JPH048356Y2 - - Google Patents

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JPH048356Y2
JPH048356Y2 JP1984185311U JP18531184U JPH048356Y2 JP H048356 Y2 JPH048356 Y2 JP H048356Y2 JP 1984185311 U JP1984185311 U JP 1984185311U JP 18531184 U JP18531184 U JP 18531184U JP H048356 Y2 JPH048356 Y2 JP H048356Y2
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JP
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water surface
float member
lead wire
detection
oil
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JP1984185311U
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  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、深い位置にある水面の漏油検知装
置に関し、特に前記設置時にフロート部材が深い
位置にある水面に対して着水したことを確実且つ
容易に検知することができるようにした。
〔従来の技術〕 従来におけるこの種の漏油検知装置として広く
普及しているものとしては、特開昭53−145697号
公報記載の発明のような漏油検知センサを水面に
設置するものがある。この漏油検知センサは、導
電性物質を含有し且つ所定の浮力を有する連続多
孔質材料によつて少なくとも2本の導体を隔離し
てなるものであつて、水面に油の膜が発生した場
合には、その油を該孔内に吸収してセンサ自体の
導電性を低下させることによつて油の漏油を検知
するものである。
かかる漏油検知センサを、特に、井戸のような
深部に挿入して水面部に設置する場合には、長尺
のパイプ材等に挿入して水面まで降ろし、このセ
ンサが着水した時に発生する浮力を、操作する者
が感知して設置位置が適正かどうかを判断する方
法が行われている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようにパイプ材等に漏油検
知センサを挿入して水面まで下降させる場合、水
面までの距離が長くなると、必然的にパイプ材等
の長さも長くなるため、その操作が面倒となると
共に、その長さの増加に伴いパイプ材と内壁とリ
ード線の付着度合が増すため漏油検知センサが水
面に到達した時の浮力の発生を感知しにくくな
り、該センサの着水の確認が困難である不都合を
有していた。
そこで、この考案は、フロート部材の着水を的
確に検知し得る操作性の良好な水面の漏油検知装
置を得んとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の漏油検知装置は、フロート部材と、
このフロート部材に係止されて漏油検知センサ
と、このセンサにその一端を接続した漏油検知用
リード線と、この漏油検知用リード線の他端に連
結される漏油検知器とからなる、深い位置にある
水面の漏油検知装置を前提としており、その特徴
は、前記フロート部材に対して設けられ着水状態
を検知する水面検知用電極と、この水面検知用電
極にその一端を接続した水面検知用リード線と、
この水面検知用リード線の他端に連結される水面
検知器とを備えた点にある。
〔作用〕
水面検知用電極と漏油検知センサとを備えたフ
ロート部材を、深い位置にある水面までリード線
を吊り紐として使用しながら吊り降ろして着水さ
せる。着水すると水面検知用の電極間の電気的特
性が変化して、これが水面検知用リード線を経由
して水面検知器により検知され、以てフロート部
材の着水を検知することができる。この状態では
フロート部材が浮力により水面に浮遊し、常時水
面レベルで漏油検知を可能にする。
この状態で水面に漏油が表れると漏油検知セン
サの電気的特性等が変化し、その信号が漏油検知
用リード線を経由して漏油検知器に至り、これに
より漏油したことが検知される。
〔実施例〕
以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
図中、1はフロート部材であつて、漏油検知セ
ンサ10が係止されている。このセンサ10は導
電性物質を含有する連続多孔質四弗化エチレン樹
脂材料からなつていて、表面には多数の小孔が開
いている。また、この小孔は、油又は、油と同等
の表面張力を有する液体だけを浸入させ、水は浸
入させない性質を有している。このため、漏油の
みを選択的に検知する。前記フロート部材1は所
定の浮力を有し、通常水面レベルに応じて上下動
する。
このフロート部材1の下面部には、1対のステ
ンレス製の電極2,2を突出させて設けてあり、
夫々の電極2,2は該部材1内を通した絶縁部材
をもつて被覆された水面検知用リード線3,3の
一端部と接続されている。また、このリード線
3,3はフロート部材1の上面中央から出て該部
材1の外側において所定長さを有している。
この水面検知用リード線3,3の他端部は、電
流計を主体とする水面検知器4に結線されてい
る。そこで、フロート部材1が着水すると、両電
極2,2間が水を介して通電されるため、両電極
2,2と水面検知用リード線3,3を介して連結
されている水面検知器4において前記着水を検知
することができる。
そして、前記フロート部材1は、水面検知用リ
ード線3,3と同様に漏油検知用リード線5,5
を埋設しており、その端部は絶縁部材が剥離され
ていて一端部5a,5aとなつていて漏油検知セ
ンサ10に接続されている。6はこの漏油検知用
リード線5,5の他端部に設けられた漏油検知器
であつて、該電極5a,5a間の電流量の変化を
検出すると共に、ブザー等の警報手段を備えてい
る。なお、電気リード線5の一端5aを液面に突
出させて漏油検知電極とすることもできる。
前記水面検知用リード線3,3と漏油検知用リ
ード線5,5は束ねられていて、コード部Aを構
成している。水面上方から水面に向けて該フロー
ト部材1を降ろす場合に、この束ねられたコード
部Aを吊り紐として用いて、前記フロート部材1
を吊り降ろすものである。
第3図は、この考案に係る水面の漏油検知装置
の他の一実施例を示したものである。
この実施例においては、上記実施例の構成に加
えて該フロート部材1の下方に錘部7を杆8を介
して設けている。このため、該フロート部材1が
浮遊状態において、安定した向きを維持すること
が出来る。
このように、この考案にあつては、水面検知用
リード線3,3と漏油検知用リード線5,5より
なるコード部Aを吊り紐として操作してフロート
部材1を水面に向けて降ろすことができる。フロ
ート部材1が水面に到達したときは、水面検知器
4がそのフロート部材1の到達を検知する。この
ため、フロート部材1が適正位置まで降りたこと
が確認される。
なお、フロート部材1は水に浮き、水位により
上下動するため、所定の上下動幅に適応できるだ
けのコード部Aの長さを予め設定しておけば不都
合がない。
また、上記実施例においては、フロート部材1
は、各種の材質、構造に設計変更することも勿論
可能である。
さらに、上記実施例においては、水面検知用リ
ード線と漏油検知用リード線を別個に設けている
が、これらを一体に設けたフラツトケーブルで代
用することも勿論可能であり、耐久性が向上され
るものである。
さらに、上記実施例においては、水面検知用の
電極2,2が水を介して通電する構成とされてい
るが、該フロート部材が着水と同時に電極どうし
が接触する構成とすることも勿論可能である。
また、水面検知器並びに漏油検知器も上記実施
例のものに限らず各種の検知手段、例えば、パル
ス信号の戻りを検知して該フロート部材の水面へ
の到達の判定、油の存在の検知をする手段等を採
用することも勿論可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案においては、フ
ロート部材に着水を検知する水面検知用電極の対
を設け、着水に基づく前記電極の間の電気的特性
の変化を水面検知器で検知するようにしたから、
深くて視認することができない水面においても、
漏油検知センサの着水を正確且つ容易に検知する
ことができる。このため、水面に漏油検知センサ
を設置するための格別の機材を用いなくても、そ
の設置作業を確実且つ簡単に行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案の一実施例を示
す説明図、第3図は、この考案に係るフロート部
材の他の一実施例を示す側面図である。 1……フロート部材、2……電極、3……水面
検知用リード線、4……水面検知器、5……漏油
検知用リード線、6……漏油検知器。漏油検知セ
ンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フロート部材と、このフロート部材に係止さ
    れて漏油検知センサと、このセンサにその一端
    を接続した漏油検知用リード線と、この漏油検
    知用リード線の他端に連結される漏油検知器と
    からなる水面の漏油検知装置において、前記フ
    ロート部材に対して設けられ着水状態を検知す
    る水面検知用電極と、この水面検知用電極にそ
    の一端を接続した水面検知用リード線と、この
    水面検知用リード線の他端に連結される水面検
    知器とを備えたことを特徴とする深い位置にあ
    る水面の漏油検知装置。 (2) 前記水面検知用電極は、フロート部材の下面
    に露出している実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の深い位置にある水面の漏油検知装置。 (3) 前記水面検知用リード線と漏油検知用リード
    線は一体成形してなるフラツトケーブルである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の深い位置
    にある水面の漏油検知装置。
JP1984185311U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH048356Y2 (ja)

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JP1984185311U JPH048356Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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JP1984185311U JPH048356Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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JPS6199032U JPS6199032U (ja) 1986-06-25
JPH048356Y2 true JPH048356Y2 (ja) 1992-03-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100472187C (zh) * 2006-03-20 2009-03-25 东京电力株式会社 光学式漏油检测器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226862A (en) * 1975-08-26 1977-02-28 Onoda Cement Co Ltd Oil level detection device
JPS52154699A (en) * 1976-06-18 1977-12-22 Asahi Chemical Ind Liquid detector

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JPS5226862A (en) * 1975-08-26 1977-02-28 Onoda Cement Co Ltd Oil level detection device
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