JPH0335189Y2 - - Google Patents

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JPH0335189Y2
JPH0335189Y2 JP1985157197U JP15719785U JPH0335189Y2 JP H0335189 Y2 JPH0335189 Y2 JP H0335189Y2 JP 1985157197 U JP1985157197 U JP 1985157197U JP 15719785 U JP15719785 U JP 15719785U JP H0335189 Y2 JPH0335189 Y2 JP H0335189Y2
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JP
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fin plate
heat dissipation
pillow
dissipation fin
head
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JP1985157197U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本案は内部に蓄冷剤包装体を備えた構成の冷却
機能を有する枕に関するものである。
〈従来の技術〉 此種枕としては、例えば実公昭41−2362号公報
に示される如く、枕体内にドライアイス等の冷却
源を収容した構成のものが知られている。しかし
ながら、この様な枕では冷気が枕体内に放散、吸
収される事を避けられないので、冷気を頭部へ集
中的に作用させる事が難しいと云う問題がある。
この様な問題を解決するために、冷却源からの
冷気を人為的に頭部へ案内する手段を設けた枕が
提案されており、これは例えば実公昭46−9505号
公報に開示されている。
この冷却枕においては、冷却源からの冷気は多
数の細管によつて枕の上面に案内されると共に、
枕上面に開口する管孔から排出される様に構成さ
れており、冷気は人体によつて暖められた細管内
の空気が上昇する事で、冷却源から吸引されると
説明されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この様に冷気案内手段を備えた枕は、頭部に冷
気を集中出来る利益があるが、前述した公知の枕
では、多数の細管を用いて、この細管内の冷気を
人体の体温で暖めて上昇させる事で冷却源からの
冷気を吸引しているから、まず第1に細管群を頸
部で暖めるために、頸部を枕の上部前面に当て、
後頭部を枕の上面に当てる様にして使用する必要
があり、従つて頸部の奪熱による不快感ある他、
頸部の体温低下によつて冷気の流通が停滞するか
ら、冷却効果が充分でないと云う問題があるし、
又第2に冷気案内手段が柔軟な細管であれば、頭
部の重量で圧縮閉塞する虞れがある一方、硬質な
細管であれば使用感が悪いと云う問題がある。
〈問題点を解決するための手段〉 本案枕は、頭部載置面を変形可能なクツシヨン
層1で形成すると共に内部に空室3を有する枕本
体Mと、この枕本体Mの空室3内に収められると
共に頭部載置面と熱的に結合された硬質の放熱フ
イン板4と、この放熱フイン板4と熱的に結合す
る様に上記空室3内に収容された蓄冷剤包装体6
とを有し、上記蓄冷剤包装体6は熱伝導性の良い
物質で作られた外装体62により蓄冷剤61を包
覆した構成に作ると共にこの外装体62を上記放
熱フイン板4と密着し得る様に構成してある。
而して上記放熱フイン板4は板材を断面波形に
屈曲成形して作ると共に、上記外装体62の上側
に上記頭部載置面と平行する様に配設してあり、
上記放熱フイン板4により蓄冷剤包装体6と頭部
載置面との間に硬質な中間放熱層が形成されてい
る。
〈作用〉 本案枕はこの様なものであるから、蓄冷剤包装
体6の蓄冷剤61から発する冷気が放熱フイン板
4を介して頭部載置面に伝達され、この冷気によ
つて使用者の頭部が冷却される。
而して、上記放熱フイン板4は、蓄熱剤包装体
6の上側にあつて頭部載置面に対向しているた
め、蓄熱剤包装体6の冷気は放熱フイン板4によ
つて集中的に頭部載置面へ伝達されると共に、放
熱フイン板4が硬質中間放熱層を形成しているた
め、頭部載置面への冷気放射作用が平均的に行な
われる。
〈実施例〉 第1図乃至第3図に示す実施例では、本案枕は
適度の硬度有する通気性発泡体やソバ殻等で形成
されたクツシヨン層1と、このクツシヨン層1の
内側に設けられた断熱性の良い発泡ウレタン樹脂
等の支体部2と、この支体部2の中心に横長に形
成されると共に枕の側面に開口する空室3とを備
えた枕本体Mと、この枕本体の空室3内に上記支
体部2の内壁に接する様に設けられた硬質放熱フ
イン板4と、上記放熱フイン板4と上記クツシヨ
ン層1とを熱的に結合せしめるための通気性フイ
ルター5と、上記空室3内に収容された蓄冷剤包
装体6と、上記クツシヨン層1を包覆する外カバ
ー7と、上記空室3の開口部を開閉する、例えば
ゴム物質等の軟質材料で作られた蓋体8とを備え
た構成に作られている。
上記空室3と蓋体8とはその対向する内面に
夫々凹部31,81を凹設して、これに蓄冷剤包
装体6の両端を 合保持する様に設計されてお
り、上記蓄冷剤包装体6は例えば多糖類にポリエ
チレングリコールを配合した蓄冷剤61を、アル
ミニユーム等の熱伝導性の良い材料で作られた外
装体62により缶詰状に包装した構成に作られて
いる。而してこの様な蓄冷剤包装体6としては日
本軽金属株式会社の製造に係る商品名チルフアー
スト缶詰が存在する。
上記放熱フイン板4はアルミニユーム等の熱伝
導性の良い硬質板材を断面波形に屈曲成形して作
られており、第3図に示す如く平行状の山形部分
41により放熱面を形成している。
上記クツシヨン層1と支体部2とは、第4図に
示す如く1体構造であつても良く、この場合には
発泡ウレタン合成樹脂や発泡スチレン合成樹脂等
を材料としたクツシヨン層1に空室3と連通する
通孔11を形成してこれによりクツシヨン層1と
放熱フイン板4とを熱的に結合すれば良い。
更に又第4図に示す実施例では、上記蓄冷剤包
装体6は空室3の凹部31と空室3の開口側に設
けられた受部32とにより両端を支承されてお
り、従つて上記蓋体8には凹部81が設けられて
いない。
上記放熱フイン板4は、第2図、第3図に示す
如く、山形面41が平行状に作られているから、
上記空室3は蓄冷剤包装体6を収める部分33と
放熱フイン板4を収める部分34とを有する様に
形成される。
第1図においては、上記放熱フイン板4と上記
クツシヨン層1とを熱的に結合せしめる手段とし
て、通気性フイルター5が示されているが、この
熱的結合手段としては、第2図に示す如く、通孔
21を併設しても良いし、或は又通気性のフイル
ター5と通孔21とのいづれかの一方のみを用い
ても良い。
〈考案の効果〉 本案枕は、この様に、断面波形で硬質の放熱フ
イン板4を蓄冷剤包装体6の上側に熱的に結合し
て設けたものであるから、蓄冷剤包装体6の冷気
が放熱フイン板4に集中的に伝達されて効率良く
頭部載置面上の人体頭部へ送られると共に、放熱
フイン板4が硬質な中間放熱層を形成するため、
内部に空間3が形成されていても、使用時におけ
る枕本体Mの大きな変形を防止出来る効果があ
り、更に又放熱フイン板4が常に人体頭部と平行
状に位置しているため、人体頭部へ加わる冷気が
平均されると云う効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案枕の縦断正面図、第2図は第1図
は第1図−線に沿つた断面図、第3図は同上
枕に使用する放熱フイン体の斜視図、第4図は本
案枕の他の実施例を示す縦断正面図である。 図中1はクツシヨン層、3は空室、4は放熱フ
イン板、6は蓄冷剤包装体、Mは枕本体を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 人体の頭を載せる頭部載置面を変形可能なクツ
    シヨン層で形成すると共に内部には空室を有する
    枕本体と、この枕本体の空室内に収められると共
    に上記頭部載置面と熱的に結合された硬質放熱フ
    イン板と、この放熱フイン板と熱的に結合する様
    に上記空室内に収容された蓄冷剤包装体とを有
    し、上記蓄冷剤包装体は熱伝導性の良い外装体に
    よつて畜冷材を包覆した構成に作ると共に上記外
    装体と上記放熱フイン板とを密着せしめる様に構
    成した枕において、上記放熱フイン板を断面が波
    形になる様に屈曲成形した板材で作ると共に、こ
    の放熱フイン板を上記頸部載置面と平行に配置し
    て構成した冷却機能を有する枕。
JP1985157197U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0335189Y2 (ja)

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JP1985157197U JPH0335189Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JP1985157197U JPH0335189Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6264375U JPS6264375U (ja) 1987-04-21
JPH0335189Y2 true JPH0335189Y2 (ja) 1991-07-25

Family

ID=31079522

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS412362Y1 (ja) * 1964-07-17 1966-02-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630305Y2 (ja) * 1978-11-06 1981-07-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS412362Y1 (ja) * 1964-07-17 1966-02-16

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JPS6264375U (ja) 1987-04-21

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