JPH0335614Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335614Y2 JPH0335614Y2 JP11822585U JP11822585U JPH0335614Y2 JP H0335614 Y2 JPH0335614 Y2 JP H0335614Y2 JP 11822585 U JP11822585 U JP 11822585U JP 11822585 U JP11822585 U JP 11822585U JP H0335614 Y2 JPH0335614 Y2 JP H0335614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sunshade
- sunroof
- opening
- vehicle
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 2
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、サンシエードに関し、特にたとえ
ば、サンルーフの遮光板として車室内側に装脱着
可能に装備されるサンシエードに関する。
ば、サンルーフの遮光板として車室内側に装脱着
可能に装備されるサンシエードに関する。
「従来技術」
従来から、第3図および第4図に示すように、
この種のサンシエード1は、たとえば、車室天井
部2に形成された平板状のサンルーフ部4に対向
して、ルーフヘツドライニング5など車室内側に
形成された開口部6に装着されるものが知られて
いる。このサンシエード1は、通常、一体的に成
型された合成樹脂材の一枚板1aと、この一枚板
1aの表裏に貼着される合成樹脂製の表装材1b
とからなつており、平板状のサンルーフ部4に対
応して、同じく平板状に形成されている。
この種のサンシエード1は、たとえば、車室天井
部2に形成された平板状のサンルーフ部4に対向
して、ルーフヘツドライニング5など車室内側に
形成された開口部6に装着されるものが知られて
いる。このサンシエード1は、通常、一体的に成
型された合成樹脂材の一枚板1aと、この一枚板
1aの表裏に貼着される合成樹脂製の表装材1b
とからなつており、平板状のサンルーフ部4に対
応して、同じく平板状に形成されている。
第4図において、このように構成されるサンシ
エードの取付構造の概略を説明する。たとえば、
開口部6に装着されたサンシエード1は、その一
端側9aにおいて、対向する開口部6の一端側6
aに適当な間隔を隔てて設けられた一対のキヤツ
チヤ7,7(第3図参照)によつて係脱可能に係
止され、他端側9bにおいて、この他端側9bに
設けられた回転爪8を介して、対向する開口部6
の他端側6bに係脱可能に係止されている。
エードの取付構造の概略を説明する。たとえば、
開口部6に装着されたサンシエード1は、その一
端側9aにおいて、対向する開口部6の一端側6
aに適当な間隔を隔てて設けられた一対のキヤツ
チヤ7,7(第3図参照)によつて係脱可能に係
止され、他端側9bにおいて、この他端側9bに
設けられた回転爪8を介して、対向する開口部6
の他端側6bに係脱可能に係止されている。
なお、回転爪8は、たとえば、角度において約
90゜回わされることによつて、開口部6の他端側
6aとの係合あるいは係合解除が選択されるとい
うものである。
90゜回わされることによつて、開口部6の他端側
6aとの係合あるいは係合解除が選択されるとい
うものである。
そして、従来、このようなサンシエード1の場
合、通常、遮光不良における漏光の防止対策と共
に、結露水に対する対策が必要とされている。漏
光の防止対策については、サンシエード1の主た
る使用目的から当然のこととして施されるもので
ある。一方、結露水に対する対策については、第
4図に示すように、外気と車室内空気との温度差
等に起因して、サンルーフ部4の内面4aに生じ
た結露水Sがサンシエード1の対向面上に滴下
し、このサンシエード1のたとえば水平面上から
あふれて車室内側に浸入することから施されるも
のである。
合、通常、遮光不良における漏光の防止対策と共
に、結露水に対する対策が必要とされている。漏
光の防止対策については、サンシエード1の主た
る使用目的から当然のこととして施されるもので
ある。一方、結露水に対する対策については、第
4図に示すように、外気と車室内空気との温度差
等に起因して、サンルーフ部4の内面4aに生じ
た結露水Sがサンシエード1の対向面上に滴下
し、このサンシエード1のたとえば水平面上から
あふれて車室内側に浸入することから施されるも
のである。
このような平板状のサンシエード1において
は、たとえば、サンルーフ部4に対向する面側が
凹まされ、滴下水を受けるための受け皿状(図示
せず)に形成されていた。
は、たとえば、サンルーフ部4に対向する面側が
凹まされ、滴下水を受けるための受け皿状(図示
せず)に形成されていた。
「考案が解決しようとする問題点」
ところが、或る種の車両においては、第5図に
示すように、車室天井部2′から車室側壁部3′ま
で延長されたサンルーフ部4′を装備したものが
あり、このようなサンルーフ部4′は、車室天井
部2′と同側壁部3′とによつて形成される車両角
部に対応して、緩やかに屈曲されたものとなつて
いる。
示すように、車室天井部2′から車室側壁部3′ま
で延長されたサンルーフ部4′を装備したものが
あり、このようなサンルーフ部4′は、車室天井
部2′と同側壁部3′とによつて形成される車両角
部に対応して、緩やかに屈曲されたものとなつて
いる。
したがつて、このようなサンルーフ部4′に対
向して設けられる開口部6′及びサンシエード
1′は、そのような形状に合わせて形成される必
要があり、サンシエード1′の一部に屈曲部10
が形成されることになる。
向して設けられる開口部6′及びサンシエード
1′は、そのような形状に合わせて形成される必
要があり、サンシエード1′の一部に屈曲部10
が形成されることになる。
これでは、サンシエード1′には、上下方向に
延びる傾斜面が形成されることになり、サンルー
フ部4′から滴下してくる結露水S′は、同傾斜面
をつたつて流下し、第5図中太線矢印のように、
開口部6′の下端側6a′との間に形成される隙間
から車室内に浸入してくる。
延びる傾斜面が形成されることになり、サンルー
フ部4′から滴下してくる結露水S′は、同傾斜面
をつたつて流下し、第5図中太線矢印のように、
開口部6′の下端側6a′との間に形成される隙間
から車室内に浸入してくる。
このような傾斜面が形成されるサンシエード
1′の場合、第4図に示したサンシエード1の場
合と同様にこの傾斜面に受け皿部分を形成すると
いう結露対策は実用的ではない。
1′の場合、第4図に示したサンシエード1の場
合と同様にこの傾斜面に受け皿部分を形成すると
いう結露対策は実用的ではない。
「考案の目的」
それゆえに、この考案の主たる目的は、サンル
ーフ部からの結露の滴下水を、このサンルーフ部
に対向する面上において吸収させ、車室内部への
浸入を防止するサンシエードを提供することであ
る。
ーフ部からの結露の滴下水を、このサンルーフ部
に対向する面上において吸収させ、車室内部への
浸入を防止するサンシエードを提供することであ
る。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するために、この考案が採用す
る主たる手段は、サンルーフに対向して、車室内
側に配設されるルーフヘツドライニングに形成さ
れた開口部に装着されるサンシエードにおいて、
前記サンルーフに対向する面側に吸水性を有する
シート状部材が装着されてなる点である。
る主たる手段は、サンルーフに対向して、車室内
側に配設されるルーフヘツドライニングに形成さ
れた開口部に装着されるサンシエードにおいて、
前記サンルーフに対向する面側に吸水性を有する
シート状部材が装着されてなる点である。
「考案の効果」
この考案によれば、サンルーフ部において生じ
た結露の滴下水をサンシエードのサンルーフに対
向する面上において吸収させることができるの
で、車室内部への浸入を防止することができる。
た結露の滴下水をサンシエードのサンルーフに対
向する面上において吸収させることができるの
で、車室内部への浸入を防止することができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
よび利点は図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
「実施例」
第1図はこの考案の一実施例にかかるサンシエ
ードの全体斜視図、第2図は第1図におけるサン
シエードを開口部に装着させた状態を示す概略縦
断面図である。なお、以下の実施例はこの考案の
一具体例にすぎず、この考案の技術的範囲がこの
実施例によつて限定されるものではない。また、
第5図に示した従来のサンシエードおよびルーフ
ヘツドライニング等と共通する要素には同一の符
号を使用して説明する。
ードの全体斜視図、第2図は第1図におけるサン
シエードを開口部に装着させた状態を示す概略縦
断面図である。なお、以下の実施例はこの考案の
一具体例にすぎず、この考案の技術的範囲がこの
実施例によつて限定されるものではない。また、
第5図に示した従来のサンシエードおよびルーフ
ヘツドライニング等と共通する要素には同一の符
号を使用して説明する。
第1図において、サンシエード1″は、平面視
(矢視A)においてほぼ矩形であつて、側面視
(矢視B)において穏やかな角度に屈曲された一
枚板状に形成されている。サンシエード1″は、
第2図から分かるように、前記第5図に示したよ
うな従来のサンシエードと同様、車室天井部2′
から車室側壁部3′にかけて設けられたサンルー
フ部4′に対向して装着される曲面状のタイプの
物である。尚、この実施例でのサンシエード1″
は、材質的には、合成樹脂材の一体成形品が選ば
れている。
(矢視A)においてほぼ矩形であつて、側面視
(矢視B)において穏やかな角度に屈曲された一
枚板状に形成されている。サンシエード1″は、
第2図から分かるように、前記第5図に示したよ
うな従来のサンシエードと同様、車室天井部2′
から車室側壁部3′にかけて設けられたサンルー
フ部4′に対向して装着される曲面状のタイプの
物である。尚、この実施例でのサンシエード1″
は、材質的には、合成樹脂材の一体成形品が選ば
れている。
このような形状に形成されたサンシエード1″
には、サンルーフ部4′(第2図参照)に対向す
る面側であつて、その面側のほぼ全面に渡つて柔
軟かつ吸水性に富んだシート状部材11が貼着さ
れている。シート状部材11は、材質的には、例
えば、布(不織布を含む),スポンジなどの合成
樹脂材,吸取紙状のものなどが利用可能であつ
て、少なくとも、吸水性に富んだものであればよ
く特にその種類は問わない。
には、サンルーフ部4′(第2図参照)に対向す
る面側であつて、その面側のほぼ全面に渡つて柔
軟かつ吸水性に富んだシート状部材11が貼着さ
れている。シート状部材11は、材質的には、例
えば、布(不織布を含む),スポンジなどの合成
樹脂材,吸取紙状のものなどが利用可能であつ
て、少なくとも、吸水性に富んだものであればよ
く特にその種類は問わない。
なお、シート状部材11の厚さ幅は、サンルー
フ部4′とサンシエード1″との間隔および取付ス
ペースなどの点で約10mm前後に設定することが好
適であり、これだけの厚み幅があれば、たとえ
ば、結露滴下水S′(第2図参照)の相当量が含浸
され、これによつて車室内への滴下水S′の浸入
(第2図中太線矢印)が防止される。
フ部4′とサンシエード1″との間隔および取付ス
ペースなどの点で約10mm前後に設定することが好
適であり、これだけの厚み幅があれば、たとえ
ば、結露滴下水S′(第2図参照)の相当量が含浸
され、これによつて車室内への滴下水S′の浸入
(第2図中太線矢印)が防止される。
また、好ましい実施例としては、シート状部材
11の乾燥あるいは交換のため、このシート状部
材11が、適当な公知の係止部材を介して、サン
シエード1″に適宜装脱着可能に装着される。
11の乾燥あるいは交換のため、このシート状部
材11が、適当な公知の係止部材を介して、サン
シエード1″に適宜装脱着可能に装着される。
第1図はこの考案の一実施例にかかるサンシエ
ードの全体斜視図、第2図は第1図におけるサン
シエードを開口部に装着させた状態を示す概略縦
断面図、第3図はこの考案の背景となる従来のサ
ンシエードがルーフヘツドライニング等車室内側
の開口部に装着された状態を示す要部概略斜視
図、第4図は第3図に於ける−矢視断面図、
第5図はこの考案の背景となるその他の従来のサ
ンシエードが車室内側の開口部に装着された状態
を示す概略縦断面図である。 符号の説明、1″……サンシエード、4′……サ
ンルーフ部、6′……開口部、11……シート状
部材。
ードの全体斜視図、第2図は第1図におけるサン
シエードを開口部に装着させた状態を示す概略縦
断面図、第3図はこの考案の背景となる従来のサ
ンシエードがルーフヘツドライニング等車室内側
の開口部に装着された状態を示す要部概略斜視
図、第4図は第3図に於ける−矢視断面図、
第5図はこの考案の背景となるその他の従来のサ
ンシエードが車室内側の開口部に装着された状態
を示す概略縦断面図である。 符号の説明、1″……サンシエード、4′……サ
ンルーフ部、6′……開口部、11……シート状
部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 サンルーフに対向して、車室内側に配設される
ルーフヘツドライニングに形成された開口部に装
着されるサンシエードにおいて、 前記サンルーフに対向する面側に吸水性を有す
るシート状部材が装着されてなるサンシエード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822585U JPH0335614Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822585U JPH0335614Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226216U JPS6226216U (ja) | 1987-02-18 |
JPH0335614Y2 true JPH0335614Y2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=31004479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11822585U Expired JPH0335614Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0335614Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0600622A1 (en) * | 1992-11-30 | 1994-06-08 | Moore Business Forms, Inc. | A linerless thermally printed baggage tag |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP11822585U patent/JPH0335614Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6226216U (ja) | 1987-02-18 |
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