積載し、運搬す
る林業用木材運搬車に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の木材運搬車の支柱に関して、木
材の積み降ろしの容易性や能率及び安全性を図る
ための改良が加えられているが、この考案の出願
人は、先に実願昭60−118677号(実公平2−
37512号公報)において、木材運搬車の荷台上に
滑動筒を備えた門形支柱を設けることによつて、
荷台の縦方向及び横方向からの木材の積載に便利
な木材運搬車を提案した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来提案の木材運搬車にお
いても、未だ若干の問題点を含んでいた。すなわ
ち、散在する木材を荷台上或いは運搬車の周囲に
集める場合、ワイヤーを伸ばして木材と結え、ウ
インチで巻き上げる作業を行うが、門形支柱に滑
動筒を用いて取り付けられたフツク取付棒の長さ
が車体の横幅程度と短く、少し離れた木材をワイ
ヤーで牽引する場合には、既に積載した木材とワ
イヤーが接触する場合があるので作業に支障を来
し、作業範囲も制限されるという問題点がある。
更に、門形支柱は、作業時に果たす強度と車体の
重心との関係から、梁の高さを制限して低く留め
ている事情があるため、木材の積載時において
は、荷台に積み上げる木材の量がフツク取付筒の
高さによつて制限されるという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、その手段とするところは、2本の支柱の下
部を運搬車本体に固定し、上部を梁で連結すると
共に、該梁に複数個の固定ピン穴を設け、該固定
ピン穴に重合する貫通穴を有する滑動自在な滑動
筒を梁に嵌装し、更に、該滑動筒に滑車取付用フ
ツクを複数個設けたフツク取付棒を固着した運搬
車において、前記梁の水平面から適当な傾斜角を
持つ固定ピン穴を該梁に前記滑動筒の貫通穴が重
合するように複数個設け、前記フツク取付棒の内
部を中空としたフツク取付筒を該滑動筒に固定し
て設け、該フツク取付筒に摺動自在に内嵌する棒
体を嵌装し、該棒体に複数の固定ピン穴を形成
し、且つ、一端に滑車取付用フツクを設け、該フ
ツク取付筒に該棒体の固定ピン穴に重合する貫通
穴を少なくとも1箇所以上設けたことにある。
〔作用〕
フツク取付筒に棒体を摺動自在に内嵌すること
によつて棒体はフツク取付筒より適宜引き出さ
れ、フツク取付筒は延長される。更に、棒体に固
定ピン穴を設け、フツク取付筒に固定ピン穴に重
合する貫通穴を設けることによつて、フツク取付
筒より引き出された棒体は、固定ピンによつて固
定される。
梁の外周に等間隔で配置される滑動筒との固定
ピン穴以外に、梁の水平面から適当な傾斜角をも
つ固定ピン穴を設けることにより、滑動筒は、梁
の外周面で摺動回転した位置で固定ピンをもつて
固定され、滑動筒に固着したフツク取付筒も傾斜
した角度で固定することができる。
〔実施例〕
この考案の実施例を以下第1図乃至第6図に基
づいて説明する。
木材運搬車1は駆動機構や操縦機構を具備した
運搬車の荷台2の長手方向と平行に2本の支柱3
を設け、その上部を梁4で連結することによつて
門形支柱5を形成し、木材運搬車1の一端にワイ
ヤロープ6を巻回するウインチドラム7を設けた
ものである。
門形支柱5は、第1図及び第2図に示すように
滑動筒8、フツク取付筒9、棒体13、滑車取付
用フツク10及び10a、固定ピン11及び1
4、抜止ピン12及び15、よりなる。
梁4には、等間隔に複数個の固定ピン穴16が
貫通するが、第3図に示すように梁4の外周面に
適当な傾斜角をもつた固定ピン穴16aが等間隔
に複数個形成される。更に、梁4には、滑動自在
な滑動筒8が嵌装されている。該滑動筒8には、
前記梁4に設けられた固定ピン穴16及び16a
と重合する貫通穴17が設けられると共に滑車取
付用フツク10が複数個設けられたフツク取付筒
9が前記梁4と直交するように固定される。又、
先端に滑車取付用フツク10aを固着した棒体1
3がフツク取付筒9に摺動自在に内嵌し、棒体1
3には複数個の固定ピン穴18が貫通し、フツク
取付筒9の先端部分に設けられた貫通穴19と重
合する。
上記構成からなる木材運搬車1の門形支柱5、
滑動筒8及びフツク取付筒9は次のように使用す
る。
木材運搬車1の横方向から木材を積載する横乗
せの作業を行うには、滑動筒8を梁4に固定して
いる固定ピン11を抜止ピン12と共に抜脱し、
滑動筒8を滑動自在にしてから滑動筒8の貫通穴
17が梁4の固定ピン穴16の中央部付近のもの
と重合し得るように滑動筒8を移動し、固定ピン
11を滑動筒8の貫通穴17に挿入し抜止ピン1
2を差し込んで固定する。このようにして梁4の
中央部分に移動したフツク取付筒9の運転席側と
荷台側の2箇所で滑車取付用フツク10に滑車2
0を掛止し、ウインチドラム7から延ばしたワイ
ヤロープ6を滑車20を介して積載しようとする
木材に結びつける。木材運搬車1の牽引操作によ
つてウインチドラム7を回転させると、木材は横
方向から荷台2の長手方向と平行に積載すること
ができる。運搬車1から離れた位置にある木材を
横方向から集める際、既に積載済みの木材がワイ
ヤロープの牽引作業を制限する時には、第4図に
示すようにフツク取付筒の荷台2側先端付近に挿
入している固定ピン14を抜止ピン15を抜いた
後抜脱し、棒体13がフツク取付筒9と摺動自在
になるようにしてから棒体13を適当な長さだけ
引き抜き、フツク取付筒9の荷台2側先端付近に
設けられた貫通穴19を棒体13の固定ピン穴1
8の適当な位置にあるものと重合させ、固定ピン
14を挿入し抜止ピン15を差し込んで固定す
る。このようにして滑車取付用フツク10aは荷
台2から少し離れた位置に移動するので、これに
滑車20を掛止した場合荷台2上の木材とワイヤ
ロープは触れ合うことなく牽引作業を行うことが
できる。
既に荷台2上に相当量の木材が積載された後、
更に積載を追加しなければならない場合において
は、滑動筒8の固定ピン11及び抜止ピン12を
抜脱した後、該滑動筒8を僅かに回転させ梁4に
設けられた水平面から適当な傾斜角をもつ固定ピ
ン穴16aと滑動筒8の貫通穴17を重合させ、
固定ピン11を挿入し抜止ピン12で固定する。
このようにすると、第5図に示すようにフツク取
付筒9及び棒体13は傾斜して固定されるので、
滑車取付用フツク10及び10aは操作前より高
く位置し、木材は滑車20を介したワイヤロープ
6によつてより高く吊り上げられ、荷台2上の高
い位置に積載することができる。
尚、運搬車1の縦方向から木材を積載する縦乗
せ作業を行うには、従来通り滑動筒8を積載する
木材に対して木材運搬車1の反対側端部まで梁4
上で移動し、固定ピン11及び抜止ピン12を用
いて固定した後、滑車取付用フツク10を適当に
用いて滑車20を掛止しワイヤロープ6をウイン
チドラム7で巻上げることによつて荷台2の縦方
向から積載する。
他の実施例として、第6図のように棒体13a
の長さがフツク取付筒9の半分程度のものを2本
用いて、それぞれフツク取付筒9の左右両側から
嵌入させ、棒体13aの先端に滑車取付用フツク
10aを設け、それぞれ棒体13aに複数の固定
ピン穴18aをフツク取付筒9の両端部分に設け
た貫通穴19と重合するように設けたものを使用
することもできる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなようにこの考案の木材
運搬車は、フツク取付筒に嵌入している棒体を適
宜引き出すことで先端に滑車取付用フツクを有す
る棒体がフツク取付筒から延長されるため、滑車
を介するワイヤロープが既に積載した木材と接触
することなく遠くに散在する木材を牽引によつて
集めることができ積載作業範囲が拡大できる。更
に、門形支柱の梁の高さが荷台に積載する木材量
を制限する場合であつても、フツク取付筒を傾斜
させることによつて滑車の位置を高く保つことが
できるので、荷台上で木材を高く吊り上げること
ができ、それだけ多くの積載が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す正面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図のA−A拡
大断面図、第4図は棒体をフツク取付筒から引き
伸ばした場合を説明する側面図、第5図はフツク
取付筒を傾斜させた場合を説明する側面図、第6
図は他の実施例を示す側面図。 1……木材運搬車、3……支柱、4……梁、5
……門形支柱、8……滑動筒、9……フツク取付
筒、10,10a……滑車取付用フツク、13…
…棒体、16,16a,18……固定ピン穴、1
7,19……貫通穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2本の支柱の下部を運搬車本体に固定し、上部
    を梁で連結すると共に、該梁に複数個の固定ピン
    穴を設け、該固定ピン穴に重合する貫通穴を有す
    る滑動自在な滑動筒を梁に嵌装し、更に、該滑動
    筒に滑車取付用フツクを複数個設けたフツク取付
    棒を固着した運搬車において、 前記梁の水平面から適当な傾斜角を持つ固定ピ
    ン穴を該梁に前記滑動筒の貫通穴が重合するよう
    に複数個設け、前記フツク取付棒の内部を中空と
    したフツク取付筒を該滑動筒に固定して設け、該
    フツク取付筒に摺動自在に内嵌する棒体を嵌装
    し、該棒体に複数の固定ピン穴を形成し、且つ、
    一端に滑車取付用フツクを設け、該フツク取付筒
    に該棒体の固定ピン穴に重合する貫通穴を少なく
    とも1箇所以上設けたことを特徴とする木材運搬
    車。
JP4139787U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0335629Y2 (ja)

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JP4139787U JPH0335629Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS63148536U JPS63148536U (ja) 1988-09-30
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