JPH0335518B2 - - Google Patents
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- JPH0335518B2 JPH0335518B2 JP61138364A JP13836486A JPH0335518B2 JP H0335518 B2 JPH0335518 B2 JP H0335518B2 JP 61138364 A JP61138364 A JP 61138364A JP 13836486 A JP13836486 A JP 13836486A JP H0335518 B2 JPH0335518 B2 JP H0335518B2
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- fixed throttle
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 241001125929 Trisopterus luscus Species 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エンジンにて駆動され、かつ入力回
転速度に応じた入力トルクを設定する可変容量形
液圧ポンプの入力トルク制御装置に関するもので
ある。なお、上記入力トルクとは可変容量形液圧
ポンプが駆動されるときに入力軸に作用されるト
ルクで、その値は可変ポンプの固有容量と吐出圧
に比例する。
転速度に応じた入力トルクを設定する可変容量形
液圧ポンプの入力トルク制御装置に関するもので
ある。なお、上記入力トルクとは可変容量形液圧
ポンプが駆動されるときに入力軸に作用されるト
ルクで、その値は可変ポンプの固有容量と吐出圧
に比例する。
この種の装置は第2図に示される米国特許第
3963378号明細書にて知られている。
3963378号明細書にて知られている。
この従来例にあつては、可変容量形液圧ポンプ
(以下これを単に可変ポンプという)a1,a2と同
時に駆動される固定容量形のチヤージポンプbか
らの吐出流量の変化を、このチヤージポンプbか
らの吐出流が通過する固定絞りcの前後の圧力差
により検出し、この圧力差の上昇にともなつてパ
イロツト弁dを切換えて上記チヤージポンプbか
らの圧液をサーボ機構e1,e2に作用させて可変ポ
ンプa1,a2の容量を増加させるようになつてい
る。
(以下これを単に可変ポンプという)a1,a2と同
時に駆動される固定容量形のチヤージポンプbか
らの吐出流量の変化を、このチヤージポンプbか
らの吐出流が通過する固定絞りcの前後の圧力差
により検出し、この圧力差の上昇にともなつてパ
イロツト弁dを切換えて上記チヤージポンプbか
らの圧液をサーボ機構e1,e2に作用させて可変ポ
ンプa1,a2の容量を増加させるようになつてい
る。
そしてこの従来例では、駆動源出力トルクと可
変ポンプa1,a2の入力トルクTとをうまくマツチ
させるためにその可変ポンプa1,a2の入力トルク
の設定、調整あるいは変更を上記固定絞りcと並
列に介装した可変絞りfの開度の設定、調整ある
いは変更によつて行つていた。
変ポンプa1,a2の入力トルクTとをうまくマツチ
させるためにその可変ポンプa1,a2の入力トルク
の設定、調整あるいは変更を上記固定絞りcと並
列に介装した可変絞りfの開度の設定、調整ある
いは変更によつて行つていた。
上記従来の制御装置にあつては、エンジンの燃
料調整装置の制御に連動して制御することができ
ず、エンジンの回転数の変化に応じて可変絞りを
調整しなければならず制御がやつかいであつた。
料調整装置の制御に連動して制御することができ
ず、エンジンの回転数の変化に応じて可変絞りを
調整しなければならず制御がやつかいであつた。
本発明は上記のことにかんがみてなされたもの
で、可変ポンプの入力トルク制御特性をエンジン
の制御目標値に応じて自動的に変更できると共
に、エンジンの実回転数の変化にもかかわらず、
エンジンの出力トルクと可変ポンプの入力トルク
を最適のマツチング点でマツチングでき、エンジ
ン回転数が低下したときでもエンジントルクを無
駄にすることがなく、また油圧回路構成が特に複
雑になることがない可変ポンプの入力トルク制御
装置を提供しようとするものであり、その構成
は、サーボ機構にて制御され、かつエンジンにて
駆動される可変容量形液圧ポンプと、この可変容
量形液圧ポンプと同一のエンジンにて回転駆動さ
れ、かつその吐出路が上記サーボ機構にサーボ切
換弁を介して接続するチヤージポンプと、このチ
ヤージポンプの吐出回路に介装した固定絞り6
と、この固定絞りの前後の差圧を検出してその差
圧に応じた出力圧力Poutをサーボ機構のサーボ
切換弁のパイロツト回路に入力する差圧検出弁
と、上記固定絞り6の上流側に介装された流量制
御弁装置11とからなり、かつこの流量制御弁装
置11は、チヤージポンプ5と固定絞り6との間
の回路に介装されるコンペンセータ12と、この
コンペンセータ12の上流側と固定絞り6の下流
側を接続するバイパス通路と、このバイパス通路
内に介装した流量制御弁13とからなり、この流
量制御弁13の流量調整レバー13aをエンジン
2の燃料調整装置の作動部に連結した構成となつ
ている。
で、可変ポンプの入力トルク制御特性をエンジン
の制御目標値に応じて自動的に変更できると共
に、エンジンの実回転数の変化にもかかわらず、
エンジンの出力トルクと可変ポンプの入力トルク
を最適のマツチング点でマツチングでき、エンジ
ン回転数が低下したときでもエンジントルクを無
駄にすることがなく、また油圧回路構成が特に複
雑になることがない可変ポンプの入力トルク制御
装置を提供しようとするものであり、その構成
は、サーボ機構にて制御され、かつエンジンにて
駆動される可変容量形液圧ポンプと、この可変容
量形液圧ポンプと同一のエンジンにて回転駆動さ
れ、かつその吐出路が上記サーボ機構にサーボ切
換弁を介して接続するチヤージポンプと、このチ
ヤージポンプの吐出回路に介装した固定絞り6
と、この固定絞りの前後の差圧を検出してその差
圧に応じた出力圧力Poutをサーボ機構のサーボ
切換弁のパイロツト回路に入力する差圧検出弁
と、上記固定絞り6の上流側に介装された流量制
御弁装置11とからなり、かつこの流量制御弁装
置11は、チヤージポンプ5と固定絞り6との間
の回路に介装されるコンペンセータ12と、この
コンペンセータ12の上流側と固定絞り6の下流
側を接続するバイパス通路と、このバイパス通路
内に介装した流量制御弁13とからなり、この流
量制御弁13の流量調整レバー13aをエンジン
2の燃料調整装置の作動部に連結した構成となつ
ている。
そして上記構成において、可変ポンプはサーボ
機構の動きにより制御され、このサーボ機構は差
圧検出弁7の出力圧力Poutにて制御される。こ
のとき、この差圧検出弁は固定絞りに流れ込む流
量によつて制御され、この流量はエンジンの燃料
調整装置に連動して調整される流量制御弁装置に
て制御される。
機構の動きにより制御され、このサーボ機構は差
圧検出弁7の出力圧力Poutにて制御される。こ
のとき、この差圧検出弁は固定絞りに流れ込む流
量によつて制御され、この流量はエンジンの燃料
調整装置に連動して調整される流量制御弁装置に
て制御される。
従つて、可変ポンプの入力トルクはエンジンの
燃料調整装置にて設定されるエンジンの目標回転
数に連動して制御される。
燃料調整装置にて設定されるエンジンの目標回転
数に連動して制御される。
以下その構成を図面に示した実施例に基づいて
説明する。
説明する。
図中11,12はエンジン2にて駆動される可変
ポンプで、これはサーボ機構31,32の動きにて
制御されるようになつている。41,42はサーボ
切換弁である。5は上記可変ポンプ1と同軸に回
転駆動されるチヤージポンプで、これの吐出回路
は固定絞り6を経てから2方に分岐されてその一
方は上記サーボ機構31,32に接続され、また他
方は差圧検出弁7を経てサーボ機構31,32の切
換弁41,42のパイロツト回路8に接続してあ
る。9は上記固定絞り6の開度を調整するための
調整用絞りである。
ポンプで、これはサーボ機構31,32の動きにて
制御されるようになつている。41,42はサーボ
切換弁である。5は上記可変ポンプ1と同軸に回
転駆動されるチヤージポンプで、これの吐出回路
は固定絞り6を経てから2方に分岐されてその一
方は上記サーボ機構31,32に接続され、また他
方は差圧検出弁7を経てサーボ機構31,32の切
換弁41,42のパイロツト回路8に接続してあ
る。9は上記固定絞り6の開度を調整するための
調整用絞りである。
上記差圧検出弁7は固定絞り6の前後の圧力
P1,P2を検出し、その圧力差(P1−P2)に応じ
た出力圧力Poutをサーボ機構31,32のサーボ切
換弁41,42のパイロツト回路8に送る。なお上
記固定絞り6の前後の圧力差(P1−P2)と差圧
検出弁7の出力圧力Poutとの関係はPout=Po1+
α(P1−P2)で表わされる。ただし、Po1は差圧
検出弁7の両側に対設したばねの付勢力の差であ
り、αは定数である。
P1,P2を検出し、その圧力差(P1−P2)に応じ
た出力圧力Poutをサーボ機構31,32のサーボ切
換弁41,42のパイロツト回路8に送る。なお上
記固定絞り6の前後の圧力差(P1−P2)と差圧
検出弁7の出力圧力Poutとの関係はPout=Po1+
α(P1−P2)で表わされる。ただし、Po1は差圧
検出弁7の両側に対設したばねの付勢力の差であ
り、αは定数である。
一方サーボ機構31,32はすでに多く実施され
ているように、可変ポンプ11,12の容量q1,q2
が q1=β1(Pout−Po2) q2=β2(Pout−po2) となるように制御する。ただし、Po2はサーボ切
換弁41,42を出力圧力Poutに対向する方向に付
勢するばねの付勢力。β1,β2は定数である。
ているように、可変ポンプ11,12の容量q1,q2
が q1=β1(Pout−Po2) q2=β2(Pout−po2) となるように制御する。ただし、Po2はサーボ切
換弁41,42を出力圧力Poutに対向する方向に付
勢するばねの付勢力。β1,β2は定数である。
上記の実施例においては、Po1=Po2及びβ1=
β2、すなわち、容量q1,q2が同じ可変ポンプP1,
P2を使用すると、 q1=q2=αβ1(P1−P2) となる。
β2、すなわち、容量q1,q2が同じ可変ポンプP1,
P2を使用すると、 q1=q2=αβ1(P1−P2) となる。
11は流量制御弁装置で、この流量制御弁装置
11は上記チヤージポンプ5と固定絞り6との間
の回路に介装されたコンペンセータ12と、この
コンペンセータ12の上流側から固定絞り6の下
流側へバイパスする流量制御弁13とからなつて
いる。また13aは流量制御弁13の流量調整レ
バーで、これはエンジンの目標回転数を設定する
エンジンの燃料調整装置(ガバナセツトレバー)
に連結されていて、これと連動して、すなわち、
エンジン2の回転数の設定値が高くなるに従つて
流量制御弁13の開度が大きくなる方向に作動す
るようになつている。14は調整絞りである。
11は上記チヤージポンプ5と固定絞り6との間
の回路に介装されたコンペンセータ12と、この
コンペンセータ12の上流側から固定絞り6の下
流側へバイパスする流量制御弁13とからなつて
いる。また13aは流量制御弁13の流量調整レ
バーで、これはエンジンの目標回転数を設定する
エンジンの燃料調整装置(ガバナセツトレバー)
に連結されていて、これと連動して、すなわち、
エンジン2の回転数の設定値が高くなるに従つて
流量制御弁13の開度が大きくなる方向に作動す
るようになつている。14は調整絞りである。
また固定絞り6の下流側にはリリーフ弁15が
接続されている。
接続されている。
また、10は自動絞り弁であり、これは上記チ
ヤージポンプ5の吐出回路に上記固定絞り弁6と
並列に接続してあり、この自動絞り弁10は可変
ポンプ11,12からの信号圧力PP1,PP2によりそ
の絞り開度が調整されるようになつている。すな
わち、信号圧力PP1,PP2が大きくなるに従つて絞
り開度が大きくなつてP1−P2の差圧を小さくし
て可変ポンプの吐出圧力と吐出流量の積が一定と
なるように作用する。
ヤージポンプ5の吐出回路に上記固定絞り弁6と
並列に接続してあり、この自動絞り弁10は可変
ポンプ11,12からの信号圧力PP1,PP2によりそ
の絞り開度が調整されるようになつている。すな
わち、信号圧力PP1,PP2が大きくなるに従つて絞
り開度が大きくなつてP1−P2の差圧を小さくし
て可変ポンプの吐出圧力と吐出流量の積が一定と
なるように作用する。
上記構成において、チヤージポンプ5の吐出流
量QQはエンジン2の回転速度に比列する。また
流量制御弁装置11は上記チヤージポンプ5から
固定絞り6及び自動絞り弁10からなる絞り弁回
路に至る制御流量Qを調整する作用をする。すな
わち、流量制御装置11の流量制御弁13の開度
が変化することにより上記制御流量Qが変化さ
れ、この制御流量Qは流量制御弁13の間度が大
きくなるに従つて減少される。一方流量制御弁1
3の流量調整レバー13aはエンジン2の燃料調
整装置に連動して作動し、エンジン回転数の設定
値が高くなるに従つて流量調整レバー13aは開
度が大きくなる方向へ作動されるから、流量制御
弁13を通る流量(バイパス流量)はエンジン2
の回転数の設定値が増大することにより増大され
る。差圧検出弁7は、固定絞り6と自動絞り弁1
0とからなる絞り回路に流入する上記流量制御弁
装置11からの流量Qの前後の差圧にて作動し、
かつその差圧に応じた制御圧力Poutを可変ポン
プ11,12の吐出量制御装置31,32へ出力す
る。そして上記絞り固定の差圧は自動絞り弁10
に入力される可変ポンプ11,12の吐出圧PP1,
PP2によつて補正される。
量QQはエンジン2の回転速度に比列する。また
流量制御弁装置11は上記チヤージポンプ5から
固定絞り6及び自動絞り弁10からなる絞り弁回
路に至る制御流量Qを調整する作用をする。すな
わち、流量制御装置11の流量制御弁13の開度
が変化することにより上記制御流量Qが変化さ
れ、この制御流量Qは流量制御弁13の間度が大
きくなるに従つて減少される。一方流量制御弁1
3の流量調整レバー13aはエンジン2の燃料調
整装置に連動して作動し、エンジン回転数の設定
値が高くなるに従つて流量調整レバー13aは開
度が大きくなる方向へ作動されるから、流量制御
弁13を通る流量(バイパス流量)はエンジン2
の回転数の設定値が増大することにより増大され
る。差圧検出弁7は、固定絞り6と自動絞り弁1
0とからなる絞り回路に流入する上記流量制御弁
装置11からの流量Qの前後の差圧にて作動し、
かつその差圧に応じた制御圧力Poutを可変ポン
プ11,12の吐出量制御装置31,32へ出力す
る。そして上記絞り固定の差圧は自動絞り弁10
に入力される可変ポンプ11,12の吐出圧PP1,
PP2によつて補正される。
上記作用に基づいて上記構成における具体的な
作用を以下に説明する。
作用を以下に説明する。
可変ポンプ11,12はサーボ機構31,32の働
きにより制御され、このサーボ機構31,32は差
圧検出弁7の出力圧力Poutにて制御される。そ
して上記差圧検出弁7から出力圧力Poutは固定
絞り6の前後の差圧(P1−P2)に応じて変化さ
れ、この差圧(P1−P2)は固定絞り6に流入す
るチヤージポンプ5からの流量Qによつて変化さ
れる。
きにより制御され、このサーボ機構31,32は差
圧検出弁7の出力圧力Poutにて制御される。そ
して上記差圧検出弁7から出力圧力Poutは固定
絞り6の前後の差圧(P1−P2)に応じて変化さ
れ、この差圧(P1−P2)は固定絞り6に流入す
るチヤージポンプ5からの流量Qによつて変化さ
れる。
従つて上記固定絞り6へ流れ込む流量Qを制御
することにより可変トルク11,12の入力トルク
が制御されることになる。
することにより可変トルク11,12の入力トルク
が制御されることになる。
ところが、上記固定絞り6へ流れ込む流量Qは
これにより上流側に介装した流量制御弁装置11
の流量制御弁13によるバイパス流量Q*の変化
によつて変化し、バイパス流量Q*が多くなるに
従つて固定絞り6へ流入込む流量Qは小さくな
り、従つて差圧検出弁7からの出力圧力Poutは
小さくなり、可変ポンプ11,12の入力トルクが
小さくなるように制御される。
これにより上流側に介装した流量制御弁装置11
の流量制御弁13によるバイパス流量Q*の変化
によつて変化し、バイパス流量Q*が多くなるに
従つて固定絞り6へ流入込む流量Qは小さくな
り、従つて差圧検出弁7からの出力圧力Poutは
小さくなり、可変ポンプ11,12の入力トルクが
小さくなるように制御される。
そして上記流量制御弁装置11のバイパス流量
Q*を制御する流量制御弁13はエンジンの燃料
調整装置に連結されていて、エンジンの燃料調整
装置により設定されるエンジンの目標回転数と連
動して制御されるから、上記可変ポンプ11,12
の入力トルクはエンジンの目標回転数によつて制
御され、エンジン2と可変ポンプ11,12とを最
適なマツチング点でマツチングされる。
Q*を制御する流量制御弁13はエンジンの燃料
調整装置に連結されていて、エンジンの燃料調整
装置により設定されるエンジンの目標回転数と連
動して制御されるから、上記可変ポンプ11,12
の入力トルクはエンジンの目標回転数によつて制
御され、エンジン2と可変ポンプ11,12とを最
適なマツチング点でマツチングされる。
例えば、エンジン2の燃料調整装置が定格状態
にセツトされると、エンジン回転速度NA及びエ
ンジンの出力トルクtAが決まる。またチヤージポ
ンプ5の吐出流量QOAも決まる。このとき燃料調
整装置と連動して流量制御弁13の絞り開度も決
まり、流量制御弁装置11によるバイパス流量は
ある値Q*RAに設定される。
にセツトされると、エンジン回転速度NA及びエ
ンジンの出力トルクtAが決まる。またチヤージポ
ンプ5の吐出流量QOAも決まる。このとき燃料調
整装置と連動して流量制御弁13の絞り開度も決
まり、流量制御弁装置11によるバイパス流量は
ある値Q*RAに設定される。
なおこのとき、エンジン2の出力トルクTAと
可変ポンプ11,12の入力トルクとのマツチング
微調整を調整絞り14にて行う。
可変ポンプ11,12の入力トルクとのマツチング
微調整を調整絞り14にて行う。
上記バイパス流量Q*RAはエンジン2と可変ポ
ンプ11,12のマツチング点が、例えば第3図の
A点となるように、すなわち、エンジン2の定格
トルクに会わせて決定される。
ンプ11,12のマツチング点が、例えば第3図の
A点となるように、すなわち、エンジン2の定格
トルクに会わせて決定される。
次に燃料調整装置の設定位置を定格状態より低
い回転速度、例えば75%に会わせると、エンジン
2の回転速度NB、及び出力トルクtBもエンジン
2の出力性能に合わせ決まる。またチヤージポン
プ5の吐出流量QOBも定各点の75%の吐出量とな
る。このとき燃料調整装置と連動した流量制御弁
13もさらに絞られ、流量制御弁装置11による
バイパス流量にある他Q*RBに設定される。
い回転速度、例えば75%に会わせると、エンジン
2の回転速度NB、及び出力トルクtBもエンジン
2の出力性能に合わせ決まる。またチヤージポン
プ5の吐出流量QOBも定各点の75%の吐出量とな
る。このとき燃料調整装置と連動した流量制御弁
13もさらに絞られ、流量制御弁装置11による
バイパス流量にある他Q*RBに設定される。
上記流量制御弁13のバイパス流量Q*RBとチ
ヤージポンプ5の吐出流量QOBとエンジンの出力
トルクtBとの関係を上記の式に会うように決定す
ることにより、第3図において例えばB点で最適
なマツチング点が得られる。
ヤージポンプ5の吐出流量QOBとエンジンの出力
トルクtBとの関係を上記の式に会うように決定す
ることにより、第3図において例えばB点で最適
なマツチング点が得られる。
エンジン2の燃料調整装置の設定を定格状態の
50%にしたときも同様に、例えばC点で最適なマ
ツチング点が得られ、エンジン回転数が50%のと
ころでもエンジン2の持つ出力トルクtを十分利
用できるポンプの入力トルクを設定することがで
きる。
50%にしたときも同様に、例えばC点で最適なマ
ツチング点が得られ、エンジン回転数が50%のと
ころでもエンジン2の持つ出力トルクtを十分利
用できるポンプの入力トルクを設定することがで
きる。
なお、上記実施例において、固定絞り6と並列
にして可変ポンプ11,12からの信号圧力Pp1,
Pp2によりその絞り開度が調整されるようにした
自動絞り弁10を介装した例を示したが、この自
動絞り弁10を介装することにより、上記流量制
御弁装置11にる制御時における制御信号のチヤ
タリングを防止することができる。しかしながら
この自動絞り弁10は必ずしも必要でなく、これ
を省くことにより油圧回路構成を簡単にすること
ができる。
にして可変ポンプ11,12からの信号圧力Pp1,
Pp2によりその絞り開度が調整されるようにした
自動絞り弁10を介装した例を示したが、この自
動絞り弁10を介装することにより、上記流量制
御弁装置11にる制御時における制御信号のチヤ
タリングを防止することができる。しかしながら
この自動絞り弁10は必ずしも必要でなく、これ
を省くことにより油圧回路構成を簡単にすること
ができる。
本発明によれば、可変ポンプの入力トルク制御
特性をエンジンの制御目標値に応じて自動的に変
更できると共に、エンジンの実回転数の変化にも
かかわらず、エンジンの出力トルクと可変ポンプ
の入力トルクを最適のマツチング点でマツチング
でき、エンジン回転数が低下したときでも、エン
ジントルクを無駄にすることがなく、また油圧回
路構成が特に複雑になることがない可変ポンプの
入力トルク制御装置を得ることができる。
特性をエンジンの制御目標値に応じて自動的に変
更できると共に、エンジンの実回転数の変化にも
かかわらず、エンジンの出力トルクと可変ポンプ
の入力トルクを最適のマツチング点でマツチング
でき、エンジン回転数が低下したときでも、エン
ジントルクを無駄にすることがなく、また油圧回
路構成が特に複雑になることがない可変ポンプの
入力トルク制御装置を得ることができる。
第1図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第
2図は従来例を示す油圧回路図、第3図はエンジ
ンと可変容量形液圧ポンプとマツチング状態を示
す線図である。 11,12は可変容量形液圧ポンプ、31,32は
サーボ機構、41,42はサーボ切換弁、5はチヤ
ージポンプ、6は固定絞り、7は差圧検出弁、1
1は流量制御弁装置。
2図は従来例を示す油圧回路図、第3図はエンジ
ンと可変容量形液圧ポンプとマツチング状態を示
す線図である。 11,12は可変容量形液圧ポンプ、31,32は
サーボ機構、41,42はサーボ切換弁、5はチヤ
ージポンプ、6は固定絞り、7は差圧検出弁、1
1は流量制御弁装置。
Claims (1)
- 1 サーボ機構31,32にて制御され、かつエン
ジン2にて駆動される可変容量形液圧ポンプ11,
12と、この可変容量形液圧ポンプ11,12と同
一のエンジン2にて回転駆動され、かつその吐出
路が上記サーボ機構31,32にサーボ切換弁41,
42を介して接続するチヤージポンプ5と、この
チヤージポンプ5の吐出回路に介装した固定絞り
6と、この固定絞り6の前後の差圧を検出してそ
の差圧に応じた出力圧力Poutをサーボ機構31,
32のサーボ切換弁41,42のパイロツト回路8
に入力する差圧検出弁7と、上記固定絞り6の上
流側に介装された流量制御装置11とからなり、
かつこの流量制御装置11は、チヤージポンプ5
と固定絞り6との間の回路に介装されるコンペン
セータ12と、このコンペンセータ12の上流側
と固定絞り6の下流側を接続するバイパス通路
と、このバイパス通路内に介装した流量制御弁1
3とからなり、この流量制御弁13の流量調整レ
バー13aをエンジン2の燃料調整装置の作動部
に連結したことを特徴とする可変容量形液圧ポン
プの入力トルク制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61138364A JPS6291678A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 可変容量形液圧ポンプの入力トルク制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61138364A JPS6291678A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 可変容量形液圧ポンプの入力トルク制御方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3539977A Division JPS53122102A (en) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | Variable capacity type liquid pressure pump input torque controller |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2084970A Division JPH0374582A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 可変容量形液圧ポンプの入力トルク制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6291678A JPS6291678A (ja) | 1987-04-27 |
JPH0335518B2 true JPH0335518B2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=15220204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61138364A Granted JPS6291678A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 可変容量形液圧ポンプの入力トルク制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6291678A (ja) |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP61138364A patent/JPS6291678A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6291678A (ja) | 1987-04-27 |
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