JPH0335148Y2 - - Google Patents

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JPH0335148Y2
JPH0335148Y2 JP1987147863U JP14786387U JPH0335148Y2 JP H0335148 Y2 JPH0335148 Y2 JP H0335148Y2 JP 1987147863 U JP1987147863 U JP 1987147863U JP 14786387 U JP14786387 U JP 14786387U JP H0335148 Y2 JPH0335148 Y2 JP H0335148Y2
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JP
Japan
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brush
cleaning
brushes
row
tooth
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JP1987147863U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、毛先を歯に向けブラシ部を垂直に歯
にあてて磨くと、咬合面、頬舌面及び歯頸部を同
時に磨くことができ、かつスクラビング法、バス
法等の高度なブラツシング法を容易に行うことが
できるようにした歯ブラシに関する。
(従来の技術) 従来、歯磨方法(ブラツシング法)には種々の
方法が知られており、特にバス法及びスクラビン
グ法は高度なブラツシング法として推奨されてい
る。バス法は、まず歯ブラシを歯軸に対して咬合
面方向から約45度にあて、毛先の位置は歯頸部に
置き、歯面に沿つてすべるような感じでわずかな
圧迫を加えると、毛先が自然に歯肉溝内に誘導さ
れ、ついで毛先の位置を動かさずに歯ブラシの頭
部を近遠心方向に数秒間小さな前後振動を加え、
また前歯部舌面及び最後方臼歯の遠心面は、歯ブ
ラシの刷毛部の先端を縦に挿入し、同一動作を繰
り返す方法である。スクラビング法は、ブラツシ
ング動作自体の難易性およびブラツシングによる
為害作用(歯の摩耗や歯肉の退縮)を考慮した清
掃効果の高い方法で、歯ブラシの毛先を歯面に直
角にあて、近遠心的に数mm歯面をこする要領で歯
ブラシ全体を振動し、頬面では歯ブラシの毛先が
一方では頬側咬頭をまたぎ、他方は歯肉辺縁の近
くにあり、隣接歯面では歯ブラシの毛束が歯間腔
に入つた状態で前後の微振動を行い、また、舌前
においても同様であるが、歯ブラシと歯面の角度
頬面作掃時よりも浅く、舌側歯面と咬合面にまた
がつた状態で前後的に微振動を行う方法である。
これらの高度な歯磨法を通常の歯ブラシで行うの
は通常人にとつてなかなか困難でありかつ面倒な
ことであるから、これらの歯磨法はなかなか実施
されていないのが現状である。
一方、の頬側面及び舌側面を同時に一操作にて
磨くことを目的とした歯ブラシは既に提案されて
いる(特開昭57−52408号)が、この歯ブラシで
は刷毛列を内方に単に湾曲または折曲させている
だけであるから、上述した高度なブラツシング法
を確実かつ簡単に実施することは不可能なもので
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上述した従来の歯ブラシをさらに改
良し、スクラビング法、バス法等のブラツシング
法を確実かつ簡単に行うことを可能とした歯ブラ
シを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の要旨は、長尺状握り部と、該長尺状握
り部に直線状に接続されたブラシ部とを具備し、
該ブラシ部の長手方向の中央部に短尺の咬合面清
掃用刷毛列を植設し、該短尺の歯磨用刷毛列の外
側に一対の頬舌面清掃用刷毛列を植設しかつ該頬
舌面清掃用刷毛列の中央部分を100〜160度の角度
で内方にかつ互いの先端面が相対向するように屈
曲せしめ、該頬舌面清掃用刷毛列のさらに外側に
一対の歯頸部清掃用刷毛列を植設しかつ該歯頸部
清掃用刷毛の中央部分を100〜160度の角度で内方
にかつ互いの先端面が相対向するように屈曲せし
めたことを特徴とする歯ブラシ。
該ブラシ部の上面長手方向に断面略V字状の
凹部面を形成し、該凹部状ブラシ部上面に上記し
た各刷毛列を植設するように構成すれば、各刷毛
列の弾力性が増大し刷毛による清掃効果が一層高
まるものである。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
図中、2は本考案に係る歯ブラシで、長尺状握
り部4と、該長尺状握り部4に直線状に接続され
たブラシ部6とを有している。8は、該ブラシ部
6の長手方向の中央部に植設された短尺の咬合面
清掃用刷毛列である。この咬合面清掃用刷毛列8
は歯の咬合面Aおよびその隣接部の清掃を行う。
10,10は、該短尺の咬合面清掃用刷毛列8の
外側第に植設された一対の頬舌面清掃用刷毛列で
ある。該頬舌面清掃用刷毛列10は、その中央部
分が100〜160度の角度で内方にかつ互いの先端面
が相対向するように屈曲せしめられている。この
頬舌面清掃用刷毛列10は歯の頬測部B1、舌側
部B2及びそれらの隣接面の清掃を行う。12,
12は、該頬舌面清掃用刷毛列10のさらに外側
に植設された一対の歯頸部清掃用刷毛列である。
該歯頸部清掃用刷毛列12も、その中央部分が
100〜160度の角度で内方にかつ互いの先端面が相
対向するように屈曲せしめられている。この歯頸
部清掃用刷毛列12は歯の歯頸部C及びその隣接
面の清掃及び歯肉のマツサージを行うものであ
る。
上記した各刷毛列8,10及び12のあたる部
位は虫歯ができやすくかつ歯苔ができやすい部分
である。また咬合面清掃用刷毛列8、頬舌面清掃
用刷毛列10、歯頸部清掃用刷毛列12の高さが
異なり、これらの順に高さが高くなつている。
上記頬舌面清掃用刷毛列10及び歯頸部清掃用
刷毛列12は、所定の角度で屈曲されているため
歯面及び歯肉に対して45〜90度の角度の毛があた
るようになつている。咬合面清掃用刷毛8は歯面
に対して90度であたるようになつている。また頬
舌面清掃用刷毛列10は咬合面清掃用刷毛列8の
長手方向に対して交互の位置となるよう植設され
ており、かつ歯頸部清掃用刷毛列12は前記咬合
面清掃用刷毛列8と同位置となるよう植設されて
いること及びこれらの刷毛列10及び12を屈曲
することによつて歯ブラシの幅をできるだけ小さ
くして口内での異物感を少なくできるものであ
る。さらに、この刷毛10及び12の屈曲によ
り、毛にかかる力が直線的でなく曲線的にかかり
力が少し外に逃げるため歯肉を傷つけることなく
ブラツシング及びマツサージを行うことが可能と
なる。
従来の通常の歯ブラシであると咬合面、頬側及
び舌側の3面を分けて磨くため、歯磨の時間はそ
れだけの時間を要したが、本考案の歯ブラシでは
毛先を歯に向け、即ち歯ブラシを歯に垂直に当て
て磨くと、咬合面A、頬側及び舌側の歯面B1及
びB2及び歯頸部Cを一度に磨くことができるた
め、すくなくとも従来の半分の時間で歯磨を行う
ことができるものである。
本考案の歯ブラシを用いることによつて、スク
ラビング法及びバス法の2種類の効果的かつ高度
なブラツシング法を簡単に行うことができるもの
である。
外側の刷毛列10及び12を屈曲せしてあるか
ら、歯の矯正装置及びブリツジ(橋義歯)の清掃
も行いやすくなるものである。
外側の2列の刷毛列10及び12の先端の相対
向面は、第6図に示す如く、互いに接触していて
もよいが、第3図に示すごとく、外側の2列の刷
毛列10及び12の先端の相対向面の間に間〓S
が空いている場合にはこの間〓Sを利用して歯ミ
ガキ粉をのせればおちにくいという利点がある。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、咬合面、頬
側及び絶側の歯面を一度に磨くことができ、す
くなくとも従来の半分の時間で歯磨を行うことが
でき、スクラビング法及びバ法の2種類の効果
的かつ高度なブラツシング法を簡単に行うことが
でき、外側の刷毛列10及び12を屈曲せしめ
てあるから、歯の矯正装置及びブリツジ(橋義
歯)の清掃も行いやすくなるという実用的効果を
奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の要部側面図、第3図は同上の正面図、
第4図は刷毛を断面して示した同上の上面図、第
5図は同上の歯ブラシによつて歯磨きを行う場合
を示す説明図、第6図は刷毛の植設状態の他の例
を示す第3図と同様の図面である。 2……歯ブラシ、4……握り部、6……ブラシ
部、8……咬合面清掃用刷毛列、10……頬舌面
清掃用刷毛列、12……歯頸部清掃用刷毛列、A
……咬合面、B……頬舌面、C……歯頸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 長尺状握り部と、該長尺状握り部に直線状に
    接続されたブラシ部とを具備し、該ブラシ部の
    長手方向の中央部に短尺の咬合面清掃用刷毛列
    を植設し、該短尺の歯磨用刷毛列と交互の位置
    となるよう外側に一対の頬舌面清掃用刷毛列を
    植設しかつ該頬舌面清掃用刷毛の毛先が歯面、
    歯肉に対して約45度の角度にあたるよう中央部
    分を120〜150度の角度で内方にかつ互いの先端
    面が相対向するように屈曲せしめ、該頬舌面清
    掃用刷毛列のさらに外側には前記咬合面清掃用
    刷毛列と同位置となるよう一対の歯頸部清掃用
    刷毛列を植設しかつ該歯頸部清掃用刷毛の毛先
    が歯面、歯肉に対して約45度の角度にあたるよ
    う中央部分を120〜150度の角度で内方にかつ互
    いの先端面が相対向するように屈曲せしめ、前
    記咬合面清掃用刷毛列、頬舌面清掃用刷毛列、
    歯頸部清掃用刷毛列の順に高さが高くなるよう
    にしたことを特徴とする歯ブラシ。 2 該ブラシ部の上面長手方向に断面略V字状の
    凹部面を形成し、該凹部状ブラシ部上面に上記
    した各刷毛列を植設したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の歯ブラシ。
JP1987147863U 1987-09-28 1987-09-28 Expired JPH0335148Y2 (ja)

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JP1987147863U JPH0335148Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

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JP1987147863U JPH0335148Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6451431U JPS6451431U (ja) 1989-03-30
JPH0335148Y2 true JPH0335148Y2 (ja) 1991-07-25

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ID=31418661

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JP1987147863U Expired JPH0335148Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

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JPH02206403A (ja) * 1989-02-04 1990-08-16 Kusuo Nanri 口腔内ブラシ

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JPS6451431U (ja) 1989-03-30

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