JPH0334936B2 - - Google Patents

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JPH0334936B2
JPH0334936B2 JP60069246A JP6924685A JPH0334936B2 JP H0334936 B2 JPH0334936 B2 JP H0334936B2 JP 60069246 A JP60069246 A JP 60069246A JP 6924685 A JP6924685 A JP 6924685A JP H0334936 B2 JPH0334936 B2 JP H0334936B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pin
surgical instrument
long side
wound
movable member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60069246A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6141445A (ja
Inventor
Kasupaa Buorufuharuto
Rutsutsue Teodoora
Shubarutsu Teodoora
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AESUKURATSUPU AG
Original Assignee
AESUKURATSUPU AG
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Publication date
Application filed by AESUKURATSUPU AG filed Critical AESUKURATSUPU AG
Publication of JPS6141445A publication Critical patent/JPS6141445A/ja
Publication of JPH0334936B2 publication Critical patent/JPH0334936B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、傷の縁を拡げる外科用器具に関す
る。
〔従来の技術〕
たとえば手術の領域へ自由に到達できるように
するために、傷の縁を拡げるのに、シヤベル状の
移動部材を有するこの種の器具が使用されてい
る。この種の器具の場合には、たとえば台には1
つの移動部材しか設けられておらず、対向してい
る傷の縁を拡げるためには、互いに異なる間隔で
台に固定することのできる2個の移動部材を台に
固定することが多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
フランス特許公報第690530号によれば、一体に
成形された複数の移動部材を有する外科用器具が
知られている。これらの移動部材は、互いに垂直
な調節方向へ移動できるように台に取り付けられ
ている。第1の調節方向は縁を拡げることを可能
とし、第2の方向は手術すべき身体の部分の大き
さに台を適合させるものであり、それによつて身
体の部分は移動部材を有する台に包囲される。こ
の構造を採用すると、個々の移動部材の届く領域
が変化しないという欠点がある。
それぞれの差し込みに応じて、違つた移動部材
の長さを選択しなければならない。移動部材の長
さは、たとえば手術する領域の位置あるいは抑え
ておく組織の厚さに関係する。それでこの種の外
科用の拡幅器具には、通常長さの異なるワンセツ
トの移動部材が含まれており、これを要望に応じ
て台に結合している。このことは購入するときや
管理するのに無駄が多いばかりでなく、多くの場
合に手術中にも、どの大きさの移動部材が必要で
あるかを決定しなければならず、さらに手術中に
移動部材を交換しなければならない。これは面倒
であつて、時間の無駄である。本発明の課題は、
前述の技術分野に属する外科用器具を改良して、
傷口の縁の深さが異なつても唯一の移動部材を用
いて外科用器具を挿入することができるようにす
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するため、本発明によれば
傷の開口外側に載置される短辺部分と傷の縁に添
接される長辺部分とで略L字状に形成される固定
部材、上記長辺部分内で往復動可能に収納される
長辺ガイド部分と上記短辺部分の固定部材からの
突出方向と同じ方向に該長辺ガイド部分より略直
角に突出したエツジ部分とを有する移動部材、及
び上記移動部材の長辺ガイド部分を上記固定部材
の長辺部分に対して相対移動するための駆動手段
を備えた傷の縁を拡げる外科用器具が提案され
る。又、更に本発明によれば上記駆動手段は、固
定部材に設けられ雄ねじ部分を有するピンと、上
記移動部材の長辺ガイド部分に形成されかつ上記
ピンの雄ねじ部分と螺合するめねじ孔とによつて
構成され、上記ピンは上記雄ねじ部分の端部に、
固定部材の短辺部分上に回転可能に載置されるヘ
ツド部分を備え、上記雄ねじ部分は上記短辺部分
を貫通して固定部材の長辺部分長手方向に延び移
動部材のめねじ孔に螺合される。
〔作用〕
固定部材と移動部材とがピンを介して連結さ
れ、ピンのヘツド部分は、固定部材に対し回転可
能に支持され、他方ピンの雄ねじ部分は移動部材
に対し螺合するために、ピンのヘツド部分を回転
することで固定部材と移動部材の相対位置を変え
ることができ、外科用器具全体の長さを所望の長
さに調節することができる。
〔実施例〕
次に、図面を用いて本発明の好ましい実施例を
詳細に説明する。
第1図には外科用器具20が示されており、こ
の外科用器具20は2つの部材、すなわち固定部
材22と移動部材23から構成されてい。
第1図〜第5図に示す外科用器具20には、固
定部材22が設けられており、これは大体におい
て長手方向に略L字状に折曲されたプレートから
形成されており、使用時、傷の開口外側に載置さ
れることになる短辺部分24の外側には周面に環
状溝6を有する固定用大ピン5が取り付けられて
いる。この固定用大ピン5を保持する台(図示せ
ず)に対して外科用器具20が回転することが望
ましくない場合には、台に設けた補完的なポケツ
ト穴(図示せず)に嵌入する固定用小ピン42
を、短辺部分24の固定用大ピン5の隣りに設け
る。短辺部分24とは異なつて、使用時、傷の縁
に添接されることになる長辺部分27の両方の縦
方向の縁にはU字状に屈曲された部分が形成され
ており、この部分が移動部材23の長辺ガイド部
分28を往復動可能に収納するガイド部分44と
して作用する(第4図参照)。
移動部材23は単純なプレートとして形成さ
れ、固定部材22の短辺部分24から遠い端部に
は、ほぼ直角に折屈されたエツジ部分8が形成さ
れており、このエツジ部分8が移動部材23から
突出している方向は、短辺部分24が固定部材2
2から突出している方向と同じである。
長辺部分27と移動部材23の長辺ガイド部分
28とによつて基本的に外科用器具20の中央部
29が構成され、この中央分29を介して固定に
用いられる短辺部分24と屈曲されたエツジ部分
8とが互いに連結される。
移動部材23は、固定部材22のガイド部分4
4によつて、長辺部分27の裏面に平坦に添接す
るように案内されている。移動部材23は、その
内側に半円筒形状に形成され、ガイド部分44の
縦方向エツジ45の間の間〓に嵌入されている嵌
入部分34によつて、さらにガイドを行つてい
る。この嵌入部分34は、移動部材23のエツジ
部分8まで長手方向に延びており、それによつて
同時にピン30を覆うカバー38としても作用す
る。
この嵌入投部分34には、長手方向に平行なめ
ねじ孔46が形成されており、このめねじ孔46
中に補完的な雄ねじ部分36を有するピン30を
螺合することができる。ピン30はさらに固定軸
受32によつて短辺部分24に保持されている。
ピン30の台側の端部にはヘツド部分48が設け
られており、このヘツド部分48には六角溝40
が形成されている。
固定軸受32の台側は短辺部分24に設けられ
た、ヘツド部分48を係留のためのストツパ31
によつて構成され、反対側はピン30に形成され
た環状溝33に嵌入する止め輪35によつて構成
されており、前記止め輪35は短辺部分24の面
の内、台とは反対側の面に添接する。
ピン30は固定軸受32によつて、短辺部分2
4に対して固定されるが、それはピン30を回わ
さない移動部材23を固定部材22に対して移動
させることができないように固定される。この固
定軸受32の機能は、ピン30を固定部材22内
に固定し、押さえる傷口領域を調節するときにピ
ン30に作用する軸方向の力を吸収することにあ
る。したがつて一度調節された外科用器具の押さ
え領域は、意図せずに変化することはできない。
もちろん、固定軸受32の構造は、上述の方法に
限定されるものではなく、当業者が知つている他
のどんな方法でも行うことができるのは当然のこ
とである。ピン30を回転させることによつて、
その雄ねじ部分36がめねじ孔46中にさらに進
入したり、あるいはこれからさらに脱け出したり
して、この場合にピン30を固定軸受32内で保
持することにより、移動部材23と固定部材22
の相対的な移動が強制的に行われるので、この移
動によつて外科用器具の長手方向の延びと、それ
に伴つてその押さえ領域を調節することができ
る。
第5図に示すものは、手術の傷中に挿入した外
科用器具20であつて、傷口50に近接してい
る。1点鎖線で示す移動部材23と両方向矢印に
よつて、外科用器具20の長さを保持すべき組織
の深さに適合させる方法が示されている。この外
科用器具20を用いて手術の傷を非常に広く開く
ことができるので、手術の領域へ到達することが
できる。
第5図では、手術の傷の外側から工具54によ
つて外科用器具20の伸長量の調節を行うことで
すでに傷の中に挿入されている外科用器具の伸長
量の調節が容易になることが特に明らかにされて
いる。手術の傷の固有の深さは、手術の領域を開
けて、外科用器具を挿入したときに決定されるの
で、傷中にすでに挿入されている外科用器具を調
節できるということは、特に興味深いことであ
る。
図に示す外科用器具20は、固定用大ピン5を
用いて図示していない台の保持装置中へ挿入する
ことができ、この場合にばね部材が溝6中に嵌入
して外科用器具20自体が抜け落ちないように固
定する。すると外科用器具20は固定用大ピン5
の縦軸を中心に回動可能に保持される。
外科用器具20が台に対して回動することを望
まない場合には、台に設けられた保持装置の補完
的な凹部中に嵌入する固定用小ピン42を用い
て、外科用器具20の回動を防止することができ
る。
〔発明の効果〕
長さを調節できる外科用器具を使用することに
よつて、長さの異なる1セツトの外科用器具を使
用することはもはや必要でない。
即ち、外科用器具を構成する固定部材と移動部
材を結合するピンの雄ねじ部分を移動部材のめね
じ孔中へ螺合して入れるあるいは出すことによ
り、随時所望の長さに調節することができる。
また長さを調節するのに必要な工具を手術の傷
の外側で外科用器具に使用することができるとい
う利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による外科用器具の実施例の第
3図1−1線に沿つた断面図;第2図は第1図に
示す器具の上面図;第3図は第1図に示す器具の
前面図;第4図は第2図の4−4線に沿つた断面
図;第5図は傷に挿入された、2本の長さ調節で
きる外科用器具の側面図。 5……固定用大ピン、6……環状溝、8……エ
ツジ部分、9……中央部、20……外科用器具、
22……固定部材、23……移動部材、24……
短辺部分、27……長辺部分、28……長辺ガイ
ド部分、29……中央部、30……ピン、31…
…ストツパ、32……固定軸受、33……環状
溝、34……嵌入部分、35……止め輪、36…
…雄ねじ部分、38……カバー、40……六角
溝、42……固定用小ピン、44……ガイド部
分、45……縦方向エツジ、46……めねじ孔、
48……ヘツド部分、50……傷口、52……組
織。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 傷の開口外側に載置される短辺部分と傷の縁
    に添接される長辺部分とで略L字状に形成される
    固定部材、上記長辺部分内で往復動可能に収納さ
    れる長辺ガイド部分と上記短辺部分の固定部材か
    らの突出方向と同じ方向に該長辺ガイド部分より
    略直角に突出したエツジ部分とを有する移動部
    材、及び上記移動部材の長辺ガイド部分を上記固
    定部材の長辺部分に対して相対移動するための駆
    動手段を備えた傷の縁を拡げる外科用器具におい
    て、 上記駆動手段は、固定部材に設けられ雄ねじ部
    分を有するピンと、上記移動部材の長辺ガイド部
    分に形成されかつ上記ピンの雄ねじ部分と螺合す
    るめねじ孔とによつて構成され、 上記ピンは上記雄ねじ部分の端部に、固定部材
    の短辺部分上に回転可能に載置されるヘツド部分
    を備え、上記雄ねじ部分は上記短辺部分を貫通し
    て固定部材の長辺部分長手方向に延び移動部材の
    めねじ孔に螺合されることを特徴とする傷の縁を
    拡げる外科用器具。 2 上記ピンは、固定部材の短辺部分に設けられ
    る固定軸受によつて保持されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の外科用器具。 3 ピンが、カバーによつて保護されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項あるいは第2
    項に記載の外科用器具。 4 ピンのヘツド部分には六角溝が形成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項から第
    3項のいずれか1項に記載の外科用器具。 5 移動部材が、ピンによる固定部材に対する回
    転に対して固定されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項から第4項のいずれか1項に記
    載の外科用器具。
JP6924685A 1984-04-04 1985-04-03 傷の縁を拡げる外科用器具 Granted JPS6141445A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3412647 1984-04-04
DE3412647.3 1984-04-04
DE3509787.6 1985-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6141445A JPS6141445A (ja) 1986-02-27
JPH0334936B2 true JPH0334936B2 (ja) 1991-05-24

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ID=6232649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6924685A Granted JPS6141445A (ja) 1984-04-04 1985-04-03 傷の縁を拡げる外科用器具

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JP (1) JPS6141445A (ja)

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JPS6141445A (ja) 1986-02-27

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