JPH0335608B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335608B2 JPH0335608B2 JP17407386A JP17407386A JPH0335608B2 JP H0335608 B2 JPH0335608 B2 JP H0335608B2 JP 17407386 A JP17407386 A JP 17407386A JP 17407386 A JP17407386 A JP 17407386A JP H0335608 B2 JPH0335608 B2 JP H0335608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- guide bar
- recess
- cable
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 30
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000615 nonconductor Substances 0.000 description 1
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Level Indicators Using A Float (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 利用分野
本願は工場等で貯液槽内の液位を測定する時に
使用される液位測定用のフロート装置に関するも
のである。
使用される液位測定用のフロート装置に関するも
のである。
(ロ) 従来技術
液位を測定する方法としてフロートを索条で吊
り下げ、液面に追従して上下するフロートの位置
を索条を通じて検出することにより行なう方法が
古くから採用されており、単にフロートを吊り下
げたものの他垂直方向に二本のガイド線を張り、
そのガイド線に沿つて移動するようにしたものが
ある。
り下げ、液面に追従して上下するフロートの位置
を索条を通じて検出することにより行なう方法が
古くから採用されており、単にフロートを吊り下
げたものの他垂直方向に二本のガイド線を張り、
そのガイド線に沿つて移動するようにしたものが
ある。
この前者のものは液面が比較的穏やかな場合に
採用され、後者のものは液面に流れが生じる場合
に採用されている。また液面に正確に追従するた
めにはフロートを出来るだけ大きくすることが望
ましい。
採用され、後者のものは液面に流れが生じる場合
に採用されている。また液面に正確に追従するた
めにはフロートを出来るだけ大きくすることが望
ましい。
(ハ) 問題点
しかしながらフロートをガイド線に沿つて移動
するようにしたものは槽本体に大きな開口部が必
要となり、新規に貯液槽を作る場合には問題はな
いが既設の貯液槽では小さな開口部しかなく単に
吊り下げただけのフロートでは液表面に流れが生
じるとフロートが流されてしまい正確な液位を示
さないといつた問題点があつた。
するようにしたものは槽本体に大きな開口部が必
要となり、新規に貯液槽を作る場合には問題はな
いが既設の貯液槽では小さな開口部しかなく単に
吊り下げただけのフロートでは液表面に流れが生
じるとフロートが流されてしまい正確な液位を示
さないといつた問題点があつた。
(ニ) 構成および作用
本願は小さな開口部からの設置が可能でしかも
流されることなくさらに大きなフロートを使用可
能とするもので、その構成は、 液面測定装置本体6からガイドバー10を垂下
設置し、 ガイドバー10の断面図状よりも微かに大きな
形状のガイドバー挿通穴14をフロート12に形
成し、 フロート12の一方側下面と他方側上面にそれ
ぞれガイドバー10の嵌り込む凹所16と凹所1
8とをそれぞれ挿通穴14を基点に形成し、 フロート12の凹所18が上方を向く状態でガ
イドバー10を挿通穴14へ挿通し、 フロート12の浮力中心近傍を前記本体6から
計測用索条20で吊し、 計測用索条20とフロート12の前記凹所18
側の先端部とをフロート12が吊下時に略水平状
態となるのを妨げない長さに設定されたフロート
回転用索条22で接続したものであつて、 貯油槽への設置時には凹所16,凹所18へガ
イドバー10を嵌め込んで小さな開口部から導入
し、抜取時にはフロート回転用索条22を引張つ
てフロート12を回転させて凹所16,凹所18
へガイドバー10を嵌め込んで引き抜く。
流されることなくさらに大きなフロートを使用可
能とするもので、その構成は、 液面測定装置本体6からガイドバー10を垂下
設置し、 ガイドバー10の断面図状よりも微かに大きな
形状のガイドバー挿通穴14をフロート12に形
成し、 フロート12の一方側下面と他方側上面にそれ
ぞれガイドバー10の嵌り込む凹所16と凹所1
8とをそれぞれ挿通穴14を基点に形成し、 フロート12の凹所18が上方を向く状態でガ
イドバー10を挿通穴14へ挿通し、 フロート12の浮力中心近傍を前記本体6から
計測用索条20で吊し、 計測用索条20とフロート12の前記凹所18
側の先端部とをフロート12が吊下時に略水平状
態となるのを妨げない長さに設定されたフロート
回転用索条22で接続したものであつて、 貯油槽への設置時には凹所16,凹所18へガ
イドバー10を嵌め込んで小さな開口部から導入
し、抜取時にはフロート回転用索条22を引張つ
てフロート12を回転させて凹所16,凹所18
へガイドバー10を嵌め込んで引き抜く。
また貯液に流れが生じてもガイドバー10によ
つてフロート12の変位は防止される。
つてフロート12の変位は防止される。
(ホ) 実施例
2は貯液槽で、上方に小さな開口部4が形成さ
れている。
れている。
6は後述する索条の巻取り部等を収納した液位
測定装置本体で、開口部4に接続された立ち上り
管8の上端に接続されており、ここから電気良導
体で作られ断面形状が長方形をした中空のガイド
バー10が垂直下方に延長されている。
測定装置本体で、開口部4に接続された立ち上り
管8の上端に接続されており、ここから電気良導
体で作られ断面形状が長方形をした中空のガイド
バー10が垂直下方に延長されている。
12は棒状のフロートで、ガイドバー10の外
形よりも少し大きな挿通穴14が形成されるとと
もに、フロート12がガイドバー10の方向すな
わちフロート12が垂直になるよう回転したとき
ガイドバー10が嵌り込み凹所16,18が形成
されている。なお挿通穴14はガイドバー10の
断面形状と同じく長方形をしているが挿通穴14
の短辺はガイドバー10の断面外形の長辺よりも
小さな寸法に設定されていてガイドバー10に対
するフロート12の旋回が阻止されている。
形よりも少し大きな挿通穴14が形成されるとと
もに、フロート12がガイドバー10の方向すな
わちフロート12が垂直になるよう回転したとき
ガイドバー10が嵌り込み凹所16,18が形成
されている。なお挿通穴14はガイドバー10の
断面形状と同じく長方形をしているが挿通穴14
の短辺はガイドバー10の断面外形の長辺よりも
小さな寸法に設定されていてガイドバー10に対
するフロート12の旋回が阻止されている。
20は計測用索条、22は一方端がフロート1
2の凹所18側端部に留め付けたフロート回転用
索条24は索条22の他方端を索条20へ留め付
ける金具、25は索条20の下端が留め付けられ
るフロート12に打ち込まれたピン、Fはフロー
ト12の浮力中心位置であり、フロート12が本
体6から延長された索条20によつて吊されて略
水平状態にあるとき索条22は弛緩状態となる長
さに設定されている。
2の凹所18側端部に留め付けたフロート回転用
索条24は索条22の他方端を索条20へ留め付
ける金具、25は索条20の下端が留め付けられ
るフロート12に打ち込まれたピン、Fはフロー
ト12の浮力中心位置であり、フロート12が本
体6から延長された索条20によつて吊されて略
水平状態にあるとき索条22は弛緩状態となる長
さに設定されている。
なお26はガイドバー10の下端に埋め込まれ
た電気絶縁性材料で作られたブシユで、電極28
とガイドバー10とを電気的非導通状態に保つて
おり、貯液が石油等の電気絶縁体であつて貯液槽
2の底に水が溜つた場合ガイドバー10と電極2
8とが電気的に導通状態となり、水が溜つたこと
を知らせる。
た電気絶縁性材料で作られたブシユで、電極28
とガイドバー10とを電気的非導通状態に保つて
おり、貯液が石油等の電気絶縁体であつて貯液槽
2の底に水が溜つた場合ガイドバー10と電極2
8とが電気的に導通状態となり、水が溜つたこと
を知らせる。
以上の構成において、フロート12を開口部4
から貯液槽2内へ入れるときには、立上り管8の
内径よりフロート12の外径の方が少し小さいの
で第2図の二点鎖線の位置へガイドバー10に対
してフロート12を回転させてやれば容易に行な
える。
から貯液槽2内へ入れるときには、立上り管8の
内径よりフロート12の外径の方が少し小さいの
で第2図の二点鎖線の位置へガイドバー10に対
してフロート12を回転させてやれば容易に行な
える。
貯液槽2内ではフロート12は液面Lの上下に
追従して上下し、索条20が常に緊張状態にある
ので索条20の繰り出し長さを計測することによ
り液位を知をことができる。
追従して上下し、索条20が常に緊張状態にある
ので索条20の繰り出し長さを計測することによ
り液位を知をことができる。
貯液槽2への急激な注液等が行なわれ液面Lに
流れが生じてもフロート12はガイドバー10が
挿通されているので流されることなく正確な液位
を検出できる。
流れが生じてもフロート12はガイドバー10が
挿通されているので流されることなく正確な液位
を検出できる。
また、フロート12はガイドバー10を中心と
する水平方向の旋回が阻止されているので索条2
0がガイドバー10に巻き付く事故も防止でき
る。
する水平方向の旋回が阻止されているので索条2
0がガイドバー10に巻き付く事故も防止でき
る。
フロート12を貯液槽2外へ取り出すときはガ
イドバー10をフロート12と共に上方へ引き抜
いてゆき、索条20の金具24が外部に現われる
と索条22側を引張つてフロート12を回転させ
て第2図の二点鎖線状態とすれば良い。
イドバー10をフロート12と共に上方へ引き抜
いてゆき、索条20の金具24が外部に現われる
と索条22側を引張つてフロート12を回転させ
て第2図の二点鎖線状態とすれば良い。
(ヘ) 効果
以上の如く構成したので、貯液槽の開口部が小
さくとも流される恐れがなくまた大きなフロート
を設置することができ、正確な計測を可能とする
ものである。
さくとも流される恐れがなくまた大きなフロート
を設置することができ、正確な計測を可能とする
ものである。
第1図は本願フロート装置が設置された状態を
示す図で第2図はフロートの構造を断面で示し第
3,4,5図はそれぞれ第2図におけるA−A,
B−B,C−C方向の矢視図である。 2……貯液槽、10……ガイドバー、12……
フロート、16,18……凹所、20,22……
索条。
示す図で第2図はフロートの構造を断面で示し第
3,4,5図はそれぞれ第2図におけるA−A,
B−B,C−C方向の矢視図である。 2……貯液槽、10……ガイドバー、12……
フロート、16,18……凹所、20,22……
索条。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液面測定装置本体6からガイドバー10を垂
下設置し、 ガイドバー10の断面形状よりも微かに大きな
形状のガイドバー挿通穴14をフロート12に形
成し、 フロート12の一方側下面と他方側上面にそれ
ぞれガイドバー10の嵌り込む凹所16と凹所1
8とをそれぞれ挿通穴14を基点に形成し、 フロート12の凹所18が上方を向く状態でガ
イドバー10を挿通穴14へ挿通し、 フロート12の浮力中心近傍を前記本体6から
計測用索条20で吊し、 計測用索条20とフロート12の前記凹所18
側の先端部とをフロート12が吊下時に略水平状
態となるのを妨げない長さに設定されたフロート
回転用索条22で接続したことを特徴とするフロ
ート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17407386A JPS6329215A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | フロ−ト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17407386A JPS6329215A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | フロ−ト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6329215A JPS6329215A (ja) | 1988-02-06 |
JPH0335608B2 true JPH0335608B2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=15972164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17407386A Granted JPS6329215A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | フロ−ト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6329215A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1752221A1 (en) | 2005-08-05 | 2007-02-14 | Fujitsu Limited | Automatic microinjection apparatus and cell trapping plate |
WO2010079580A1 (ja) | 2009-01-09 | 2010-07-15 | Ntn株式会社 | マイクロインジェクション装置および方法 |
WO2022215424A1 (ja) | 2021-04-08 | 2022-10-13 | 日本電子株式会社 | 低速原子ビーム生成装置、物理パッケージ、光格子時計用物理パッケージ、原子時計用物理パッケージ、原子干渉計用物理パッケージ、量子情報処理デバイス用物理パッケージ、及び、物理パッケージシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04175615A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-23 | Tatsuno Co Ltd | 液面計のフロート装置 |
-
1986
- 1986-07-23 JP JP17407386A patent/JPS6329215A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1752221A1 (en) | 2005-08-05 | 2007-02-14 | Fujitsu Limited | Automatic microinjection apparatus and cell trapping plate |
WO2010079580A1 (ja) | 2009-01-09 | 2010-07-15 | Ntn株式会社 | マイクロインジェクション装置および方法 |
WO2022215424A1 (ja) | 2021-04-08 | 2022-10-13 | 日本電子株式会社 | 低速原子ビーム生成装置、物理パッケージ、光格子時計用物理パッケージ、原子時計用物理パッケージ、原子干渉計用物理パッケージ、量子情報処理デバイス用物理パッケージ、及び、物理パッケージシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6329215A (ja) | 1988-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |