JPH0334616Y2 - - Google Patents

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JPH0334616Y2
JPH0334616Y2 JP1985030828U JP3082885U JPH0334616Y2 JP H0334616 Y2 JPH0334616 Y2 JP H0334616Y2 JP 1985030828 U JP1985030828 U JP 1985030828U JP 3082885 U JP3082885 U JP 3082885U JP H0334616 Y2 JPH0334616 Y2 JP H0334616Y2
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making
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making water
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は噴射式製氷機に関し、特に、貯氷完了
検知を確実に行うための新規な改良に関するもの
である。
b 従来の技術 従来、用いられていたこの種の噴射式製氷機に
おける貯氷完了検知装置としては、種々の構成が
提案されているが、その中で代表的な構成につい
て述べると、第7図、第8図及び第9図の具体的
構成に示される通りである。
すなわち、全体がほぼ箱形をなす本体1の天板
1a内の取付板1bには複数の製氷小室2aを有
する製氷室2が固定して設けられ、この製氷室2
の上面には、前記本体1の底板1c上に配設され
凝縮器3及び圧縮機4等からなる冷却部5に接続
された蒸発器6が装着されている。
前記取付板1bの軸支部7には、互いに一体に
構成された水皿8及び製氷水タンク9が片持式に
矢印の方向において往復回動可能に設けられ、こ
の水皿8及び製氷水タンク9は、図示しないギヤ
ードモータにより前述の往復回動を行うことが出
来るものである。さらに、前記製氷水タンク9の
底部9aには、循環ポンプモータ10が設けられ
ており、この循環ポンプモータ10の吸入口10
aから吸入された製氷用水9bは、吐出口10b
を経て前記水皿8内に供給されると共に、水皿8
に形成された各噴水孔8aから前記製氷室2の各
製氷小室2a内に噴射供給される構成である。
前記取付板1bの一部には、前記水皿8とばね
部材11bによつて接続されたカムアーム11が
軸支部12を介して回転自在に装着されており、
このカムアーム11のカム面11aは前記水皿8
の上面8bと接合可能に構成され、このカムアー
ム11が図示しないギヤードモータにより回転す
ると、水皿8が下方に回動されて水皿8の上面8
bと前記製氷室2の下面2aとの接合状態が強制
的に解除される構成である。
尚、除氷サイクルにおいて、前記水皿8及び製
氷水タンク9が回動されて二点鎖線で示す位置迄
回動すると、前記各製氷小室2aから落下した角
氷13は、傾斜した前記水皿8の面上を滑落し、
前記本体1内の下部に形成された貯氷庫14内に
貯氷される構成であり、貯氷庫14上には、排水
皿14aが設けられ、ドレイン14bから製氷残
水が排水される。
さらに、前記取付板1bの下面における一端に
は、貯氷完了検知装置15が設けられ、この貯氷
完了検知装置15の基部16は前記取付板1bに
固定されていると共に、この基部16内にはマイ
クロスイツチ17が内蔵されている。前記基部1
6の下端には、貯氷検知棒18を有する貯氷検知
体19が軸支部20を介して回動自在に設けられ
ている。
又、第9図に示す構成は、従来構成における前
記貯氷完了検知装置15の他の構成を示すもので
あり、基部16内にはマイクロスイツチ17が設
けられ、このマイクロスイツチ17の可動レバー
17aには、前記基部16に回動自在に設けられ
た板状の貯氷検知体19が接合していた。
c 本考案が解決しようとする問題点 以上のような従来構成においては、貯氷完了検
知装置15の貯氷検知体19が細長い棒状形(第
8図に示す)又は小形の板状形(第9図に示す)
であるが故に、種々不都合な欠点を有していた。
例えば、底面の広い貯氷庫14の場合、前記貯
氷検知体19の形状が小形であるため、第10図
に示されるように、貯氷された氷13の極く一部
のみを検知しているにすぎなく、貯氷全体の傾向
を検知することは出来ず、正確な貯氷量の検知を
行うことが不可能であつた。
又、氷13を貯氷庫14から取り出す場合、小
形のスコツプ20を使用することが多く、第11
図に示されるように、勢いよくスコツプ20を貯
氷庫14内に入れると、スコツプ20の先端が前
記貯氷検知体19に衝突して前記貯氷検知体19
が折れたりするような破損が発生することがあつ
た。
又、第12図に示されるように、氷取り出し作
業中、このスコツプ20によつて氷13が押さ
れ、誤つて貯氷検知体19が氷13により回動さ
れて貯氷検知の誤信号を発生することがあつた。
さらに、第13図に示す構成においては、前記
貯氷検知体19の小面積の部分だけ、氷13に接
触しているため、貯氷完了検知の動作終了後、全
体の氷13はまだ満杯状態であるにも拘わらず、
前記貯氷検知体19に直接接触している部分の氷
のみが早く融解し、前記貯氷検知体19は第13
図のBで示すように貯氷完了未検知の状態とな
り、製氷サイクルが再開される。しかしながら、
この状態において、実際には、前記貯氷庫14内
は氷13で満杯状態であると共に、貯氷検知体1
9の囲りに形成された隙間には氷13が入りにく
いため、製氷サイクルは際限なく継続されること
になり、所定レベルよりもさらにその上の位置に
貯氷が行われ、最終的には、第13図のCで示す
ように、製氷水タンク9と衝合することになつ
て、破損の起ることがあつた。さらに、前述の第
7図に示される従来構成においては、第14図で
示すように排水皿14aの存在によつて氷13が
ドア21の方にまでせり出し、ドア21の開閉に
困難を極めていた。
d 問題点を解決するための手段 従つて、本考案は、以上のような種々の欠点、
特に排水皿が存在することによる欠点を速やかに
除去するための極めて好適な手段を提供すること
を目的とするものである。
この目的を達成するための本考案の要旨とする
ところは、本体に固定配置された製氷室と、該製
氷室に対し開閉自在に設けられ、製氷時に閉位置
にあり、除氷時に開位置にある水皿及び製氷水タ
ンクと、同水皿及び同製氷水タンクの下方に配設
された貯氷庫とを有し、製氷時に前記製氷水タン
ク内の製氷用水を前記水皿を介して前記製氷室内
に下方から噴射させて製氷を行い、除氷時に氷を
前記貯氷庫内に貯留する噴射式製氷機において、
前記製氷水タンクの底部を実質的に覆うように、
同製氷水タンクに関して回動自在に片持式に設け
られた氷検知部材と、除氷時に同氷検知部材が前
記製氷水タンクに関して回動した場合に連動し、
同氷検知部材の所定量の回動状態を、前記貯氷庫
内における貯氷完了として検知するための貯氷完
了検知装置と、前記製氷水タンクの開位置への回
動時に同製氷水タンク内の製氷残水を外部に排出
すべく同製氷水タンクに接続された可撓性の排水
ホースの形態の排水手段とを備えてなる噴射式製
氷機に存する。
e 作用 製氷工程時に、製氷室において角氷が成長し、
所定の大きさになると、水皿及び製氷水タンクが
製氷室に関して開位置へ回動し、除氷工程に移
る。このように水皿及び製氷水タンクが回動する
際に、氷検知部材も枢動する。
製氷工程の終了時には、製氷水タンク内に残水
があるが、この残水は製氷水タンクが上述のよう
に開位置に回動する際に、可撓性ホースを通つて
外部に排出される。
また、貯氷庫に角氷が所定量まで貯留されてい
れば、氷検知部材が前述のように枢動した際に、
製氷水タンクの底部を実質的に覆う大きな面積の
氷検知部材は、堆積した角氷の山に接触して上に
押し上げられ製氷水タンクに関して回動する。
この回動に連動して、貯氷完了検知装置が作動
し、貯氷庫における貯氷完了を検知する。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による噴射式製氷機の
好適な実施例について詳細に説明する。尚、従来
例と同一部分又は同等部分には従来例と同一符号
を用いて説明する。
第1図から第6図迄は、本考案による噴射式製
氷機の好適な実施例を示すためのものである。
図面において符号1で示されるものは、全体が
ほぼ箱形をなす本体であり、この本体1の天板1
aの取付板1bには複数の製氷小室2aを有する
製氷室2が固定して設けられ、この製氷室2の上
面には、前記本体1の底板1c上に配設され凝縮
器3及び圧縮機4等からなる冷却部5に接続され
た蒸発器6が装着されている。
前記取付板1bの軸支部7には、互いに一体に
構成された水皿8及び製氷水タンク9が片持式に
矢印の方向において往復回動可能に設けられ、こ
の水皿8及び製氷水タンク9は、図示しないギヤ
ードモータにより前述の往復回動を行うことが出
来るものである。さらに、前記製氷水タンク9の
底部9aには、循環ポンプモータ10が設けられ
ており、この循環ポンプモータ10の吸入口10
aから吸入された製氷用水は、吐出口10bを経
て前記水皿8内に供給されると共に、水皿8に形
成された各噴水孔8aから前記製氷室2の各製氷
小室2a内に噴射供給される構成である。
前記取付板1bの一部には、前記水皿8とばね
部材11bによつて接続されたカムアーム11が
軸支部12を介して回転自在に装着されており、
このカムアーム11のカム面11aは前記水皿8
の上面8bと接合可能に構成され、このカムアー
ム11が図示しないギヤードモータにより回転す
ると、水皿8が下方に回動されて水皿8の上面8
bと前記製氷室2の下面2bとの接合状態が強制
的に解除される構成である。
さらに、前記水皿8と一体に形成された製氷水
タンク9の外周位置には、この製氷水タンク9と
ほぼ相似形をなすと共に空隙9eを有しやや大形
の形状を有する氷検知部材15が配設され、この
氷検知部材15の一端15aは、前記製氷水タン
ク9の一部に設けられた軸支部15bに回動自在
に軸支されていると共に、この氷検知部材15の
他端15cは、第3図及び第4図に示すように、
前記軸支部15bを中心として回動出来るように
構成されている。
前記製氷水タンク9の外側面9cには、一対の
ストツパピン9d(図面には一方のみ示されてい
る)が水平状態で突出して形成されており、この
ストツパピン9dは前記氷検知部材15の側壁1
5dの両側に形成された長孔状の一対のストツパ
孔15e(図面には一方のみ示されている)と係
合すると共に、このストツパ孔15eを貫通して
いる。前記ストツパピン9d及び前記ストツパ孔
15eとにより、前記氷検知部材15の回動(除
氷時に一方向に傾動する動作)角度を一定範囲と
するための回動角度ストツパ手段20を構成し、
通常、前記ストツパピン9dは前記ストツパ孔1
5eの上壁15fと接合し、前記氷検知部材15
が貯氷庫14の氷13と接合した場合には、前記
ストツパ孔15eの下壁15gと接合し、前記氷
検知部材15の前記製氷水タンク9に対する回動
(傾動)範囲は、前記ストツパ孔15eの範囲内
に限定されている。
前記氷検知部材15の側壁15dの上端近傍位
置には、マイクロスイツチ21が取付けられ、こ
のマイクロスイツチ21には作動レバー22が作
動自在に設けられると共に、この作動レバー22
の作動により前記マイクロスイツチ21のオン・
オフが行われる構成である。さらに、前記製氷水
タンク9の外側面9cには、前記作動レバー22
と接合可能に構成されたスイツチ動作板23が設
けられており、前記マイクロスイツチ21と前記
スイツチ動作板23とにより貯氷完了検知装置2
4を構成している。
前記貯氷完了検知装置24は、通常、前記氷検
知部材15が氷13と接合していない時、すなわ
ち、非氷検知状態においては、前記作動レバー2
2と前記スイツチ動作板23とは、第1図及び第
3図に示されるように非接合状態であり、さら
に、前記氷検知部材15が氷13と接合している
時、すなわち、氷検知状態においては、前記作動
レバー22と前記スイツチ動作板23とは、第4
図に示されるように接合状態であり、前記マイク
ロスイツチ21の接点のスイツチングが行われて
いる。
さらに、前記製氷水タンク9及び水皿8の一端
8cには、排水部25を介して排水ホース25a
が一体状に設けられていると共に、この排水ホー
ス25aの先端部25bは、前記製氷水タンク9
及び水皿8における排水ホース25aが取付けら
れた前記一端8c(第1図において右側位置)と
同じ側の前記本体1の壁部1e(第1図において
右側位置)に設けられた排水ホース案内孔26及
びガイド体27を貫通して、本体1外に導出され
ている。
尚、除氷サイクルにおいて、前記水皿8及び製
氷水タンク9が回動されて、第3図で示す位置迄
回動して傾斜すると、前記各製氷小室2aから落
下した角氷13は、傾斜した前記水皿8の面上を
滑落し、前記本体1内の下部に形成された貯氷庫
14内に貯氷される構成であり、前記製氷水タン
ク9内の製氷残水は前記排水ホース25aを経て
前記本体1外に排出される。
第2図に示すものは、本考案による噴射式製氷
機に適用しうる概略的回路図を示すものであり、
電源スイツチSW1は遮断器F及び作動スイツチ
SW2を介して圧縮機4及び制御回路28に接続さ
れ、電源スイツチSW1をオン状態とした後、作動
スイツチSW2のオン・オフによつて製氷機自体の
作動を制御することが出来るものである。
次に、以上のような構成において、本考案によ
る噴射式製氷機を作動させる場合について説明す
る。
第1図の状態において、冷却部5を作動させて
蒸発器6に冷媒ガスを供給し、製氷室2の各製氷
小室2aの冷却が開始されると共に、製氷水タン
ク9の循環ポンプ10が作動を開始すると、この
製氷水タンク9内の製氷水が各製氷小室2a内に
水皿8を介して供給される。
前述の製氷サイクルが進行して各製氷小室2a
内に角氷13が成長し終ると、図示しない製氷完
了検知装置が作動して製氷完了が検知され、前記
冷却部5及び循環ポンプ10の作動が停止され
る。
この状態において、図示しないギヤードモータ
が作動すると、カムアーム11が回動を始め、製
氷室2と水皿8との接合が、前記カムアーム11
のカム面11aが前記水皿8の表面と接合するこ
とによつて解除され、水皿8、製氷水タンク9及
び氷検知部材15は、ほぼ一体状となつて同時に
図示しないギヤードモータにより、第3図に示さ
れるように、下方に回動されて傾斜した状態とな
る。
同時に除氷サイクルの開始となり、前記製氷室
2に設けられた蒸発器6にホツトガスが供給さ
れ、製氷室2の温度が上昇すると、各製氷小室2
a内の角氷13はその自重により落下を開始し、
貯氷庫14内に角氷13が貯氷されていく。
前述の製氷サイクルが進行し、前記貯氷庫14
内に角氷が徐々に貯められていくが、第3図の状
態においては、前記貯氷庫14の中に十分貯氷さ
れていないので、前記氷検知部材15は、前記ス
トツパピン9dは前記ストツパ孔15eの上壁1
5fと接合した状態となつており、前記貯氷完了
検知装置24はオフ状態を保つている。
さらに、前述の製氷サイクルが進行し、第4図
に示す状態となり、前記貯氷庫14内において十
分な角氷13の貯氷が完了すると角氷13は上方
まで集積された状態となり、前記氷検知部材15
の外面15hが角氷13の一部と接合する。つま
り、第4図の状態では、除氷サイクル動作におい
て、水皿8、製氷水タンク9及び氷検知部材15
が回動して傾動した場合、前記氷検知部材15の
外面15hが角氷13の一部と接合し停止した状
態となるが、前記水皿8及び製氷水タンク9の図
示しないギヤードモータは継続して前記水皿8及
び製氷水タンク9の傾動動作を行うため、製氷水
タンク9に設けられたスイツチ動作板23が降下
してマイクロスイツチ21の作動レバー22が下
方に下げられ、このマイクロスイツチ21の接点
(図示せず)がオン状態となり、前記貯氷完了検
知装置24が貯氷完了を検知し、前記水皿8等の
傾動を行うための図示しないギヤードモータの作
動を停止する。製氷された氷は自然溶解によつて
自重で落下するが、ホツトガスによつて除氷完了
後機械を停止するように構成してもよい。
尚、前述の状態において、前記ストツパピン9
dは前記ストツパ孔15eの下壁15gと接合
し、氷検知部材15の回動範囲が規制されるた
め、前記マイクロスイツチ21には一定以上の押
圧力が加わらず、破損等が起らないように構成さ
れている。
次に、第4図の状態において、角氷13の販売
又は取出しが進行し、角氷13の量が減少する
と、前記氷検知部材15と角氷13との接合が解
除されるため、前記氷検知部材15は下方に降下
し、作動レバー22とスイツチ動作板23との接
合も解除され、マイクロスイツチ21はオフ状態
となり、再び、製氷サイクルが開始される。
第1図に示すように本実施例においては、前記
氷検知部材15が前記製氷水タンク9の外周を所
要の空隙9eでもつて覆うように構成されている
ので、製氷水タンク9に付着する水滴の落下を防
止すると共に、冷気が滞留し空気断熱効果を生
じ、製氷水タンク9の水温を低く保て製氷能力を
アツプすることができる。又、循環ポンプモータ
10及びマイクロスイツチ21が氷検知部材15
の上側部分に設けられているため、スコツプ等に
より破損されることがない。
尚、本実施例においては、前記氷検知部材15
は、前記製氷水タンク9の外形とほぼ相似形をな
し、やや大形の場合について説明したが、本考案
は以上の構成に限定されるものではなく、他の変
形構成にした場合も、本考案の範囲内であること
は述べるまでもないことである。
g 考案の効果 本考案による噴射式製氷機は、以上のような構
成と作用とを備えているため、貯氷庫の底面積に
対して、極めて大きい接触面で貯氷完了検知を行
うことが出来、検知ミスを皆無にすることが出来
る。
又、常に、氷の上から氷検知部材が検知確認を
しているため、従来のように、氷が融解して再運
転後に、角氷が氷検知部材に近づくことが出来な
いようなことによる検知不良は完全に除去され、
貯氷量を正確に所定レベルで保つことが出来る。
さらに、氷検知部材は前記製氷水タンクとわず
かな間隔をおいて設けられているため、スペース
効率が極めて良好であり、氷取出し中にスコツプ
が接合して氷検知部材を切損することもなく、ス
コツプにより氷検知部材を誤動作させることもな
い。
又、本考案による噴射式製氷機によれば、第1
4図に示したような排水皿を廃して氷検知部材と
可撓性ホースの形態の排水手段とを製氷水タンク
に関連して設けたので、第5図及び第6図に示す
ように、貯氷庫14の高さを十分に形成すること
が出来るため、第14図に示す従来構成と比較す
ると、高さH1分だけ広くなり、取り出しが容易
となると共に、本体1の立上り部1eを従来構成
に比較すると高さH2分だけ高く形成することが
出来、貯氷庫14内の角氷13のせり出しを防止
することが出来る等の、従来構成では到底なし得
なかつた種々の極めて有効な効果を奏することが
出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図迄は本考案による噴射式製氷
機を示すためのもので、第1図は全体構成を示す
断面図、第2図は制御回路を示す回路図、第3図
は貯氷完了前の状態を示す要部の断面図、第4図
は貯氷完了状態を示す要部の断面図、第5図は第
1図の構成においてドアを開状態にした状態を示
す概略断面図、第6図は第5図の他の実施例を示
す概略断面図、第7図から第14図は従来構成を
示すためのものであり、第7図は噴射式製氷機を
示す断面図、第8図は第7図における貯氷検知部
材を示す斜視図、第9図は従来の他の貯氷検知部
材を示す斜視図、第10図のA,B,Cは氷検知
状態を示す説明図、第11図は氷を取出す状態を
示す説明図、第12図のA,Bは氷を取出す状態
を示す説明図、第13図のA,B,Cは貯氷状態
を示す説明図、第14図はドアを開いた従来構成
を示す概略断面図である。 1は本体、2は製氷室、4は圧縮機、5は冷却
部、6は蒸発器、8は水皿、9は製氷水タンク、
10は循環ポンプ、11はカムアーム、15は氷
検知部材、20は回転角度ストツパ手段、21は
マイクロスイツチ、23はスイツチ作動板、24
は貯氷完了検知装置、25は排水ホースである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1に固定配置された製氷室2と、該製氷室
    2に対し開閉自在に設けられ、製氷時に閉位置に
    あり、除氷時に開位置にある水皿8及び製氷水タ
    ンク9と、同水皿8及び同製氷水タンク9の下方
    に配設された貯氷庫14とを有し、製氷時に前記
    製氷水タンク9内の製氷用水を前記水皿8を介し
    て前記製氷室2内に下方から噴射させて製氷を行
    い、除氷時に氷を前記貯氷庫14内に貯留する噴
    射式製氷機において、前記製氷水タンク9の底部
    を実質的に覆うように、同製氷水タンク9に関し
    て回動自在に片持式に設けられた氷検知部材15
    と、除氷時に同氷検知部材15が前記製氷水タン
    ク9に関して回動した場合に連動し、同氷検知部
    材15の所定量の回動状態を、前記貯氷庫14内
    における貯氷完了として検知するための貯氷完了
    検知装置24と、前記製氷水タンク9の開位置へ
    の回動時に同製氷水タンク9内の製氷残水を外部
    に排出すべく同製氷水タンク9に接続された可撓
    性の排水ホース25aの形態の排水手段とを備え
    てなる噴射式製氷機。
JP1985030828U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH0334616Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS571741A (en) * 1980-06-06 1982-01-06 Denki Kagaku Kogyo Kk Continuous manufacture of dried rubber from rubber series latex

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571741A (en) * 1980-06-06 1982-01-06 Denki Kagaku Kogyo Kk Continuous manufacture of dried rubber from rubber series latex

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JPS61149074U (ja) 1986-09-13

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